第0話 主人公・木藤錬のあらすじ
俺の名前は木藤 錬(きどう れん)ひびきの高校に通う2年生だ。身長は170ちょいくらい、成績は悪くはないな。運動は苦手じゃないながたまに運動部から助っ人を頼まれることもあるからたぶん人よりはいいと思ってる。運動部からは入部して本格に始めればエースになれるといってくれるが興味はない。俺にとっては実験以上に面白いことはない。いや、面白いことはなかっただ。俺は1年の頃は科学部に所属していたが今は電脳部に所属している。べつに俺は部活を変えたわけじゃない。2ヶ月前に入学してきた伊集院のお嬢様の我がままで買収され乗っ取られたというのが実情。先輩達はそれに反発して退部していまは科学同好会を作ってる。俺もそっちに移りたいと先輩達に相談したら、「お前はまだあと2年あるから電脳部でがんばれ」と言われた。たしかに部費がでない同好会ではろくな実験もできない。それに先輩達と過ごした部室を簡単に譲るのも癪だとおもい俺は電脳部に残り今は副部長を務めている。電脳部とはつまりゲーム研究部と言い換えてもいい、大半の部員はお嬢様
のご機嫌取りで別にゲームを開発したりはしない。むろん何らかの指示があればその通りの作業はやるが理解してるわけでもなく高度なプログラムも只打ち込むだけ。お前らなただ打ち込むならサルでも十分できる。そうできるんだよ!!たく、このプログラムの解析一つだけでも十分面白い研究ができるというのに・・・あいつらときたら無能なくせに口先だけは・・・まったく俺がどれだけ苦労してると思ってるんだ!!てめぇらの金玉引っこ抜いて口に詰め込んだろか!!
はっ・・・すまない。つい興奮してしまった。えっと・・・まー無能が多いおかげで副部長にもなれたわけだし、なにせ部長はお嬢様、金銭感覚崩壊してるから個人援助の額も桁外れ。おかげで電脳部の予算はハリウッドの映画制作費なみ。すこしちょろまかして先輩達に回してもばれないし、無論ばれるようなへまはしていない。それでもやっぱりあのお嬢様はムカツク。たしかにコンピュータに対しての発想は天才的といってもいいアレだけのプログラムを片手間で作りやがるから性質が悪い。思い出したら腹が立ってきた・・・うさ晴らしに俺の秘蔵のエロ画像でコラージュでも作るか・・・自慢じゃないが画像加工はなれた物。金に困ったときはこれで金を稼いだこともある。もっともそれよりも俺が発明して裏で捌いた薬品とかが・・・断わっておくが麻薬じゃないぞ、まーどんな薬かは機会があったら教えるとしてそっちの方が儲かったからやめたが、依頼か気が向けば作ることがある。今日は都合よく他の部員たちは来てないからな。そうと決まれば早速作るとするか、エロ画像から選
んで後は盗み撮りした写真と組み合わせるか、盗み撮りは写真部に頼んだがものの3分でボディーガードに発見されてあえなく撃沈した。結局、俺が盗み撮りしたものだ。ふっ久々に穏行の術を使ったがやはり役に立つな。いや、なんで只の高校生が穏行の術使えると突っ込まれたら困るが、家の家系は何でも忍者の家系らしくその一族の技をガキの頃教えらたれ。そのおかげでこの街から離れることになったのだが免許皆伝と共にこの街に帰ってきたというわけだ。
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