「ん、なんだこれ?」
学校から帰ってきた元下真は郵便ポストに入っていた封筒を手に取った。送り主は叔父、片根学だった。
真はその名前を確認すると驚きの表情を浮かべた。なぜなら学は先週事故でなくなったはずだったからだ。真もそのときは葬式に出た。
学の葬式は酷い有様だった。昔学の勤めていた大学の関係者は、最初に少し顔を出しただけで帰って行った。親類もまた、厄介者払いをしたような顔をしていた。
学はその人望の無ささのために、教授になれずじまいだった。その人望の無さは、親類もまた同じであった。
理由はその頬のこけた歪んだ顔と、人前ではっきりと喋れない気の弱さだった。身だしなみのだらしなさも加えていいだろう。
しかし真はなぜかそんな学を嫌いにならなかった。真の両親は共働きで、子供の頃親のいないときに時々、近くに住んでいた学の家に遊びに行っていたのだ。
学は子供が好きだったらしい。真に対しては快活に何でも話した。
真は最初のうちは両親に学の家に行ったことを報告したが、両親はいつも「もう行くな」と言った。
それが繰り返されると真は両親には黙って学の家に行った。
中学に上がってからは学の家には行かなくなった。しかし二年前学が大学を辞め、引越しをすることになったとき、その手伝いのために学の家を訪れた。
約一年ぶりの邂逅に、学は「ひさしぶり」と慣れない笑顔を見せてくれた。真もそれに応じて、「ひさしぶり」とはにかみながら笑顔を見せた。
学の家はいつも、その身なりからは想像できないほど生前と片付いていた。きちんと片付けていた方が、資料などを探すときに楽だからと当然のように語っていた。
真は荷物を詰めながら、「叔父さんがいなくなると、ちょっと寂しいな」と言った。
学は「そう言ってくれるのは真くんぐらいだよ」と特に寂しそうでも無く言った。
荷物が片付くと、学はまだ中学生の真に酒を勧めた。「本当はいけないんだけどな」という学に対し真は、ほとんど酒を飲んだことも無いくせに「友達と遊ぶとき、時々飲むから大丈夫」と応えた。
真が慣れない酒に吐きそうになった頃、学はポツリと「今やっている研究が完成したら、誠くんにひとつプレゼントしてあげるよ。今やってる研究は、とっても素敵な研究なんだ」と言った。
真は吐くのを我慢するのに精一杯で、その言葉はほとんど聞こえていなかった。
真は部屋に戻ると鞄をベッドに投げるように置き、封筒を開けた。中に入っていたのは耳栓にCD、それと数枚の手紙が入っていた。
耳栓とCDはひとまず机に置き、真は手紙に目を通した。
『誠くん久し振り。二年ぶりかな?もう君は高校生になる年だね。僕に懐いてたからな、ちゃんと高校にいけたか心配だ。』
真はプッっと思わず吹き出してしまった。他の相手には冗談どころかろくに話せないくせに、自分に対してだけこうやって軽口を叩くギャップがおかしかった。
しかし対人関係を築くのが苦手だった学らしく、挨拶はこの程度で、後はすぐに本題に入っていた。
『ところで、前にした約束を覚えているかな?研究が完成したら君にプレゼントしてあげるって。それがこの間ついに完成したんだ。一緒に入っていたCDがあるね?それには特殊な音波が組み込まれ、それを聞いた人間を催眠状態に陥れ、思い通りに操ることができるようになるんだ。…』
その後には興奮気味にこの研究の苦労と素晴らしさが書かれていた。そして最後の一枚に使い方と注意事項が書かれていた。
「ちょっと真、テレビ見てないで勉強でもしたらどう?」
真の母が帰ってきて最初に口にした言葉がこれだった。
真は親といい関係を築いているとは言い難かった。無理やりに入れた私立の高校でまったく成績の上がらない息子を、両親は快く思っていない。学との関係も影響していた。
「何?テレビ見ながら音楽聴くの?」
真はCDプレイヤーをダイニングまで持って降りてきていた。もちろん中にはあのCDが入っていた。
真は再生ボタンを押した。
その日、真は興奮していた。
最初は学の手紙に書いてあったことについては大して信じていなかった。母にCDを聞かせたのは少し試してみようと思っただけだ。失敗ならそれはそれでよかった。
しかし意外にも手紙に書かれていたことは本当だった。手紙に書いてあった方法どおりにすると、母は嘘のように催眠術に陥った。
帰ってきた父にも同じように催眠術をかけた。真の家はもはや真の王国になっていた。
HRが始まった。真は教師の話は聞かずに学の手紙にあったあのCDの使い方について繰り返し反復していた。
まず催眠術をかけたい相手にCDを聞かせる。そうすると十数秒後相手は催眠状態になる。催眠状態に陥れば、あとは相手に指示を与えればいい。
CDをかけている間、こちらは耳栓をしておかなければならない。そうしないと自分も催眠状態に陥ってしまう。
CDは催眠状態になった時点で切っても構わない。一旦催眠状態に陥った相手はこちらが催眠状態を切るか、長時間そのままにしておかない限りは催眠状態が切れることは無い。
最初に催眠術をかけたとき、催眠への導入キーワードを決めておけば、そのキーワードだけで相手を再び催眠術にかけることができる。
使い方は以上。どう利用するかはもう決めている。
真は生まれてこの方、女と付き合ったことが無い。これを使えば彼女が、いやハーレムを作ることだって可能だ。
真はこのCDの効果を確かめてから、黒い欲望に支配されていた。
しかし、どうやって相手にこのCDを聞かせるかだ。それに誰かに催眠術をかけているところを見られたら厄介だ。
真は昨夜からその問題をどうクリアするかばかり考えていた。
「元下くん?」
HRが終わると、真に話しかけてくる女子生徒がいた。黒く長い髪に、純情そうな生徒。西巻由美菜だ。
学年、いや全校でもトップクラスの美少女に話しかけられ、真はドキッとする。
「ん?なに?」
「昨日の数学の課題、元下くんあったよね?」
「ああ、そうか」
すっかり忘れていた。昨日の数学の授業抜き打ちテストがあり、点の悪かった数名に課題が出されたのだ。その中には当然のごとく真も含まれていた。
「それで、一限数学だから、それまでに集めなきゃいけないの」
由美菜は委員長をやっていた。いや、正確にはやらされていた、だ。
まだ学校が始まって間もないとき、真樹という生徒がいたずらで由美菜を推薦したのだ。由美菜は気が弱く嫌と言えず、他の生徒も特に異論が出なかったので、そのまま由美菜が委員長を続けていた。
「ごめん。やってくるの忘れてた」
「え?」
由美菜は驚いた表情を浮かべる。数学の担当は南という厳しい女教師だからだ。若くて美人だが「今の子供がダメなのは、大人が叱らないからだ!」というのが持論の彼女は、その厳しさから慕われることもなく、逆に恐れられている。
それなのに出された課題をやってこないというのは、もはや自殺行為としか言いようが無い。
「でも、大丈夫?」
心配そうに聞く由美菜に、真は「仕方ないよ」と答えた。
由美菜はまだ心配そうだったが、真は「自分の責任だし」と笑って由美菜を席に戻した。
「はぁ?聞こえない。何だって?」
次の時間南は、課題を忘れてきたと言う真に怒りを顕にしながらそう言った。真を睨む眼光が鋭い。これが子供なら泣いている。
「すみません」
後ろでプッと誰かが吹き出すのが聞こえた。ちょっと振り返ると真樹が前に立たされながら叱られる真を見ながら、ニヤニヤと笑っていた。
「どこ向いてる!私と喋ってるんでしょうが!」
すぐ前で南に怒鳴られ、視線を戻す。
「すみません」
「どうやら君はじっくり説教した方がいいみたいね。いいわ、放課後職員室に来なさい。じっくり説教してやるから」
「はぁ・・・」
「わかったらさっさと席に戻れ!」
とりあえずこの時間は解放された。
席に戻る途中由美菜の横を通り過ぎると、由美菜はおずおずといった感じで真の顔を見上げていた。そのとき真にある悪巧みが思いついた。
それから後の時間は、その悪巧みがうまくいくかどうかばかりを考えていた。
「おい、西巻!」
「は、はい」
放課後、教室に残っていた何人かの中から、入り口から南は由美菜を呼んだ。よばれた由美菜は何か怒られるようなことをしたかと思い、体を強張らせながら南に駆け寄る。
「あ、あの、何か?」
「元下のバカはどこ行った?」
「え、いえ、ちょっと…」
由美菜が困ったように眉をひそめると、南は聞こえるように舌打ちをした。
「ったく、職員室に来いったの忘れたか。西巻、お前委員長だろ。元下探して来い」
「え?で、でも…」
もう帰ったかもしれない生徒を無理やり探しに行かせる。これが南という教師だ。
「5時半まで待ってやるから連れて来い」
そのまま由美菜の言い分も聞かずに、南は職員室に戻って行ってしまった。
困ったのは由美菜だった。真の行きそうな場所のあてがあるわけでもない。泣きたい気分でいっぱいだった。
由美菜はとりあえず校舎を探し始めた。他の学年の教室にはいないだろうからと、一年の教室のある西棟3階と、特別教室の東棟3階を中心的に探した。
東棟3階は人気が全然無かった。コーラス部の活動日であれば奥の音楽室から練習する声が聞こえるのだが、今日は活動日ではなかった。
美術部は活動しているが、美術室は一つ下の階にある。
東棟2・3階は3年の教室もあるが、5クラス中4クラスは2階で、3階にあるのはたった1クラス。残りは空き教室だ。
一応由美菜は奥の音楽室のドアに手をかけたが、当然のごとく鍵は閉まっていた。念のため隣の準備室も確認するが、右に同じだ。
由美菜はため息をつき、次はどこを探せばいいのか途方にくれていると、北階段に差し掛かったところで呼び止められた。
屋上へ続く階段を見上げると、そこには探していた真が居た。
「あ、元下くん」
ようやく真が見つかり、歓喜の声を上げる。そのとき真が下卑た笑みを浮かべたが、暗くて由美菜には見えなかった。
「どうしたの、西巻さん」
真は昂ぶる気持ちを抑えながら自然に聞く。
「うん、ちょっと南先生が呼んでて」
由美菜は階段を上がる。
真は屋上へ続くドアの横に立っていた。階段は途中でくの字に曲がっており、真のいる場所からだと下を誰かが通っても見えない位置になっていた。
もし元下くんが声をかけてくれなければ見つけられないところだった、ともともと真のとばっちりだったことを忘れ、感謝しながら真の隣に立った。真の足元にCDプレイヤーがあるのに気づく。それはわざわざ真が家に帰ってまで持ってきたものだった。
「音楽でも聴いてたの?」
「うんちょっとね。聞いてみる?」
「あ、うん、いいよ別に。それより…」
「いいから、ちょっと聞いてみてよ」
南が呼んでいると言おうとする由美菜を遮り、真は再生ボタンを押した。
由美菜は真が再生を押すと同時に耳栓をしたことを疑問に思いながらも、嫌とも言えず音楽に耳を傾けた。曲名は分からないが、何かクラシックのような音楽が流れ出した。
そのうち、由美菜の焦点が合わなくなる。それを確認すると真は停止ボタンを押した。
「由美菜さん、聞こえますか?」
「はい…」
生気の無い返事が返ってきて、真は由美菜が催眠状態に入ったことを確認した。
心臓が激しく脈打つ。
「あなたは僕が手を叩くと一旦正気に戻りますが、そのとき僕の言うことは必ず聞いてしまいます。それがどんなことでも不思議に思ったり、疑問を感じることはありません。いいですか?」
「はい…言うことを聞きます…疑問に思いません」
よし、と心の中でガッツポーズをとる。
「それともう一つ」
導入キーワード。これが大事だ。これさえ覚えさせれば何度でも催眠術にかけられる。
「僕が“大好きな真くん”と言って手を叩くと、今と同じ状態になります。いいですね」
「はい…わかりました…」
「それでは今から三つ数えると、あなたは正気に戻ります。正気に戻ると今言っていたことは思い出せませんが、暗示はしっかり残ってますよ。はい、1、2、3」
すっと由美菜の目が閉じられ、開けると正気を取り戻した目になっていた。
「あ、あれ?私…」
「どうしたの、ボーっとして」
「え?あ…うん…何してたんだろ?」
「ははは。変な由美菜ちゃん。それよりさ、ブラジャー見せてよ」
まだ自分にあったことを思い出そうとする由美菜に、何かの挨拶のように真は言った。
「え?うん。はい」
すると由美菜は一瞬躊躇う間があったものの暗示の効果が強く、制服を捲り上げ、ブラジャーに覆われた二つのふくらみを見せた。ブラは薄くピンクがかっている色だ。そしてその膨らみは、思っていたよりも重量があった。
美少女が恥ずかしげも無く、しかも学校で自分の胸を見せている姿に真の性欲は掻きたてられた。ズボンの中でムクムクと立ち上がるのが分かった。
「揉ませてよ」
「うん。いいよ」
ブラの上から由美菜の胸を揉む。ずっしりとした重みが伝わってくるようだった。
両手で胸を掴みながら、上下左右に揉みしだく。感じてきたのか、由美菜の頬が上気してきた。
「そう言えば、僕を探してたみたいだけど、どうしたの?」
「え?…あ、う、うん…」
左右の胸を、円を描くようにして揉みながら聞く。由美菜は息が少し上がっている。僕が今していることは由美菜にとっては疑問を持つことではないのだが、体の反応はそのまま残っている。胸を揉まれて感じているのだ。もしかしたら胸が敏感なのかもしれない。
「南先生が探し、くぅ!」
ブラをずらし乳首を刺激すると由美菜は高い声を上げた。
僕は驚いて思わず手を止めてしまった。3年の教室から離れた側にある北階段とはいえ、誰かが来るかもしれないのだ。
真はそっと階段の下を確認したが、誰もおらずひとまず胸をなでおろした。
屋上の出入りが禁止されているのでここに来る生徒はまずいないが、それでもこのままだと危険だ。真は胸から手を離した。ブラを上にずらしたので、胸は完全に丸出しだ。由美菜はブラだけを直そうとするが、真はそのままでいるように言った。
「そうか、わざわざ僕を呼びに来てくれたんだ」
「うん。職員室で待ってるって、南先生が…」
胸を出したまま、真を心配する由美菜。真はかろうじて笑いをこらえた。
「そっか、じゃお礼しないと」
「え、お礼?」
「そう。先生から仕事を頼まれたときは、お礼にザーメンを飲ませてあげるってのは常識だろ?」
そう言いながら真はズボンを脱いだ。真のモノは半立ち状態だった。
「えっと、そうだったっけ…うん、でもそうだったような…」
まだ一回目と言うこともあってか、少し疑問が残っているようだ。それでもまだ暗示の方が強い。それに繰り返しやっていれば、もっと強い催眠状態に堕ちるので真は気にしなかった。
「それじゃあ、舐めてよ」
「えっと、どうすればいいのかな・・・?」
由美菜は腰を下ろしてペニスに手を添えるが、それ以上の知識は無かったようだ。
「それじゃあまず、舌で全体を舐めて…そう…裏筋もスーって…」
言われたままに舌を這わせる由美菜。初めてのフェラの感覚に声が出そうになるのを必死に我慢し、真は指示を続けた。
「そしたら、先っぽをチロチロッて…うっ…」
鈴口を刺激され、我慢していた声が出てしまう。
「それじゃ、今度は咥えて。噛まないようにね…お、奥まで…」
「んん…」
ずぶぶ、と喉の奥まで真のモノを咥える由美菜。少し苦しそうだった。
「そ、それじゃあ、そのまま頭を前後させて…抜けないように気をつけて…」
「ん…んん…」
じゅぼじゅぼと卑猥な音が響く。真は出したままの胸に手を伸ばし、胸を揉んだ。
「んん!!」
乳首を刺激すると由美菜は反応を見せた。
「そ、それじゃ…足を大きく開いて、パンツの上からオナニーしながら…」
由美菜は言われるままに足を左右に開く。もともと長くないスカートは捲くれ上がり、下に隠れていたブラと同じ色の、飾り気の無いパンツが丸見えになる。そして由美菜はその上から、自らの性器を刺激し始める。
じゅぶじゅぶ…
「ん…んん!」
由美菜の口から漏れる音の他に、小さくぴちゃぴちゃという音が混じり始める。紛れも無く、由美菜の性器から聞こえてきた音だった。
じゅぶじゅぶ…
くちゅくちゅちゅ…
「んん〜…」
真は由美菜がどんな手付きをしているのか気になっていたが、こちらはこちらで余裕が無くそこまではっきりとは見えなかったが、スリットをなぞるようにしながら、時々豆の部分に触れているようだった。
「そ、それじゃあ、そろそろイクよ」
真は由美菜の頭を掴み、激しく上下させた。
「んんん〜〜〜!!」
「ありがとうのザーメン、受け取って!!」
「んんん!!」
一番奥に差し込み、大量の精液を注ぎ込む。収まりきらなかった精液が逆流して漏れ出す。
真はしばらくそのまま射精後の余韻を味わっていた。
「それじゃあ抜くけど、ザーメンはこぼしちゃダメだよ」
「ん…」
ゆっくりとペニスを抜き取る。由美菜は精液をこぼさないように口をすぼめる。
「うっ…」
引き抜くときの刺激で思わず声を出す。真の精液と由美菜の唾液の混ざったものが糸を引いた。
「それじゃあ上を向いて、口を開いて」
「んあ…」
由美菜の開いた口には、大量の精液が溜まっていた。それを見た真はゾクゾクとした。全男子生徒が憧れるだろう由美菜の口に、自分の精液があふれているのだ。
「それじゃ、じっくり味わいながら飲んでね」
「ん…んあ…」
言われたとおり、くちゅくちゅと音をたてながら、舌をよく精液に絡ませて飲み下す。
ごく…ごく…
「むぁ…」
「こぼれたのとかもあるし、ちゃんと舐めとってね」
「うん」
由美菜が床にこぼれた精液に舌を這わせ、残らずに舐めとった。
床の後は制服に付いた精液を手ですくいながら舐めとり、綺麗になったところで次の命令を出す。
「じゃ次は、汚れちゃったそのパンツを頂戴」
「うん」
「あ、僕に良く見えるようにね」
真は目線を由美菜の性器の高さにし、至近距離でパンツの下ろされる瞬間をみる。パンツが下ろされる瞬間、愛液が糸を引いた。
由美菜は毛が薄く、殺気まで刺激していたせいかヴァギナは軽く開いており、豆もその頭を出していた。
「それじゃ、これは貰っていくから。“大好きな真くん”」
キーワードを言い、再び催眠状態にする。
「由美菜さん、今ここで僕としたことは忘れてしまうよ。君は南先生に頼まれて、僕を探してここまで来た。僕を見つけた君は、僕に職員室に行くように言った。ただそれだけだ、いいね」
「はい…」
「それと、パンツは履いてないけど、それは全然気にならないからね」
「はい…」
「それじゃあ、君は服を直して階段を下りるんだ。階段を下りたら正気に戻るからね」
「はい…」
ふらふらとした足取りで由美菜は階段を下りる。
由美菜を自由に出来ると言うことで満足した真は、由美菜のパンツの匂いを確かめ、ポケットにしまった。
その後職員室に行くと、南にこってり絞られた。
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