(ハナ、甘かった少女)


 ハナ、人間名は、巻機山花、次期魔女界の女王に成るべく育つ少女は、今日も魔女界で女王になる為の修行を行っていた。
 しかし、そんな毎日に飽き、人間界に遊びに行く事が時々あった。
 周りの魔女達も、人間界育ちの魔女として、ある程度大目に見ていた。
 だが、それが魔女界と人間界の関係を終わらせる事件の切掛けになるのであった。


「もー皆、うるさいんだから。ハナちゃんは、もう立派な魔女なんだぞ」
 再び自分の魔力で少女の姿になれる様になったハナは、どれみ達とよく買い食いをしたお店に行こうとした。
 どれみ達にもらったお財布を開き困った顔をするのであった。
「もうお金が無い……」
 駄菓子を買う、僅かなお金でも使い続ければ無くなるのは、当然である。
 そして、内緒で人間界に来ているハナとしては、どれみ達に頼るわけも行かず独り、悩んでいた。
 そこに眼鏡をかけた人の良さそうな中年があらわれた。
「ねえ君、お金に困ってるのかい?」
 ハナは、素直に頷く。
「うん。折角、駄菓子を買いに来たのに、お金が足りないの」
 眼鏡の中年は、笑みを浮かべる。
「だったらおじさんが買ってあげるよ」
 その言葉にハナは、昔どれみ達から注意された事を思い出す。
「知らない人から物を貰ったらいけない」
 眼鏡の中年は、少し考えてから言う。
「だったらアルバイトしないかい? 何、簡単なバイトだよ」
「うん、ハナちゃんバイトする!」
 あっさり応じるハナに苦笑する眼鏡の中年。
 これには、それなりの事情があった。
 親代わりのどれみ達が小学生の頃からMAHO堂で働いてお金を稼いでいた為、子供が働いてお金を稼ぐという行為に何の違和感を覚えなかったのだ。


 そしてハナは、眼鏡の中年に高級ホテルに連れ込まれた。
「ここでどんなバイトするの?」
 眼鏡の中年は、笑顔で言う。
「簡単さ、これからこの部屋にやってくるお爺ちゃんの遊び相手をしてあげれば良いんだよ。簡単だろ?」
 ハナが胸を叩く。
「ハナちゃん遊ぶの得意だよ」
 意味をまったく理解していないハナに必死に笑いを堪える眼鏡の中年だったが、飴玉を取り出して言う。
「お爺ちゃんが来るまで少し時間があるからこれでも舐めて待ってるんだよ」
「わーい、飴だ!」
 嬉しそうに早速、飴玉を舐め始めるハナ。
 そして、飴玉を舐めながら自分の遊び相手を待つハナの体を変調が襲った。
「ハナちゃん、おしっこ」
 ハナは、トイレに駆け込むと下着を脱いで力むが小水は、出ない。
「おかしいな?」
 そう言ってハナは、毛も生えていない割れ目に触れた。
 その瞬間、ハナの体を電流が走るように快感が走った。
「何?」
 戸惑いながらもハナは、割れ目を擦り続ける。
「ウゥゥゥゥン!」
 未知の感覚に混乱しながらもハナの指の動きは、激しくなる。
 そんな時、トイレのドアが開き、そこには、一人の老人と二人の黒服の大男が居た。
「ベッドに連れて行け」
 老人の言葉に大男達が従い、ハナをベッドに運ぶ。
「ハナちゃんに何するの!」
 老人は、黒ずんだ人生を現した邪悪な笑みを浮かべて答える。
「遊びだよ、君のその体を使って、私が遊ぶんだよ」
 人の本当の悪意を知らないハナが理解できないでいたが、自分を襲う奇妙な感覚が戻ってくる。
「手を離して! ハナちゃん、触ってないとおかしくなっちゃう!」
 ハナが必死にもがくが黒服達は、ハナを開放しない。
 その中、老人が言う。
「その感覚、私が解消してあげよう」
 そういって、老人がその皺だらけの指をハナの割れ目に当てる。
「アァァァン!」
 それだけで甘い声をあげるハナ。
 その様子を見て老人が高笑いをあげる。
「本当に良く効く薬だ。こんな子供ですら、こんな淫乱な雌にしてしまうんだから」
 そういって、先程の眼鏡の中年がハナに渡した飴玉をなんと、ハナの割れ目に押し込む。
「そこは、飴を舐める所じゃないよ!」
 ハナが反論するが、老人笑顔で答える。
「この飴は、元々、したの口で舐める物なんだよ。効果も直ぐに出てくる」
 ハナが更に息を荒くする。
「おかしい、ハナちゃんの体中が熱くてどうにかなっちゃうぅぅぅ!」
 全身から汗をたらし、まだ未成熟な胸の乳首が限界まで勃起し、割れ目からは、大量の愛液を垂らすハナ。
「その熱さから開放して欲しいか?」
 頷くハナに老人は、自分の男根を取り出して見せる。
「これを舐めるんだ。そしてそこから出た白い液体を飲め、そうすれば多少は、静まる」
「ハナちゃん、解った。一生懸命に舐める」
 性に対する知識がまったく無く、飴玉の所為でまともな思考が出来ないハナは、老人の男根をしゃぶる。
 意外にも老人の男根は、直ぐに固くなっていき、そのままハナの口の中で射精する。
 いきなりの射精にむせ返るハナ。
「不味い!」
 涙目になるハナに老人が言う。
「少しは、収まったか?」
「少し、でもまだハナちゃんの体が熱いよ!」
 ハナの言葉に老人が言う。
「薬が不十分だった見たいだな、これは、お尻に入れる薬だからな」
 そういいながら菊座の愛撫を始める老人。
「そこ触っちゃ駄目! ハナちゃん、ハナちゃん変になるぅぅぅぅ!」
 飴玉による強制的な欲情は、初めての菊座の愛撫ですら、ハナに激しい快楽を与える。
「駄目にならない為にやる事だ、我慢しろ」
 老人がそういって、遂に再び勃起した男根をハナのお尻に突っ込む。
「痛い!」
 ハナが痛みを訴えるが老人は、気にしない。
「止めろ!」
 ここに来て遂にハナちゃんの我慢の限界に来た。
 魔法を使うが発動しなかった。
「ハナちゃん、魔法が出ない? どうして!」
 そんなハナだったが、ポケットに入れておいた筈の魔女の証の玉が床に転がってるのが目に入る。
 取りに行こうとするが、黒服に押さえ込まれている状態では、何も出来なかった。
 菊座を襲う激痛に涙を流すハナだったが、老人が男根を一突きするたびに魔法の様に痛みが弱まり、代わりに先程から感じた不思議な感覚が強くなるのであった。
「そろそろ気持ち良くなってきたみたいだな。それでは、止めだ」
 老人は、ハナのお尻に射精する。
 その熱い精液は、ハナに強烈な刺激を与えた。
「………………」
 声にならない喘ぎ声と共に絶頂に達するハナ。
 老人が合図を出すと黒服達がハナを開放する。
 そして、老人が言う。
「もっと私と遊ばないか?」
 ハナは、強烈過ぎる快感の余韻で虚ろな様子で答える。
「あ……そ……ぶ?」
「そうだ、そうすれば、もっと気持ちいい事をしてやるぞ」
 ハナが壊れた笑みを浮かべる。
「ハナちゃん、もっと、もっと、もっと遊ぶ!」
 老人も笑みを浮かべて濡れそぼったハナの割れ目に男根を押し当て、一切の躊躇をせず押し込む。

「アアアアァァァァァァァン!」
 処女膜が引き裂かれ激しい出血が起こっているのにハナは、快感に打ち震えていた。
「気持ち良いの! すっごく、気持ち良いぃぃぃぃぃ!」
 涎を垂れ流し、快楽を訴えるハナ。
 そんなハナに容赦ないピストン運動を繰り返す老人。
「出すぞ!」
 そして、老人の精液がハナの体内で弾ける。
「熱い! 熱い! 熱い! ハナちゃん、おかしくなっちゃうぅぅぅぅ!」
 絶頂に達するハナ。
 流石に疲れたのか、ソファーに休む老人だったが、ベッドの上で白目を剥いているハナを指差して黒服達に命令する。
「あの娘をセックス以外の事を考えられない様になるまで犯し続けろ」
 黒服達は、老人の命じるままにハナを犯し続けるのであった。


 ハナの行方不明は、魔女界でも大騒ぎになった。
 ようやく、ハナの魔力の波動を掴み、魔法水晶でハナの現状を映し出された。
 そして、広間に深く、重い沈黙が訪れる中、水晶を通じてハナの声が響き渡る。
『もっと、もっと、ハナちゃんにちんぽを頂戴!』
 前と後に男根を咥え、両手で別の男根を扱き、それでも足りないように近く男根に舌を伸ばすハナ。
 そのお腹は、妊娠が解る程に膨らんでいた。
 女王は、深いため息と共に宣言する。
「ハナを回収後、人間界との繋がりを暫く絶つことにします」
 その言葉に反論をあげる者は、誰も居なかった。


→戻る

おジャ魔女どれみ_バッドラックエピローグのトップへ