ＭＣ＿琴李 　俺の名前は、栗原（クリハラ）実（ミノル）、イニシャルは、ＭＣだ。 　俺に対する大抵の人間の第一印象は、人畜無害。 　眼鏡を掛けて細目、小太りで背も高くなく、印象にも残り辛い。 　だが、それら全ては、俺が意識してやってる事。 　普段は、地方ロケの司会、進行ＭＣ（マスターオブセリミニー）をやっている。 　町ですれ違っても芸能人だと気付かれる事が無い俺だが、芸能界における本業は、全く違う。 　それは、ＭＣ（モンスターチャイドル・勝手に作った造語）を大人に都合の良いＭＣ（マリオネットキャラ・勝手に作った造語）にすること。 　元々、俺は、ＭＣ（マインドコントロール）技術で女を調教するのを趣味にしていた。 　俺自身、調教する事自体が目的で、調教した女は、同好の知り合いにくれてやっていた。 　そういう意味では、地方ロケのＭＣなんていうのは、都合が良かったんだが、そんな同好者の中の芸能事務所の社長が居た。 　そいつは、ＭＣ（モンスターチャイドル）に頭を悩ませていた。 　このＭＣ（モンスターチャイドル）の厄介な事は、大人と違い、金で言うことも効かせる事ができなければ、生活も掛かってないので、切羽詰っても居ない。 　子供として我侭の限りを尽くすって事だ。 　そして何より問題なのは、数値を取れるって現実だ。 　数値をとれる以上、切る訳にも行かずほとほと困っていたそいつに俺が軽い気持ちで調教を申し出た。 結果は、目の前に居る。 　俺のチンポをしゃぶる派手では、無いが綺麗な少女。 　チャイドルと言うには、そろそろ限界っぽいこいつは、元々腐女子で、直ぐＢＬのカップリングを妄想したあげく、それを顔に出しやがって事務所の人間を困らせていた。 　おれは、そいつの顔を見て眼鏡のスイッチを押す。 『早く、早く、早くオマンコにチンポが欲しい！　御主人様のチンポでズボズボして欲しい！』 　口の塞がったこいつの思考が眼鏡に映る。 　これは、俺がＭＣ（マインドコントロール）技術を開発していた頃に開発した装置、ＭＣ（メッセージコネクター・空想した装置）で人間の両耳の後ろに特殊な金属装置を貼り付けて、そこで受信した脳波と体内電流で、相手の思考を文章化して眼鏡に映すのだ。 　俺は、ＭＣ（メッセージコネクター）の別のスイッチを入れて口内で喋る。 　音にならないそれは、骨伝道式に眼鏡に伝わりそこから琴李の装置に信号が届き、意識できないメッセージを琴李に強制受信させる。 『子宮の疼きが我慢できなくなり、蜂の様に腰で八の字を描く』 　琴李は、俺のメッセージに操られているという意識のないまま、体が赴くままに腰を八の字に振るのであった。 「はしたない雌だ。良いだろうオマンコに入れて良いぞ」 「ありがとうございます」 　そういって琴李は、自ら俺の勃起したチンポをオマンコにくわえこむ。 「アァァァン！　気持ち良いぃぃぃ！」 　もうこいつは、男のチンポの為なら何でも言うこときく完全なＭＣ（マリオネットキャラ）に成り下がっていた。 　この成果を知った芸能関係者達は、俺に一つの番組を提供した。 　それがＭＣ（メモリーチャレンジ）。 　番組改変期のコマ埋めの特別番組と世間一般で思われている。 　内容は、芸能人に一週間掛けて様々なメモリー、記憶に残るチャレンジを行わせるって物で、成功者には、新番組の出演権をを与えると言う物である。 　芸能界では、次の新番組で一押しの人間にチャレンジを成功させる番宣番組と認知されている。 　それは、あくまで表向きの向きである。 　真実は、ＭＣ（モンスターチャイドル）をＭＣ（マリオネットキャラ）にする為の調教番組。 　当然、一般放映されず、その映像は、裏で高値で取引される。 　そして今日も俺の元には、新たなＭＣ（モンスターチャイドル）のリストが届く。 「さて次は、どいつをＭＣ（マリオネットキャラ）にしてやるかな？」 　俺は、新たな調教に昂ぶったチンポから射精する。 「イクゥゥゥ！」 　白目を剥く琴李をベッドに寝かし、俺は、一人のＭＣ（モンスターチャイドル）を選び出すのであった。 「次のターゲットは、こいつだ」 →進む →ＭＣのトップへ