○暴走する夏奈

 それは、内田の何気ない一言から始まった。
「そういえば、カナちゃん。どうしてカナちゃんだけ、髪の色が違うの?」
 愕然とする夏奈であった。


 その夜、夏奈は、悩んでいた。
「もしかして、あたしは、拾われっ子なのでは?」
 そして夏奈の脳裏に春香の言うことしか聞かない千秋の姿が思い出される。
「このままでは、あたしの立場が危ない。こうなったら、血の絆以上の関係を作らなければ」
 そういって、夏奈は、千秋の寝室に向かうのであった。


 深い眠りについていた千秋だったが、違和感を覚え、目を覚ます。
「何をやっている!」
 千秋が叫ぶ。
 なんと夏奈が千秋を裸にしていた。
「いやー、血の絆以上の関係を結ぼうと」
「ふざけるな!」
 千秋は、フジオカボンバーを放つが、夏奈は、怯まない。
「これもこの家での立場を維持するため!」
 そういって夏奈は、千秋の割れ目を舐め始める。
「馬鹿野郎、そんな汚い所を舐めるな!」
 千秋は、激しく怒鳴るが、夏奈は平然と言う。
「大丈夫だ、千秋のここは、美味しいぞ!」
 顔を真赤にする千秋。
 そして夏奈の悪の舌は、千秋のクリトリスまで伸びてくる。

「何だ、これは!」
 今まで体験したことが無い感覚に戸惑う千秋。
 夏奈は、チャンスとばかりに指で割れ目を弄りながら、舌でクリトリスを集中攻撃する。
「アァァァン!」
 初めての快感に千秋が混乱する。
「イッてしまえ!」
 その言葉と共にクリトリスをしゃぶる夏奈。
「……!」
 言葉にならない叫び声をあげて絶頂に達してしまう千秋。
 千秋が脱力するなか、夏奈は、冷蔵庫から持ってきたニンジンを取り出す。
「これで、千秋のバージンを……」
「どうするの?」
 背後から聞こえる冷たい声に夏奈が振り返るとそこには、春香が居た。
「それは、その……」
 春香は、アイアンクローが決めながら詰問すると夏奈が内田との会話をしてきする。
「この家での立場を失いたくなかったんだよ!」
 夏奈の言葉に春香がため息を吐く。
「タケル叔父さんの髪の毛も黒でしょ? 姉妹が全員同じ髪の色な訳じゃありません」
「おお、その通りだ!」
 手を叩く夏奈。
「本当に馬鹿野郎だな」
 オーラを立ち上らせる千秋に夏奈がとことん説教をくらう事になるのであった。


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