第1話 「契約」
「あっこれなんかいいな」
「何がいいのだ?」
作業に集中していたため室内に入ってきた少女に気がつかなかった。少女はこの電脳部の主で伊集院メイ、大財閥の令嬢である。
「い、伊集院さんいつ来たんですか?」
普段の錬ならば室内だけでなく半径100メートル以内なら気配を察することができるが作業に熱中していたため錬は気配を察することができずつい取り乱してしまった。
「今来たのだ。」
「そうなんですか?」
なるべく平静を装いながら錬は気を落ち着けた。
「で、何を見てるのだ?」
「えっと・・・ところで今日はボディーガードの人たちは?」
話題をそらしなるべく有利な情報を入手し様と錬はそんな質問をした。
「咲之進たちは、学校の外で待たしてあるのだ。」
(それなら、騒がれても問題無いな。じゃーちょっと伊集院家のセキュリティーには黙っててもらうか、なにかに役に立つかと思ってハッキングして仕掛けを施してたのが役にたったな。)
錬は内心そう思いつつどうするかと思案をめぐらした。
「それよりも何を見てるのだ?」
「気になるならこっちにきて見ますか?」
錬はメイを画面の正面に引き寄せ、簡単な操作をおこなった。
『はぁん・・・』
「なっ何なのだこれは?」
突如画面に映し出された映像を見てメイは取り乱した。錬はわざと動画の画像に切り替えたのである。
「AVですよ。知らないんですか?」
「も、もちろん知ってるのだ。見たこともあるぞ!!」
「なら一緒に見ますか?」
「が、学校ではこういうのは見たらいけないのだ・・・」
「そうですね。『子供』には刺激が強いですし」
わざと子供を強調していい止めるそぶりを見せた。
「まて、メイは子供じゃないのだ。だから見ても平気なのだ」
顔を真っ赤にしながら錬の手を止めた。
「無理しなくてもいいですよ」
「無理してないのだ。」
「判りました。では、誰かに見られたら困るので伊集院さん、『今日の部活は中止』と紙に書いてもらえますか?誰かに見られると流石に不味いですから」
「判ったのだ。」
メイは何の疑問をもつことなく紙に書き署名をいれた。それを受け取った錬は部室の入り口にはり鍵をかけた。部室は防音も完璧なため、部室は完全な密室になった。
画面に映し出される男女の痴態。スピーカーから鳴り響く淫楽の音色。それだけがしばらくは支配していた。しかし、それにも変化が生まれた。
「はぁはぁ・・・」
「どうかしました?」
「な、なんでもないのだ」
「そうですかならいいですけど」
(男の人の・・・あれ・・・舐めてるのだ・・・汚くないのだ?・・・それに・・・あそこに・・・いけないことなのだ)
女性が男根を咥えながら自身の秘所を自らの指で慰める様を見ながら、メイは自身の体に起きてる異変に戸惑いを覚え身を震わせた。
(おかしいのだ・・・あそこが・・・うずうずするのだ・・・)
『はぁはぁ・・・出る・・・出るよ』
『出して、出してください。私の口の中にたくさん精液出して』
(えっ・・・の・飲んでるのだ・・・美味しそうなのだ・・・ち、違うのだ・・・)
「どうかしましたか?顔赤いですよ?」
「き、気のせいなのだ」
『入れるよ』
『きて・・・私の置くまで気持ちよくして』
(嘘なのだ。あんなの入らないのだ・・・入るはず無いのだ)
初めて見る行為にメイの神経は画面に集中していた。そのため・・・
「ひゃうっ・・・な、何なのだ?」
股間に伸びた錬の手に気がつかなかった。
「放すのだ!!ひゃうっ・・・」
錬はかまわず痴丘を軽くなぞりその感覚にメイは身を震わせた。
「やめる・・・のだ・・・さ・咲之進!!」
メイは必死に執事に呼びかけたが・・・
「ああ、それ無理ですよ。」
「えっ・・・」
「通信機器などにはダミーのデーター流しておきましたから、彼らが気がつくことはありません。」
「そ、そんなことできるはず無いのだ。伊集院家のセキュリティープログラムはメイが組んだのだ。破れるはず無いのだ。」
「では、待ちますか?それまでは・・・」
錬はメイを抱きかかえメイの痴丘をなで始めた。
「このまま続けますよ」
「そ、それと・・・はぁぐ・・・これとは違うのだ・・・」
「自信があるのならすぐに駆けつけてきますよ?それともやはりたいしたプログラムじゃないのですね」
「メイの・・・はぁぅっ・・・プログラムは・・・・・・完璧なのだ!!」
「では、賭けましょうか?あなたが勝てば私を好きにしていいですよ。そうですね・・・30分間でこなかったら私の勝ちでいいですよね?」
「ふん・・・はぁぐ・・・・・・すぐに来るのだ・・・メイに・・・はぁ・・・こんなことしたことを後悔させてやるのだ」
「その代わり負けたら、私のいうことを聞いてもらいますよ。自信があるのならどうということはないでしょ?」
「いいのだ・・・受け手立つのだ・・・」
そして、メイの無謀な勝負が始まった。錬が言ったことに嘘はなく。外で待っている咲之進たちはメイの以上に気づくことはない。しかも、今は放課後になったばかり、メイは遅いときなら8時過ぎまで学校に残ることもあるので疑問に思われることはない。
錬の指使いは時に激しく時に緩やかに、緩急をつけて巧に快感を与えていった。
「はぁぐ・・・」
(遅いのだ・・・5分以内に来るはずなのだ・・・・・・早く・・・咲之進・・・)
メイは必死に心で執事の名前を呼びながら耐えつづけた。しかし、いくら待っても咲之進が駆けつけることはなく、秒針の音だけとが部室に響いていたが、やがてピチャッピチャッという音が聞え始めた。
「濡れ始めてますよ。感じてるんですか伊集院さん?」
「はぁ・・・感じていないのだ・・・はぐっ」
錬はメイの小さな豆を思いっきりつまみその与えられた快感はメイの全身を駆け巡り、メイは初めての絶頂を迎えてしまった。
ピピピピ――部室に電子音が響く。それは賭けの終了の合図でありメイの敗北を告げる音でもあった。
「おや、時間のようですね。メイ」
「呼び捨てにするな・・・ひぎぃ・・・」
メイは反論しようとしたとき再び錬がクリトリスに刺激をあたえ喋れなくなった。
「賭けは私の勝ちのようですね。それにメイもずいぶん感じてるみたいですし」
「か、感じていないのだ!!」
錬は秘所から手を放しメイの顔へと近づけた。
「嘘はいけませんよ。こんなに濡れてるのに」
「うるさいのだ!!それになれなれしくメイの名前を呼ぶな」
「貴方は賭けに負けたんですよ?それとも伊集院家のご令嬢は約束を守ることもできない子供なんでしょうか?」
「メイは子供じゃないのだ!!だから・・・約束は守るのだ・・・」
『子供』という言葉にメイはムキになり冷静さを失ってしまった。
「では、1ヶ月間私の言うことを全て聞いてもらいましょうか?」
「1ヶ月もなのか?」
「ええ、ただし1ヵ月後でしたらいかなる私への報復でも甘んじてうけましょう。」
「判ったのだ・・・約束は守るのだ・・・」
「さてと、それじゃ。始めるか」
錬は普段の仮面を脱ぎ捨て本来の自分を表にだした。ほとんどの人間が知らない木藤錬の本性を。
「な、なんなのだ突然言葉遣いが・・・」
メイはその変化に不安で身を震わせた。
「ああ、こっちのほうが地なんでね。まずは2人っきりのときはご主人様と呼んでもらおうか」
「な、なんでメイが・・・」
ドガッ―錬は壁に正拳突きを放った。その一撃は壁に亀裂が産み出した。この部室の壁は頑丈に作られており並の力では拳のほうが潰れているだろう。まして亀裂が入るはずもない。
「ひっ・・・判ったのだ・・・だから許して欲しいのだ・・・・・・」
メイは仔猫のように身を震わしながら許しを請うた。
「それじゃダメだ。メイ」
「・・・ご主人様・・・許してくださいのだ・・・」
「よし、いい子だ」
錬はメイの頭をなでながら誉めた。
「次はこいつを舐めろ。やり方は判るな?」
己の勃起した逸物をメイの顔に当てながら命令を下した。
「判ったのだ・・・」
メイは先ほど見たのを思い出しながら必死に錬の男根を舐めた。その動きは形だけを真似ようとしてぎこちないが、両手は自らの秘所にあて指を動かし舌で這うように舐める様はそれだけで淫靡な雰囲気をかもし出している。
「そろそろ出すぞメイ」
メイはびくびくしながらも必死に言葉を紡いだ。
「メ、メイの口に出してくださいのだ・・・・・・」
「そんなに飲みたいのか?」
「はい・・・ご主人様のせ、精液を・・・飲ませてくださいのだ・・・」
錬は満足した笑みを浮かべ、メイの頭を掴み男根を奥まで挿し込み、メイの口内を支配した。メイは必死に口内を支配する異物を押し出そうとしたがそれは愛撫としてしか役目を果たさず、錬は身を震わせ大量の精液をメイの口内に放出した。口内に突如広がった感覚に困惑し熱く感じるその液体を吐き出そうと思っても錬の逸物にふさがれメイにできることはゆっくりと飲み込むことだけだった。錬はメイが飲み込んだのを確認してから引き抜きそのまま組み伏した。
「さて、次にすることは判るな?」
「えっ・・・お願いなのだ・・・それだけは・・・許して欲しいのだ・・・初めては旦那さんに・・・だから・・・お願いなのだ。」
首をいやいやとしながらメイは行為を止めてもらうよう哀願した。
「なら・・・・・・・・・そしたら許してやる」
錬はメイに耳打ちをしメイは身を震わせながらも一度だけ頷くしかなかった。
「メイは・・・お尻の穴で感じる変態奴隷なのだ・・・・・・メイのお尻の穴を・・・ご主人様の・・・おちんぽ様で・・・気持ちよくしてくださいなのだ・・・・・・」
メイは声を震わせながらも己の処女を守るため必死に言われた通りの言葉を言うしかなかった。
「お尻の穴で感じるなんて、しょうがない奴だ。可愛がってやるからこっちに尻を向けろ」
「はい・・・なのだ・・・」
メイは恐る恐る錬にお尻を向けた。
「見やすいように広げろ」
「はいなのだ・・・」
お尻に両手を回し錬に見やすいように尻を突き出した。錬は軽く菊門をなぞりメイは
「ひゃうっ・・・」
と声をもらし身を震わした。
「こんなに堅く閉じてたら俺のを入れたとき裂けて二度と閉じなくなるな。そしたら糞をたれもらしだ。」
「えっ・・・そんな・・・そんなの嫌なのだ。」
錬はメイに容器を差し出した。
「なら、こいつをたっぷりとケツ穴に塗り込めろ」
錬が渡した容器にはクリームが入っておりメイは言われるままそれを自らの菊門へと塗りつけた。一通りメイが塗り終わるのを見計らった錬は
「まだ、塗り足りないぞ」
今度は錬自ら人差し指にたっぷりクリームを塗りメイの菊門に挿し込んだ。
「はぐっ・・・ひぎっ・・・はぁぅ・・・」
メイは差し込まれるたびに苦しそうな声を上げ続けた。その行為は容器のクリーム全てがなくなるまで続けられ、クリームを塗り終わる頃にはメイの菊門はヒクヒクと動き軽く指を当てればたやすく奥まで入っていった。
「そろそろ、良さそうだな」
錬は、用意の整ったメイの菊門にいきり立つ逸物を深々と挿入した。錬の物は巨根の分類に間違いなく入るだろう。太さはおおよそ8センチ、長さにいたっては25センチは間違いなくある。しかし、その逸物を軽々とメイの菊門は飲み込んだ。
「入ったのか?」
メイも疑問に感じたが間違いなく菊門からは異物が挟まった感覚がある。
「さっき塗ったクリームはな、俺が作った特殊な筋肉弛緩剤なのさ、普通の筋肉弛緩剤はただ弛緩させるだけだがな、俺のは筋肉の伸縮性などを高めることで筋肉はまるでゴムのように伸びるようにできるんだよ。だから俺のを入れても平気なわけだ。」
錬は以前様々なアダルトグッズを作りそれで収入を得たことがある。そのとき作ったのがこの弛緩剤である。人体に致命的な影響はなく使えるのでその手の趣味の人には人気商品であった。
錬は挿入したままメイを起こし、自身はあぐらを組みメイの背中を自分に向けて座った。
「ひゃうっ・・・」
座った時の衝撃でメイの口から声が漏れた。
「メイ、そのまま腰を動かせ。それとここも弄るのも忘れるなよ」
「はい・・・なのだ・・・・・・」
メイはゆっくりと腰を動かしそして、自らの秘所をぎこちない手つきで愛撫し始めた。
「ひゃうっ・・・ひぐっ・・・はぁぅん・・・」
腰を動かすたびにメイの口からは苦痛の喘ぎ声が漏れた。
「そんなんじゃ、朝までやってもダメだぞ。ほらこうやるんだよ!!」
そう言うと錬はメイの手を掴み激しく動かし始めた。
「ひぐっ・・・あう・・・ダメなのだ・・・あそこが・・・むずむずするのだ・・・」
「さらに、行くぞ」
錬はメイの秘所を愛撫しながら腰を動かし始めた。その感覚のためメイは動けなくなったが錬はかまわず動きを加速させた。
しばらくはメイの苦痛の声だけが響いていたが、その声も
「はぅっ・・・はぁはぁ・・・」
甘美な声となりメイの口から漏れ始めた。
「感じてるのかメイ?もっと気持ちよくなりたいのならきちんとおねだりしな」
(気持ちよく・・・・・・・・・なりたいのだ・・・・・・もっと・・・気持ちよくして欲しいのだ・・・お尻が・・・お尻で・・・今のメイは奴隷なのだ・・・だから・・・無理やり言わされてるのだ・・・・・・)
メイは与えられる快感の波に飲まれ自然に秘所を愛撫する手も激しくなり口からは
「メイは・・・お尻で気持ちよくなれる・・・変態なのだ・・・たがら・・・だから・・・メイをもっと気持ちよくしてくださいなのだ」
「よし、なら俺の動きに合わせて腰を振れ!!」
錬は今までゆっくりと動かしていた腰を言葉と共に激しく動かしメイもそれにあわせて腰を動かし始めた。
「あぁ・・・気持ちいいのだ・・・・・・はぁん・・・はぁん・・・もっと・・・もっと・・・なのだ・・・・・・あぁぁ・・・なにか来るのだ・・・・・・なんなのだこの感覚?・・・・・・あぁぁん・・・もう何も考えられないのだ・・・・・・はぐぅぅぅぅぅぅぅぅ」
それはメイが初めて感じる絶頂であった。メイがイクと同時に括約筋がしまりその刺激で錬はメイの腸内に大量の精液を注ぎ込んだ。
「初めてこんなに感じるなんてな」
気を失ったメイを見ながらパソコンで何らかの操作を始めた。
「うぅん・・・」
1時間後、メイはようやく眼を覚ました。むろん、下半身には今だ錬の逸物を咥えたままである。錬はメイが気がついたことを確認してか引き抜いた。
「気がついたか。ケツ穴が気持ちよくて気絶したのか?」
「・・・・・・」
メイは何も答えず錬を睨んだ。いや睨むことしかできなかった。
「お前が気絶している間にいいものを作ったから見せてやる」
錬がパソコンを操作すると、画面には・・・
『メイは・・・お尻の穴で感じる変態奴隷なのだ・・・・・・メイのお尻の穴を・・・ご主人様の・・・おちんぽ様で・・・気持ちよくしてくださいなのだ・・・・・・』
先ほどまで繰り広げられた淫らな行為が映し出された。
「よくできてるだろ?」
「ひ、ひどいのだ・・・うぅぅぅ・・・」
メイはついに泣き出してしまった。
「泣いてる暇はないぞ。まあ、今日は初日だ。次で最後だ。」
「ま、まだ・・・何をする気なのだ・・・」
さらなる行為に恐れメイは自身を抱きしめ震え、瞳には涙をためた。
「こいつをケツ穴にいれてこれから一ヶ月生活をしてもらうだけだ。」
錬はメイにうつ伏せにし、節がたくさんついたバイブを取り出し菊門に当て一気に挿入した。
「ひぐっ・・・はぅ・・・」
「勝手に抜くなよ。それと誰かに話したらこの画像が世界中にばら撒く。いいな」
「わ、判りましたのだ・・・ご主人様・・・」
錬はそう告げると身支度を整え部室を後にした。残されたメイはただ恐怖に身を振るわせるだけだった。
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