01_マリア


 その不幸は、全ては、マリアの油断から始まった。
 三千院家のお嬢様、三千院ナギの毎度のオタク趣味として注文した通販グッズの確認、それは、マリアの役目であった。
「また、こんな物を」
 溜め息混じりに俗に成人指定されるアイテムを除外していった。
 しかし、そんなマリアの目を逃れた作品が存在した。
 それは、デモンベイン。
 説明しなければならないだろう。
 このデモンベインという作品は、18禁作品でありながら人気が高く、プレイステーション2版『機神咆吼デモンベイン』として発売もされている。
 ナギ自身、そっちと思い注文したのだが、今回届けられたのは、『斬魔大聖デモンベイン』、思いっきり18禁表現があるPCゲームであった。
 アニメ化もしていたこの作品のオリジナルをやりたいとナギが言っていた事を覚えていたマリアが細かくチェックしなかったのである。
 こうして、ナギの手元にアダルト作品が紛れ込むこととなったのであった。


「なんだこれは!」
 顔を真赤にするナギ。
 それでも、プレイする手を止めず、最後までやりきってしまうのは、オタクと言うものであろうか?
 そして、ナギは、ある発見をするのであった。
「男女の関係を発展させるには、こういう触手が必要なのだな」
 完全な勘違いである。
 しかし、思い込んだら突っ走るナギは、なんと三千院家の財力に物を言わせて、とんでもない物を買ってしまうのであった。


 呆れた顔をして、問題の瓶詰めを見るマリア。
「ですから、こんな物は、全部まがい物です」
「そうなのか?」
 ナギは、触手の種と言われて数億円だして買い求めた謎の液体に封印された種を見る。
「漫画みたいな触手生物なんて実在しません!」
 マリアは、そう断言して、問題の瓶詰めをハヤテに渡す。
「すいませんがこれを預かって置いてください」
「解りました。しかし、どうするのですか?」
 ハヤテの質問に疲れた顔をしてマリアが答える。
「売主を見つけて、商品を叩き返します。まあ、金額は、良いのですが、万が一にも三千院家の人間がこんな物を買ったなんて事が世間にしれては……」
 ハヤテも顔を引き攣らせるのであった。


「すいません!」
 激しく頭を下げるハヤテにマリアが苦笑をしながらも許す。
「まあ、どうせ、紛い物ですから、現物なんてどうでも良いんですから気にしないで下さい」
 ハヤテは、相変わらずの不幸体質を発揮し、枕元において置いた例の瓶を、寝返り打ち、割ってしまったのだ。
「しかし、何億円もする物だと……」
 顔を青くするハヤテにマリアが指を横に振る。
「ハヤテくんは、こんな紛い物なんかより、何倍も価値があるんです、気にしないで下さい」
 マリアの笑みは、ハヤテの心に深く浸透した。
 同時に、それは、ハヤテ中に眠る物の発芽を早めるのであった。


 数日後の夜、ハヤテは、どうしようもない性欲に悩まされていた。
「全然おさまらない……」
 何度目か解らない自慰行為での大量の射精の後というのに静まらない勃起にハヤテは、戸惑っていた。
「このままじゃ、眠れもしない」
 そんなハヤテの部屋の扉がノックされる。
「ハヤテくん、様子がおかしいですが、どうかしましたか?」
 心配したマリアが様子を見に来たのだ。
 ハヤテは、慌てて勃起したままのチンポをしまい、返事する。
「何でもありません」
「そうですか?」
 心配そうなマリアの声に、ハヤテに邪な気持ちが過ぎる。
『マリアさんだったら、これを静めてくれるかも?』
 慌てて首を横に振るハヤテであった。
「はい、本当に何でもありません」
「それだったら良いんですが、本当に何かあるんでしたら言ってくださいね」
 マリアは、そういい残して、部屋の前から去っていく。
 安堵の息を吐くハヤテであったが、股間に痛みを覚え、押さえつけていた勃起を開放する。
「マリアさん……」
 そのままハヤテは、何度もマリアをオカズに自慰行為を行うのであった。


 更に数日が過ぎた。
 ハヤテの勃起は、静まることも無く、それでも無理やり自慰行為を行って、ある程度落ち着いた所で仮眠を取って居た。
 この日も、ハヤテが寝息を立て始めたと思った瞬間、その目が開かれる。
 忌々しげな顔をするハヤテ。
「こいつのチキンぶりもここまでくれば犯罪的だな。自分に気がある雌がこんなにいるって言うのに、手を出そうともしないなんてよ。すっかり復活が遅れてしまったじゃないか」
 その時、再び部屋の扉がノックされる。
「ハヤテくん、大丈夫ですか?」
 心配そうに声をかけてくるマリアにハヤテが笑みを浮かべて小声で呟く。
「襲いに行く手間が省けたぜ」
「ハヤテくん! ハヤテくん、大丈夫なんですか!」
 マリアの声が慌てだす中、ハヤテは、扉に近づき開き、弱った声を出す。
「……マリアさん」
「ハヤテくん、どうしたんですか!」
 マリアが驚いた顔をして部屋の中に入ってくる。
 ハヤテは、マリアに見えない様に微笑みながら扉を閉める。
「ちょっと、相談に乗って欲しい事があるんです」
「何ですか?」
 真剣な顔で聞き返すマリア。
 ハヤテは、マリアをベッドの所まで誘導するとそのままベッドに押し倒す。
「何をするんですか!」
 ハヤテが邪な笑みを浮かべる。
「深夜のベッドの上で男と女がする事なんて決まっているだろうがよ!」
 マリアがキッと睨む。
「貴方、ハヤテくんでは、ありませんね!」
 高笑いを上げるハヤテ。
「その目、確信してるな。だったら教えてやるよ、体は、間違いなく綾崎ハヤテだぜ。ただし、今は、本人は、寝ているがな」
 眉を顰めるマリア。
「それは、どういう意味ですか?」
「忘れたのか? 俺は、あの瓶に封じられていた触手、淫魔なんだよ!」
 ハヤテに寄生した淫魔の告白にマリアが困惑する。
「そんな、しかし、この感じ、ハヤテくんとは、違う……」
「いまから証拠を見せてやるよ」
 淫魔は、そういってズボンを脱ぐ。
「何をするつもりです!」
 顔を覆おうとするマリアの手を強引に払い、淫魔は、それを見せ付ける。
「そんなまるで蛇みたいに変化しているなんて……」
 言葉を失っているマリアに淫魔は、容赦なく圧し掛かる。
「これから、この触手チンポで天国に連れてってやるよ!」
「嫌! 止めて!」
 必死に抵抗しようとするマリアだったが、超人的な力を持つハヤテの体に寄生した淫魔の力には、敵わなかった。
 下着が剥ぎ取られ、触手チンポがマリアの割れ目を前後する。
「お願いです! それだけは、止めてください!」
 哀願するマリアに、淫魔が頷く。
「解ったよ」
 そして、触手チンポが遠退いていく。
 意外な展開に驚きながらも安堵するマリアの表情を見ながらナギの居る部屋の方向を見る。
「それじゃ、代わりにあの小娘を犯しに行くかな?」
「そんな事は、させません!」
 マリアが叫ぶが、淫魔は、淡々と告げる。
「どうやってだ? あの我侭お嬢様の言いつけで、この屋敷の中を自由に動けるのは、お前とこの体の持ち主、あとは、ヨボヨボなジジイだけだ。それで俺を止められるのか?」
 マリアは、必死に頭をめぐらせる。
「SPの人が居ます。私が呼べば、直に駆けつけてくれますから、無駄です」
 納得したような顔をして淫魔が尋ねる。
「そうか、良い手だな。そして、この体の持ち主は、死ぬんだな」
「どういう事ですか?」
 マリアも探るように尋ねると淫魔が苦笑する。
「俺は、この体に拘る必要が無いって事だよ。SPの連中相手に死ぬまで暴れ、取り押さえられたところで、近くのSPに乗り移れば良いし、射殺されてもこの体を焼却でもしない限り俺は、死なないぜ」
「なんて卑怯なんですか!」
 マリアが悔しそうに言うと淫魔が耳元に顔を近づけて囁く。
「お前さんが相手をしてくれれば、お嬢さんには、手を出さない。俺は、約束を守るぜ」
 マリアは、同じ瞳なのにまるで違う、穢れきった目から視線を逸らして、搾り出すように告げた。
「好きにしなさい。その代わり、ナギだけには、手を出さないで」
 淫魔が嬉しそうに含み笑いをしてから頷く。
「そうそう、最初から、そう素直にしていれば、良かったんだよ。安心しな、俺も、あんな小娘より、お前みたいな成熟した女が好みだからな」
 そして、再び触手チンポがマリアの割れ目を前後し始める。
 マリアは、身の毛のよだつ感覚に唇をかみ締めて必死に堪える。
 その様を存分に堪能する淫魔。
「ここなんてどうだ?」
 淫魔は、そう言って、触手チンポでクリトリスを刺激する。
 強い刺激に声が出そうになるマリア。
 しかし、マリアは、必死に堪えた。
 目じりに溜まる悔し涙を舐め上げ、淫魔が告げた。
「一気に行くぜ! 良い鳴き声を聞かせてくれ!」
 その言葉通り、触手チンポは、一気にマリアの割れ目をこじ開けて、処女膜を引き裂いた。
「アァァァァ!」
 マリアの叫び声を聞き、淫魔は、満足気そうに頷く。
「それだよ、その声が聞きたかったんだよ。もっと聞かせてもらうぜ」
 そのまま、情け容赦ない挿入を続ける淫魔。
 マリアは、必死に声を出さないようにしようとするが、処女膜を引き裂き、まだ殆ど濡れていない膣を強引に進む触手チンポに声が漏れる。
「……クゥゥゥ」
「一番奥まで着いたぜ」
 淫魔がそう言って、マリアのオマンコの奥、子宮の入り口をノックする。
 神聖たる部分を汚されるおぞましい感触にマリアの頬を涙が零れていく。
「それじゃ、たっぷり俺の子種を宿して貰うぜ」
 その言葉にマリアが叫ぶ。
「それだけは、それだけは、止めて!」
 淫魔が驚いた顔をする。
「良いのかい? 俺は、止めても良いが、その時は、相手が大切なナギお嬢様になるぜ?」
 マリアは、激しい葛藤の後、両手で顔を押さえながら嗚咽混じりに答える。
「解ったわ。好きなだけだせば良い。だけど、ナギだけには、指一本触れないで」
「約束してやる。たっぷりと受け止めてくれよ!」
 淫魔は、そう言ってマリアのお腹の中に大量の子種を吐き出すのであった。
 ベッドの上に倒れたまま動かないマリアに淫魔が告げる。
「俺がやったことは、この体の持ち主は、しらねえ。もしも気付かれたくなかったら、この後始末をしておくんだな」
 そのまま近くの椅子に座って観察している淫魔を殺意すら覚えながらマリアは、自分の破瓜の血が付いたベッドのシーツを取り替えるのであった。


 翌朝、マリアは、股間痛みを堪えながら普段通りの行動をする。
「マリアさん、おはようございます」
 ハヤテが何時も通りの邪気のない笑顔で挨拶をしてくる。
 しかしマリアは、顔を逸らしてその場を去る。
 マリアも理性では、解っていた。
 昨日夜の事は、全て淫魔が原因であり、ハヤテには、何の罪もない事をしかし、体が勝手に拒絶してしまったのだ。
 そんなマリアの反応に困惑するハヤテであった。
 その事をナギに相談するとナギは、一言。
「気にするな、マリアも色々あるんだろう」
 数日前の触手の事等、欠片ほども覚えていないナギは、漫画を読みながらお気楽に答えるのであった。
「何か、気に障ることをしてしまったのでしょうか?」
 悩むハヤテであった。
 その夜、マリアは、眠りに付こうとした時、携帯電話が鳴る。
 戸惑いながらも見てみると相手は、ハヤテであった。
 深呼吸をして、落ち着いてから電話に出るマリア。
「何ですか、ハヤテくん」
 しかし、相手は、声こそ同じだが、予想と違う相手であった。
『残念。お前の始めての相手だよ』
 マリアの顔が青褪める。
『それじゃあ、今日も待っているからよろしく頼むわ』
「何で、そんな事をしないといけないんですか!」
 怒鳴るマリア。
 しかし、淫魔の声は、あくまで落ち着いていた。
『別に俺は、良いぜ。でもな、俺の影響で宿主の精力が溜まるスピードが尋常じゃなくなっているんだよ。このままにしておくと、あんたの大切なナギお嬢様を宿主の方が襲っちまうかもな』
 携帯を音がなるほど握り締めながらマリアが漏らす。
「……悪魔」
『そうそれ、俺は、悪魔みたいなもんでね。お前さんが苦しんでる姿を想像しただけで勃起しちまうよ』
 楽しそうな淫魔の言葉に悔し涙が止まらないマリアだったが、魂を削る思いで言葉にする。
「そっちに行けば良いのですね?」
『好きにしな。俺は、どっちでも良いからな』
 淫魔の余裕綽々な態度にマリアは、全てを終わらす覚悟を決めた。
「解りました。そちらに行きますから待っていて下さい」


 三十分後、ハヤテの部屋にマリアが訪れた。
「随分と時間が掛かったな。まあ、それだけ苦しんだって事か?」
 嬉しそうにする淫魔の言葉にマリアは、無言と貫く。
 そして、隠し持っていたアルコールを淫魔に投げつけた。
「ハヤテくんから出て行きなさい! さもないとこのまま火をつけます!」
 それを聞いて淫魔が驚いた表情をする。
「おいおい、本気か?」
 マリアが頷きライターを突きつけた。
「ハヤテくんもナギに手を出すくらいなら、死を選ぶはずです。そして私も一緒に」
 淫魔が両手を挙げる。
「解ったよ、この体は、諦めるよ。今すぐ出て行く」
 マリアが安堵の息をついた瞬間、淫魔の目が光った。
 その瞬間、マリアのお腹の中から何かが広がり、手に持っていたライターを捨てて、両手で股間を押さえる。
「何をしたのですか?」
 体中に広がる感覚に必死に耐えながらマリアが詰問するが、淫魔は、つまらなそうな顔でライターを拾い上げる。
「もっと、困惑する姿を楽しんでやろうと思ったのに、まあ良い、最初の獲物だ、とっとと雌奴隷に堕してやるよ」
 冷たい眼差しでそう告げると、淫魔は、マリアの服を切り裂き、いきなり触手チンポを挿入した。
「止めて!」
 マリアは、昨夜の激痛を思い出し、恐怖した。
 しかし、マリアを襲ったのは、それより恐ろしいものであった。
「何? アァァァァァァン!」
 マリアの口から甘い声が漏れ出した。
「気持ち良いだろ? 俺の子種は、宿主に性感を高める力があるんだよ。だけどこれをやっちまうと、どんな女も直にチンポ狂いになっちまって面白くないんで、やるつもりは、無かったのによ」
 そう言ってからマリアの大きな胸を揉みこみ、乳首にしゃぶりつく淫魔。
「胸が良いの! 乳首が良いの! もっと、もっと、もっと吸って!」
 マリアが狂った様によがる。
「ほら、イキ狂え!」
 淫魔が触手チンポでオマンコ激しく攻め立てる。
「らめぇぇぇぇ! イクゥゥゥゥゥ!」
 白目を剥いて絶頂に達するマリアであった。


 翌日の朝、マリアは、目を覚まして愕然とした。
「私は、なんて事を!」
 自分の全身を覆うような大量の精液、部屋に充満するいやらしい匂い。
 マリアは、ハヤテがまだ寝ていることを確認して、慌てて、セックスの痕跡を消した。
 そして、最後、チンポを丸出して眠るハヤテを見る。
「どうしたら?」
 困惑しながらもその視線は、ハヤテのチンポから離れなくなっていた。
 自然と息が荒くなり、乳首が徐々に硬くなり、オマンコからは、愛液が分泌され始める。
「いけない!」
 駆け出すようにハヤテの部屋を出て、風呂場に入る。
 昨夜の性交の後を擦り落すように体を洗うマリアであった。


 冷たいシャワーを浴び、気を引き締め、マリアは、普段通りの朝を装うとした。
 しかし、廊下の先から慌ててかけてくるハヤテを見ただけで、その努力が無駄になる。
 綺麗に洗った筈のオマンコから再び愛液が分泌されるのだ。
「マリアさん、すいません。寝坊しました」
 必死に頭を下げるハヤテから視線を逸らし、マリアが顔を真赤にして言う。
「そんな事より、早く仕事を始めてください!」
「はい!」
 そういって駆けて行くハヤテを見送った後、マリアは、部屋に戻り、オナニーをしてしまうのであった。
 その時、ハヤテは、何も知らずにゲームに熱中するナギに弱音を吐く。
「今日は、寝坊をしてマリアさんが顔を真赤にするほど怒らせてしまいました」
 ナギは、昨日同様、気にした様子を見せずに告げる。
「寝坊くらい、大したことじゃない。気にするな」
「そうですかね?」
 不安に呟くハヤテであった。
 そんなこんなで、ナギが眠りも眠りについた後、マリアは、頼りない足どりでハヤテの部屋の前に来ていた。
 扉をノックする事も出来ず、マリアの足元に愛液のシミが出来る頃、中から声がする。
「もう宿主は、寝たぜ」
 その言葉に誘われるようにマリアは、ハヤテの部屋に入っていく。
「もう堪らないんだろう?」
 淫魔の言葉にマリアは、焦点の定まらない目をしてスカートを捲り上げる。
「欲しいです! 触手チンポを下さい!」
 マリアは、グジョグジョに濡れた割れ目を突き出す。
 淫魔は、触手チンポを取り出して命令する。
「そのいやらしい胸に挟んで舐めろ」
 マリアは、躊躇せず、乳首をビンビンに勃起させた胸で触手チンポを挟み、その先端にしゃぶりついた。
「美味しいか?」
 淫魔の質問に触手チンポを夢中にしゃぶりつきながらマリアが答える。
「おいひいれす! 触手チンポ、おいひいれす!」
 淫魔は、そんなマリアの頭を掴み、触手チンポを押し込む。
「正直に答えられた御褒美だ! 俺の子種を存分に味わえ!」
 射精する淫魔。
「ウグゥ!」
 咽るマリアだったが、口を押さえ、淫魔の吐き出したザーメンを全部飲み込む。
「子種、美味しいです!」
 極上のワインを飲んだような顔をするマリアに淫魔が悪戯っこの様な顔で質問する。
「もう満足したのか?」
 マリアは、首を大きく振って、大またを開き、両手でオマンコを限界まで広げる。
「嫌! オマンコに、私のいやらしいオマンコに触手チンポを入れて下さい!」
 満足そうな顔をして淫魔は、マリアのオマンコに触手チンポを入れる。
「アァァァァァァン! 触手チンポ、凄いぃぃぃぃぃ!」
 涎を垂れ流し、よがるマリア。
 激しい挿入に自ら腰を振り答えるマリアに淫魔が尋ねる。
「俺の子種は、何処に欲しい?」
 マリアは、淫魔に抱きついて叫ぶ。
「中に! オマンコに、熱い子種をらしてぇぇぇぇ!」
「お望みどおり、いっぱい出してやるよ!」
 淫魔は、マリアの中に大量の子種を射精する。
「イクゥゥゥゥゥ!」
 白目を剥いて絶頂に達するマリア。
 その後も何度も、淫魔と交わるマリアであった。




 そして、夜明けを迎える頃、お腹の中で射精され、絶頂を迎えて脱力しているマリアに淫魔が言う。
「お前にプレゼントだ」
 淫魔の触手チンポが途中で切れる。
 すぐさま、伸びて元の大きさに戻るが、マリアの中には、切り離された触手チンポが入ったままになっている。
「その触手チンポは、俺に、俺が宿っているハヤテに近づけば近づくほど、激しくお前を攻め立てる。嬉しいだろう?」
「これで、昼間も触手チンポを味わえるのですね!」
 マリアの顔が陶酔した様な表情になるのであった。


 仕事をしながらハヤテは、戸惑っていた。
「マリアさん、ちょっと近づきすぎじゃありませんか?」
 掃除をするハヤテによりそう様な状態のマリアが何処か虚ろな様子で答える。
「ハヤテくんの気のせいです」
 マリアに断言されると、反論できないハヤテは、そのまま一日を過ごす事になるのであった。
「それにしても、今日は、何故か床に変なシミが多い気がするな」
 そのシミがマリアの作った愛液のシミだと知らずに掃除をするハヤテであった。


 こうして、マリアは、子種の力の所為もあり、完全に淫魔の雌奴隷になってしまった。
 邪悪な淫魔の魔の手は、いずれナギにも伸びるだろう。
 淫魔に寄生されたハヤテは、その呪縛から逃れる事が出来るのであろうか?


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