04_ヒナギク&ナギ


 白皇学院高等部の生徒会長、桂ヒナギクは、学園内におかしな空気が流れている事を感じていた。
「何が起こっているの?」
 生徒会長室で悩むヒナギクだったが、その時、部屋の外からおかしな声が聞こえてきたのに気付く。
「何をやってるのかしら?」
 ヒナギクが扉を開けるとそこでは、副会長の霞愛歌と書記の春風千桜がハヤテの姿をした淫魔の触手チンポに犯されていた。
「どうだ、俺の触手チンポの味は?」
「良い! 凄く美味しいです!」
 口に触手チンポをしゃぶらせられて居た愛歌がいつものお淑やかさを感じさせないだらしない顔で言い。
 千桜は、クールさを微塵に感じさせる事が出来ない必死な腰の動きを見せる。
「アァァァァン! らめぇぇぇぇ! イクゥゥゥゥゥ!」
 信じられない風景に目を点にするヒナギク。
「そら、存分に食らえ!」
 触手チンポから大量の子種を噴出し、愛歌と千桜を子種まみれにする淫魔。
 開放された二人に駆け寄るヒナギク。
「二人とも大丈夫!」
 戸惑うヒナギクとは、裏腹に愛歌も千桜も幸せそうな顔をしていた。
「どうしてこんな事に成っているの、ハヤテくん!」
 睨んでくるヒナギクに対して淫魔が告げる。
「残念だが、俺は、ハヤテじゃない。ナギってお嬢さんが見つけて来た触手、ハヤテに侵食している淫魔だよ」
 ヒナギクが驚くが、強い意志は、崩れず、淫魔を睨みつけ続ける。
「それじゃ、その淫魔さん、これは、どういう事なの!」
 淫魔は、平然と答える。
「俺は、淫魔だからな、セックスが活力の元なんだ。それでこいつらは、俺の活力にするために雌奴隷に調教したんだ。こいつらだけじゃない。いまや、多くの女子生徒が俺の雌奴隷として俺に抱かれ、俺に捧げるために男からセックスをして精力を吸い上げているぜ」
 ヒナギクは、何処からとも無く木刀正宗を取り出して言う。
「学園を混乱させる邪悪な存在だって事ね。あたしが退治してあげる!」
 木刀正宗を構えるヒナギクに淫魔が尋ねる。
「退治するのは、良いが、俺を退治した後、残った女子たちは、どうするつもりだ?」
「どうするって?」
 ヒナギクが戸惑うと淫魔が告げる。
「俺が死んでも、俺が注ぎ込んだ子種は、死なない。それどころか、俺の制御を失って、宿主の生命力を吸い上げて新たな淫魔へと成長するだろうな」
 それを聞いてヒナギクの顔が青褪める。
「そんな!」
 淫魔が提案する。
「そこでだ、俺と賭けをしないか?」
「賭け?」
 ヒナギクが聞き返すと淫魔が頷く。
「そう、お前が俺の性的攻めを三日間耐えられるかどうか? 俺は、絶対に無理だと思うが、それが出来たら、俺は、このハヤテって奴の体も開放するし、子種も消滅させる」
 ヒナギクが淫魔の顔を観察しながらいう。
「その言葉を信じられる根拠が無い」
 淫魔が苦笑する。
「信じなくてもいいさ。その代わり、俺が死んだところで、この学園は、救われない。当然、この体の持ち主もな」
 それを聞いてヒナギクの脳裏にハヤテとの思い出が甦る。
「約束は、ちゃんと約束は、護るのでしょうね?」
 ヒナギクの質問に淫魔が答える。
「三日耐えられればな。しかし絶対に無理だと思うぜ? ここで俺を倒して、お前だけでも救われた方が賢明だぞ」
「ふざけないで! あたしは、学校の生徒を見捨てたりしない。当然、ハヤテ君もよ!」
 ヒナギクの言葉に淫魔は、嬉しそうに言う。
「それじゃあ、俺の勝負を受けると言うんだな?」
 ヒナギクは、愛歌と千桜の惨状に恐怖を覚えるが、それを振り払い、淫魔に告げる。
「受ける。そして絶対に勝ってみせる!」
 それを聞いて淫魔は、触手チンポをヒナギクに伸ばす。
「それじゃあ、行くぜ!」
 触手チンポは、ヒナギクを服の上から愛撫し始める。
 そっちの方面には、未成熟なヒナギクにとっては、それすらも未知の感覚であった。
 激しい嫌悪感を必死に堪えるヒナギク。
「良いね、その表情。そんな顔をする女を、自ら俺の触手チンポを求める雌奴隷に調教するのが楽しいんだよ」
「最低の性格ね。でも残念ね、あたしは、絶対にそんな物には、ならない!」
 ヒナギクが宣言すると淫魔が高笑いを上げる。
「そう、その強気がいいんだよ!」
 その声と同時に触手チンポは、ヒナギクの服を引き裂く。
 咄嗟に両手で胸と股間を隠すヒナギクだったが、触手チンポは、それを許さない。
 四肢を捉え、淫魔の前にヒナギクの生まれたままの姿を晒す。
 恥ずかしさに顔を真赤にするヒナギク。
「胸のボリュームは、いささか物足りないが、引き締まったそのボディーラインは、中々のものよ」
「余計なお世話よ!」
 淫魔の感想にヒナギクが怒鳴り返す。
 そして、触手チンポは、まだ誰も触れた事の無い、ヒナギクの割れ目に触れた。
「……」
 声を上げそうになるのを堪えるヒナギク。
 その様子を楽しそうに見ながら淫魔は、ゆっくりとヒナギクの割れ目にそって触手チンポを動かす。
 最初は、くすぐったいだけだったそれが徐々に変化していく事にヒナギクが気付いた。
「何これ?」
「それが、気持ち良いって感覚だ。直にもっと凄いのを味あわせてやるよ」
 淫魔は、そう言って、ヒナギクの割れ目の頂点、クリトリスを刺激する。
「アァァァ!」
 声を上げるヒナギクに淫魔は、容赦は、しない。
 触手チンポを器用に操り、クリトリスをむき出し、外気に触れさせる。
「どうだ、クリトリスを晒される気分は?」
 ヒナギクは、目尻に涙を溜めながらも堪える。
「あたしは、負けない!」
「いい答えだ! それでは、お前の処女を頂くとするか!」
 そして、淫魔の触手チンポは、ヒナギクの割れ目をこじ開け、中に侵入していく。
 ヒナギクを激痛が襲う。
 ヒナギクは、歯を食いしばり、その痛みを堪えた。
 そんなヒナギクを見ながら淫魔は、一切の躊躇をせず、触手チンポで処女膜を突き破り、一番奥まで嵌めこむ。
「大したものだ。ここまで声を出さないでいられる人間は、そうそう居ないぞ」
 ヒナギクは、何も答えない。
 正確に言えば、答えられなかった。
 体を真っ二つにされる様な痛みと自分の中に他人が入り込んでいる異質感に答えるだけの余力が無かったのだ。
「それでは、一発目の子種を出させてもらおう」
 淫魔の言葉に意味に流石のヒナギクも声を上げた。
「ちょっと、それは!」
 淫魔が慌てるヒナギクを楽しそうに見ながら言う。
「安心していいぞ、私の子種で人間を妊娠する事は、無い。お前が勝てれば、ちゃんと排除してやる。それともやっぱり勝つ自信がないから嫌なのか?」
 ヒナギクは、激しい葛藤の後、怒鳴る。
「好きにしなさい! でも覚えておきなさい、あたしは、何をされても変わらないって事を!」
「いい覚悟だ! リクエスト通り、出させてもらう!」
 淫魔は、その一言と同時に大量の子種をヒナギクの中に吐き出した。
 唇をかみ締めるヒナギクの頬から涙が零れた。
 割れ目から子種を溢れさせながら倒れているヒナギクに淫魔が告げる。
「今日は、まだまだ続くぞ」
 その言葉通り、淫魔は、ヒナギクの穴という穴に触手チンポを嵌めこみ、全身に子種をぶっ掛けた。
 それでも悲鳴をあげず堪え続け、子種が付着していないところがないとも思えたヒナギクを放置し、淫魔は、消えていった。
 ヒナギクは、激しい性交で激痛が走る体に鞭をうち、淫魔に汚された体を洗い、家路につく。


 翌日、淫魔は、昨日の性交の後遺症でろくに眠れなかったヒナギクを朝から呼び出した。
「これからするつもり?」
 疲れ、顔に隈が浮かんでいるのに強気を崩さないヒナギクを嬉しそうに見ながら淫魔が言う。
「そうだ。そして明日までずっと続ける事になる」
 淫魔の発言に流石のヒナギクの顔も歪む。
「随分と暇なのね?」
 ヒナギクが精一杯の嫌味を言うと淫魔が肩をすくめる。
「そうでもない。この後は、本来の持ち主に体を返さなければいけない。だから、お前には、これを味わってもらってもらう」
 そう言って、淫魔は、触手チンポを伸ばし、濡れても居ないヒナギクの割れ目をこじ開けて挿入した。
 痛みを堪えるヒナギクを見ながら、もう一本触手チンポを伸ばして、今度は、お尻に挿入する。
 触手チンポの圧迫感に苦しむヒナギクを他所に淫魔は、ヒナギクに挿入した触手チンポを切り離す。
「それを明日まで挿入し続けてもらう」
「こんな状態じゃ、生活出来る訳ないじゃない!」
 ヒナギクのクレームに淫魔が苦笑する。
「そうでもないぞ」
 そういって指を鳴らすと愛歌と千桜が現れて、スカートを捲りあげる。
「嘘……」
 二人のオマンコには、ヒナギクが挿入されたのと同じ様な触手チンポが挿入されていた。
「こいつらは、嬉しそうに一日中、触手チンポを味わっているんだからな。お前も頑張るんだな」
 そういい残し、淫魔は、去っていく。
 ヒナギクは、触手チンポを入れられたままの状態で嬉しそうにしている愛歌と千桜を見てヒナギクは、涙を流しながら誓う。
「絶対に耐えるから。耐えて、貴女達を元に戻してあげるからね」


 授業中、ヒナギクは、自分の中で動く触手チンポに気が狂いそうだった。
 触手チンポは、常に動いている訳でも、同じ動きを続ける訳でもない。
 時には、止まり、時には、激しく動く。
 一番厄介なのは、ヒナギクは、イキそうになった直前で動きを止めるのだ。
 熱が抜けるかどうかと言うところで再び動き出す。
 そして、ヒナギクが動いている時に、その動きを邪魔するように激しく動く。
「桂、この問題を答えろ」
 ヒナギクが立ち上がろうとする動きに反応して触手チンポが激しく動く。
「アァン!」
 声が漏れて視線が集まる。
「桂、どうかしたのか?」
 ヒナギクは、自分の太股に爪が食い込むほど強く握り締めながら答える。
「ちょっと立った時に椅子にぶつけてしまって。すいませんでした」
 引き攣った笑顔を浮かべるヒナギクをクラスメイト達が見る。
 その中でもヒナギクの中の触手チンポは、動き続け、ヒナギクに快感を与え続ける。
 気が遠くなりそう快感を覚えながらヒナギクは、問題に答えた。
「正解だ。座っていいぞ」
 ヒナギクは、安堵をして、椅子に座ろうとした瞬間、触手チンポが今まで以上に強く動く。
「アァァァァン!」
 いきなりの大声にクラス中の視線がヒナギクに集まる。
「おい、大丈夫か? 隈もあるし、体調が悪いんだったら保健室にいった方が良いぞ」
 ヒナギクは、作り笑いをして告げる。
「大丈夫です」
 この時、ヒナギクには、立つわけに行かない理由が出来ていた。
 声を上げた瞬間、絶頂に達し、潮を吹いてしまったのだ。
 その後、休み時間、お弁当を零すふりをして誤魔化し、なんとか事なきを得た。


 放課後、生徒会長室、仕事が山積みされる中、ヒナギクは、先ほど感じた狂わんばかりの絶頂を思い出していた。
「あれは、凄かった……」
 快感を思い出して暫くボーとするヒナギクだったが、動き出した触手チンポに現状を思い出す。
「何を考えているのよあたし。こんなんじゃ、皆を助けられない」
 触手チンポの刺激に耐えながらヒナギクは、生徒会長としての仕事をこなす。
 その前では、愛歌と千桜が挿入された触手チンポを使ったオナニーを続けていた。
「イクゥゥゥゥゥ!」
「素敵! もう駄目、イッチャウゥゥゥゥ!」
 その絶頂の気配に、あの時、以降いけない自分の体に苛立ちを覚えるのであった。
 そしてその時、電話がなる。
『どうだい、生徒会長さん?』
 ハヤテの声だったが、ヒナギクには、確信が持てた。
「あなたは、淫魔ね?」
『正解。ご褒美に良い事を教えてやるよ。いけなくて困ってるんだろう? イク方法は、簡単だ。動きが止まった時、自分の手で動かせば良いんだよ』
 淫魔の言葉を聞き入るヒナギクだったが、聞き終えたところで慌てて言う。
「そんな事は、しないわ!」
『別にしてくれなくても結構。それじゃ、明日までそれを楽しんでくれ』
 淫魔は、そのまま電話を切る。
 そしてヒナギクは、戸惑う。
「自分から快楽を求めたりなんて絶対にしない」
 しかし、その声には、いつもの力強さが無かった。


 家に戻り、食事もとらず、ベッドに横になるヒナギク。
 そのヒナギクをランダムに刺激続ける触手チンポ。
「アァン!」
 ヒナギクは、声を上げる、もう少しで絶頂に達しそうになる。
 そして、ヒナギクが来ると思った時、触手チンポは、止まる。
「もう少しなのに……」
 必死に他の事を考えようとするヒナギク。
 ようやく頭から快感への欲求が薄れたとき、再び触手チンポが動く。
「本当に最低な性格だわ」
 触手チンポは、どんどんヒナギクの快感を高め、もう少しの所まで上り詰めさせ、再び止まる。
「又なの!」
 思わず怒鳴ってしまうヒナギク。
 そして、ヒナギクの手が触手チンポに伸びようとしていた。
 それに気付いて慌てて手を止めるヒナギク。
「駄目よ! こんな事に屈服したら駄目なんだから!」
 必死に堪えるヒナギク。
 そうしてる間に熱が冷めるがまた動き出す触手チンポ。
 高まる快感にヒナギクの脳みそは、沸騰寸前であった。
「もう少し! もう少しなの!」
 絶頂の目前、やはり触手チンポの動きが止まった。
「もう駄目!」
 ヒナギクの手が自分のオマンコとアナルから伸びる触手チンポに伸び、激しく動かす。
「良い! いい! イイィィィィ!」
 下がりかけた快感が再び高まり、そして遂にその壁を越える。
「イクゥゥゥゥゥ!」
 絶頂に達するヒナギク。
 心地よい疲労感に笑みを浮かべるヒナギクだが、快感の余波が過ぎた後、自分がやった事を思い出して頭を抱える。
「馬鹿! こんなんじゃ駄目! 二度と、こんな事は、しない!」
 硬く心に決めるヒナギクだった。


 翌日の土曜日、ヒナギクは、淫魔に呼ばれるままに生徒会室に来ていた。
「その様子だと、一晩中、絶頂を繰り返していたみたいだな」
 淫魔の言葉にヒナギクは、視線をそらす。
 淫魔の言うとおり、ヒナギクは、やらないと思っていた自らの触手チンポオナニーを一晩中続けてしまったのだ。
「まあ、どっちでも良いさ。とりあえず、抜くぞ!」
 淫魔の言葉に反応して、ヒナギクに入っていた触手チンポが抜ける。
 ヒナギクは、安堵の息を吐くが同時に、喪失感に襲われるが、首を振って打ち消す。
「それでは、最終日、俺が存分にお前を調教してやる」
 淫魔の言葉にヒナギクは、睨み言い返す。
「絶対に屈服したりしないわ!」
 そして、淫魔は、ベランダに出ると触手チンポを伸ばし、ヒナギクを拘束すると屋根に上がった。
「嫌! あたし、高いところは、駄目なの!」
 恐怖に顔を歪めるヒナギクを淫魔は、触手チンポで空中に固定する。
「駄目! 早く戻して!」
 泣き叫ぶヒナギクに淫魔が触手チンポを挿入する。
「アァン!」
 甘い声が漏れ、一瞬だけ恐怖心を忘れるヒナギク。
 しかし、直に眼科に広がる光景に恐怖心が甦る。
「早く、早く、部屋に戻して!」
「怖いか?」
 淫魔の言葉にヒナギクが恥も外聞もなく頷く。
「高いところだけは、駄目なの! 何でもするから戻して!」
「それじゃ、生徒達を見捨てて、俺の雌奴隷になるか?」
 淫魔の要求にヒナギクは、固まる。
 高さの恐怖は、あるいみ絶対的な物だったが、それでも、生徒達を見捨てる事だけは、出来ない。
「嫌よ! これが貴方の最終手段ね! でもあたしは、屈服しないわ!」
 勇気を振り絞ってそう告げるヒナギク。
「そうか、良いだろう。さあそれでは、続きをするか!」
 淫魔は、それいじょう追及をせず、触手チンポでヒナギクを犯し始めた。
 高さの恐怖に振るえるヒナギクだったが、触手チンポが与えてくれる快楽がどんどん、頭を曇らせ、恐怖を滲ませていく。
「どうだ、怖いのがどんどん薄れていくだろう?」
 淫魔の言葉にヒナギクは、驚く。
「そんな、アァァァァァン!」
 快感が増幅すると同時に消えていく恐怖。
 そして、ヒナギクの中で何かのスイッチが入ってしまう。
「良い! 気持ち良いの! 触手チンポが凄く気持ち良い!」
 一心不乱に触手チンポを求めだしたのだ。
 その様子を見て淫魔が笑みを浮かべる。
「難しい事じゃない。お前は、今、恐怖から逃れる為に快楽を選んだのだ」
 その言葉通り、目の前に広がる高さを忘れるが為にヒナギクは、ひたすら触手チンポを求める。
 しゃぶり、腰を振り、手で擦りあげる。
 吐き出された子種を浴びるように飲む。
「イクゥゥゥゥ!」
 何度と無く、絶頂に達するヒナギクであった。


 そして、部屋に戻ったヒナギクに淫魔が告げる。
「ベランダに行ってみろ」
 ヒナギクは、言われるままにベランダに移動する。
 高所恐怖症のヒナギクでは、近寄ることも出来ないはずだったが、ヒナギクは、あっさりベランダの手摺まで行き、下を見下ろす。
「アァァァン!」
 そしてオナニーを始めだすヒナギク。
「すっかり、高さイコール快感が結びついてしまったみたいだな」
 苦笑する淫魔にヒナギクが哀願する。
「入れて! あたしに触手チンポを入れて!」
 割れ目を広げるヒナギクに淫魔が告げる。
「それは、俺の雌奴隷になるってことで良いんだな? そうしたら生徒達やこの体の主を救えなくなるぞ?」
 自分のクリトリスを激しく刺激しながらヒナギクが言う。
「そんなのどうでもいい! 雌奴隷になりますから入れて下さい!」
「存分に味わえ!」
 淫魔は、触手チンポを伸ばしてヒナギクを犯す。
「アァァァァン! 触手チンポ、最高! イクゥゥゥゥ!」
 何度も絶頂を迎えるヒナギクであった。


 ハヤテは、悩んで居た。
 この頃、記憶が飛ぶことが連続する事に気付いたのだ。
 そして、ヒナギクに呼ばれて生徒会室に向かうとそこでは、高所恐怖症の筈のヒナギクがベランダに出てオナニーをしていた。
「ヒナギクさん、何をしているんですか!」
 ヒナギクは、淫らに愛液をたらした割れ目を見せ付けて言う。
「オナニーをしてたの。だって、この後、ハヤテくんの中の淫魔様に触手チンポを入れてもらうんだから」
 想定外の言葉にハヤテが戸惑う。
「何を言っているんですかヒナギクさん」
 すると、後ろから伊澄が現れて言う。
「ハヤテ様の中には、私達を触手チンポに虜にした淫魔様が侵食しているのです」
 ハヤテが振り返ると、伊澄は、触手チンポが嵌められた割れ目を広げて見せていた。
「この触手チンポは、ハヤテ様が淫魔様に体を奪われている間にいれられた物です。凄く素敵なんですよ」
 その目は、完全に淫欲に溺れていた。
「そんな、僕がどうして……」
 混乱するハヤテだったが、ナギが取り寄せた触手の事を思い出す。
「まさか行方不明のあれが僕の中に!」
「その通りです。あの触手は、淫魔であり、ハヤテ様に侵食をして、ハヤテ様の周りの女性を次々に襲っていきました」
 伊澄の説明にハヤテの脳裏に真っ先に浮かんだのは、ナギであった。
「まさか、ナギお嬢様まで!」
 伊澄が首を横に振る。
「ナギは、まだ大丈夫。だってハヤテ様が護ろうと必死に思い続けたから」
 安堵の息を吐くハヤテだったが、直に頭を抱える。
「僕は、なんて事をしてしまったんだ!」
 そんなハヤテにヒナギクが言う。
「いいのよ、だってあたし達は、淫魔様の雌奴隷になれて凄く幸せなんだもの」
 聡明だったヒナギクが締りの無い顔で囁くのを見た時、ハヤテは、堪らず駆け出していた。


 帰り道の途中、ハヤテは、ワタルのレンタルビデオ屋の近くを通った。
 その時、聞き覚えがある声を耳にした。
 その声をした裏路地に入ると、歩とサキが沢山の男と乱交を繰り広げていた。
「西沢さんにサキさん、何をしてるんですか!」
 歩は、男たちのチンポをしゃぶる手を止め、子種が飛び散る顔で微笑み言う。
「だって、ハヤテくんの中の淫魔様の為にいっぱい精力を集めろって言われてるんだもん。そうしないと触手チンポもらえないんだよ」
「もっと、もっとしてください!」
 サキもそう叫び、腰を振って男達から子種を搾り出していた。
「貴女達まで……」
 悔しげな表情をしながら、ハヤテは、駆け出した。


 そして屋敷に到着したハヤテが見たのは、SP達と乱交するマリアと咲夜の姿だった。
「遅かったですね? ナギ、お嬢様だったら、お一人で寝室にいますよ」
 マリアが後ろから腰を打ちつけられながら答えると、咲夜が楽しそうに男達のチンポを扱きながら言う。
「あんたと言うか、淫魔様がうちらを犯すシーンのビデオを見せてやったら、引き篭もりおったわ」
「そんな! ナギお嬢様!」
 ナギの寝室に向かって駆け出すハヤテ。
 そして、ナギの寝室に入ると、ナギが化け物を見るような目でハヤテを見ていた。
「ハヤテ、お前は、本当にハヤテなのか?」
「はい、僕は、ハヤテです!」
 そう宣言した時、ハヤテの頭の中で淫魔が囁く。
『今だけな。お前の知り合いは、全部俺が雌奴隷にしてやる。そこのお嬢さんもだ』
「そんな事は、させない!」
 叫ぶハヤテに困惑するナギ。
「ハヤテ、どうしたのだ? まさか、淫魔が出てきたのか!」
 怯えるナギを見てハヤテが困惑する中、淫魔が続ける。
『お前には、もうそのお嬢さんしかいない。憧れていたマリアも、この事態を打開する力を持った伊澄も、恋人だった歩も、尊敬すらしていたヒナギクも、全て俺の触手チンポの前に雌奴隷に堕ちた。その娘も例外じゃないかもな』
「違う、ナギお嬢様には、指一本ふれさせない!」
 ハヤテは激しく反論するが、淫魔が淡々と言う。
『どうやってだ? 出来ないことを言うな。お前に残された道は、一つ、その娘をお前自身の手で雌奴隷にする事だけだ。それ意外に、俺からその娘を護る術は、ない』
「馬鹿を言うな!」
 叫ぶハヤテにナギが抱きついてくる。
「ハヤテ、マリアも咲夜もおかしくなってしまった。独りは、嫌だ……」
 涙に濡れたナギの顔を見た時、ハヤテの中に独占欲が生まれた。
「ナギお嬢様は、誰にも渡しません!」
 そういってナギをベッドに押し倒すハヤテ。
「ナギお嬢様は、僕の物です! 僕の雌奴隷にします!」
「ハヤテ?」
 混乱するナギの服を切り裂き、ハヤテは、勃起したチンポを挿入する。
「止めるんだハヤテ!」
 嫌がるナギだったが、ハヤテは、止まらない。
「駄目です。早くしないと、ナギお嬢様まで、淫魔に奪われてしまいます!」
 そのままハヤテは、ナギが正気を失うまで犯し続けるのであった。


「淫魔様とお呼びすれば宜しいですか?」
 男達の子種で汚れたマリアが問うと、触手チンポで正気を失ったナギを犯し続けるハヤテが答える。
「どっちでも良いですよ。ナギお嬢様を雌奴隷にした時点で僕と淫魔は、一つになったんですからね」
「そうか、だったらハヤテ、うちらにも触手チンポくれるか?」
 咲夜は、淫魔に雌奴隷にされた少女達を引き連れて現れた。
 ハヤテが頷く。
「たっぷりと味わってもらいますよ。この触手チンポを!」
 無数に増えた触手チンポが女達に伸びて犯し始めるのであった。


 こうして、淫魔は、ハヤテと一つになる事で完全復活を遂げた。
 ハヤテと一つになった淫魔は、ナギの財産を利用して、完璧なハーレムを作り出し、多くの女性を雌奴隷に落していくのであった。


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