■乳房電撃絶頂■ 「では、授乳器官の反応を見るとしよう」 ズキンっ！　ぴく、ぴく…… 　ネルヴァルの宣言が終わらないうちに、高嶺は乳房に衝撃を感じていた。 「はあッ！　クっ、クルっ！」 　ジワジワと乳肉全体が揺さぶられるような感覚と、それに続く乳首の頂点から乳腺の芯に刃物を突き刺され抉られるような激痛……。 「ぐはぁぁぁ〜ッ！　アっ！　あぎィィィ〜!!」 ブルンっ！　ブルブルンっ!! 　身体をギチギチに固定されているにも関わらず、高嶺は両の乳房を激しく振り立てた。 「オッパイがッ！　私のオッパイがァ！」 （オッパイが、ばっ、爆発しちゃうッ!!） グルグルっ！　スリスリっ！　ビリビリっ！　ギュイっ！ 　高嶺の乳房は、蛇のトグロのように蠢く金属触手がつくり出した乳カップの中で揉み立てられ、敏感にさせられた乳肌を擦り立てられて、快感を引き出すように調整された電撃を縦横無尽に浴びせられた。 「膨らんでるッ!?　オッパイが膨らんでる〜ッ!!」 　金属触手に締め上げられ、高嶺は自分の乳房が膨張していく錯覚に怯えた。いや、実際に大量の血液が流入した高嶺の乳房は一回りを越え二回り近く怒張している。 ムニョっ！　プリンっ！　ボインっ!!　ボイ〜ンっ!! 「オッパ……、オッパハヒィィィ！」 　高嶺の猛烈な乳房怒張に追従できない金属触手の乳カップは、膨らんだ乳肉に押し広げられて細かい隙間を生じてしまい、そこから乳房から発汗した熱い汗がしたたった。 ブインっ！　ぶるぶるッ！　ブインっ！　ブインっ！ 　高嶺が大きく仰け反り、鋭く乳房を突き上げるたびに、その汗が周囲に飛沫いた。 「イヤ〜ぁぁぁ！　ちッ、乳首まで〜ッ!!」 ピクっ！　ピクピクっ！　ピィーンっ！　ピンピンっ！ 　乳房の頭頂部に突き立つ金属キャップの中で、高嶺の乳首がムクムクと蠢いていた。電撃の洗礼を浴び狭い金属キャップのなかで、小指大に勃起した乳首が、まるで別の生き物のようにのたうち回る。 「ぎぃぃぃ〜ッ！」 　歯を噛み鳴らし、きつく閉じた眼蓋から時折覗く眼球は白く反転していた。 「おっ、オッパイでイイイっ、イクっ！　イカされる〜ッ!!」 　思わず絶頂の言葉を口にした高嶺の姿に、ネルヴァルは意外にも拷問中止を宣言する。 「フハハハハ。これで終わっては「面白く」ないからな」 　悪魔の乳房責めにより、実際に絶頂に達してしまったのか？　あるいは単に気を失っているのか？　そんな意識を失った高嶺の前に、箱をかぶった奇妙な男たちが集合する。 　その全員が、股間に凶器じみた逸物を隆々と屹立させているのだった……。 →進む →戻る →獅子堂高嶺、捕らわるッ！のトップへ