「先輩待たせました、今日はどうしますか」
「今日はね、ちょっとやりたいことがあって、僕の家に行こう」
二人は常雄の部屋のベッドに腰掛けた。
「真代ちゃん、僕達付き合って2週間経つよね、頼みがあるんだけど」
「先輩、何でも話してください、私に出来ることなら何でもしてあげますよ」
常雄は鞄から1冊の本を出し真代に見せた。
「えっ、これは・・・・」
本を開いてみた真代は硬直した、その本の表紙には”愛の開拓48手”と書かれていた。
「駄目だろうね、気にしなくていいから忘れてくれ、僕達そこまでの仲でないから」
「うっっっん、先輩どうしてもやりたかったらしてもいいよ、先輩大好きだから」
常雄は優しく真代を押し倒すと口付けをしながら服を全て脱がし、常雄も全裸になった。
「全部で48だから1日3つで16日だね、真代ちゃん大丈夫か」
「先輩やさしくしてね、先輩は私だけのもの、浮気したら駄目よ」
「そうだ、思い出を残すのに写真を撮ろう」
「えっ写真を撮るの・・・誰にも見せないでね、二人だけの秘密にしてね」
常雄はデジカメをセットすると本のページを開き1ページ目を見た。
「浮き橋 後ろから女性の脚を持ち上げるため、摩擦が大きく、挿入深い。ピストン運動だけでなく、女性を支えている両腕を利用した円運動も快感を得られる。ふたりが前後に動くと浮き橋のように揺れることからこの名がついた。」
「先輩何読んでいるの、私にも見せて」
真代は挿絵のとおりに体位を構え、常雄はペニスを割れ目に挿入した。
グッチュ
「はっぁぁぁぁぁ、あっぁっあっぁっ・・・」
「うっぅぅぅ、真代ちゃんすごく気持ちいいよ」
グッチョ、グッチョ、グッチョ・・・
ゆっくりと腰を動かし二人は前後して揺れた。
「せっせせせ先輩いつもと違う、かかか体が熱い変になりそうあっぁぁぁぁぁぁ・・・」
「僕もだよ、チンポが熱くて頭が変になりそうだ」
いつもと違う感覚に二人は快楽につかり数分後絶頂を迎えそうになった。
「先輩もう私いきそう、いちゃうよ、いっちゃう」
「僕もだ、我慢できない、真代ちゃん出るよ中に出しちゃうよ」
グチッ、グチッ、グチッ、グチッ・・・
常雄はあくまでも優しく腰を動かし、二人は顔を歪めた。
「いっくぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・」
「うっあぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
ドビュッ
一回だけ精子を膣の中に流すと二人は抱き合った。
そしてすぐに本を開いて常雄は読み始める。
「鶯の谷渡り(うぐいすのたにわたり) 男性の頭を鶯に見立てて、唇、首、乳房、ワキ、性器と全身くまなくオーラル愛撫。枝から枝へと鶯が飛びわたる様子にたとえて、この名がついた。」
本を読み上げると息が荒い真代の体を嘗め回した。
「うっ、くすぐったいけど気持ちいい」
程なくすると真代は2回目の絶頂に達した。
休むことなく真代をベッドから降ろし床に四つん這いにした。
「押し車 “抱き上げ”のポーズのまま、男性が立ち上がる。一見後背位のまま前に進んで行くだけのように見えるが、後背位から両足を抱え上げると内腿が緊張し、膣がよく絞まる。女性が前進すると、腰のねじれも大きくなる。」
本を読み終えると腰をつかみ割れ目にペニスを挿入する。
「今度は足を持ち上げて、うっぅぅぅぅ」
真代の足を持ち上げると常雄の顔が歪む。
「すごい締め付けだ、すごいよ真代ちゃん」
「あっぁぁぁ先輩駄目、そんなに押したらお尻と腹が変になる」
常雄は腰を突き出すと真代は2本の腕で前進した。
「真代ちゃんいいよ、すごくいい歩くたびに締りが良くなるよ」
「あっぁぁ、あっぁぁ、先輩ゆっくり歩いて感じすぎる」
二人は部屋中を何度も歩き回った。
「そうだ、もっと歩けるようにしようね」
部屋のドアを開けると挿入したまま歩き出した。
「あっはぁ、あっはぁ、あっはぁ、あっはぁ・・・」
「真代ちゃんがんばって、真代ちゃんの中は気持ちいいよ、好きだよ真代ちゃん」
誰もいない家の中を二人は部屋・玄関・キッチン・風呂場・・・隅々まで何度も歩き回り部屋に戻った。
「先輩もう駄目、私もういっちゃいそう」
「僕も出そうだ限界だ、いくよ真代ちゃん」
グッチィ、グッチィ、グッチィ、グッチィ・・・
トビッ、ビュッ
二人は床に重なって倒れて潰れた。
「真代ちゃん、どうだった大丈夫」
真代の顔を覗き込むと白目になって顔は崩れ涎を垂らしながら気を失っている。
「いい顔だね真代ちゃん、そんな真代ちゃんもかわいいよ」
その後毎日常雄の部屋で真代は1日3つの体位で3回絶頂した。
「真代ちゃん、今日はここでやろうよ」
二人がいるのは誰もいない草むらの中だった。
「さっぁ真代ちゃん服脱いでセックスしよう」
二人は服を脱ぎ1枚も体には身につけず、そばにはデジカメがセットされた。
「こんなところで恥ずかしい、誰かに見られたら」
「誰も来ないよ来ても驚くだけだよ、今日はここからだね」
常雄は付箋のついた本を開きページを読み出した。
「立ちかなえ 抱き合ったままの挿入なので、体の密着度は最高。男女共に腰を使えるが、バランスは取りにくい。男性が少し腰を落とすと挿入深くなる。立位の対面位。”鯉の滝登り”ともいう。」
立ちながら向かい合うと常雄は真代の片足を持ち上げ割れ目に挿入した。
グッチゥ
「あっぁぁぁはぁぁぁ・・・」
真代の陰部は既に濡れており抵抗なく膣にペニスを呑み込んだ。
グッチュ、グッチュ、グッチュ、グッチュ・・・
「えっ真代ちゃん大胆だね」
真代は自分から腰を振り出し常雄のペニスを求めた。
「僕もがんばるよ、いくよ真代ちゃん」
常雄も腰を突き出し二人の陰部の擦れる音が草むらに響き渡った。
しばらくして二人の顔が歪みだした。
「真代ちゃん出すよ中に出すよ」
「来て来て来て、先輩来てぇぇぇぇぇぇ」
ドビッ
常雄は膣の中に射精をし、絶頂に達し気を失い崩れ落ちる真代を抱いて支えた。
「真代ちゃんはすごいよ、いく毎に気を失うとは、いつもいった後の顔もかわいいよ」
真代は1回絶頂すると快楽で気を失い顔も崩れたように笑っていた。
その後2回セックスして、二人はふらつきながら家路についた。
これを機会に二人は様々な場所でセックスをし、公園・トイレ・河原・山中・・考え付くところ全て行った。
「昨日で45手終わったよ、今日は最後の3回だよ」
「うっん先輩、最後は先輩の部屋でするのね、先輩大好き」
真代を押し倒しキスしながら服を脱がせ二人とも全裸になった。
そしてセックスを2回して向かい合った。
「最後だよ、好きなだけ声を上げていいからね」
「先輩のエッチ、でもそんな先輩が好き」
「百閉 騎乗位のこと。女性は両足で体重を支えているので、自由に腰を使える。挿入角度もペニスが膣の前壁を摩擦するような角度なので、男女共に快感が得られる。」
常雄は本を読み終えると仰向けで寝てペニスを天井に向けて勃起させていた。
真代は寝ている常雄に足を跨いで乗りペニスを握り膣に挿入した。
グッジュッ
膣の中は精子で潤滑代わりになって一瞬にしてペニスが押し込まれた。
「はっぁぁがぁぁぁ、あっぅんんん、いっいっひぃぁぁぁぁ・・・」
真代は大声で喘ぎ腰を大きく揺すって、頭を前後左右に振り回しながら涎が飛び散った。
「すごい世真代ちゃん、もっと激しく激しく・・・・」
いつものすがすがしい真代の姿は消えセックスの虜となっていた。
「気持ちいいよ真代ちゃん、チンポが締め付けられて気持ちいいよ」
「はっはぁぁぁぁ、うっはぁふぅはぁぁぁ、・・・」
常雄の声は真代には聞こえず快楽に溺れている。
やがて真代の顔が歪み始めた。
グッジュ、グッジュ、グッジュ・・・
「いぐぅ、いぐぅ、いぐぅ、いぐぅ・・・」
「僕も出すよ、真代ちゃん好きだよ大好きだよ」
ビュッ、ビュッ
常雄は2度膣の中に射精をし、同時に真代は絶頂して常雄に向かって倒れ気を失った。
「真代ちゃん、相当気持ちよかったんだね、体が震えているよ」
常雄は痙攣しながら上に乗っている真代にペニスを挿入したまま両腕で強く抱きしめ続けた。
(終り)
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