魔蟲ヒトナリヒル


『魔獣博士メルト・バルガ』著 アルセリア生態研究録 
 魔蟲『ヒトナリヒル』に関する記述より抜粋

 形状:直径10センチ全長30センチ〜60センチ前後のヒル
 生息地:水辺や沼地近くなどの薄暗い洞窟などに生息している。
 特徴:以下参照
 このヒルのおもな食事は詳しくは不明ではあるがその姿からは想像できないほど敏捷である。また基本的には水中で生活するが陸上でも活動は可能ということが研究の結果判明したのは喜ばしい限りだ。感覚器官は触覚が以上に発達しておりかすかな振動を感じ取ることができるがその反面、視覚・聴覚などの感覚は存在するかは不明だ。種族感のコミュニケーションは体同士を擦りあいその振動でコミュニケーションをとってるようだが知能レベルも不明のためどのような会話(?)が
どのようなものかは判断できない。
 さてこのヒルの陸上での生活を観察する上で私が着目したのはヒルの表面の体液だ。さっそく検出し研究した結果、体液には主に感覚を過敏にする効果があることが判明した。これは陸上での敵対生物からいち早く逃げるため感覚を敏感にする必要があるのだろう。また乾燥を避ける目的も含まれていると思われる。
 血を吸うこともなくただ巨大なヒルというだけなら人畜無害であるがこのヒルが魔蟲と呼ばれるのはその繁殖方法だ。この魔蟲は人のしかも年若い少女に特殊な触手で少女の尿道と陰核に寄生する。寄生したヒルは男根の形へと姿をかえる。寄生された少女は最初のころは泣き叫ぶがヒルの分泌液により体をうずくまらせ体を痙攣させながらやがて男根に姿を変えたヒルを男の自慰のように愛撫を始める。最初は嫌悪感と快感にせめぎ合いながらもやがて精神は快楽に支配され快楽の奴隷となり精神をのっとられただひたすらにヒルの繁殖としてつぎつぎに女性たちを陵辱し始める。
 なぜこのような繁殖行為を行うかは不明なのだが一つは古代の魔術師がヒルを改造しつくりあげた魔法生物という説と魔族が開発の段階で破棄した魔界の生物兵器説が有力な候補となっている。
 だが非効率的な出産方法のためにその数は少なく天然のヒトナリヒルはほとんど自然界では見かけることなくなってきている。だが分泌液の効果に目をつけ繁殖させる試みが裏社会では当然のように行われている。大きな都市の下水道には逃げ出したヒトナリヒルが目撃されたという事例もある。またヒトナリヒルを観賞用なので貴族達に売買されることもあり近年ではお抱えの錬金術師に品種改良をさせる貴族もいる。寄生の対象になるの主に没落した貴族令嬢や高級娼婦、奴隷などに寄生させ互いに自慢をしている者達さえいる。
 


 魔術師
 魔術と呼ばれる力を行使しする。その力は様々であり自然へり干渉、物理法則の変化、肉体操作・強化などなどその数、および方式は天上に浮かぶ星の数をも凌駕するといわれている。
 かつてその力で古代の時代を支配した忌むべき存在
 だがその力は数百年前の大崩壊のときより衰退し
 現代では魔術師は独自のギルド(組合)つくりを様々な場で活躍することで魔術師の立場向上に励んおり、アカデミーと呼ばれる教育機関を運営し魔術に限らず様々知識を教えることで知的文化発展に大きく貢献している。
 だが辺境ではいまだに忌避の対象になっているのが現状である。



「ここら辺だよね?」
 長め漆黒の髪をみつあみに結い大き目の眼鏡をかけローブを纏った14、5歳くらいの少女はその年齢には似合わない大きな杖をもって鬱蒼とした茂った薄暗い森の川辺を歩いていた。
「気を引き締めなきゃ。ほかならない領主様の頼みだし…あっまた、この独り言の癖なおさなきゃ…普段は研究所に閉じこもることが多いからついつい考えてることが声に出ちゃうのよね」
 少女の名はミシェル・ミュース、12歳でアカデミーの高等魔術学科に進学(通常、優秀と呼ばれるアカデミー生でも16歳で入学できるかどうかの学科であり、また、卒業には最低でも4年はかかる。が、1、2年の留年はあたりまえの学科である)その学科をわずか2年で卒業した大天才である。その後、その才を買われアルクベルト領アーマイト・A・アルクベルトに仕えることになった。普段は領主の館に研究室を置いている。が、しかし、今回は領内の森で奇妙な生物との報告がありその生物の特定のためにミシェルにその生物の確認が命じられて現在にいたる。
「ただ、見てくるだけだものね…そうそう難しいことじゃ…」
 不安になりながら周りを見回していると何処からとも無く
――グロォグロォ
 と不気味な声が響いてきた。
「な、なに!」
 慌てて声のするほうをみると、人間の子供ほどの大きさの蛙が水の中からあがってきた。
「もしかして、この蛙?たしか…そうだベリト・トード…でもたしかベリト・トードはもっと西の湿地帯に生息しているはずなのに…えっとたしか…泥を吐きかけて獲物の動きを止めて…それから食べる……危険な生き物」
 ベリト・トードはすでに口一杯に泥を溜め込み始めていた。
「い、いけない『風よ、風よ、我が声に従いて渦を巻き全てを貫く槍となれ。ウィンドースピアー!!』」
 ミシェルが力ある言葉を紡ぐとベリト・トードに向かって風の槍が放たれその体を貫いた…ただし実戦を経験したことの無いミシェルにとって唯一の誤算は風の槍の効果によって撒き散らせた泥を全身に浴びることになったことである。
「うっ…これは誤算でした…気持ち悪いし臭いです…」
 ベリト・トードの唾液混じりの泥は非常に不快でありさらに気絶しそうなほどの臭いを発しており、ミシェルは涙目になりながら苦言を呟いた。
「た、たぶん…誰もこないよね…」
 ミシェルは周りを警戒しながらもゆっくりとローブを脱ぎ去り、その裸身をあらわにした。ミシェルの若さと特有のみずみずしさと傷一つ無く、透き通るような白い肌をしていた。さらに本人は同年代の女の子と接することが無いため自身の胸が同年代の少女よりもふたまわり以上大きいことを自覚してなかった。
「冷たいけど…気持ちいい。」
 最初は、ベリト・トードのことで警戒をしていたが水の心地よい冷たさに身を任せているうちに警戒心が薄れていった。
「たまには外に出るのもいいかな、気分転換になる…ひゃうっ…な、なに!!」
 突如、股間から伝わったいままでに味わったことのない刺激にミシェルは驚き目を向けるとそこには自分にはあるはずの無い器官が『生えて』いた。
「なにっ…あうっ…体が…出ないと・・」
 ふらふらになりながらもなんとか川辺の比較的やわらかい地面にうずくまった。
「これは・・ヒトナリヒル?!…あぅ…はやく処置しないと…『火よ…あぐぅ・・だめ…意識が集中できない…はぐぅ…体がうずいて…あぐぅ…いや…」
 自身の体にこれから何が起きるかを理解しながらも、甘美な快楽の刺激はいまだ発展しっきていない少女に抗う術は無く、心は恐怖と嫌悪にさいなまれながらも体は自然と快感をもとめ嫌悪の対象を丁寧に手で包み愛撫し始めた。
「ひぎぃっ…こんなのこと・・あぐぅっ…したくないのに・・あぅっ・・・・ひぎぃっ…なに、なにかくるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
 ドビュュュュュュュュュュュュュュュウ
 激しい射精音と共にミシェルの脳天に今までに味わったことの無い衝撃が走った。
(はぁはぁ…なに……いまのすごく気持ちいい…いけない…抵抗しなきゃ…でも…また気持ちよくなりたい…ダメよ…)
 心では葛藤しながらも体は自然と次なる快感を求め、手を激しく動かし快楽に身を任せ、何度も何度も絶頂をむかえあたりを白濁した液体で染め上げた。
「あぐぅ…止めなきゃいけないのに…気持ちいいの・・あぐぅ…また・・・・ひぐぅ」
 ミシェルの感度は一回の射精ごとにどんどん高まりもはやほんのわずかな刺激で簡単に射精してしまうほどになっていた。
「あぅっ…また…いま出たばかりなのに…ひぎぃ…止まらない…止めたくない…」
 もはや快楽への衝動の楔は心の奥深くまで打ち込まれ、性への衝動に身を任せみずからの乳房をつかい激しく愛撫しそして白濁した液体をみずから飲み始めた。
「ずいぶんな有様ですね」
 突如、かけられた声にミシェルは目を白黒させうずくまった。だが男根への自慰は収まることなくその動きは激しさを増しもはや蛇口の壊れた水道のように白濁した液体を射精しつづけた。
「あぎぃ…はぁんで…あぁまいひょひゃまが・・ひぎぃっ」
 もはや呂律が回らない状態で、もっとも意外な人物の登場にミシェルの頭は混乱を極めた。その人物とは、領主アーマイト・A・アルクベルト伯爵に他ならなかった。アーマイトは現在の27歳で鍛えられた肉体と栗色の髪を後ろで軽く束ねそして理知的な顔立ちが印象的な青年である。アーマイトはわずか23歳で爵位を継承しわずか3年で領内の収益を倍以上にあげさらに様々な善政のため領民からの信頼も厚い。
「人と話すときくらいは止めてもらえますか?」
 柔和な笑みを浮かべながらミシェルの手を掴むとミシェルの両手をなれた手つきでミシェルの後ろ手に縛り上げた。
「はぎぃっ…はんで…」
「判りませんか?では、判るように説明しますね。まずは私はヒトナリヒルのコレクションが趣味でしてね。それで大変貴重なコレクションとして魔術師の寄生体が欲しかったのですよ。」
「ひほい…あぐぅっ」
「どんなに強がってもいまの感度では身動き一つできないでしょ?では、そろそろ帰るとしますか」
 アーマイトがそういいながら軽く手を振ると茂みから服を来ていてもはっきりと判る筋骨隆々の長身の黒ずくめの男がが現れ肩に担いだ。
(だれか…助けて…)
 ミシェルの心の中に残っていた一欠けらの理性の声は誰にも届くことは無かった…



 そこは日の光一つ入ることの無い場所だった。
 ミシェルがこの場所に監禁され3日。ミシェルは斜めに傾いた椅子に裸身で座らされ、頭部は動かないように固定されており口にはリング式の口枷がつけられ手は背もたれの後ろで縛られ足は大きく開かされその足を支える台の上にしっかりと固定されていた。さらに股間に寄生したヒトナリヒルには革のベルトで根元を縛られけして射精できない状態の中、菊門の入り口と秘裂には微弱の振動を断続的に与えつづける特殊な水晶をつけられていた。この水晶の動力はミシェルの魔力を強制的に使われてるために気を失う以外停止することは無いが気絶をしても激しい疼きのためにすぐに目を覚まし再び責めは再会される。
「はぎぃはがぁひぐぅえぐぅぅぅひぎぃぃぃはがぎぃぃぃぃぃがぁぁぁぁぁ」
 石造りのためにミシェルの嬌声は響きわたりその声はミシェルの耳朶に触れつづけた。
 ガチャ――唯一の扉が開き一日一度の食事がミシェルつきのメイドだったユファによって運ばれてきた。ユファはミシェルよりも3つ下の12歳でショートカットが似合う大人しい小柄な少女で実際の年齢よりも幼く見られるミシェルは妹のように可愛がっていた。
「ミシェル様。お食事をお持ちしました」
 ユファは恭しく食事を運こんできた。今日のメニューはパンとシチューと比較的普通のメニューであったが…
「では、よく味わってくださいね」
 ユファはパンをちぎり少量のシチューを口に含むと粗食しそしてミシェルの口内へと流し込み、ミシェルが飲み込むまでユファは舌でミシェルの口内を舐めまわしつづけその行為は食事が終わるまで続けられそして再び扉が開き一人の青年が入ってきた。
「食事は済みましたか?」
「アーマイト様、ただいま終わりました。」
「そうですか、ユファご苦労様。ではご褒美を上げましょう」
「ありがとうございます」
 ユファはアーマイトの前で跪きアーマイトの大きな逸物を丁寧に舐め始めた。その動きはとても少女とは思えず淫靡で妖艶な雰囲気をだしていた。
「美味しいですか?」
「はい…ちゅぱちゅぱ……アーマイト様のおちんちん様はとても…うぐっ…美味しいです…」
「うっ…上手ですよ。ユファ…そろそろ出します」
「出してくだひゃい…はぐぅあぐぅ…お口一杯にアーマイト様のザーメンを注いでください。うぐっ…!!」
 アーマイトはユファの後頭部を無造作に掴み喉深くまで男根を突き刺し大量の精液を注ぎ込んだ。それをユファはむせ返ることなく味わうように口に止めると十分に堪能するようにゆっくりと飲み干した。
「ありがとうございます…アーマイト様…その…」
「下のお口も欲しいのですか?」
「はい…おマンコにもください。」
「おマンコだけでいいのですか。」
「ああ、お尻にも…お尻にもください」
「やれやれ仕方ないメスだ。では、ミシェルに見えるように好きなほうに入れなさい。」
「はい…うぅん…」
 ユファはスカートをたくし上げスカートの端を口でくわえショーツをさらけ出すとショーツはまるでおしっこを漏らしたかのようにぐっしょりと濡れ秘所にぴったりとくっついており下ろすると粘っこい糸を引いた。
「ミシェル様、アーマイト様のおちんちん様が私のいやらしいおマンコに挿入されるところをご覧ください」
 そそり立つ逸物をユファはゆっくりとしかしスムーズに挿入しそして腰を激しく動かし始めた。
「きもちひいぃぃあぁぁ…ああぁもっともっとぉぉぉぉぉ」
「始めたばかりなのだがな……・・ユファ、お前のをミシェルにも見せてやれ」
「ふぁぃ…あぐぅ…ひゃうっ」
 ユファはクリトリスをいじりだすとクリトリスは徐々に肥大化を始めあっという間にクリトリスは極太の男根へと姿を変えた。その大きさはユファの両手では回らず長さはユファの口まで届いていた。
「しゅごいでしょ・・これが私のヒルなの…はうっ…きもひいい…あがぎぃぃでひゃう…アーマイトしゃま…でひゃいまふ」
「ならミシェルにたっぷりかけてあげなさい」
 ミシェルは首をイヤイヤとふるがユファはかまわず扱きつづけた。
「ふぁい…でひゃうぅぅぅぅぅぅぅぅう」
 まるで火山の噴火のような勢いで大量の精液をミシェルにぶちまけ全身を白く染め上げた。
「ひょまらないの、ひょまらないの」
 ユファは腰を激しく動かし、さらに何度も何度も射精し絶頂を迎え、空気の流れの存在しない閉ざされた空間は淫靡な臭いに占領していった。
「ひゃうっ」
 アーマイトはユファの中から剛直を抜き出すとユファを床に寝そべらせ、ゆっくりとミシェルに近づいき口枷を外した。
「ミシェル、君もそろそろ欲しいのではありませんか?正直に言えば気持ちよくしてあげますよ。」
(気持ちよく…ダメ…でも…もうおかしく…)
 心の中で激しく葛藤しながらも強制的に高められた性欲と封じられた射精の衝動に耐えることは無く
「おねがいします…きもちよしてください…おねがいします」
「それじゃーダメですよ。きちんと具体的にいいなさい。」
「おちんちんを気持ちよくしてください!!なんでもしますからお願いします…もう…限界…」
 理性の箍はあっさりと崩壊しミシェルは性への誘惑に屈服した。
「いいですよ。では、まずはこっちから」
「ひゃうっっひぐぅぅぅそっこは…ひぐっ」
 アーマイトは指をゆっくりと菊門へと一本、二本と挿入していった。
「これは初めてじゃないですね?初めてで3本をあっさりと飲み込むはずはないですよね?」
「ひゃぐっ…は・・い…お尻の穴を何度か…はぐっ…いじったことがありまふっ…」
 それを聞くとアーマイトにやりと笑い、ミシェルの男根以外の拘束から解き放ち、床に下ろすと
「では四つん這いになってお尻の穴が見えるように両手で開きなさい」
「ふぁい…」
 もはや性の奴隷と成り果てたミシェルに抗う心はなく命じられるままに四つん這いになるとお尻をみずから高く上げ臀部を大きく左右に開き己の菊門をさらけ出した。

「さてと、では先ずはお尻の穴で私を気持ちよくさせてもらいますよ」
「は・・い…私の…お尻の穴で存分に気持ちよくなってください…はぁぅっ」
 アーマイトは自らの剛直を乱暴に奥まで挿入すると腰を激しく動かすと一突きごとにミシェルの口からは嬌声が漏れその声は歓喜の歌のようでもあった。やがて歌は最高潮を迎えようとしたときアーマイトは動きを止めた。
「止めないで…もっと…お願い…動いて・・もうすこしで…」
「ダメだ。」
「そ、そんな…お願いします…イカせてください・・もう…気が狂いそうなんです…」
「仕方の無い奴だ。ユファ!!」
「はい・・アーマイト様…」
 ユファはのろのろと立ち上がった。
「ユファ、ミシェルの逸物を咥えてやれ。ミシェル、これからお前にいままで味わったよりも強烈な快楽をあたえてるやる。もっとも壊れるかもしれないがそれでもいいのならユファが咥えやすいように股を大きく開くんだ」
「壊れても良いです…お願いします…もっと気持ちよくしてください…」
 そういうとミシェルは大きく股を開いた。
「いいだろう。ユファ」
「は・・い・」
 ユファは、ミシェルの男根を縛り上げている拘束具を外すと自らの喉奥深くまでくわえ込み先端を舌で刺激し始めた。それと同時にアーマイトは再び腰を激しく動かし初めてすぐにミシェルは絶頂を迎えユファの小さな口一杯に白濁した液体を注ぎそれをユファはむせることなく飲み込むと再び刺激を与えつづけた。ミシェルは、菊門からの刺激ともはや肉体の一部とかしたヒルからの刺激とで何度も何度も絶頂を迎えるがアーマイトもユファは休むことなくその行為は続けられた。



「あぁぁん…もっと動いて…ユファ様…」
 薄暗い月明かり差し込む部屋で、2人の少女が痴態を演じていた。ヒトナリヒルをつけられたミシェルはその快楽の虜になり、ユファの蜜壺に自らの男根を挿入しそして自らの蜜壺にもユファの男根をくわえ込み、その肉体は大きく変化していた。ミシェルの乳首はまるで並みの男の男根よりも巨大になっておりまた胸も大きくなり立って歩けないほどまで肥大化していたが感度は胸全体がクリトリスと何ら代わらないほどの感度をえていた。これは品種改良された特殊なヒトナリヒルを乳首に寄生させることにより胸を大きくそして感度が敏感に変化したためである。それに加えミシェルの摂取した栄養の85%は胸へと送られるため今だに肥大化は続いている。その変化にさらなる拍車をかけたのがヒトナリヒルの妊娠である。
 もはやかつての知的な女魔術師はそこにはおらず、そこにいるのはただ快楽へと興じる二匹のメスが存在していた。
「ミシェルも動いて…ああぁぁん…もっと…もっとぉぉぉぉぉぉぉぉ」
――ギイイイイ
 軋む音と共にアーマイトが普段の服装とは異なりタキシード姿に口以外を覆う仮面をつけ部屋へと入って来た。
「2人ともそろそろショーの時間だ。」
「「はい・・アーマイト様」」
 アーマイトがそう告げると二人は行為を止め四つん這いになりながらアーマイトに続いた。
 暗い石造りの廊下はひんやりとしており、異様な香と無数のしみがついていた。その床にミシェルの男根や乳首がこすれるたびに射精し絶頂を迎え廊下に漂う異臭と染みを濃くし、それでもミシェルは歩みを止めることなくアーマイトに続いた。



 そこはどこかの大きな劇場のステージの上。
 ミシェルとユファはそのステージの上に設けられた椅子に股を大きく広げ座っていた。
『それでは本日の出展は会員No.2685「クリムゾン」様より産み立てほやほやのヒトナリヒル二匹から始めたいと思います』
 道化姿の司会者の声が魔法で拡張され劇場に響きわたった。
『さて、こちらの大きな胸のお嬢さん。ただのお嬢さんではありません。かつて神童と呼ばれた天才魔術師ミシェル・ミュースでございます』
 その紹介に会場はどよめき立ち、そしてそれは歓声へと代わるのにさほど時間はかからなかった。
『皆様も今回の商品の希少価値はご理解いただけたようですね?しかも!!今回のミシェル嬢のヒトナリヒルは初産、さらにこちらの愛らしい少女にはミシェル嬢の初めてのお子さんが宿っております。これはもう二匹セットでお買い上げなられるしかないでしょう。なお今回の商品はあくまでヒトナリヒル。残念ながらミシェル嬢とこちらのお嬢さんは競売の対象にはなっておりませんのでご了承ください』
 その解説の中ミシェルは多くの視線を感じ、その視線により性的興奮はさらにたかまり舞台の上にはすでに大きな水溜りができていた。それはユファも代わることなく二人の秘所からは留まることなく愛液を噴出して続けた。
『それでは、まもなく出産です!!』
 ヒトナリヒルの出産には強制出産剤が用いられる。これはヒトナリヒルを通常出産すると母体の生命力を著しく奪い去るため母体が死亡する可能性が極めて高くなるからである。強制出産剤を投与されてもヒトナリヒルは生命力が強いため未熟児であってもその能力は失われることはないため一般社会でもヒトナリヒルに寄生された少女を救うために投与されることすら珍しくないものである。
 出産剤は注射器で腹部に投入すると即座に出産される。その大きさは個人差があるが魔術の素養があるもの程その大きさは巨大になるといわれている。 
 舞台袖から注射器をもったバニーガールが2人、ミシェルとユファになれた手つきで注射を撃った。そして、2人は体を脈打つとバニーガールは舞台袖に置かれていた台車に乗せられた巨大な水槽を秘所の下へと運んだ。
「「ひぎぃぃぁがぎぃぃぃうまれるぅぅぅぅイクぅぅぅぅぅぅうしゅごいのがくるのぉぉぉぉぉぉぉ」」
 2人の絶叫と共に陰唇が大きく開きフタナリヒルの幼体が頭を出した。しかし、その大きさが尋常ではなく幼体でありながらすでに成体並みの大きさであった。
『おおっとこれはデカイ、大物だ!!では、2000から始めましょう』
 劇場に集まった人々からは声高らかに高値がつけられるがその声がミシェル達に聞えることは無かった…


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