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幸福は市民の義務です。
今のヌエにとって幸福は、殺された両親から託された、大切な願いでもありました。
そんなヌエの首筋からゾッとする程冷たい感触が、背骨を伝い、腰の奥までジワリと染み込み、思わず身震いした直後。
…ぞくっ!ドクン。
ヌエ「ふはああああっ!?」
一瞬、強烈な眩暈。直後に襲う身体の異変。
氷のように冷たい薬液が次第に灼熱を帯びたかのように幼い身体を快楽が蝕みます。
ヌエ「んっ…えっ、はぁ…はあっ…私……はぁっ…どうなっちゃ…あああっ!」
地下都市の下層で育ち日の光を浴びていない白い肌が赤く火照るり、可憐な頬は紅潮し、切なく吐息を吐くたび胸が上下します。
幼き身には抗いがたい、カラダの芯から込み上げる熱い衝動。
「ふぇぇ…からだ、あつい…あああ〜〜〜〜っ!」
未知の感覚、身体の異変に恐怖するヌエ。
記録係「おおっ、凄まじい効き目だな」
幸福剤を打たれ快感に痙攣するヌエの幸福な反応を完璧な記録機材に録画する記録係。
清潔係「幸福なのは結構だが、幸福のあまりアソコが濡れてしまったね。いかんなぁ」
じわ…既に警部に乱暴に貫かれていたヌエの秘部から快楽の証である愛液が滴り落ちます。
警部「ぐふふ、ワシが貫いた血と混じってキレイなイチゴ色だ…」
忠誠係「待てリーダー!イチゴ色とは何の意味だ!?」
下卑た笑いを浮かべる警部に、突如詰問する忠誠係。
警部「何?そりゃあ果物のイチゴの色…」
忠誠係「イチゴ?この都市に存在するのか?さては禁止情報に触れたな!」
警部「うっ…それは!ま、待て…」
忠誠係「モンドムヨー!ザッケンナコラー!」
ZAP! ZAP! ZAP!
警部「き、貴様!アバーッ!」
忠誠係のレーザーガンが警部を射殺。
地下都市では知り得ぬハズの知識は反逆に該当する、と迅速に判断した忠誠係の忠誠心は称賛されるべきでしょう。
ヌエ「んっ!はああ!あんっ!あ゛あ゛あ゛あ゛…」
IntSec(秘密警察)の内部粛清の惨劇も、快楽に塗りつぶされつつあるヌエの目には入りませんでした。
首尾よく!邪魔者を消し…もとい、コンピュータへの忠誠を果たした忠誠係が、媚薬に悶える美少女の手首を掴み、バンザイさせるようにつるし上げます。
ヌエ「んあああっ!」
ビクン!
触れられただけで気が狂いそうな快感に震えるヌエ。
忠誠係「手首掴まれただけでイクとは、幸福だねぇげひひ」
幸福剤により弛緩して力の抜けた幼い身体。
勃起した乳首に忠誠係の鼻息がかかるたび、望まぬ幸福を感じるヌエ。
忠誠係は吊るしたヌエの身体を自らの怒張した凶器の真上に落としていきます。
既に警部に引き裂かれていた幼い秘部は、自らの体重で簡単に忠誠係のペニスを沈みこませていきます。
ヌエ「〜〜〜〜っ!!?」
とても幸福な事に、幸福剤のお陰で痛みは一切ありません。
まだ未熟な膣は暴力的な異物に突き上げられながら、幸福剤の薬効で急激に収縮。
ヌエ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!?」
忠誠係「ぐおー!ナカはガキかと思ったが、蕩けるように絡み付く…なんて幸福!まるで極上の牛ステーキを食べるが如しだ!」
ヌエに挿入して幸福に浸る忠誠係。
装備点検係「…おい、牛とはなんだ?」
忠誠係「えっ?そりゃあ動物…」
装備点検係「アルファコンプレックスにそんな生物は存在しない!さては禁則事項に触れたな!」
ZAP! ZAP! ZAP!
忠誠係「ちょ待ぬわーーーーッ!」
なんということでしょう!
忠誠係も反逆者だったとは!
光線銃で頭を撃ち抜かれ死亡する瞬間に射精した忠誠係の精液が、幸福剤で敏感にされた膣に叩きつけられます。
ヌエ「っ!!!?」
鮮血と精液で穢れた死体がぐらりと横に傾き、挿入していたペニスが幼い膣をグリンと抉ります。
ヌエ「んぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
敏感な箇所を容赦なく掻き回される衝撃で絶叫するヌエ。
覆い被さる忠誠係の骸の下、男の体重と絶望的な快楽に圧し潰されながら何度目かも分からぬ絶頂に打ち震えるのでした。
装備点検係「おやおや、反逆者の死体でイッちゃうなんて、いけない子だ」
「あ゛っ…あ゛っ……あんっ……」
研究機関R&D開発の安全が保障された幸福剤による快楽で既にヌエの精神は永久に幸福になりつつありました。
装備点検係「ひひひ、そろそろ幸福剤の副作用で壊れちまうなぁ。まあ可愛い身体を愉しめれば良いのだがな!」
装備点検係は反逆者の死体を蹴飛ばし、最早壊れてしまった美少女の裸体を抱き寄せ…
幸福係「待ってもらおうか!あんた!」
装備点検係「なんだよ、これからいいところ…」
幸福係「研究機関R&Dの薬は完璧なのだ!副作用を疑うとはさては貴様反逆者だな!」
ZAP! ZAP! ZAP!
装備点検係「うぼぁー!?」
完璧なるアルファコンプレックスの完璧な薬は市民の幸福のためにあり、今まで投与された少女たちが副作用で壊れたという『報告は前例がない』はずなのです。
嘆かわしい!装備点検係も反逆者だったとは。
幸福係「さぁて、もうヌエちゃんは永久に幸福だね。残り少ない命でオレを幸福にしてくれよ?」
ヌエ「………」
虚ろに曇った紅い瞳を見開いたまま、最早叫ぶ事もできず痙攣するヌエ。
幼い意識は快楽に塗りつぶされ、悲しみと絶望の中で、その命が尽きようとしていました。
記録係「おい!このガキ死ぬ前に僕にもヤラせろ!」
勤勉に撮影任務を果たしてきた記録係でしたが、極上の美少女の命が風前の灯と知り、慌てて権利を主張しますが。
幸福係「このガキが死ぬ?なんで?」
記録係「なんでって、お前の幸福剤で…」
幸福係「幸福剤は完璧だからそれはあり得んぞ!彼女の命は不幸な事故のはずだが?」
記録係「しまっ…」
ZAP! ZAP! ZAP!
記録係「ぶべら!」
なんということでしょう!
彼もまた反逆者以下略…
清潔係「幸福係よ、汚れているんじゃないか?完璧な市民ならば清潔でなければならん」
幸福係「言い掛かりはやめてくれ。オレは清潔だ!貴様こそ反逆者だな!」
激しくにらみ合う二人。
ここでより忠誠心を見せた者が生き残り、瀕死の美少女を最後まで味わい尽くし、ブリーフィングでコンピュータから忠誠心を称賛され出世が約束されるのです。
二人が虎視眈々と忠誠を示す機会をうかがう最中…
(ふぁぁ…きもちよすぎてもうなにもかんがえられない…私、死ぬんだ…でも私、幸福だったよ?お父さん、お母さん…もうすぐまた会えるよ…きっともっと幸福だね…)
目の前で両親を殺され、悪魔の幸福剤で身も心も壊され死にゆく少女は、眠るように幸福な人生に幕を下ろすのでした。
数年後
?「NuE-Hj-6……幸福な市民よ。次のあなたはより完璧にやってくれるでしょう」
ヌエ「はい、コンピュータ。私は幸福です。幸福であることは市民の義務です」
完璧なるコンピュータに送られたクローンが完璧な忠誠を示します。
類稀なる有能さと奇跡的な幸運でアルファコンプレックスを生き抜き、高い地位に上り詰めたエリートエージェント。
艶やかな黒髪、ミステリアスな紅い瞳。より美しく賢く完璧に育った美少女は、今日もまた任務に赴きます。
彼女と組んだ多くの仲間達を反逆者として粛清しながら。
引き継がれた記憶。引き裂かれた幸福。
記憶の引継ぎは完璧。けれど想いはいつしか遠くなっていく。
(お母さん……お父さん……私、幸福になれたよ…)
END
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