真版 女神探偵(前・後編)
ストーリー・女神探偵ことリオとカレンは、犯罪組織が扱っていた薬物の出所を追跡するうち、逆に組織に察知されてしまった。罠にかかり、囚われたカレンは、凄惨な陵辱調教を受けて洗脳状態にされてしまう。さらにリオもまた捕虜となって・・・
・ファイブウェイズの遺作(多分)となった「女神探偵」の新シリーズで、ジャパンホームビデオさんが販元となっています。 と言いましても内容的には前シリーズからの完全な「続き」であり、スタッフも共通しています。 詳しい内実は分かりませんが、そもそも三巻構成で進んでいた「女神探偵」の企画がメーカー倒産によって一巻で頓挫し、残った二巻分の販売をジャパンホームビデオさんが引き受けたということなのかもしれません。 さてファイブウェイズ版の「女神探偵」は「超絶アホらしい」駄作だと辛い評価をしましたが、本シリーズでもそのアホらしさは続いており、何しろ女神「探偵」だというヒロインたちが、探偵がどうしたという以前に人間失格クラスのアホでして、故にストーリーをまともに見る気が起こらないのは難点です。 とにかくまともに調査なんてものはやらず、敵地にノコノコ出かけていってハイ捕まりましたって展開ばかりなので頭アポーン状態。頼みますからもう少し頭を使ってオハナシ作ってください。 一方前シリーズより向上している点もあり、それはエロの尺が比較的長く、また多少は濃密になっていることです。 カレンは一巻の後半で捕まって、そこから二巻の途中まで、車内ファック→アジトで吊され乳イジメ→噴乳ファック→洗脳奴隷状態とタップリ虐められます。その後リオも捕まってカレンに調教されてしまうなど、展開としては美味しいと言えるでしょう。 またじゃみんぐ作品の常で乳に対するこだわりは貫かれており、まずヒロイン二人は宇宙人並みの魔乳ですし、リオの陥没乳首にカレンが乳首を挿入して責めるなど、オッパイ星人にはかなりそそる内容かもしれません。 ただこれもじゃみんぐ作品の常で、女は妊婦でもないのに何故かやたらと噴乳し、しかもそれが怪光線のようにイナズマ型に飛ぶので、見る人によっては馬鹿馬鹿しいと感じてしまうでしょう。実際オイラはエロいというより笑ってしまいました。 ちなみに本作は同じじゃみんぐ作品である「カミイラ」と世界観が繋がっていて、そちらのヒロインであるアゲハちゃんたちも登場して活躍します。 ファンにとっては嬉しいサービスと言えましょうし、作品の雰囲気も華やかになって良いとは思いますが、反面本作のヒロインたちの印象が薄くなってしまったキライもあります。何しろアゲハちゃんたちのおかげで、女神探偵たちは何一つ事件を解決することなく終わってしまうワケで。 シリーズ前、後編を通しての「抜ける度」は2.5です。(彩雲11型)
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