4 少女剣士敗北


 
「ふぁっ・・うふぁ・・あひぁぁ・・」
体をビクビクと痙攣させ、邪鬼のなすがままにされているナコルル。一枚の膣壁をはさみ、グボッグボッとピストンを繰り返す二本の太い触手と、男根を締め付ける妹の膣の感覚に、清らかに輝いていた慈愛の心は淫らな快楽に支配されてゆく。
「くく・・そうだ・・そのままだしてしまえ・・妹の・・リムルルの命を奪う精液をなぁ・・!」
邪鬼の言葉に妹の名を聞き、ピクッと体を強張らせる。
「ああぁ・・そ、それだけ・わぁ・・で、できなひ・・おぅっ・ひっ・うはぁん・・」
今だ抵抗の言葉が出ることに邪鬼も心の底から驚いたようだった。『聖なる巫女』の名に恥じぬ、驚異的な精神力・・。
「・・・何という精神力・・・さすがは天草を打ち倒した剣士ということか・・・!」
その時
「ナ、ナコルル様!」
茂みの奥から数人の武士たちが飛び出してきたのだ。

 経緯は、ナコルルが森に入った一時間後に遡る。不吉な予感がいっこうに去らぬ大ババは、ナコルルの身を案じ急遽、自らを筆頭に、十人もの屈強な武士たちとともにナコルルの後を追い、森に入ったのだ。
(この不吉な予感はいったい・・どうか間にあってくれ・・)
巫女として厳しい修行を積み、その力は歴代の巫女の中でも飛び抜けていたナコルルには多大な信頼を寄せていたのだが、大ババの不安は募るばかりであった。だが、供をする男たちにはどこか余裕な感じがあった。辺りを警戒しながらも、それぞれが口を開く。
「あのナコルル様が化け物になど・・」
「そうだ、有り得んことよ。聖なる巫女がこれまでどれだけ怪異を退治したことか」
「お主、ナコルル様の剣技を見たことがあるか?まるで天女の舞。見とれるほどの美しさであった」
「うむ、以前城下町が妖怪どもに襲われたときもたった一人で退治したのだ。しかもけが人の治療にも、癒しの秘術をもって尽力して下さった。あのお姿、まさに『天が遣わされた光の乙女』よ」
そう、これまで多くの民を救ってきたナコルルは皆に救世主とまで崇められてきたのだ。武士たちには、その聖なる乙女が化け物ごときに敗れるなどとは想像もつかないのである。だが、一団が森の中心部で見たもの。それは・・
「あはああぁん!ヒイィッ!だ・め・・ふああぁ・・!」
無数の触手に群がられ、淫らな嬌声を上げるナコルルの姿であった。
「ナ、ナコルル様!?」
武士たちは我が目を疑った。自分たちが救世主と崇めてきた聖なる乙女が見るも無惨な格好で悶えているのだ。
「ま、まさか聖巫女様が・・」
「よっよくも我らが『光の乙女』を・・!」
「ナコルル!し、しっかりいたせ!ナコルル!」
大ババの叫びが囚われの少女の心に力を与える。
「う、あぁ・・っ・お、大ババ様・・っ!あぐぐっ・た、たす・け・・」
(大ババ様・・!そ、それに城のお侍まで・・た、耐えなきゃ・・もう少し・・がんばれば・・!)
武士たちの技量はナコルルもよく知っている。大ババ様もついている
「おやおや、こりずにまたもきおったか」
一団を、チラリと横目で見る。
「お、おのれ化け物!聖巫女様を放せぇ!」
激昂した武士たちが刀を構えるが、それより早く数本の触手が空を走り、一瞬にして8人の武士の首をはねた。
「ひいいいぃっ!」
残りの武士はその光景にすくみあがり、身動きもできない。
「ぐぅ・・なんと・・このような力を持った者がいようとは・・!」
大ババが悔しげに呻く。この瘴気の中にあっては、邪鬼の力は圧倒的なものであった。生身の人間には抵抗することすらできない。ナコルルはその光景に愕然とした。
(そっそんなっ・・一瞬で・・な、なんて力なの・・)
「グフフッ、馬鹿どもめ。おとなしくそこで、貴様らが信じる聖巫女が堕ちてゆく様をみておれ。だがお楽しみの最中・・邪魔な男どもはさっさと殺すことにするかな」
ぎろりと睨まれただけで、残った二人の武士たちはヒィと声を上げへたり込んでしまった。
「ひっひいぃ・・お、お願いだ。た、助けてくれぇ・・」
「ぐふふ・・ならばこの娘を犯してみろ。そうすれば助けてやろう」
邪鬼の言葉に武士たちがビクリとふるえ顔を見合す。
「お、お主たち!何を考えておる!相手は化け物じゃぞ!」
男は大ババの言葉にも耳を貸さず、甲冑を脱ぎ捨て全裸になってしまった。
「ひ・ひ・・た、たすかるんなら・・」
「そ、そうだよ・・死にたくねぇ・・そ、それに、見てみろ・・あんなに股おっぴろげて・・ありゃ聖巫女様なんかじゃねぇよ・・」
「おぉよ・・おれたちゃあの淫乱女をヤるだけだ・・なんも悪くねぇって・・くひっくひ・・」
男たちは邪鬼への恐怖から正気を失っていた。
「いっいやああっ!や、やめてぇ・・・!」
武士たちの表情には、虚ろな瞳と好色そうな邪悪な笑みがはりつき、獣の相が浮かび出ていた。その恐怖にナコルルは悲鳴を上げる。
今、ナコルルとリムルルは巻きついた触手によって、宙に浮かんだ状態で大きく開脚しお互いの秘部を結合した格好であった。そこへ武士たちが群がる。
「へへへ・・・実はいっぺんヤってみたかったんだよ、このお美しい巫女様をよぉ・・!ヒ・ヒヒッ」
「お・おれもだ・ぎひひ・・!高嶺の花だもんなぁ・・」
もはや半分化け物と化しているのか、その表情は人間のものではなかった。
「あああぁっ!お、おやめなさい!こんな化け物のいいなりになど・・!」
ナコルルは最後の力を振り絞り、必死に呼びかける。だが武士たちは構わず、白く輝く乙女の裸身にしゃぶりついた。
「ひいいぃっ!あ、あぁんっ!だめぇ〜っ!」
一時立ち直ったかに見えた精神はしかし、またも、あまりにあっけなく快楽の泥沼へ沈み込む。透き通るように白い、ふくよかなスロープを描く胸のふくらみを、まるで出るはずもない母乳を搾り取るかのように乱暴に揉みこまれる。もう一人は後ろにまわり、少女の体全体を舌と手でなぞりまわす。
「ぅあ・・・あぐぐっはっ・はっ・は・・あう・・や・めて・・!」
ともすれば一気に爆ぜてしまいそうな己の欲望のマグマが臨界に達してゆく。
「ひひっ感じてやがるぜ!このアマ、どんだけ汁を垂れ流しゃあ気がすむんだ!?お望みどおりつっこんでやらぁ!」
「おぉよ、もう待ちきれねぇよ!し、しかも、なんだ・・チンポが生えてやがる!それで妹を犯してるんだぜ・・!こりゃ正真正銘のヘンタイだぜ」
妹を救うため、必死の思いで快楽と闘い続けている可憐な乙女に罵声を浴びせながら、男たちは自分のマラを取り出し、触手に犯され続けている秘所と菊門に狙いを定める。
「あがあっ・・ひゃめ・へぇ・・もほぉ・・げ、限界・な・のぉ・・ひぐぁ・・」
ヨダレを垂らしながら、もはやまともに言葉もしゃべれず焦点の合っていない瞳を虚ろに泳がせる聖なる巫女。気高く清らかに輝いていた可憐な美貌は見る影もない。そして男たちは、触手が挿入されているにもかまわず、そのままマラを突っ込んだ。
グヂヂィッ!
少女の小さな膣を思い切りひき伸ばしながら、野太い男根がねじりこまれてゆく。
「ぎゃあああぁっ〜〜!!あがっあががぁっ!」
濁った悲鳴を上げ、人事不省に陥りながらガクガクと体をふるわせながらも、歯を食いしばり健気な抵抗を続けようとするナコルル。だがそんな気高く神聖な乙女ににとどめを刺すかのように、男たちが凶悪なピストンを開始する。
ぐしゃっぐしゃっ、と音を立てながら出入りする二本の怒張と触手、さらには己が男根を締め付ける妹の膣壁。これまでとめどない陵辱にさらされ続けた聖巫女に、もはや抵抗する術は残されていなかった。
「くくく・・人間とはなんと脆いものか。貴様がこれまで命をとして護り続けた者どもにこのような目に遭わされて、まったく哀れよ」
「あぎぁ・・ひぃぃ・・」
(だれか・・たすけて・・)
「さ、さいこうだぜ・・!こんなマンコ味わったことねぇよ!こりゃ巫女なんてやってねぇで、男どもの性欲処理でもやったほうがマシだぜ!」
「ひひ・・まったくだ!この締め付け・・!ケツの穴でよがり泣いているメスブタにゃ肉便器がお似合いだ!」
「あはああん!ねぇさま、みんな誉めてくれてるよぉ。いぃでしょぉ・・ふがあはぁん・・」
男たちと妹の声も遠くに聞こえる。これが本当に今まで幾度となくこの乙女に命を救われている者たちなのか、と耳を疑いたくなるような言葉が吐き出される。
「ひゃはぁっっ・・!ふぁっ!あふぁっ・・・う・うぐぅっ・・やんっ・き、きも・ち・あぅっ・・いひぃっ!」
清らかな心が闇に支配されてゆく。
「うひっい・・あひィいいいッ・・や、やあああっ・・んぉお・・お・あああっ・・やっっああっ・・ふゃああっ・・っそんなっすごいっ・ひゃうぅんっ・っふにぁあアんん・・!」
天女のように美しい可憐な容貌と、数々の怪異から民衆を救ってきた強さを併せ持つこの神聖なる少女を、邪悪な闇が犯してゆく。そして早くも男たちは精を放った。
どぷっどぷっと精液があふれ出てくる。
「う・あぁ・・も・もう・・やめ・・て・・ゆる・して・・イ・・ッチャ・・ウゥ」
穢し尽くされた体を震わせ、ナコルルは最後の時を間近に感じる。
「ぐふふ・・貴様の忍耐ぶりにはつくづく呆れるわ・・だがこれでも耐え切れるかな・・?」
ニタリと笑う邪鬼の体から糸のように細い触手が二本、スルスルと伸び、リムルルとナコルルのオマンコの上・・少女の淫欲の塊とも言うべき肉芽・クリトリスにスルリと巻きつく。
「うあぁ・・っひやぁ・・そ、それ・だけは・・」
ナコルルの顔は恐怖でひきつり、清浄な光を放っていた清らかな瞳は完全に邪鬼への怯えの色に染まっていた。一方のリムルルはうっとりとその様子を眺めるだけだ。
「ねぇさま・・いいでしょう?こぉんなにきもちいいのに・・早く素直になってよぉ・・巫女の使命なんて忘れちゃって、メスブタとして一生邪鬼様に飼っていただきましょうよぉ・・」
「くくく・・妹はこんなにうれしそうだぞ・・大好きなおねぇさんに殺されるというのになぁ・・・ひゃぁっはっはっはぁ〜!!」
邪鬼の狂った笑い声が響く。
(ああぁ・・・もう、もう、ダメなの・・?わたしにはもう・・)
リムルルのあまりに悲惨な姿に自責の念にかられ、大粒の涙が白皙の頬を伝う。
「これで終いだ・・よく頑張ったほうだぜ・・『大自然の白き聖巫女』サマ。ひっひっひ」
そして、からみついた触手がギチィッ、と締め上げた。
「がひぃっ!!」
リムルルの膣がさらに締め上げ、快楽の爆発がマラと秘部の両方から炸裂する。ナコルルの精神力はついにその限界を認めた。
「あっあああぁ〜〜〜ん!!いひぃっ!オ、オマンコもお尻もチンポも、すっすごぃひぃっ!らめへぇ〜〜!!」
もはや快楽への抵抗などできるはずもなかった。清らかだった可憐な美貌を快楽にとろけさせ、慎ましやかな唇からはとめどなくヨダレを垂らし続ける。神聖なる「美」の象徴ともいえる清楚なおもざしが無惨に朽ちてゆく様はなんとも哀れであった。
「くっくっく・・ブザマよのぉ。さぁイッてしまえ!」
「あぅっ!あわわわっ!ふにゃああぁ・・んっ!」
瞳を泳がせ、ガクガクと体を震わせる。そのたびに、ふくよかな白い美乳が悩ましげにフルフルと揺れる。
(あふううぅっ・・大ババ様・・リムルルっ・・ごめんなさい・・私・みんなを救えなかった・・私に力がないばっかりに・・あぁ・・)
ナコルルは心の片隅に残る理性で絶望を反芻する。だがそれもすぐに甘い感覚に塗りつぶされてしまう。これまで幾度となく窮地を脱してきた聡明な頭脳はもはや淫欲に染まりきり、その機能を停止していた。もうすでに3時間あまりも嬲られ続けている。常人ならばものの数分で発狂するようなこの世ならざる快楽に、ナコルルはあまりにも長い時間耐え、その分徹底的に、残酷なまでに侵され続けてきた。いかに聖巫女に選ばれた剣士であろうと、年端もいかぬ若い乙女が理性を保てる状況ではないのだ。
「ふはぁっ!あんっ!あんっ!ふにぃっひっふにゃああぁ・・」
「くく・・たかが小娘がよくここまで耐えたものよ!さすがは『邪悪を挫く光の聖少女』等と言われるだけの事はある。だがそれもここまでだ・・!これまでわれわれを苦しめた、その神の力も無くなる!どこまでも気高く澄んだ可憐なおもざしも、神々しくすらある麗しい極上の肢体も、清らかにして強靭な心も・・全て!ワシのものになる!」
ナコルルは、ほんの数時間前まで聖なる巫女としての使命を胸に秘め、邪鬼に敢然と立ち向かっていた、勇敢で神々しい姿からは想像もつかない醜態を演じてしまっていた。
(だれか・・・だれか・たすけて・・たすけて・・・妹を・リムルルを救ってぇぇっ・・・ワタシはもう・・だめ・・・に、なっちゃうぅ・・・・!もう、耐えられないっ・・・ぁ・・ああああぁっ、イヤァ・・だ、だれかァ・・ワタシ・もォ・もぉッ・く、狂っちゃう・・・・人間じゃ・なくなっちゃうッ・・・・)
そしてついに少女の心の防壁は崩される。怒涛の快楽が『神に愛されし聖なる乙女』の剥き出しにされたか弱い心を叩き壊す。
「あっはあああぁ〜〜ん!!イッイクッ!イクウウゥ!もう、もうだめえぇ!だれか!たったすけてぇ〜!イッちゃうぅ〜〜っっ!!」
ドビュウゥッッ!
断末魔の悲鳴を上げ、白い喉をのけぞらし、ついにナコルルは屈服した。大量の精液が噴出しリムルルの体の奥から突き上げる。
「ぎぃやあああぁ〜〜!!」
恐ろしい悲鳴を上げリムルルはガクリと首を折り息絶えた。
「あっあぁ・・・リム・ルル・・ぅああぁ・・」
愛する妹を自らの手に掛けてしまったナコルルの心に闇がじわじわと侵食してゆく。
抵抗する力をなくした聖巫女の心は何の抵抗もできずただそのおぞましい感触を感じることしかできない。
「ついに挫けたな、ナコルルよ。もう貴様はワシの奴隷・・さぁ・・挨拶してみろ」
「は・・ぃ・・ナコルルは邪鬼様の奴隷・・邪鬼様に飼われる薄汚いメスブタです・・どうぞ・・好きにしてくださひ・・」
邪悪を挫くはずの聖なる乙女が、異界の化け物に服従のセリフを述べ、自らの体を邪鬼に絡ませ全身で愛撫を始める。

「んふああぁ・・邪鬼サマァ・・あはぁ・・」
清浄な光に満ち、神聖な輝きを放つ聖なる乙女が淫靡に表情をとろけさせ、喘ぐ。その姿はもはや、尊き聖巫女ではなく醜い一匹のメスブタであった。
「グハハハッ!聖なる巫女よ!貴様は最高の奴隷だ!これから存分に可愛がってやろう!グハハハハ〜〜!!」
皆を・・妹を救いたい・・その一心だけで邪悪と戦い続けた清らかな美少女は、おぞましい快楽に屈服した。
崇拝の対象であった気高き美少女剣士は、いまや汚らわしい性奴でしかなかった。
「おぉ・・ナコルル・・な、なんということじゃ・・」
大ババは孫娘の変わり果てた哀れな姿に、ひざをつき力なくうなだれる。


これまでその命をかけて守り続けてきた民たちからも、ただの性欲の掃き溜めとして扱われる聖なる乙女。残酷なまでに徹底的に嬲りつくされ、闇の力の前に成す術なく敗れ去った純白の聖巫女の穢れない心は、完全に崩壊していた。
瘴気の森の中、邪鬼の笑い声と、あさましいメスブタに成り果てたかつての聖少女の喘ぎ声が響き渡った・・・・。


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