満儀 牡丹の場合



 プロフィール 
満儀 牡丹(みつるぎ ぼたん) 
年齢:15歳 
職業:巫女(退魔師)
身長:154cm
体重:46Kg
B:71cm(A)
W:54cm
H:75cm

 ★ ★ ★

 普通の人には感知できない世界。
 人の世と薄氷のようにうすい境界線の向こう側にある世界。
 ほんの一握りの砂と変わらないほどの人にしか認識できない世界。
 満儀牡丹はそんな世界を認識することのできる稀有な存在の中でも群を抜いた力をもった少女である。
 向こう側と呼ばれる世界から現れる異形をその体躯とは不釣合いな力で自身の倍以上の異形を腰まである黒髪をポニーテールに結わえ水干に身を包み新雪の如き煌きの白刃をもって数多の葬ってきた。
 その牡丹がいよいよ神鎮め儀を執り行うことになりこの一週間、牡丹の実家である満儀神社では厳かに準備が進められていた。この神鎮めの儀とは神社の代々巫女が行ってきた神事の一つであり、巫女の務めの中でもっとも重要とであり過酷な儀式とされている。だが、その儀式は一族ではめでたいことであり満儀の家系に連なる次の代を担う未婚の男子は立会人として参列するという仕来りもあり、その両親も集いその数は100人を超えて満儀神社は秋祭りと重なり人で溢れかえっていた。
 そして、秋祭りの最終日。夜のとばりがおり、表の祭が終わり、真の祭が始まる。
「牡丹ちゃんも、いよいよね」
 儀式の前準備である香草が薫る清めの湯に裸身を沈める牡丹に優しく声をかける。
「歌織姉さん」
 歌織と呼ばれる女性は牡丹の父の妹の娘、つまり従姉妹にあたり4年前にこの神鎮めの儀を行い、今回の世話役として牡丹に付き添っている。歌織は身長こそ牡丹より低いが未発達の牡丹と違いその体は色気に満ちていた。なにせ胸など牡丹が抱きつこうとしても手が後ろに回らないほどのサイズで、体にあう服を探すのに困るという話を聞かされたことがあるぐらいである。もっとも歌織の母親である魅葉(みは)も胸はさらに大きいので遺伝かもと思えた。牡丹もさすがにその胸を見せられては顔も知らない母親も小さかったのかなと自分の洗濯板のごとし胸を見るたびに思いにふけるときもある。牡丹は父子家庭で育ち母親のことを今日まで知らずに生きてきた。
なぜ知らないのか教えてもらえないかは分からなかったがこの儀礼のあと知らされると告げられ少しばかり嬉しさもあり、普段は冷静である牡丹も喜びを隠せないでいる。
「そろそろ時間ですよ。牡丹様」
 歌織の母である魅葉が装束をもって湯殿に顔をだした。魅葉は今年で40を超えるはずなのだが、そうは見えないどころか歌織と並ぶと姉妹と間違われる。しかも妹として間違われるのだ。そんな叔母ではあるが胸の大きさは規格外もいい所。さらしで押さえつけているらしいがそれでも歌織と同じ位はあるのだから時はなれたときの大きさなど想像できない。
「分かりました」
 牡丹は薬湯から揚がると儀式のための千早に身を包む。
 湯殿の外には神輿がおかれ巫女はその上に座して小守戸と呼ばれる洞窟へと牡丹の父が先導し行列をなして進む。神輿を担ぐ役目にあるのは未婚の男児全員で担ぐ。その中には牡丹の弟である八雲もおり姉の晴れの舞台を心より喜んだ表情をしている。
 その後、世話役である歌織を筆頭に続き女が続き最後に残りの男と家督を継がない少女たちが決まった歩調であるき始める。
(なんだろう、体があつい…湯につかりすぎたか)
 行進の中、牡丹は体の火照りを感じながら緩やかな刺激に包まれ儀式の場である小守戸へと向かった。
 小守戸についたのは夜の11時。もうまもなく月が天の頂に達しようとしていた。小守戸は自然にできた洞穴でありその入り口は特殊な封がしてあり立ち入ることは普段はできないようになっている。その硬く閉ざされた扉が招き入れるように開かれると神輿はさらに奥へと進み安置の座へと神輿は降ろされる。
「では、牡丹。意識を集中しなさい。刻が満ちれば神が降りられるそれを鎮めれば儀式は終わる」
「はい、父様」

 そして―――

 月の光が天より安置の座へと降り注がれたとき『それ』は降り立った。
 牡丹が見たものそれは―――
 この世の醜悪の塊であるかのような異形の肉塊
 肉塊の表面は八百の瞳からの視線が牡丹に注がれ
 万の口からは男根がはみ出し
 あまりにも禍々しく
 嫌悪感を強める強烈なまでの悪臭を放つそれがいま牡丹の目の前に顕現していた。

「これは…一体…」
 驚く牡丹に肉塊から触手が伸びる。
「くっ…」
 牡丹は愛用の刀を抜くと触手をまとめて切り払うと大量の白い液体が牡丹の体を白くする。
「父上これは…」
 悪臭放つ、異形の体液に染まりながら振り返って見たものは驚くべきものだった。
「おちんぽ、おちんぽ」
 自分よりも年下の少女たちは巫女服をはだけさせ男の逸物をもとめて貪りつき男たちもまだ幼い蜜壺へと押し込む。
「己、神聖なる儀式を狙うなどゆるさ…」
 カラーン―――
 牡丹の手から刀が落ちる。
「体が熱く…頭がクラクラして思考が…ぐっ…この体液のせいか」
 必死に立とうとするがまともに立ち上がるほど困難なまでの頭の奥そこまでも痺れさせる激しい刺激。
「ふふふ。だめよ牡丹ちゃん」
「そうよ。ヒルコ様に刃を向けるなんていけない子」
 しなやかな肢体を絡みつかなせながら両脇から魅葉と歌織が囁きながら装束の中へと手を滑り込ませ敏感になった突起を摘む。
「はぁん……叔母様…歌織姉さん…やめ…でないと私…」
「いいのよ。感じなさい」
「そうよ。痴態を曝すことがこの儀式なのだから」
 初めて聞かされる事実。神聖な儀式と信じていたものがガラガラと崩れ落ちていく。
「こんなこと…間違って……あぁん」
 牡丹の意思とは関係なく体は快楽を感じさせられ力はまったくはいらないが瞳からは強い意志は消えていない。
「これは神聖な儀式なのよ。神代の代から続く神聖な儀式。ほら、ヒルコ様が貴方の蜜を舐めたいそうよ」
 ヒルコに向けて股を大きく。まるで幼子がおしっこをするような体勢にされると細い触手が牡丹の秘裂の中へと潜り込む。
「あぎいぃぃおなかなのなかかなかかがかががが…」
「処女膜を傷つけることなく膣壁を弄られる感覚は凄いでしょ?でも、じきにそんな感覚では物足りなくなってくるのよ」
 歌織は牡丹のアナルを舐めながら優しく微笑みかけながら語る。
「ヒルコ様、不浄の穴もヒルコ様のもので清めてあげてくだざいまし」
 その歌織の言葉に反応するように伸びた太い触手が牡丹のアナルをこじ開けながら奥へ奥へと進む。
(心が体が…おかしくなる…嫌悪すべき事なのに気持ちよく…こんな…こと…うぐぅぅ)
「戸惑っているのね。分かるわ。自分の体が作り変えられていく感覚。でも、安心して全てが終わったときその腸壁のヒダの一つ一つがクリトリスのようになってウンチをするたびにイクからだになれるのよ」
 牡丹の体の中にある汚物を吸い出されていくたびに牡丹の心はその快感に耐えられなく無意識のうちに腰をくねらせ腸壁を刺激しようとしていた。
 絶え間ない人外からの快感、それも神より与えられた快感にいかに強靭な精神をもつとはいえ未発達な部分が残る少女の精神が耐えられるわけもなく、脱力の中、ただ触手からの快感に身を委ね、その口からは悦楽の嗚咽を漏らすだけで精一杯であった。
 どれほどの時を幾千の触手に侵され。幾万ともいえる生命の源を体の外と内へと吐き出され。絶頂を迎え意識を那由他の向こうまで何度となく運ばれた未発達の少女の肉体は急速なまでに体だけが快楽を求める器へと変貌していった。
「はぁはぁ…体が、おかしく…手が勝手に…」
 触手から開放された牡丹であったが肉体に刻み込まれた性へと渇望が体を意識とは関係なく、動かす。
「その疼きを鎮めてあげましょう。兄様」
「ああ、八雲きなさい」
「はい、父上」
 幼い少女のアナルに肉棒を入れていた八雲は立ち上がる。八雲の股間からそびえるそれはまだあどけなさの残る少年のものとは思えぬほど凶悪であり少年の腕のような太さであった。むろん、少年の物うけいれていた少女のアナルは破壊され二度と閉じることはできないであろう。
「まずは、私が前を、お前は後ろから牡丹と交わるのだ」
「はい」
(父様と八雲が…二人のあんな太いので私の中をかき回して…)
 そう想像しただけで神の力で作り変えられた肉体は喜びの蜜を留めなく溢れさせる。
「早くおねだりしなさい。大丈夫、これは儀式なのよ。決してあなたが淫乱なわけではないのよ」
 耳朶を打つ叔母の言葉に牡丹の心にのこる最後の砦は―――
(これは儀式なのだから…そう儀式の一巻…求めるのは悪いことじゃないのよね…)
 ―――陥落した。
「きて、二人のマラで私の体で儀式を行って」
 腹ばいに横たわり大きく股を開き指で下半身の穴を開き突き出すように腰を浮かせる。肉親である雄は儀式という名の背徳を犯し、父は無造作に娘の膣へと弟は容赦なく姉の菊門に逸物を突き刺すと腰を激しく動かす。
「素敵よ。昔の私を思い出すわ」
 魅葉は、うっとりとした表情を浮かべる。
「あの時も兄様は凄く乱暴にしてくれてとっても気持ちよかったわ。牡丹あなたは兄様と八雲のどっちの子を宿すのかしらね」
 そう語りかけながら魅葉も牡丹の乳房をしゃぶり、溢れる母乳をかけて牡丹を責める。
「牡丹ちゃん、私もお腹のなかに沢山だされたの。だから吸い出してね」
 牡丹の顔にまたがると無毛の秘裂を押し付ける。秘裂からもれる雄の匂いに反応して牡丹は秘裂に口付けをすると音を立てながらメス汁とオス汁のミックスジュースを飲む。
「はぁぁうまぁぁぃは…妹におまんこを舐められて感じちゃう〜」
(妹?)
 牡丹の心にざわめきがおきる。
「ふふふふ、そうよ歌織は私と父様との間にできた子、貴方は兄様の間にできた子なのよ。八雲は母様と兄様の子。満儀の家系は霊力を失わないために近親者と交わり多くの子を産むの。ヒルコ様の洗礼をうけた女は人の十分の一の速度でしか老化しなくなるし妊娠率も高くなるのよ。そして、私が最初に兄様と交わったのは13の時、本当は私はまだ30代なのよ」
 快楽の揺り篭に揺られながら語られる一族の秘密。この儀式を知らされたなら到底うけいれられないことではあったが、実の父と弟から与えられる背徳を秘めた快感の前には喜びとしてしか心は受け入れていた。それどころかもはや乱れることへの躊躇もうせ牡丹は父と弟の精を注がれることを望み自ら腰を激しく動かしながら歓喜の声をあげた。
 肉親の子種を受け入れた後まっていたのは一族の男たちからの洗礼。
「おマラ様でどうか牡丹を気持ちよくしてくださいまし」
 牡丹の心も体も穢されもう快楽の底なし沼へと沈んでいくのであった。

 小守戸とは篭る戸という意味も持つ。儀式を終えた後。子種に塗れた牡丹だけが残され岩戸が閉ざされヒルコの世界へと変わる。
 ヒルコは始まりの異形神。定まった形を持たないが全ての生き物の祖でもあり生殖本能の塊である。
 閉ざされたヒルコの世界には時の流れは存在せず精神と物資の狭間に浮かぶ不安定な世界である。
「あぁぁん…はぁぁん…もっと、もっと産ませて下さい」
 この世界に物理法則は関係ない。むき出しの精神に神が手を加えればあっさりとその本質は簡単に作り変えられていく。
 牡丹はもうすでに百人近い赤子を産んでいる。それも全て洞窟の中で受けた男たちの子である。現実ではおきえない短時間での生命誕生のプロセス。その過程に耐えるために少女の心は脱皮をするかのように生まれ変わり続ける。快楽を注ぎ注がれ溢れ出し歪にゆがめ人ならざるものを受け入れる器へと変えた。
 大河を流れる濁流のような原始の性衝動に押し流される牡丹の体は異形のものへと進化する。異形を受け入れる異形の存在。見た目の変化などは些細な程度に見える変化――
 小守は篭りであると同時に子守。子を守る窟でもある。生まれ代わりの場所である。そう、この洞窟こそがヒルコそのものなのである。

★ ★ ★

 牡丹の花は散り。身は熟した。
 乳房は彼女の生まれ持った霊力に比例してなのか大きい。もはや通常サイズの衣服どころかもう収まる衣服はなく特注のものでなければ着れなくなった。もっとも衣服を着てる時間などほんの一時だけ、朝は男ならいや雄であるならなんでも良かった。ほんのすこし町を歩くだけの間だだけ着れればいいだけ。
 夜は異形との人外の饗宴を貪る。邪気を吸い取り穢れを全て受け入れる、穢れた巫女。
 邪を封じる器として毎日を穢れの人柱として牡丹の花は生けられた。

 そして――

「雛菊、今年はいよいよお前が静めの儀を執り行う年になった」
 白髪交じりの威厳ある男は目の前の凛とした少女に語りかける。
「はい、一族の大命しかとお受けいたします」
 それは満儀神社で繰り返される輪廻のひとコマ新たな穢れ巫女を生み出すための輪の一部ナリケリ――

★ ★ ★

満儀 牡丹(みつるぎ ぼたん) 
年齢:15歳 
職業:巫女(退魔師)
身長:154cm
体重:56Kg
B:118cm(K)
W:56cm
H:96cm


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