00_冷血の覚醒(拳一)
俺の名前は、峯崎拳一(ミネザキケンイチ)。
機械化帝国を打ち破ったキングゴウザウラーのメインパイロットだ。
機械神を倒して地球は、平和になって、普通の学園生活が待っている筈だった。
しかし、俺の中で何かが変わっていった。
熱く燃える物が無くなっていくのだ。
全ての事に無感動になっていく。
放課後、ザウラーズの仲間と遊ぶわけでもなく、校舎を放浪していた。
そんな時、隣のクラス、六年三組の担任、弥生由里(ヤヨイユリ)先生が声を掛けてきた。
「拳一くん、どうしたの?」
俺は、応えずに歩き続ける。
「拳一くん!」
弥生先生が俺の手を掴んだ。
「冷たい! こんなに冷たいなんて……」
弥生先生は、俺を保健室に急いで連れて行く。
計られた体温は、通常では、ありえない低温であった。
「どうして……」
その時、俺の中の何かが目覚めた。
次の瞬間、俺は、弥生先生をベッドに押し倒していた。
「拳一くん、止めなさい!」
必死にもがくが、俺の拘束は、外せない。
俺は、ズボンのチャックを開き、チンチンいや、少し前までの子供のそれとは、異なる大人のペニスを取り出す。
「嘘……」
俺のペニスが信じられないのか目を見開く弥生先生に俺は、強引に突っ込む。
「痛い! 止めて、今なら気の迷いって事で許してあげるから!」
気の迷いなんかでは、無い。
やり始めた時は、解らなかったが、これは、必要な事だ。
俺は、ペニスで弥生先生を蹂躙しながら、練りあげ、練りあがったそれを弥生先生の中に開放する。
「駄目! 赤ちゃんが出来ちゃう!」
涙ながらに訴える弥生先生。
でもそれは、間違いだ。
俺の今放った物では、赤ちゃんなど出来ない。
開放した弥生先生は、暫く泣き崩れていたが、俺の放った物の効果は、直ぐに現れた。
「何、オマンコが熱い!」
叫び股間の割れ目を両手で弄り始める弥生先生。
割れ目から零れ落ちる冷たく光る粘液、それが俺が弥生先生の中で出した物、女を狂わせるナノマシーンだ。
「今はっきりと自覚したよ。俺は、もう人間じゃない。そして、機械でもない。新しい存在、バイオマシーンなんだ」
クリアになった俺の思考回路は、俺の身に起こった事を理解させた。
所詮、ただの人間が作った機械で、機械化を完全に直す事は、出来なかった。
正確に言えば、無機質な物なら良かったのだろうが、生物、俺は、その細胞に機械化の遺伝子が組み込まれたままだったのだ。
その結果、機械でも、人間でもない新たな存在、バイオマシーンに進化していた。
そんな俺のペニスに弥生先生がしゃぶりついてくる。
「これを入れて! ユリのいやらしいオマンコにこの逞しいペニスを入れて!」
その目からは、正気の光は、失われていた。
俺は、更にペニスを突っ込み、ナノマシーンの挿入を続ける。
「アァァァン! サイコー! ペニスが良いの! もっと、もっと、もっと!」
白目を剥き、涎を垂れ流し、腰を振り続ける弥生先生。
二度と正気に戻る事は、無いだろう。
これで当初の目的は、達成した。
俺は、馬鹿な機械神とは、違う。
強引な機械化では、強い抵抗にあうだけだ。
奴らの心につけこみ、ジワジワと俺の一部で侵食していく。
その為には、俺の分身が必要であり、それを産み出す為の苗床が必要だった。
「最初は、やはり、俺の機械化を止めたあの女からだな」
俺は、生意気な男女、しのぶが、俺の分身、クールコピー、CCを産み出す苗床になる様を想像するのであった。
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