2 お洗濯のお時間


 時間は9時をまわり食事を終えた少女は自室で仕事に取り掛かっている。
 アザミと葉子は目的を忘れるほど激しい私闘の後片付け。
 アリーシャは食事の後片付け。
 綾香は大人の夜勤だったので睡眠中。
 そして、ライムはというと洗濯物を洗っている。人数は少ないとはいえシーツなどもあり量はそれなりだが全自動洗濯機のおかげで楽々といった感じだが洗濯籠にはまだ洗濯物が残っていた。というよりもわざと残していた。残してあるのは高級な生地の下着、つまりこの屋敷の主である少女の所有物である。
「お姉様の下着」
 ライムは下着を手にとるとその場にしゃがみ込むと臭いを嗅ぎ始めた。
「はぁはぁ……お姉様…んぅ…」
 スカートの中に手を伸ばしショーツの中の無毛の谷を指でゆっくりとなぞると愛液が溢れ出す。
「お姉様…はぁん…」
 洗濯場にライムの吐息と愛液の水音そして洗濯機のかすかな音が響く。
 ライムはこの世界の人間ではなく異世界イーメドから魔法使いである。いや、電波ではなく実際に魔法のバズーカ(付属品として魔法の手榴弾もある。なお突っ込みは禁止)でいろいろな事を起こすことができる。修行にきたこの世界で主である少女に一目ぼれ(イーメドでは同姓愛者は約6割にのぼるので正常な反応なのである。ご都合主義万歳!!)少女のもとで働くことを決意しメイドとしてほんの1ヶ月前に採用された新米メイドである。そのため、未熟のためか主のことをお姉様と呼んでしまう。なお、本名はラーナーレイド・イルセルクト・ムルメールナイというらしい。
「お姉様ぁぁ…あぁ…あぁぁ」
 満足を迎える絶頂を迎え全身の力がぬけてぐったりとなる。だが、ショーツとスカートが愛液でびちゃびちゃである。
「はぁはぁ…あっ、お洗濯しなきゃ」
「…でも…洗濯物を増やしていたら意味ない…」
 突然の声にライムの体はビクッとし硬くなる。
「ひゃっ!…アリーシャさん!?えっと…あの…これは…その…」
 いつの間にかアリーシャが背後に現れていた。
「黙っててあげてもいい…」
「ほ、本当ですか?」
「これを使わせてくれたら…」
 スカートに手を入れるとイボイボのついた極太のバイブを取り出す。
「どこから出してるんですかぁ!」
 思わず突っ込んでしまった。
「大丈夫…ライムは素質あるから…」
「いや…それはムリですぅ」
「問答無用…」
 体格は同じではあるが体が敏感になっているライムの性感帯を的確に責める。
「あっ…そこはだめですぅ…また…」
「これなら簡単…」
「あぐぅぅぅぅぅ」
 イク寸前の体の緩むタイミングにあわせて極太バイブを挿入するる。
「後はこれで…」
 革のベルトでバイブを固定すると
「ロック…」
 魔力でベルトを外れないよう呪いをかける。マゾではあるがやはり悪魔、甚振られるのも好きだが甚振るのもやはりすきなのである。
「それで…お仕事がんばってね」
 そういい残すとアリーシャは次元の裏道をとおり姿を消した。
「あう…ひどいですぅ…」
 とりあえずライムはバイブの振動に耐えながら洗濯を再開した。

つづく


→戻る

メイド朝の戦いのトップへ