00番:設定説明をする天才少女


 あちきの名前は、万子(ヨロズコ)。
 間違ってもマンコとなんて呼ばないように。
 あちきの仕事は、玉屋(ギョクヤ)。
 この時代では、メジャーじゃないが、詳しくは、規則で言えない未来の世界では、かなりメジャーの職業である。
 何をするかと言うと、ナノマシーン集合体の玉(ギョク)と呼ばれる装置をへそに埋め込む事で、依頼者の体や体質を変化させる仕事である。
 あちきは、当年とって十四歳の美少女だ。
 それは、胸は、殆ど膨らんでなく、下の毛もまだだが、顔には、自信がある。
 玉屋の資格取得の最年少記録保持者でもある。
 あちきがこの時代にやってきたのにも訳がある。
 人体実験の為である。
 あちきの住む世界では、個人個人が複雑な契約をしている為、とても人体実験など行えない。
 そこで、ナノマシーン規制も無いこの時代に来て、人体実験をする事にした。
 勘違いして貰っては、困るのだが、自分の耳を修理して貰うために、歴史を改ざんしようとする耳無し猫型ロボットや有名になりたいからとタイムパトロールなのに歴史の改ざんを行おうとする三人組とは、違い、ちゃんと当局に許可を得てやっている。
 その為、複雑なルールに縛られている。
 指定した範囲から外に出る事は、出来ない。
 玉を埋め込んだ相手とは、以後直接接触を行っては、いけない。
 玉を埋め込む相手は、当局のチェックを通った人間で無いといけない。
 そして、もっとも重要なのは、玉の効果と観察を相手が認識した状態で自分の手で玉をへそに埋めさせる事。
 指定範囲、それは、あちきが玉屋を行う店舗内のみで、当局のチェックが通らない人間には、玉屋に入る事が出来ず、一度玉を埋めた人間は、再びあちきの店には、来れない様になっている。
 観察記録は、玉から送られる仕組みにした。
 その為、あちきが気をつけないといけないのは、相手を納得させる事。
 これが中々難しいが、研究室では、味わえない面白い体験が出来る。
 そういえば、そんな観察記録の一つにこんなのがある、女性と好きなだけセックスしたいと思った大学生の記録。

 ネクストファイル 『女を雌にする男』


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