■目次および各話あらすじ




▼序章



01:聖リトリス女学院



人を闇へと誘う魔力が息づく魔都の名門女子校。

神秘的な環境と輝かしい実績の裏で様々な噂が囁かれていた。



02:霧の牢獄



決して晴れない濃霧と深い緑の結界に守られた謎多き女子校。

だが、その内部はおぞましい光景に満ち溢れていた。



▼本編



01:吊られた天使



理不尽な性を強要する学院から決死の脱走を図る1年生の璃亞。

だが、彼女は学院を包み込む霧深い森の中で、

先立って脱走を試み、変わり果てた姿となった級友を発見する。



02:聖水



薄暗いトイレで性を貪られ、絶望に沈む1年生の志摩。

彼女を可愛がる3年生の美和は彼女に、

『たとえ悪魔に心を売り渡してでも生き延びろ』と告げる。



03:用務員たち 

04:続・用務員たち



本来の業務に必要な人数を遥かに超過する無数の用務員。

神聖なる白百合の園を魔界の花園へと変える立役者たちは、

二度と帰れぬ現世を省みることなく淫靡で怠惰な日常を送る。



05:蹂躙される絆



牝を狙う獣たちの視線に晒され、心細い日々を送る1年生の郁。

誰もいない深夜の浴場で一息つく彼女の前に現れた夏希は、

先日、郁が我が身可愛さ故に見捨てた親友だった。



06:黒のリボンの乙女たち



半月前、自分の醜さを曝け出して親友を失った郁。

そんな彼女が級友の璃亞と愉しそうに語らう背景には、

選ばれし者だけに与えられる黒いリボンが関係していた。



07:屠殺者



絶望に抗おうとする後輩を容赦なく聖水に堕とす2年生の双葉。

そんな彼女が浴場で垣間見せた悲しい本性を、

友人の雪はカラカラと笑うのだった。



08:売れ残り



いつまで続くかわからぬ無事を仲間と憂いていた1年生の花子。

だが、仲間が次々と男に汚されていく中、

1人無事でい続ける彼女の心境には、ある変化が現れていた。



09:カラダの恋



リトリス教信徒であることにプライドを持つ1年生の沙織。

彼女は聖水使用疑惑を信徒の同志である小春に問い詰めるが、

話はおかしな方向に進んでゆく。



10:一室しかないラブホテル



週末の宿直室は『一室しかないラブホテル』となる。

その周囲には多くの男たちが女生徒を連れ沿い、

性行為まで順番待ちのひと時を過ごす。



11:通わない心



先輩用務員に連れられ、毎日トイレでの陵辱に明け暮れる文之。

悪戯に女生徒たちを辱めるだけの日々に違和感を感じていた文之に、

1年生の蛍子はとある取引を持ちかける。



12:代償と報酬

その不細工さ故に引きずる異性関係への強烈な憧れから、

大切な家族を捨てて霧の牢獄へやってきた新人用務員・悠馬。

先輩の靖久はさっそく彼を連れて狩りへと出かける。



13:秘密

8人もの用務員たちと激しい行為を終えた2年生の蜜乃。

彼女は1人輪姦に加わらず撮影に徹していた聡と、

風呂場でのひと時を共にすることとなった。



14:踏み込む覚悟

聖水に頼らず、堅い絆で生き抜く1年生の蓉子とケイ。

ついに男たちの手に落ちてしまった2人は、

それでも絆を守ろうとある決意を固める。



15:贖罪



自分たちが見捨てた仲間を、気まずさから仲間はずれにする。

そんな仲間の判断にどうしても納得できない1年生の美鈴は、

仲間の1人で親友でもある梨恵子を説得しにゆくが・・



16:女王の呪い



魔都屈指の名家の令嬢としてプライドに固執する1年生の揚羽。

周囲の仲間たちを見下し、誰からも嫌われてきた彼女に、

学院の闇が静かに忍び寄っていた。



17:歯車

事前に学院の不穏な噂を知りながら入学に踏み切った1年生の真智。

学年屈指の秀才で学院の闇を恐れない精神を持つ彼女の中には、

貧しい家族をなんとか支えようとする悲願と思惑があった。



18:堕天使たちの絆



帰り道を塞ぐ下駄箱前での3Pに遭遇した1年B組の女生徒たち。

目の前には女生徒1人に対して男が2人。

誰かを犠牲に危機をやりすごそうと醜い牽制が始まるが・・



19:繋いだ手

中学生時代からの親友である1年生の涼と星羅。

ついに男たちの手に落ちてしまった2人は、

愉しかった中学時代を思い馳せながらなす術なく穢されてゆく。



20:飼い犬

納得のいかない形で前職を辞め、ヤケになっていた成一は、

ネットで見つけた都市伝説からの募集広告に軽い気持ちで応募。

インチキならブログのネタにしてやると話を進めてしまう。



▼予告



21:デート

先週、ついに陵辱されてしまった1年生の成美と紅葉。

成美は自分のこと以上に紅葉の心身の傷を心配するが、

変わり者の紅葉はまるで応えておらず・・



22:再会

勤務初日から先輩に置き去りにされる新人用務員の悟司。

右も左もわからずうろたえる彼に声をかけてきたのは、

かつての家庭教師の教え子、2年生の夕と瑪瑙だった。



以降、準備中――


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