エイリアン 防犯編


 あたしの名前は、地子(チコ)。
 小学五年生で、周りの子より少し成長は、早く、クラスでも人気者。
 家族は、医大に勤めるお父さんとの二人くらし。
 比較的平和だった毎日。
 そんな日常に大きな変化が起きた。
 切掛けは、あたしと劇のヒロインの座を争い勝った、宙子(チュウコ)の失踪。
 そして、連続して続く女子小中学生の失踪事件に続く。
 それが、宇宙人の所為だと解ったのは、行方不明になっていた子達が帰ってきたから。
 その中には、宙子も居た。
 仲が良かったわけじゃなかったが、クラスメイトだ、皆とお見舞いに行った。
 そこで見たのは、変わり果てた宙子だった。


「ペニス! あたしの割れ目にペニスを入れて妊娠させて!」
 一緒に来た男子に狂った様にしがみつき、ズボンのチャックを下ろそうとする宙子。
 宙子の母親は、そんな娘を必死に押さえながら泣いていた。
「ごめんなさい。全部、宇宙人の所為なの。宙子が悪いわけじゃ無いの。許して……」
 あたし達は、そのまま帰るしか出来なかった。


 家に帰ってお父さんにその話をすると、真剣な顔でお父さんが言う。
「初潮は、まだだったよね?」
 あたしは、少し顔を赤くして言う。
「そうだけど、何でいきなりそんな事を言うの?」
 お父さんは、少し躊躇した後に答えてくれた。
「その宇宙人だが、初潮直前の少女だけを誘拐するらしい」
「嘘!」
 あたしが驚くとお父さんが言う。
「詳しいことは、言えないけど、そうでないと駄目らしい」
「そうなんだ。怖いね」
 あたしの言葉にお父さんは、頷き注意してくる。
「十分に気をつけるんだよ」
「解ってる。今は、全員集団下校してるから大丈夫だよ」
 あたしは、そう思っていた。


 次の日の放課後、女子と数人の大人の人と一緒に下校していた。
 そんな時、空が明るくなり、UFOが現れた。
 大人の人達が慌てる目のまで、あたしと仲が良かった子が誘拐されていった。
 当然、大騒ぎになった。
 そして、二週間もした時、その子は、宙子と同じ様の状態になっていた。
 あたしがその子の家から重い気持ちで帰った時、下着に違和感を覚えた。
 下着を脱ぐとそこには、粘々した物が付いていた。
 あたしが戸惑っていると、お父さんが帰ってきた。
 あたしは、躊躇したが、お父さんに下着の事を話すとお父さんが怖い顔をする。
「それは、おりものだ。もうすぐ初潮が始まる証拠だよ」
「嘘……」
 怖かった。
 初潮が近づくという事は、あたしも宇宙人のターゲットになるって事だから。
「どうしよう! あたし、あんな風になりたくないよ!」
 お父さんに抱きつく。
 お父さんも強く抱きしめ返してくれた。
「大丈夫だ。地子だけは、僕が護る」


 その日から、お父さんは、仕事を休み、あたしと家に篭った。
 食事は、出前で、外出は、一切しなかった
「お父さん、何時までこうしていれば良いの?」
 ずっと家の中に居ることに辛くなっていた。
 お父さんは、無理やりの笑顔で答えてくれる。
「地子が初潮を迎えるまでだよ。初潮を迎えた子は、絶対に教われないんだかね」
 その言葉を信じ、あたしは、お父さんとの二人だけの時間を過ごした。


 暇つぶしにお父さんと一緒にテレビを見ていた。
 そんな中、テレビのニュースで驚くべき事実が告げられた。
『本日、家に閉じこもっていた少女が、宇宙人に連れ去られる事件が発覚しました。その少女も初潮が近く。宇宙人に誘拐される事を恐れて、家族と家に閉じこもって居た所を狙われたみたいです』
 悔しそうにする家族が画面に映る。
 それを見ていたお父さんがおもむろに立ち上がり言う。
「こんな方法じゃ駄目なんだ。もっと確実な方法をとらないと」
「確実な方法って?」
 あたしが聞き返すと、お父さんは、今まで見たことの無いおかしな笑みを浮かべた。
「妊娠すれば良いんだ。そうすれば誘拐されない」
「そんな事できないよ!」
 あたしの言葉にお父さんは、あたしを押し倒す。
「宇宙人に僕の大切な地子を奪われて堪るか! 宇宙人に奪われる位なら僕が!」
「止めて! お父さん、正気に戻って!」
 あたしは、必死に抵抗したが、お父さんは、勃起したチンチンを見せ付けて言う。
「今から、地子を妊娠させてあげる。そうすれば、宇宙人にも狙われない」
「嫌!」
 あたしの心からの叫びもお父さんに通じなかった。
 服は、破られ、下着は、剥ぎ取られる。
「親子でこんな事をしたら、駄目なんだよ!」
 あたしは、涙を流しながら説得しようとした。
 しかしお父さんは、荒い息で言う。
「これも全ては、地子を護る為だ!」
 そのままお父さんのチンチンは、あたしの割れ目をこじ開けて、あたしの大切なバージンを奪っていった。
 痛かった。
 体が、心が。


 行為が終わり、あたしが、血と精液が流れ落ちる割れ目を拭っている間もお父さんは、ぶつぶつと言っていた。
「これじゃ駄目だ。もっと確実に妊娠させなければ……」
 もうお父さんは、正気じゃ無い。
 それでもあたしは、お父さんの愛情を信じたかった。
 全ては、あたしを護る為にやった事だと信じる事で、壊れそうになった自分の心を繋ぎとめていた。
 そんな時、お父さんが手をあの壊れた笑顔を見せた。
「そうだ、あの薬を試してみよう」
 お父さんは、そういって、仕事の物があって、あたしが入ることを禁じられた部屋に入って行った。
 暫くして、出てきて、お父さんがそのベトベトする液体を見せてきた。
「なにそれ?」
 あたしの問いにお父さんが言う。
「これは、あの宇宙人が効率良く妊娠させるのに使っている薬だ。人間同士でも効果があると証明されている」
 あたしは、本能的に恐怖を感じあとずさる。
「止めて、そんな薬を使うなんて駄目だよ」
 首を横に振るあたしにお父さんは、あの狂った笑顔のまま近づいてくる。
「大丈夫だよ、直ぐに地子もお父さんのチンチン無しじゃ居られなくなるよ」
「イヤーーーーー!」
 叫ぶあたし。
 しかし、お父さんは、あたしの割れ目にその薬を塗りたくる。
 薬の効果は、直ぐに現れた。
 全身が熱く火照る。
 さっきまで痛かった割れ目が、オマンコが疼き、嫌で嫌で仕方なかった精液の匂いが凄く良い匂いに感じ始める。
「さあ、僕の子供を孕んでおくれ」
 そのままお父さんは、チンチンを入れてくる。
 激痛を覚悟し、目を瞑ったあたし。
 しかし、それは、全く予想しなかった。
「……キモチイィィ」
 痛みは、無かった。
 有ったのは、物凄い、快感だけだった。
 あたしは、自然と腰を振って、少しでもお父さんのチンチンを奥まで咥え込もうとした。
 そうしている間にお父さんが体を膠着させる。
「出る!」
 そのまま、射精してしまうお父さん。
 さっきは、嫌悪感しか無かったそれが、今のあたしには、天国の扉の様に思えた。
 お父さんの熱い精液がお腹の奥に当たる度にいってしまう。
 あたしの頭は、真白になる。




 それから、あたしとお父さんがひたすらセックスを続けた。
 もう何の為の行為かなんて覚えていない。
 ただ、快感の為に、あたしは、お父さんのチンチンをオマンコにくわえ込んでいた。
「お父さん! もっともっと! 出して! あたしを妊娠させて!」
「出すぞ! 出すぞ! 実の娘を妊娠させるぞ!」
 何度目かなど忘れた膣内射精にあたしが天国を見ていると目の前に学校の先生が立っていた。
「何をやっているんですか!」
 その後、警察が来て、お父さんは、逮捕され、あたしは、特殊な病院につれていかれる事になった。


「この子が、あの宇宙人の薬のサンプルを使用された子か?」
「そうです、直に宇宙人に改造された子とどう違うのでしょうか?」
 何かを話し続ける、研究者達。
 でもあたし達には、関係ない。
「早くチンチンを頂戴」
 あたしは、当番の大人のチンチンをしゃぶる。
 そんなあたしの隣では、先にこの病院に来ていた宙子が嬉しそうに別の当番の大人のチンチンをしゃぶっていた。
「ペニス! ペニス! ペニス!」
 もう、宙子は、まともな会話が出来なくなっていた。
「出して! 妊娠させて!」
 『ペニス!』と『出して!』と『妊娠させて!』だけが宙子の言葉だった。
 でも幸せそう。
 そして、あたしも幸せだった。
 お父さんのチンチンより大きなチンチンがここには、一杯あった。
 それでオマンコを擦られ、射精されるのは、本当に気持ち良い。
 あたし達の天国は、ここに広がって居る。
 早く、オマンコに入れてくれないかな?


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