| CHAPTER 09  絶望(1)
 
 その日の夜、早川もえみはベッドの上で考えていた。
 
 (弄内くんが・・・私の事を何て、思っても見なかった・・・。)
 
 昼間の新舞貴志の言葉、そして弄内洋太の言葉が共に思い出される。
 
 「なんて単純なんだ!もう、ウンザリだぜ!」
 
 「ずっと好きだったんだ・・・。」
 
 もえみは考える。
 
 (弄内くんは今まで、どんな思いをしてたんだろう・・・。)
 
 もえみの中で記憶が甦ってくる。
 
 (始めて新舞くんへの弱気な気持ちを口にしたとき、弄内くんは励ましてくれた・・・。その時はどんな想いをしてたんだろう・・・。)
 
 もえみは考えながら寝返りをうつ。
 
 (新舞くんに告白をした時も、優しく微笑んでくれた・・・。その時はどんな想いだったんだろう・・・。)
 
 洋太の笑顔がもえみの記憶の中で甦ってくる。
 
 (新舞くんとうまくいかない事の相談を黙って聞いていたその時は?・・・その他にあの時だって・・・あの時だって・・・あの時だって・・・。)
 
 もえみの中を走馬灯のように洋太との思い出が流れていく。
 
 そして再び、昼間の告白された時の洋太が思い出される。
 
 「好きだよ・・・もえみちゃん・・・。」
 
 もえみの目に涙が自然と溢れてくる。
 
 (私はちっとも弄内くんの気持ちの事を考えなかった・・・考えようともしなかった・・・考えてもみてもいなかった・・・。あんなにいい人をきっとたくさんキズつけたんだ!・・・なんで私なんか・・・なんで!!)
 
 もえみの感情が高ぶってくる。涙がどんどん溢れている。
 
 (・・・なんで、私は新舞くんが好きなのよ!!!)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 翌日。
 
 もえみは洋太の様子が気になってしょうがなかった。
 
 学校に行くと、彼の様子を一寸見に行ってみようかと思った。
 
 (遠くから、そっと弄内くんの様子を見てこよう・・・学校に来ていればいいけど・・・)
 
 もえみは教室を出て、洋太のクラスの方へ足を運ぶ。
 
 と校庭の片隅に天野あいの姿を見つける。
 
 (ん・・・あれ、あいちゃんじゃ・・・?)
 
 あいは誰かと話をしているみたいだが、もえみの位置からは死角になっていて相手の姿は見えない。
 
 (ちょうど良かった・・・あいちゃんに聞いてみよう・・・。誰かと話しているみたいだナ・・・誰とだろ?まさか弄内くん?)
 
 もえみは、洋太がいるのではと感じ、そっと近づく。
 
 あいの話声が聞こえてくる。
 
 「・・・・もえみちゃんを・・・。」
 
 (うそ・・・私の事を話してる!?)
 
 もえみはドキッとし、物陰につい隠れてしまう。
 
 
 
 「もえみちゃんを襲わせるなんて、それが貴志くんの仕業なんて信じられないよ」
 
 
 
 (え!!)
 
 もえみはハンマーで頭を殴られたようなショックを受ける。
 
 あいの言葉がもえみの中で反響のように響き渡る。
 
 「もえみちゃんを襲わせるなんて、それが貴志くんの仕業なんて信じられないよ」
 
 脚がガクガクと震えだす。
 
 (新舞くんが・・・新舞くんが・・・・そんな・・・・・そんな!!)
 
 気付けば、もえみは走り出していた。
 
 そのままもえみはトイレに駆け込む。個室に入ると鍵をかける。
 
 「はあ・・・はあ・・・はあ・・・。」
 
 息が上がっていた。心臓もはじけそうにドクドクと高鳴り続ける。
 
 (落ち着かなくちゃ・・・何かの間違いよ。聞き間違えたんだ・・・・。きっとそうよ・・・だって・・・新舞くんがそんな・・・。)
 
 もえみは落ち着こうとする。
 
 と、トイレの外から誰かの話声が聞こえてくる。
 
 「えー、マジィ!?」
 
 もえみは何気なく耳を傾けてしまう。
 
 個室の外で、誰かが話をしているようだ。
 
 「だってサ、今からストッキングはいているなんて変じゃん。ガードが固くなってんだよ、きっと。」
 
 (わ・・・私の事!?)
 
 話はまだ続いている。
 
 (みんな・・・知ってる!?・・・なぜ!?・・・なぜ!!)
 
 「で、最後までヤラレちゃったの?」
 
 「さあ・・・そこまではわかんないけど。」
 
 もえみの身体がガクガク震える。
 
 「でも、かわいそうだよねェ。彼氏が裏で糸引いていたんだから・・・。」
 
 「キライだったんじゃなァい?あの娘が強引に付き合ったってうわさだし・・・。」
 
 話はまだ続いていたが、もえみにはもうそれ以上聞くことが出来なかった。
 
 気分が悪かった。息も上がる。
 
 (き・・・気持ち悪い・・・・。)
 
 もえみはその場に座り込んでしまう。
 
 (新舞くんが・・・・新舞くんが・・・・私を!!)
 
 もえみの震えは止まらない。
 
 (それに・・・みんな・・・みんな知ってる・・・!!なぜ・・・なぜ!!)
 
 必死で隠してきたことを、なぜ皆が知っているのか、そして、本当に新舞がもえみを襲わせたのか、もえみは頭の中が真っ白になっていた。
 
 (なんで・・・なんで・・・新舞くん・・・新舞くん!!・・・助けてよ!・・・お願い、誰か・・・誰か助けてよ!!・・・私おかしくなっちゃう!!)
 
 絶望感がもえみを襲う。
 
 もえみはその場で嗚咽する。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 もえみはそのまま教室に戻れなかった。
 
 その足で家に戻りベッドに倒れ込み、泣き崩れる。
 
 (もう・・・だめ・・・こんなの・・・こんなのつらすぎるよ・・・。)
 
 山田と花崎の欲望に歪んだ顔が思い出される。
 
 二人の手がもえみを襲う。
 
 もえみは必死で逃げる。
 
 四本の手が、もえみの服を引き裂いていく。
 
 そして全裸になったもえみの身体にその手がまとわりついてくる。
 
 (いや・・・!やだ・・・・!!)
 
 もえみは身体をよじり、必死で逃げようとする。
 
 そんなもえみの前に新舞が現れる。
 
 (新舞くん・・・新舞くん!!・・・助けて!!)
 
 新舞は黙ったまま、立っている。
 
 (新舞くん!!・・・何で!!)
 
 新舞が冷たい顔で言い放つ。
 
 「俺が仕組んだんだ!」
 
 (違う!・・・違う!!)
 
 もえみは新舞の言葉を否定する。
 
 新舞の顔が醜く歪む。
 
 「俺は、お前が大っ嫌いなんだ!」
 
 新舞が言い放った瞬間、もえみは自分の女性自身に鈍痛が走る。
 
 山田が挿入を始めたのであった。
 
 (いや・・・!もう・・・・いやよおおおおおおお!!!)
 
 はっとする。
 
 夢であった。
 
 絶望の中、家にたどり着いたもえみは知らぬ間に眠ってしまっていたようだった。
 
 そして、悪夢の中、もえみは悲鳴を上げ、その自分の悲鳴で目が覚めたのであった。
 
 涙が溢れ出す。
 
 「・・う・・・ううううう・・・・・。」
 
 無力なもえみは、ただ泣くことしか出来なかった。
 
 「誰か・・・・誰か・・・・助けてよ・・・・・・。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 テルルルルルルルルッ!!
 
 
 
 突然、もえみの部屋の電話のベルが鳴りだす。
 
 はっとする。
 
 その瞬間、何故かもえみの脳裏に洋太の顔が浮かぶ。
 
 そう、まだ完全に希望がなかったわけではなかった。
 
 「好きだよ・・・もえみちゃん。」
 
 洋太の言葉が甦ってくる。
 
 (弄内くん・・・弄内くん・・・・私を助けて!!)
 
 もえみは受話器を勢いよく掴みとる。
 
 「弄内くん!」
 
 もえみは反射的にそう叫んでいた。
 
 洋太が自分を助けるために電話をかけてきたと思い込んでいた。
 
 しかし、受話器から聞こえてくる声は全く別の声だった。
 
 もえみの中を絶望感が走る。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 もえみは、先日山田に呼び出されたホテルの前にいた。
 
 脚がガタガタ震える。
 
 でも、行かなければならない。
 
 もえみは震えながら、ホテルの指定された部屋に向かう。
 
 部屋の前でチャイムを鳴らすと、中から男が現れる。
 
 山田だった。
 
 顔を見ただけで、絶望感と激しい恐怖がもえみを包み込む。
 
 もう誰も助けてくれないことを感じる。この男に、自分の一生を蹂躙されてしまうようにもえみは感じていた。
 
 そう考えると、その場で座り込んでしまいそうであった。だがそれは、山田が許さない。
 
 震える脚を引きずるようにして、もえみは部屋の中に入る。
 
 部屋に入ると、もう一人男が待っていた。
 
 花崎であった。
 
 二人の男がもえみを視姦する。
 
 もえみの恐怖心はさらに深まっていく。
 
 後ずさりする。身体は更に震えてくる。
 
 「お願い・・・、もう、許して下さい。」
 
 もえみは二人に懇願する。
 
 「何を言う!今日は二人で楽しませてやるからなァ!」
 
 山田が醜く笑う。花崎も笑っている。
 
 「脱げよ!」
 
 花崎が言う。
 
 もえみがビクッと震える。
 
 「い・・・いや・・・もう、やめて下さい・・・。」
 
 もえみは後ずさる。
 
 「いいんだぜ!俺たちに逆らうとどうなるのか、わかってんだろ!」
 
 花崎が言いながら、もえみの足下に何かを投げる。
 
 パーッと何枚かの写真がもえみの足元に散らばる。
 
 「!」
 
 そこにはもえみが性交する場面が写っていた。
 
 「これをばらまいてもいいんだぜェ!」
 
 花崎がもえみを脅す。気弱なとこは見られない。花崎は自分より弱い者へは嗜虐的になる男の様だった。
 
 もえみはガクガクと脚を震わせる。
 
 そして観念したかの様に、服を脱ぎ始める。
 
 花崎は血走った目で、もえみが脱いでいく様子を視姦していく。
 
 もえみは顔を真っ赤にし、涙を流しながら、一枚一枚脱いでいく。でも、下着姿になった時点で、手が止まる。それ以上はやはり抵抗があった。
 
 「お願い・・・・もうこれ以上は・・・・・。」
 
 蚊の泣くような小さな声で、もえみは懇願する。
 
 下着姿を見られるだけで、物凄く恥ずかしかった。全身が薄いピンク色に紅潮していた。
 
 「何言ってんだ!脱げねェっていうんなら、俺らが強引に脱がしてやってもいいんだぜ。」
 
 花崎がもえみの身体に手を伸ばしてくる。
 
 「ひい!」
 
 もえみは身をかわしてよける。そのまま、ベッドに足を取られ倒れ込む。
 
 「・・・わかりました・・・わかりましたから、乱暴はやめて・・・・やめて下さい・・・・。」
 
 もえみは、観念したのか、ブラとショーツに手をかける。
 
 (恥ずかしい・・・・・こんなの・・・いや・・・・・・!!)
 
 もえみの美しい肢体が男たちの前に顕わになる。
 
 もえみは股間と胸を隠すようにベッドの上に座っている。
 
 そんなもえみに花崎は命令する。
 
 「隠すなよ!」
 
 もえみは花崎に対し抗えない。急所を隠していた手を下す。
 
 山田はニヤニヤしながら、花崎のやり方を楽しんでいる。
 
 「脚を開け!」
 
 花崎の目は更に血走り、興奮していた。
 
 もえみは躊躇するものの、花崎の命令に従う。
 
 もえみの大事な部分が花崎の視線に現れる。そこはまだひっそり閉じている。
 
 もえみは恥ずかしさで顔を背ける。
 
 「よし、いいぞ。今度は指で開いて見せろ。」
 
 花崎は興奮しながら言う。
 
 (・・・・えっ・・・・・そんな・・・・!!)
 
 「・・・で・・・できません・・・・。」
 
 もえみは恥ずかしくてそう応える。脚を開いて自分の女性器を曝しているだけで死にそうに恥ずかしいのに、そこの中を見せろと言われても自分でそんな事は出来なかった。
 
 「俺たちに逆らうのかァ?!アア!!」
 
 花崎が凄む。もえみは恐怖で身体が更に震える。そして観念したかのように自分のそこに右手を伸ばす。そして、人差し指と中指を使い、自分の女性を開く。ピンク色の内部が、二人の男の前に曝される。
 
 もえみは男たちのその視線に耐えられない。
 
 (いや・・・・見ないで・・・そんなに見ないで・・・・!!)
 
 花崎が獣欲にまみれた顔でもえみのそこを覗き込む。その視線がもえみには痛い。
 
 「じゃあ、次は自分でしてみろョ!」
 
 花崎が言う。
 
 (え?)
 
 もえみはその意味を理解できない。
 
 一瞬わからない、という顔をしてしまう。
 
 その可憐さが花崎の嗜虐心を湧き立たせる。
 
 「自分の指で、中をかき回してみろョ!!」
 
 もえみはやっとその意味を理解する。恥ずかしさで顔が更に赤くなる。
 
 「お前は淫乱なんだから、しょっちゅう自分で身体を慰めているんだろォ!」
 
 もえみは自分で自慰などしたことはなかった。それだけに花崎の言葉にショックを受ける。
 
 「・・・そ・・・そんな・・・、したことなんかないです・・・。」
 
 もえみは否定したかった。
 
 しかし、花崎にはそんなことはどうでも良かった。
 
 「おらァ!早くヤレッて言ってんだよォ!」
 
 花崎は興奮して、余裕が無くなっていた。キレたかのように、もえみを怒鳴りつける。
 
 「ひィ!!」
 
 もえみを恐怖が襲う。
 
 観念してするしかないと思う。
 
 (でも、どうやればいいの・・・。)
 
 とりあえず中指を自分の中にゆっくり入れてみる。
 
 「いた!」
 
 濡れていないところに指を入れるとそこは痛かった。
 
 「おらァ!かき回してみろォ!!」
 
 花崎が言う。
 
 もえみは痛いのを我慢しながら中指をゆっくり動かす。
 
 そうすると、何か気持ち良い刺激が少しずつ湧き上がってきた。
 
 (えっ、何この感じ・・・。)
 
 もえみは更に指を動かし始める。
 
 「あ・・・・は!」
 
 電流のようなものがもえみのそこから体中を走り回る。思わず声が漏れる。
 
 「あ・・・・ひ!・・・・・んん・・・・はあ!!」
 
 もえみの中が少しずつ濡れてくる。
 
 (・・・や・・・やだぁ・・・何この感じ・・・・。)
 
 快美な電気はだんだん強くなってくる。それに合わせ、最初に感じた痛みは無くなってくる。身体も熱くなってくる。
 
 (やだ・・・何・・・あそこが熱い・・・・・。)
 
 もえみはゆっくり自分の中をかき回す。もえみは指を入れている女性の部分がだんだん湿り気が出てき、そして柔らかくなっていくのを感じていた。
 
 (・・・な・・・なんで?・・・・いやなのに・・・こんなことしたくないのに・・・)
 
 だんだん、そこからの刺激が気持ち良くなってくる。
 
 「・・・あ・・・はあ・・・・」
 
 声もだんだんもれてくる。
 
 もえみの中で指を動かす度に、快美な電流が全身を駆け巡る。その刺激に耐えられないかの様に、もえみは声を出してしまう。
 
 「・・・・・・・・あ・・やだ・・・・・はう!・・・いい・・・ひい!!」
 
 もえみの身体が更なる刺激を求めていく。
 
 知らず知らずのうちに、もえみの指の動きが激しくなっていく。
 
 もえみの中はだんだん熱くなり、愛液の分泌も増えていく。彼女の女陰の中はかなり濡れて来ていた。
 
 「・・ああっ・・・・熱い!・・・や・・・こんな・・・・はああ!!」
 
 もえみの身体の中を流れる快美な電流は、もえみの胸に走り、そこにもどかしさを感じるようになっていった。もえみは知らず知らずのうちに、あいていた左手を胸に這わせていた。
 
 「ああ!!・・・うう!!」
 
 もえみの手が胸をまさぐると、そこからも快美な電流が発生する。
 
 「・・・ああ!!・・・いい!!!」
 
 もえみは自分の乳首を中心に左手で胸を揉み解す。指が乳首を触る度に強いしかし気持ちの良い電流が流れる。もうもえみは乳首とその周辺を揉み解すことを止められない。
 
 「はあ・・・・だめ・・・こんなこと・・こんなことしたくないのに・・・・!!」
 
 もえみの女性も、かなり濡れて来ていた。
 
 痛みは完全になくなり、中から湧き出す愛液によって、彼女の女陰は完全に柔らかくなり、指もスムーズに動かせるようになっていた。
 
 中をかき回すもえみの指も自然と激しくなっていた。
 
 「あああ!・・・・凄い・・・いい!!・・・ううううう!・・・はあ!!」
 
 もえみの頭の中は既に真白くなり、何も考えられなくなってきていた。
 
 愛液は滾々と湧き出し始め、もえみの指の動きはどんどん激しくなる。
 
 グチョグチョという音も激しく聞こえるようになっていた。
 
 (はあ!!・・・いや・・・・・こんなこと・・こんなことしたく・・ないのに!!・・・・でも・・・なんでやめられないの・・・・・・こんなに・・気持ちいいの・・・!!)
 
  もえみの指の動きはますます激しくなる。
 グチョグチョいう音も大きくなっていく。
 
 花崎と山田も興奮していた。まさか。もえみが一人でここまでいくとは思っていなかったのである。
 
 「はああ!!だめ!!!なんか来る!!・・・・はああああ、やだ・・・いいいいい!!!」
 
 もえみの中に何か快楽の塊が生まれ、それが一気に膨れ上がるのを感じていた。それはもえみを更なる快楽の高みに持っていきそうで、もえみは恐怖を感じる。しかし、一方でもえみはその快楽を求めており、それが証拠にさらに激しく指を動かしてしまう。
 
 「だめ!!止められない・・・!!なんで・・・!!いやああ!!!怖い!!・・・ひいいい!!」
 
 もえみの手が激しく自分の胸と女陰を刺激していく。全身を快楽が貫いていく。
 
 「・・・はあ!!・・・ひいい!!」
 
 もえみは自分の指を自分の奥底に挿入する。
 
 途端に彼女の女陰がキュウっと収縮する。
 
 快楽の渦がもえみの全身を登りつめていく。
 
 「・・・ああ!だめぇぇぇぇ・・・・!!」
 
 もえみの全身が痙攣する。
 
 「ひいいいいいい!!!」
 
 もえみは絶頂に達した。断末魔のような声をあげ身体を痙攣させると、その後は力尽きたかのようにベッドに倒れていった。
 
 「はあ・・・はあ・・・はあ・・・。」
 
 もえみは自分が自分の手によって“いってしまった”ことを知った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 続く
 
 
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