6:いかにして女勇者フレアがデカマラケースに成り下がったか?
あたしの名前は、フレア。
魔王を封印する為に旅を続けて来た。
全ては、大切な弟、アポロの為。
アポロは、小さな頃から魔王と戦う勇者の血筋の男子として、過剰なまでに期待掛けられてきた。
アポロもそれに応える為に努力を続けて、並みの戦士より強く成っていた。
しかし、アポロだってまだ子供、独りで泣いている所を何度も遭遇した。
そんな弟にあたしが出来る事は、ほとんど無く悩んでいた時、あたしが力に目覚めた。
周りは、アポロが力を覚醒させる証明だと歓喜した。
そんな中、あたしは、覚悟を決めた。
アポロの為に露払いに成ろうと。
魔王と戦う事が出来なくても、その前に立ち塞がる障害の幾つかを減らす事が出来る。
その考えは、あたしの旅を許可した王国も同じで、旅の同行者に成った戦士ガイアが報告役をしてくれていた。
幸運な事に最高のパーティーに恵まれた。
あらゆるトラップを見破る少しエッチなくの一、ローズ。
塔でも最高の天才だけど甘えん坊な魔術師エアロ。
王国でも数名しか居ない、高度な聖術を使えるが真面目過ぎる聖女マリン。
若くして伝説に成ったが天然な所もある武道家金。
あたし達は、力を合わせ、幾多の困難を乗り越え、魔王の城に到達した。
もしかしたらアポロの重責を取り除けるかもと、あたしは、先走ってしまったのかも知れない。
代償に、パーティーの仲間達が一人また一人とあたしを進める為に犠牲になり、魔王の前に到達した時には、あたし独りになっていた。
あたしは、仲間の期待に応え、仲間を一刻も早く助けに行くために封印の力を集中する。
こうなれば、封印の力の影響で魔王の力もおよばない。
あたしは、成功を確信した。
そんなあたしに魔王は、仲間達の惨状見せて来た。
ガイアは、オークに犯され。
ローズは、木馬に縛られ淫具に攻められ。
エアロは、スライムに全身を覆われ。
マリンは、母乳を噴き出させられ。
金は、今まさにケロベロスにバージンを奪われていた。
女としては、死を選んでもおかしくない悪夢が仲間を襲っていた。
それでも、まだ生かされていた。
魔王自身が言うように、魔王の支配が無くなれば、仲間達の命は、無くなるだろう。
仲間の命か、世界平和か、究極の選択だった。
そして、あたしは、仲間の命を選んだ。
「アポロ、ゴメンね……」
あたしも最後の最後でアポロに魔王を封印する重責を背負わせてしまった。
封印の力が拡散して、魔王の力があたしを襲う。
『先ずは、仲間の苦しみを味わえ』
「……!」
声にならない悲鳴をあげる。
体が引き裂かれる様な激痛があたしを襲う。
目の前に映し出されるケロベロスに襲われる金の姿。
あたしが今体験している痛みこそ金が受けている痛みなのだろう。
『耐えられぬか? 止めてやっても良いぞ?』
あたしは、首を横に振る。
アポロが来るまで仲間達には、この攻めを受け続けてもらう事になる。
原因であるあたしがそれから逃れる訳には、いかない。
今まで感じた中でも一番の痛みと屈辱感の中、あたしは、ケロベロスの膣内射精を疑似体験した。
涙が自然とこぼれ落ち、立ち上がる気力も失われた。
次にあたしを襲ったのは、母乳を噴き出す、激しい快感だった。
「アァァァン! 母乳を出すのってこんなに気持ち良いの!」
目の前に映し出されたマリンが涎を垂らしよがっていた。
あたしは、それを見ながらアクメに達してしまう。
「駄目、あたしもイクゥゥゥ!」
アクメに達して敏感に成ったあたしを襲ったのは、全身をスライムに愛撫される快感だった。
未成熟なエアロの性感を開花していく快感は、あたしには強烈過ぎる。
「ラメェェェ! 気持ち良すぎて、変になっちゃうぅぅぅ!」
頭が真っ白になったあたしだったが、目の前に映る張り型をくわえてイキ続けるローズに同調するようにあたしも腰を振ってしまう。
「腰が止められないよ! 腰が勝手に動いちゃう! 」
堪らない、体が勝手に快感を求めてしまう。
そして、口内に苦い味が広がってくる。
目の前に映るガイアが、美味しそうにオークの精液を飲み干すと、体の疼きが更に高まっていく。
再び、金が目の前に映されて、ケロベロスのチンポに抉られてしまう。
何度も何度も、仲間達の陵辱を体験する。
体験の中で解ってしまう、仲間達がどんどん快感に溺れて行くのが。
そして、あたしも快感に抗う意思が薄れていくのが実感できた。
『そろそろ、自分で味わいたくないか?』
魔王は、ケロベロスに勝るとも劣らないチンポを見せ付けてくる。
「そんな物は、要らない……」
あたしは、強がった。
体が、子宮があれを欲しがって、疼いている。
オマンコからは、大量の愛液が垂れ流され、乳首もクリトリスも限界まで勃起している。
何度も疑似体験したザーメンの味が頭の中で再現され、今すぐにしゃぶりつきたくなっていた。
それでもあたしは、堪えた。
『そうか、別にかまわないぞ。ついでだ、もう仲間達ももう苦痛でないだろうから、分かち合う必要もあるまい』
仲間との快感のリンクが外された。
一気に冷めていく体。
先ほどまでの狂おしい快感が脳裏を過ぎるが、急速的に弱まっていく。
あたしは、それを止めようと、自ら胸も揉みだし、オマンコに指を入れ、クリトリスを扱く。
「アァァァン! もっと、もっと気持ちよくなりたいの!」
絶対的に足らなかった。
それが何なのかは、直ぐにわかった。
目の前にそそり立つチンポ、それが足らないのだ。
あたしは、オナニーをしながら魔王に這い寄り、チンポに舌を伸ばしていた。
『舐めたいなら、舐めていいぞ』
魔王の声に正気に戻った。
あたしは、チンポから首を背ける。
「要らない! だれがそんな事をするものですか!」
精一杯の憎まれ口を叩くが、チンポから漂う雄の匂いがあたしの疼きを強くする。
視線の端に入るチンポから、視線が外せない。
それどころか、どんどん近づいていく。
雄の味が舌の先から伝わってくる。
それが限界だった。
あたしの舌は、チンポを舐めあげ、すぐさまチンポを咥え込んでいた。
『美味しいか?』
涙がにじみ出るほど悔しいが美味しかった。
『答えられないほど、美味しいか! だったら、これもやろう!』
吐き出されるザーメンをあたしは、飲み込む。
喉に粘りつく感覚、青臭い匂い、本来なら嫌悪に値するそれらが、とても美味しく、満たされた気分になっていく。
あたしは、尿道に残っている物まで吸い上げ、口の端から垂れるザーメンを指で拭い、舐めとっていた。
魔王は、そんなあたしを楽しそうに見て、勃起したままのチンポを見せ付けて告げる。
『オマンコに入れたいんだろう?』
無言を貫くのがあたしの最後の抵抗だった。
『お前のオマンコが私のマラケースだと認めれば、入れさせてやるぞ』
そんな物になりたくない。
でも、こうしている間もあたしの指は、愛液でグチョグチョになったオマンコを弄っている。
脳裏にあるのは、先ほどまで感じていた仲間達の快感。
それを味わいたい、その思いだけが膨らんで行く。
仲間の命を心配する心も、世界を平和にする思いも、たった一人の弟に対する愛情すら快感を求める気持ちに押しつぶされていく。
そして、あたしの前に仲間達の映像が浮かぶ。
全員が、快感に酔いしれ、幸せそうな顔をしていた。
それを見た瞬間、あたしの中で張り詰めていた物が切れた。
「あたしは、魔王様のチンポ専用のマラケースです。だから、魔王様のチンポを入れてください!」
『良いだろう! 存分に味わえ!』
魔王は、そう答え、あたしを念力で持ち上げると、一気にチンポに突き刺した。
「アァァァン!」
痛みなど無かった。
あったのは、ずっと追い求めていたリアルのチンポでの快感だけだった。
「凄い! 凄いの! 魔王様のチンポが気持ち良いぃぃぃ! イクゥゥゥ!」
あっという間にアクメに達してしまう。
あたしは、一心不乱に腰を振り、少しでも奥まで魔王様のチンポを味わおうとした。
あたしのお腹には、魔王様のチンポの形がくっきり浮かび上がり、その動きがはっきり解る。
「良い! いい! 気持ち良いぃぃぃ!」
あたしは、ようやく手に入れたリアルな快感を貪る。
『そら、一発目だ!』
放たれる熱いザーメン。
「あついぃぃぃ! イクゥゥゥ!」
熱いザーメンを出され、またアクメに達する。
アクメで敏感になったあたしのお腹は、まだ勃起したままのチンポの姿があって、それは、容赦なく動き出す。
「もう限界! おかしくなるぅぅぅ!」
連続するアクメの中、あたしは、それまでの自分が残らず消滅していくのを感じた。
あれから、どれだけの時が経っただろう。
あたしは、自分の職務を全うし続けている。
体全体で魔王様のチンポをしごき続け、射精に導く。
「イクゥゥゥ!」
ザーメンが出されると、胸の直ぐ下までお腹が膨らむ。
もう、あたしの体は、元の体とは、異なって居た。
手足の筋肉は、衰え、自分の足で立つことも出来ない。
あまり使われない内臓は、縮小し、オマンコだけが、拡張されながらも、強力な筋肉で締め付けを維持し続けた。
栄養は、吐き出されるザーメンから取っている。
口は、ただ喘ぎ啼くだけの器官に成り下がっていた。
そして、目の前のドアが開き、勇者が入ってきた。
「魔王! お前を封印して、世界を救ってみせる!」
あたしを見て、勇者が驚愕した。
「姉さん! 何で姉さんがそんな姿に!」
魔王様が答える。
『お前の姉が望んでこうなったのだ。さあ、お前の力を見せてみろ!』
勇者が封印の力を集め、魔王様に解き放った。
しかし、何も起こらない。
「どうして……」
高笑いをあげる魔王様。
『簡単な事だ、お前の姉が封印の力を弾く盾になったのだ。さて、お前は、どんな玩具にしてやろうかな?』
魔王様が嬉しそうだ、魔王様のチンポが元気になるのは、あたしも嬉しい。
「何で、姉さんが微笑むんだよ!」
勇者が泣き叫ぶ声にあたしは、聞き覚えがある気がしたが、どうでも良かった。
だってあたしは、魔王様のマラケースなのだから。
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