(ももこ、油断した少女)


 飛鳥ももこ、魔女にならなかった少女は、両親と共にアメリカに戻っていった。
 そして、かつての友達と一緒に楽しいジュニアハイスクールライフを過ごしていた。
 メアリーとも仲が良くなり何の問題もない毎日を過ごしていた。
 親友のベスとは、ギターの練習を一緒にやっていた。
 それが、ももこを奈落の底に落とすことになる。


「モモコ、今日は、やっぱりとまっていきなよ」
 ベスの言葉にももこは、気楽に答える。
「良いって、まだ明るいよ。バス停までだってそんな距離もないから大丈夫」
 ももこは、気楽にそう答えて、ベスのアパートを出た。
 そしてももこは、行方不明になるのであった。


「ここは、どこ?」
 ももこが目を覚ますとそこは、汚れたビルの一室だった。
 そして、ももこの周りをみなりが汚い黒人が囲んでいた。
「へへへ、白人も良いが、イエローも良いな」
 黒人の一人がそういってむき出しの男根をいっそう硬くする。
 ももこは、悲鳴を上げる。
「誰か助けて!」
 ももこの叫び声は、響き渡る。
 しかし、それだけだった。
「諦めな、ここじゃ女の叫び声なんて日常茶飯事なんだよ。平和なジャパンじゃないんだぜ」
 ももこは、激しく後悔した。
 アメリカは、確かに自由の国であったが、同時にこういう危険が多くはらんだ国だったのだ。
 人が多い通りに近かろうと、どんなに短い距離であろうと、自分みたいな少女が一人で歩いたら襲われても仕方ないって事実を、身をもって思い出した。
 二年間の日本での生活が、ももこから危機意識を弱らせていたのだ。
「お願いです。助けて下さい。きっとパパもママもお金を払いますから」
 教師からもこういった時には、下手に逆らわず、相手の望むとおりにする様に言われていた為ももこがそう言ったが、黒人たちは、爆笑する。
「残念だが、俺達は、誘拐犯じゃないんだよ。あれは、金の受け渡しが中々面倒でね」
 ももこは、首を傾げる。
「それじゃなんなんですか?」
 黒人の一人は、デジタルカメラでももこを映しながら言う。
「キッズポルノさ。取り締まりは、厳しいがその分バックも大きいんだよ」
 ももこの顔が一気に青褪める。
「やめて!」
 再び叫ぶももこ。
「いいぜ、そうやって叫んでくれた方がお客も喜ぶぜ!」
 そういって、下っ端がももこの体を押さえつけて、リーダー格の男がももこにのしかかる。
「いくぜ!」
 そのまま、濡れてもいないももこの割れ目に凶器とも言える自らの男根を押し付けて、ももこの中に進入する。
「アアアァァァァッァ! コワレチャウゥゥゥゥゥ!」
 ももこが目を限界まで広げて、泣き叫んぶが、黒人達は、嬉しそうにするだけで、逆に男根を奥に突き入れ、ももこの処女膜を突き破る。
 白目を剥き、気絶するももこ。
「詰まらん、代われ」
「だったら俺がしますよ」
 最初から男根を立ててた黒人が気絶し、流血がとまっていないももこの男根を押し込む。
「やっぱイエローのガキは、締りが違うぜ!」
 そういって一方的な欲望で腰を動かし、何度もももこの中に射精するのであった。


 再びももこが目覚めたのも暗いビルの一室だった。
「あたしは、どうして……」
 股間を襲う激痛に昨夜の記憶が蘇り、涙を流すももこ。
「あたし、レイプされちゃったんだ」
 一生消えない心の傷に落胆するももこ。
 そこに一人の白人女性が入ってくる。
「お目覚め?」
 ももこは、戸惑いながら聞き返す。
「貴女は、誰?」
 その女性が笑みを浮かべて言う。
「貴女を犯した黒人達のリーダーよ」
 ももこの顔が強張る。
 しかしその女性は、優しく言う。
「安心して、もうあんな痛い事は、しないから」
「信じらんない! そんな事より、早く開放して!」
 ももこの言葉に女性が言う。
「最初は、一度やってそれで開放しようと思ったの。でもね、貴女の顔を見てて気が変わったの」
 女性は、そのままももこの顔に触れる。
「貴女は、ネコの素質があるの。それも凄く優秀な」
「猫の才能?」
 ももこが首を傾げると女性が言う。
「そう、同姓の指で感じ、舌で絶頂し、あたしに奉仕する事を最高の喜びに感じるネコの素質よ」
 ここに至りももこも事態を理解する。
「あなた同性愛者なの?」
 苦笑する女性。
「残念、あたしは、バイセクショナル。でも、貴女のことは、凄く気に入ったからペットにしてあげるわ」
「誰が貴女みたいな犯罪者の物になりますか!」
 ももこが反論するが、そんなももこの口に女性がキスをする。
 ももこが目を白黒させている間に女性は、唇をこじ開けて舌を絡ませる。
 舌を嬲られる感覚にももこが混乱するが、その強烈な刺激と、口を塞がれた事による酸欠がももこの頭から冷静な判断力を奪う。
 女性が幼い口を犯すことに満足して口を離した時には、ももこの目から焦点が失われ、肩で息をしていた。
「どう、こんな気持ちいいこと感じた事ある?」
 ももこは、無意識のうちに首を横に振る。
「もっと気持ちよいことしてあげる」
 そういって、女性は、ももこの服を脱がし裸にすると、体を密着させる。
 幼いももこの胸の膨らみと豊満な女性の胸が潰し合う。
「面白いでしょ、胸で胸を愛撫する。これは、女同士でしか味わえない、お互い同じ快感を得られる交わりよ」
 ゆっくりと女性は、体をゆすると、ももこが甘い声をあげる。
「だ、だぁ……めぇ……。オッパイがへ、変にな、なっちゃぁぁぁうぅぅぅぅ!」
 女性同士の巧みな攻めに男達の一方的な攻めしか知らないももこの幼い心と体は、蹂躙されてしまう。
「ほらどんどん乳首が立ってきたわ」
 女性の言うとおり、まだ小さなももこの乳首が胸の刺激に反応して激しく勃起する。
 乳首の勃起は、女性の乳首の勃起と擦り合い、更なる快楽をももこに与える。
「ア……ア……アァァァン!」
 甘い声をあげて感じるしか出来なくなるももこ。
「胸だけで、いかせてあげる」
 そのまま動きを激しくする女性。
「アアアアァァァァァァ!」
 一際大きな叫び声と共にももこは、子供に母乳を与える器官で初めての絶頂を覚えるのであった。


 絶頂の後、ももこは、シャワーを浴びさせられて、先ほどまでとは、まるで違うセンスが高い部屋に通される。
「ここは、あたしの部屋のひとつ、そして貴女が一生暮らす事になる部屋よ」
 ももこは、女性をにらみ言う。
「そんなの嫌! 直ぐにあたしを解放して!」
 苦笑して女性は、胸を指差して言う。
「ついさっき胸の愛撫だけでいっちゃったエッチな体で家に帰るの?」
 顔を真赤にするももこの耳元に息を吹きかけながら女性が言う。
「ここに居れば、もっと気持ちいいことを教えてあげる」
 その言葉に、ももこの胸が高鳴るがももこは、理性でそれを否定する。
「あたしは、ノーマル。貴女の物には、絶対にならない」
 女性は、本当に嬉しそうに微笑む。
「こんな強気の子を従順なネコに育てる。最高の楽しみだわ」
 女性をにらむももこ。
「明日からよ。今日は、ゆっくり眠りなさい」
 そういって去っていく女性。
 女性が部屋を出て行ったのを確認した後、ももこがため息を吐き、ベッドに腰を下ろす。
「これからどうしよう?」
 そして先ほどの行為を思い出して、軽く胸を触れる。
「気持ち良い。でもあの人の胸でされた時は、もっと凄かった……」
 無意識の呟きにあわてて首を横に振るももこ。
「こんな事をしては、駄目。どうにかして抜け出す方法を考えないと」


 翌日、女性がももこを捕らえた部屋に入る。
「お待たせ、今日も気持ちよくしてあげる」
 その時、ドアの影からももこが椅子を振り下ろす。
 女性は、軽く一歩下がってよけると、床に叩きつけた反動で椅子を手から離すももこ。
「……痛い」
 そんなももこの痺れる手を掴むとベッドに押し付けて、うつ伏せにする女性。
「今日は、オマンコを可愛がってあげる」
 そういって、ももこの割れ目を指でふれるかどうかの感じで上下させる。
「やめて!」
 ももこが叫ぶが女性は、止めない。
 必死に堪えるももこであったが、女性の絶妙な愛撫は、ももこの体を確実に陥落させていく。
「美味しい愛液」
 指に着いた愛液を舐めて女性が言う。
 顔を真赤にして聞くももこ。
「言わないで!」
「本当に可愛い子猫ちゃん」
 そういって女性は、愛撫は、遂にももこの淫核に到達する。
「そこだけは、駄目!」
 アメリカに戻ってから悪友からならった自慰行為、その中でもももこは、淫核を触れることが多かった。
 そこが自分にとって急所なのは、理解していたのだ。
 そんな場所を触られた時、自分がどうなるのか、想像しただけでももこの割れ目は、新たな愛液を分泌させてしまう。
 それだけに、ももこは、それだけは、避けたかった。
「お願い! 何でもするからそこを触るだけは、止めて!」
 それを聞いて女性が言う。
「何でもね、それじゃあ、あたしのオマンコを舐めて」
 そういって女性は、ももこの顔面の前に自分の股間を押し付ける。
「そんな事は、出来ない!」
 ももこが拒否すると女性が肩をすくませて言う。
「こっちも嫌、あっちも嫌、そんな我侭な子は、下の男達の所で再教育に行く事になるわよ」
 その一言は、ももこにあの悪夢のような一夜を思い出させるには、十分だった。
「舐めますからそれだけは、許して下さい」
 涙ながらにいうももこ。
「良い子ね」
 そしてももこは、未熟な舌使いで女性の性器を舐める。
 稚拙な舐め方だが、その必死な動きに女性は、興奮した。
「そうよ! もっと、もっと舐めるのよ! 舌全体を使って!」
 細かい指示にももこは、従っていく。
 そして、分泌される女性の愛液を舐める間にももこもまた新たな愛液を垂らし始めていた。
「イクゥゥゥゥ!」
 長いクンニでようやく女性がいき、そしてももこが開放される。
「それじゃあ、今日は、ここまでね」
 それを聞いてももこが驚く。
「これで終わり?」
 女性は、全てを理解した上で聞き返す。
「貴女にとっては、良い事でしょ? ゆっくりお休みなさい」
 あっさりと部屋を出て行く女性。
 ももこは、その夜、何度も何度も自慰行為を行うのであった。


「寝不足のようね?」
 女性の言葉に、寝不足の為、元気が無いももこがいう。
「早く、あたしを帰して」
 それに対して女性が言う。
「帰してあげても良いけど、ひとつだけ言っておいてあげる。貴女のレイプシーンは、もうインターネットで全世界に販売されてるわ」
 その言葉に一気に眠気が飛ぶももこ。
「そんな!」
 女性は、傷心のももこの傍によっていう。
「もう貴女は、元の世界に戻ることは、出来ないの。あたしだけは、貴女を愛してあげられる」
 絶望したももこが女性の顔をみる。
「愛してくれるの?」
 女性は、微笑みかける。
「そして、その満たされない体を満たしてあげる」
 そのままディープキスをしてももこをベッドに押し倒す。
「女同士でしか味わえない快楽を教えてあげる」
 そういって女性は、割れ目をももこの割れ目に押し付ける、そのまま腰を振る。
「アアアァァァァン!」
 甘い声をあげるももこ。
「一晩中やってたんでしょ?」
 女性の言葉にももこが顔を真赤にする。
「でもいけなかった、違う?」
 ももこが頷く。
「自分じゃしてもらった時みたいに気持ち良くならなの。だからあたしを気持ち良くして!」
 涙を流し哀願するももこに女性は、その涙を舐め取り言う。
「至福の快楽を教えてあげる」
 腰を絶妙に動かし、淫核をぶつけ合わせる。
「凄い! お豆が気持ち良いぃぃぃぃぃ!」
「さあ、いきなさい!」
 そのまま女性によって絶頂に導かれるももこ。
 絶頂し、脱力するももこに女性が言う。
「女性同士の交わりに終わりは、ないの」
 そして、ももこは、果てしない絶頂地獄に落とされるのであった。




 ももこの両親、健三とみのりは、必死にももこの行方を探していた。
「もうあの子は……」
 絶望しかけるみのりを健三が励ます。
「大丈夫だ、警察の人も言っていただろう、子供を直ぐ殺す事は、しないって」
 一緒に地獄のような目に会う事と、ももこのレイプシーンの映像がインターネットで発売されてる事も知らされていた。
 それでも健三は、最後の望み、生きている事を信じて、探索を諦めなかった。
 そしてそんな健三達の所に出所不明の電子メールが届く。
「迷惑メールか? 『飛鳥ももこの現状』!」
 意外なタイトルに健三は、その電子メールに書かれたアドレスにログインする。
「『愛しのペットとの生活』?」
 自分の娘の現状が載ってるとしては、不適切なサイト名に戸惑いながら、健三が中に入った。
 そして最初に出てきた動画には、確かにももこが映って居た。
 それを見た瞬間、みのりは、倒れた。
 健三は、愕然としながらも女性に愛撫され、興奮した状態のももこの言葉に耳を傾ける。
『あたし、飛鳥ももこは、お姉様のネコです。いま妊娠中、父親は、不明だけど大丈夫、メスネコが生まれてくるからあたし共々お姉様のネコとして幸せな毎日を暮らしていけます』
 膨らんだ腹を愛おしげに撫でながらも女性の愛撫に喘ぐももこを見ていられず、ディスプレイの電源を切る健三であった。


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