『 序 章 』

【 好色な色欲 】



 それは、俺が在学時における模擬戦のことであった。



 周囲には多くの観衆が集まっていた。まるで自分らを期生(学年)の代表として鼓舞しているか、のように。

「・・・・」

 お互い手にするのは、木製の模擬槍。

 腰にも、それぞれお手製とする模擬剣が佩かれていた。

「「はっ!!」」

 俺が葦毛の白馬を駆り、奴は黒鹿毛の黒馬を駆った。

 強烈な刺突!

 愁烈な放物線!

 苛烈な応酬!

 互いの距離が離れ、両騎はそれぞれに乱れた息を整える。ここまではまさに五分と五分。こちらが一期上とはいえ、相手は遊牧民族の末裔とされる帝国の出 身、騎乗技術は圧倒的に劣っていることを自覚する。



 黒い騎士が模擬槍を捨て、模擬剣を全面上空に掲げた。

 それは最速最強、黒騎士が誇る『斬鉄剣』の構え。この一撃の前に、多くの級友が敗れ去っており、その誰もが黒騎士の勝利を予見した、その瞬間だっただろ う。

「臆するな、大丈夫だ・・・大丈夫・・・」

 俺は嘶く自らの愛馬を励ました。

 まるで自分自身を鼓舞するか、のように。



 長剣を提げた黒騎士の姿が急接近する。

 その瞬間、俺は自らの手が持つ盾を前面に押し出し、神聖系魔術によって強化する。あらゆる攻撃を無効化とする、俺の秘技。戦闘防御系スキル『大盾』を発 動させた。

「!!?」

 その必殺の一撃を完全に受け止められたことで、黒騎士に初めて、動揺の色が浮かぶ。もっとも、この『大盾』スキルは、防御だけに意識を集中させる必要が あるため、即座に反撃することはできないが。

 黒騎士の『斬鉄剣』を意識してから、というもの、あらゆる防御・回避手段を模索したものであったが、『大盾』のこれ以外に、対抗できる術を見つけられな かった。



 再び、俺たちは肉薄していく。俺も小回りの利かない模擬槍を捨てて模擬剣を抜き、交互に斬撃の応酬を繰り返す。

 攻勢に長ける黒騎士。

 だが、当たらない、当たらせない、そして寸前に斬撃を滑られて逸らす。その攻勢の隙を突いて、苛烈な一撃・・・だが、寸前に見切られた。

 白と黒の立ち位置が交互に入れ替わる。

 勝敗は容易には、簡単には着きそうにもなかった。





「・・・・」

「・・・・」

 結局、想定された時間内に、優劣を決めることは叶わなかった。

 つまり、時間切れ・・・

 まぁ、引き分けであろう。

 これで俺は在学してからまだ負けたことがなく、無敗記録はなんとか、更新できることになった。そのことに周囲の同期生からは、この上ない賛辞の言葉が贈 られてくる。

「・・・・」

 しかし、全くと言っていいほど、俺は納得できていなかった。

 それもそのはず・・・

 相手は、自分よりも下期生なのだから・・・



 その可愛気のない下期生も、戦略・戦術戦(戦略戦術を擬した遊戯)での雪辱、という思いが少なからずあったのだろう。普段から喜怒哀楽を表面に出さない 偉丈夫が、まさに無念とばかりに一息を吐く。

 おいおい。

 その辺で納得してくれよ!?

 周囲の評価や相手の思惑とは裏腹に、意外なほどの妙手と大胆なまでの好手もあって、戦略戦術戦においても、俺的には辛勝・・・それもかなり際どい勝敗の 結果でしかなかったのだから。





 馬を並べて、互いの健闘を称え合う。

 当初に抱いていた、険悪なまでの感情は、もはや・・・ない。今では俺にとっても、得難き親友の一人となっていた。

 名をオーディン。オーディン・ジークフリート。

 リグリア帝国の後継者(皇太子)にして、唯一の次期皇帝候補でもある。それだけに祖国(神国ブリュンヒルト)では、幼年のころから比較される対象とさ れ、入学してきた当初には、敵意はなくても敵視はしていた俺ではあった。

 それはきっとこのオーディンも、俺と良く似た境遇、同じ感情であったことと思う。

「二人とも、惜しかったね・・・」

 そんな俺たちに、俺たちの懸け橋ともなった人物が馬を寄せてきた。

 クラリス・クラフトだった。

 温和な優男であり、交友の広い社交的な性格からして、官僚型の文官タイプと良く勘違いされるが、実は相当な剣技と騎乗技術の使い手でもある。

 それだけに今回の模擬戦が・・・俺とオーディンによる一騎打ちが、どれだけ際どく拮抗した接戦であったのか、もっとも良く理解できていた人物でもあった だろう。





 人は良く、俺とオーディンを比較して、まさに正反対の性格だと判断する。それについては、俺も否定の仕様もない。俺は色恋に慌ただしく、オーディンは鍛 錬だけに時間を良く費やす。

 同時に、このクラリスの几帳面なる性格も、俺とオーディンにはなく、まさに三者三様に、友好というピースが上手く填まったのではないだろうか。





 先にも述べたように、俺は普段から色恋沙汰に多忙を極めていた。

 この「コンポジション士官養成学校」は、七大国による中立地帯として、多国籍からなる子息、子女たちが通っている。現在でも一期生辺りにおよそ二千人 と、在学生の教育の質さえ落とさなければ、更に増大していくことだろう。

 当然、そのうちの約半数の子女たちは、貴族出身の御令嬢たちであり、その傍目から見た外見も、麗しく素晴らしいものが揃いも揃っているのだ。

「やはり聖国か、連合の美少女の質と味が良いな・・・いや、でも、やはり人口の多い、帝国産の御令嬢たちも・・・」

 その美少女の身体は国柄を表すように、それぞれが異なる。

 俺にとって恋愛とは、性交とセットであり、あくまでも、その過程と結末でしかない。つまり、俺の恋愛観は如何にその美少女と性交(勿論、破瓜)するまで の、その手段に過ぎず、これまでにも数え切れないほどの処女を味わってきていた。

「さすが・・・す、凄いね・・・」

「フン、下らん・・・」

 圧倒されつつも賞賛したのがクラリスであり、たったの一刀で切り捨てたのが、オーディンであった。

 クラリスはその交友の広さから、腰の落ち着かない毎日であり、オーディンは黙々と、自己鍛錬に明け暮れる日々であった。

「オーディン、そんなことはないぞ!?」

 その美少女の身体に、生涯で一度限りの痛み。

 千人の美少女が居れば、千通りの性交と破瓜の楽しみ方がある。

 俺は無骨な下期生の肩を叩きながら、恋愛の何たるかの持論を展開した。

 「皇太子」という立場、そして、この気難しい性格もあって、校内では浮いた存在ではあったが、精悍な顔立ち、この引き締まった体格・・・少し、気に喰わ ないものの、多くの女生徒がオーディンに惹かれるのは、まぁ、当然のことだと思う。

 そんな最中、俺の眼に一人の少女が目に留まった。

 まぁ、相当な美少女、と言っても過言ではないだろう。性格こそ地味だが、穏やかで慎ましく、大人しい印象の七期生(オーディンやクラリスより、一つ下の 学年)の女生徒だった。

 恐らく、オーディンの奴も満更ではなかった、と思う。

 現に趣味とする剣の鍛錬でも、彼女だけに限っては、帯同されても顔色一つ変えなかったほどに。

「・・・・」

 俺の悪い虫が疼き出していた。

 これまでにも俺は、多くの女生徒たちと恋愛をし、性交を果たして、数多の処女を散らしてきてもいた。俺にとって「恋愛」とは、決して性交するものではな く、あくまでもその過程を楽しむものであった。

 ただ、その恋愛の結果に、性交があるだけで・・・

 俺の悪癖と言ってもいい。

 次第に俺は、彼女の存在に興味を抱き、彼女の身体へと興味が移っていった。



 背丈も低くはなく、気立ての良い細身な身体。発育こそまだまだ乏しいものであったが、年相応に膨らみだしている胸。地味なまでの衣装から覗ける健康的な 美脚。

 まだ、処女だな。

 そのあどけない仕草からも、容易に察することができた。

 勿体無い、と思う。

 一度、男を知れば・・・彼女の身体は、蛹から蝶になれる、その素質があるだけに。

 それも具合の良い、上玉の、相当な名器じゃないのか?

 そう、俺の感が告げている。

 この経験に裏付けられた、俺の感は、外れたことがない。



 さて、と・・・

 俺とオーディンは知己であり、それは彼女も認識していた。それだけに声をかけることは容易いことだった。

 初回は、まぁ、これくらいでいい。

 これで向こうにも、ロベルト・ファリスの存在を再認識したことになろう。

 二回目は、オーディンとクラリスを交えた施設内で、会話するまでに至る。俺が彼女の名を呼んだら、彼女は喜んで(オーディンの居る)テーブルに同席して きた。

 三回目は向こうから。

 俺が一人で居るときにでも、挨拶から会話をするまでになっていた。この時点で大抵の少女なら墜とせるものだが、そこは彼女の一途な性格と、オーディンを 慕っている想いもあり、断念せざるを得ない。



 だが、そろそろだな。

 他の女生徒との情事の最中、俺は着実に進展している親密度に手応えを感じていた。後は口説き文句と貞操観念の緩和。そのどちらも俺の得意とするもので あった。

 狙いを定めた獲物の捕獲率は、100%オーバー。

 さっさと股を開いて待っていやがれぇ〜〜♪

 女生徒の膣内から己の剛直を抜き、濃厚かつ夥しいばかりの精液が飛び放たれる。避妊は当然のエチケット。これまでにも膣内に出すような、後々に面倒なこ とになりそうな、そんな不始末などは御免だった。





 だが、俺は初めての挫折を味わったことになる。

「・・・・」

 環境は施設の室内に二人きり。

 状況は申し分なかった。

 使用中の警告と扉の鍵を掛ければ、完全な密室の完成となる。恐らくは今になって彼女も、この際どい状況を危惧したようであった。

 だが、結果的に彼女を口説き出せなかった。

 そう切り出す前に、俺は無様な結末を確信する。

 彼女のオーディンに対するそれは、淡い慕情などではなく、立派なまでの恋心であり、一途なまでの愛情であった。

 唯一の幸いとして、彼女との友好的な関係が崩れなかったことであるが、それは天狗になりかけていた俺に、冷や水を浴びせるものでしかない。



 正直、困った。

 俺の剛直は、既に彼女の膣内を予約済み状態。

 無論、キャンセル不可だ!!



 なら・・・方法は一つだな。

 もはや彼女との恋愛は諦めた。その性交に至るまでの過程が絶望的なのだから、当然のことではあろう。故に俺は以前より、祖国の闇商人から入手していたク リスタル、『邪淫結晶』に触れ、その対象を彼女とする。

 この『邪淫結晶』とは、太古のアリストリア大陸から伝わる秘宝石の一つであり、その決して多くない採掘量から希少ともされている。消費アイテムの一種で あり、使用者が触れて、(視線で)対象者を定める。それによって『邪淫結晶』は粉砕される代わりに、対象者として指定された、その異性の意思に関係なく、 強制的に性交できる、という曰くつきの宝石であった。

 しかも・・・当時の単一国家であった神国ブリュンヒルト、その王家にのみ伝えられてきたこともあり、対象者には『邪淫結晶』の存在に気付かれることな く、性交が叶うとされている。

 さて?

「・・・・」

 実際にこれが本物の、あの『邪淫結晶』とは限らない。もはや神国ブリュンヒルトでも産出できなくなった秘宝石である。それだけに彼女の身体に利くとも限 らない。ただ利点としては、これに祈っても、彼女には解からない、ということだけだった。



 『カシャ・・・』

 と、『邪淫結晶』が衝撃だけを残し、俺のポケットの中で壊れるように・・・消失した。

 ま、まさか・・・ほ、本物!?

 その疑念は彼女の次の行動によって、確信へと変わっていく。

 『邪淫結晶』の消失と同時に、彼女の身体が俺に預けられたのだ。そんな彼女の表情にあるのは、明らかなまでの戸惑い。『邪淫結晶』によって影響を受ける のは、あくまでもその対象者の身体のみ。

「・・・・」

 その彼女の方から唇を重ねてくる。

 と、いうわけだ。

 すまんな・・・オーディン。

 そんな俺の心の中の謝罪には、偽りの一つとしてない思いだった。その代償として、俺は彼女の初めてを貰うことになるのだから。

 そのための時間は一時間と限られているし、そしてそれは今の彼女の身体が知るところではなかった。ただ性交して一時間もすれば、彼女の身体は自由を取り 戻し、この僅かな間の情事を忘却して、また明日から普段の日常へと戻っていけるのだとしたら、この場はもう彼女を抱く以外の選択肢はないだろう。



 彼女は自らの手で、制服のスカートの中から真っ白なショーツを下ろす。

「いいのか?」

 彼女は愕然としつつも、ゆっくりと頷く。

 お願いします、と口にした彼女のセルシアンブルーの瞳には、理性の想いによって、涙が留めようもなく流れ落ちていく。

 確かにこの性交は、彼女が望んだものではなかったかもしれない。あくまでも『邪淫結晶』によって自由を奪われたせいでもあろう。

 だが、机の上に腰掛けて、スカートの裾をたくし上げた彼女の行動は、明らかに男である俺を誘ったもの。

 もうこうなってしまったら、後には引けない。

 そう、お互いに・・・だ。

 俺はズボンのベルトを緩め、これまでに幾人もの美姫の純潔を奪ってきた、人並みに外れているペニスを曝け出した。実際にこれを受け入れて、悶絶しなかっ た女は皆無であり、一度受け入れたら、もう他の男では物足りない、と思わせるだけの剛直である。

 その間に机の上に腰掛けさせていた彼女は、自らの手で真っ白なショーツを下ろし、更にスカートの裾をたくし上げさせると、その秘部に自らの手で広げさせ てやる。

「だ、抱いてください・・・」

 その言葉と裏腹に、愕然とする瞳、流れ落ちる涙の滴。

 思わず『ゾクゾクッ』ときた。

 彼女の座る机に近づき、唇を重ねながら・・・剛直を宛がう。

 俺を受け入れるのには、余りにも小さな入口。

 だが、ここで彼女を貫かなければ、その場合、彼女の身体はただ悶え苦しむことだけになる。彼女を抱いてやり、一時間で解放してやることこそ、彼女に報い る唯一の方法だった。

 『ずぶぶっ・・・』と、彼女の膣内に沈みゆく剛直。

 重ねていた唇を外して、苦痛に喘ぐ美少女。

 俺は根元までも一気に、と、彼女の奥まで貫いた。

 『ブチブチィ』と引き裂く感触、処女膜を一気に突き破り、子宮口まで到達しても、尚、俺の剛直は余裕で余ってしまった。

 「つー」と結合部からペニスを伝って流れ落ちる、乙女の赤い涙。

 ・・・全部は無理だな。

 俺の剛直を全部受け止められるほどには、彼女の身体は余りにも幼過ぎたのだ。もしくは俺のものが大き過ぎたのかもしれない。だが、想像通り、彼女の肉質 は悪くなかった。いや、これまでに性交していた女生徒の中でも、トップクラスと断定できる。

 それだけに惜しい、と思った。

 これで完全に男を受け入れるだけの器であったのなら、十分に名器だと誇ることができただろうに・・・

 その出来損ないの中途半端なマンコでも、出し入れしていれば、いずれは射精感も高まる。特に理性の影が残っている彼女の表情を眺めていれば、自然とそれ は早まった。

「な、膣内に・・・」

 さすがに俺も唖然とした。

 あの『邪淫結晶』にも、そこまでの強制力はない。

 彼女は顔をクシャクシャにして、全身を使って膣内出しを求めてくる。

「膣内に・・・」

 それはまさに彼女の望みであった。

 理性の瞳を通して、彼女は理解してしまったのだった。如何に自分の身体が幼く、出来損ないであるのか、を・・・繋げた男の顔を見て、彼女は悟ってしまっ たのだろう。

 ・・・くっ。

 限界だった。

 もはや臨界寸前であった射精感。

 それに合わせて、唐突に強く抱き締められた身体。



 俺にとっても初めてとなる、盛大な一撃が彼女の膣内で炸裂する。

 性交して初めての膣内出し・・・

 それは中途半端な挿入でしかなくても、十分に心地良いものだった。





「お願い・・・」

 全ての情事を終えて、既に一時間は経過していた。

 この間に彼女は三回ほど、俺との性交を求め、いずれも膣内に果てるように誘導されてしまっていた。

「このことは・・・あの人には・・・」

 俺は頷く。

 それが誰のことか、聞くまでもなかった。



 つまり、『邪淫結晶』は完全な欠陥品であった。

 あれは対象者を欲情させるだけのものであり、女性の本能を引き起こすだけのもの。彼女の記憶は失われず、本当に自ら求めてしまったようにしか思えなくな る、そんな代物だったのだ。



「そして・・・」

「ん? 約束する。誰にも公言はしないさ」

 その約束を違える気はない。

 これは俺が忘れるべき一時間だった。

 だが、彼女は「そうじゃない」とばかりに頭を振った。

「その・・・」

 それでも言い淀む彼女。その尻つぼみする言葉は絶対に聞き取れようはずもなかった。

 このままでは埒が開かない。

 日が暮れる一方であろう・・・

「ふぅ・・・」

 俺は口で言うのが憚るのなら、筆記して伝えるようにさせた。

 大抵の願いは叶えるつもりであった。

 『邪淫結晶』を使ってしまった、という後ろめたさもある。

 だが・・・彼女の願いとは、俺の想像を遥かに超えるものだった。



 そこには・・・

『 ロベルト殿下が卒業されるまでいいです 』

『 私が男の方を受け入れられる・・・   』

『 喜ばれる身体になれるように・・・   』

『 協力して貰えませんか?        』

 と、書き記されてあった。





 かくして、俺と彼女の肉体関係は、俺が卒業するまでの一年半に渡って、繰り返されていく。

 その間、俺たちの関係に気付く者はいなかった。

 無論、オーディンにも・・・(特にクラリスには細心の注意を払った)

 俺と彼女の関係は、あくまでも肉体のみで、一切の恋愛を挟まなかったこともある。また俺自身は、常に恋愛に生きる男であり、彼女だけではなく多くの女生 徒たちと性交を重ねていた。それは当然に彼女も了承すること。

 その甲斐あって、彼女の膣内の具合は開発され、男に馴染み、俺が卒業するまでには、立派に男を受け入れるだけの器になっていた。

 ・・・やり過ぎた感もなくはないが。





 彼女の名は「エクレア」・・・



 後のリグリア帝国の皇帝、オーディン・ジークフリートの妃。

 皇妃エクレア・ジークフリートである。


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