プロローグ


 キスティスとゼルとセルフィーは凱旋門の鉄格子を降ろしに行く、そして俺とアーバインは魔女を狙撃する。これですべては終わるはずだった。しかし予定は狂いすべては最悪の方向になってしまった。・・・・・いや・・・・・・すべて終わってしまった。
・・・・・・もう・・・・・手遅れなのだ
 最初の失敗はキスティス達だ。リノアの所に行こうとしたのだが、その時に閉じ込められて出られなくなってしまったのだ。何とか脱出先を見つけ、急いでその道から凱旋門に向かったのだが、途中のモンスターがセルフィーに毒を与えていたのだ。しかしその毒はすぐには症状が出なかったので誰もその毒に気付かなかったのだ。しかもその毒は性的欲求をかきたてる言わば『媚薬』のような物なのだ。そしてその症状が表れたのが凱旋門に着いてからなのだ。それに急いだおかげで予定よりも早く着いてしまった。
そして橋に着いてすぐに毒の効果が表れてきたのだ

今ゼルは外でトイレをすましている。そして今、鉄の板に周りを囲まれた四畳半程度のこの小さなジメジメとした部屋にはキスティスとセルフィーの二人しかいない。そしてキスティスは外の様子を小さな小窓から眺めている
するとキスティスの後ろで布と布とがこすれ合うような音がした。
後ろを振り返ったキスティスが見たものとは、服という物は何一つ着けていないセルフィーの姿だった。しかも顔は赤く火照っており、目もトロリとしており、胸の先端部分はツンと上を向いていた。しかも下半身の女の部分からはポタリポタリと半透明の液体が下に垂れていた。


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