(2)奈落に開く百合華

 
 ・・・一体幾度、男の腕の中で、激しく達し、身悶えながら、淫らな悦びに満ちた声を上げさせられたことだろう。
 今、澪のグラマーな肢体からはすっかり力が抜け落ち、グンニャリと弛緩した格好で、その体重を男に預けていた。
 豊満に過ぎるバストが、熱い血でさらにパンパンに張り、荒い息に合わせてエロチックに上下を繰り返している。
 噴き出た汗で、濃い紅色にヌメリ光っている乳首が、時折ピクッと痙攣するようにその頂部を震わせる。それがいかにも、暴漢の手に落ちた美囚の惨めさを強調して見せていた。



 「どうだ澪?良かったろうが?」
 ニンマリと口の端を歪め、男が背後から覗き込んで言う。
 「は、ハイ・・・ステキでした・・・・」
 思わず正直に答えてしまってから、澪はハッと我に返り、恥ずかしさと情けなさでギュッと裸身を縮込めた。
 ・・・一体自分はどうしてしまったのだろう?
 こんな得体の知れない男に、易々と屈服させられ、されるがままにあらゆる痴態をさらしてしまうなど・・・・



 しかし一方で、男の与えてくれた快楽が、これまでに全く体験したことのない、強烈な味わいであったことも確かだ。
 散々オルガに翻弄された肉体は、しかしそれで満たされたということはなく、むしろますます強い官能を求め、熱いマグマのようにフラストレーションをたぎらせつつある。
 まるで身体全体が、男の手管によって狂わされてしまったかのようだった。



 「ステキは良かったが、実はまだ物足りないような気がしてるんじゃねェのかい?ええ?」
 澪の心中を見透かしたように、男がニヤつきながら言った。
 「・・・・・・」
 どう答えて良いのか分からずに戸惑う澪を尻目に、男はクルクルと服を脱いで自分も全裸になり、今度は澪と向かい合う格好で腰を下ろす。
 「あ・・・」
 男の「持ち物」を間近に見て、澪は愕然とした表情になり、そのまま視線を外せなくなってしまった。



 (・・・何て・・・大きい・・・・)
 これまでに付き合った男性は、ついこの間別れた彼氏だけだから、男性器のサイズについて、澪には特段の知識があるわけではない。しかし目の前のイチモツが、非常識と言って良いボリュームを持っていることは分かる。
 すでに固く屹立し、テラテラと赤黒い亀頭部を光らせているそれが、何故か澪の目には、この上なく美しい芸術品のように映った。



 「しゃぶりな」
 男が傲然と命ずる。
 「ハ・・イ・・・」
 すっかり魂を抜かれたような表情で応じ、澪は男の股間に上体を屈ませると、たくましいそのシンボルに口づけをし、次いでむしゃぶりつくように舌を這わせ始めた。
 澪は別れた彼氏に強く乞われて、過去に一度だけフェラチオに応じたことがある。しかしその行為はひどく変態じみたものに感じられ、それ以降は頑なに拒み続けた。
 そんな澪だが、今、自分のしていることには不思議と嫌悪を感じない。これも男の身にまとった、何か魔力のような雰囲気のせいなのだろうか・・・



 「よし、止めろ」
 ペニスが十分以上に硬度を増したところで、男は澪に命じて、
 「どうだ、コイツが欲しいだろう?」
 自ら竿をしごきながら、ニタニタと嘲るような表情で言う。
 「アソコにブチ込んで欲しくてウズウズしてるはずだ。たまらねェだろ?ああ?」
 「は、ハイ・・・」
 切なげに目を潤ませながら、澪は震える声で答えた。
 「オレはアンタに言ったよな?乱暴や無理強いはしないと。だけどアンタが自分で望むのならば話は別だ。オレに犯して欲しいのか?どうなんだ?」
 「お願いです、これ以上、イジワルをおっしゃらないで・・・・」
 もうどうなっても良い・・・そんな切迫した心境になり、涙声で澪は訴える。
 下半身に溜め込まれたフラストレーションは、今や爆発しそうにたぎり、男を求めて身体の芯を突き上げてくる。
 (気が狂いそう・・・いいえ、もう狂ってしまおう!・・・)
 あきらめ、そして異常な情欲が、我を忘れたメスの獣のように、美しい才媛を変貌させていた。
 「犯してくださいッ!後生です、どうか澪を、メチャクチャにッ!・・・」
 上体をペコペコと卑屈に折りながら、澪は恥も何も忘れたかのように叫び始める。
 重たく吊り下がった乳房から滴り落ちる汗が、今や彼女の体内には淫らな熱だけが満ちあふれていることを如実に示していた。



 「イイとも。だがしかし、その前にやってもらいたいことがあるんだ」
 「え?・・・」
 「そこにいるお嬢さんのことさ」
 惨めに縛られたままの格好で、男女2人の痴態を延々と見せ続けられていた愛の方へアゴをしゃくり、男は言った。
 「オレとしちゃあ、その娘もアンタのように優しく癒してやりたくて、ここへ連れてきたんだ。だけどあまりにおぼこくてメソメソしてばかりだからさ、アンタがリラックスさせてやって欲しいんだよ」
 「はあ・・・」
 「女同士なんだから、気持ちよくなるコツを教えてやるのも簡単だろう?愛ちゃんは自分でオナったりイッたりした経験も無いネンネらしいんだけど、身体中優しく揉みほぐしてやって、シッポリ濡らしてやればイイのさ。実技指導ってヤツだよな」
 「・・・・・・」
 「何だよ、気が進まねェのか?だったらコッチの方もお預けだぜ」
 自分のペニスを指差して、意地悪く言う男に、澪は、
 「や、やります。お言い付け通りにしますから・・・」
 あわてて答え、激しくうなずいて見せる。
 「よし、やってみな。おっと、その前に・・・」
 男は言って、澪にかけられていた手錠を取り外した。
 「両手が不自由じゃ、実技指導どころじゃないだろうからな。ただし、逃げようなんてことは考えるなよ」
 念を押されずとも、あれだけ淫らな姿をさらした後だけに、逃げ出そうなどという気持ちはすっかり萎えている。何よりも、全裸に剥かれた身体で、どうやって通路に出られるというのか・・・・
 「分かっています・・・」
 素直にそう答え、澪は四つん這いの格好で愛の側ににじり寄った。
 黒縁メガネの少女は、縛められた下着姿の身体を、恐怖と羞恥に震わせ、精一杯に縮こまらせている。
 無理もない。こんな思いもかけない場所で、暴漢によって処女を奪われるという災難に見舞われたばかりなのだから。



 「松浦愛さんだったわね?」
 澪が問いかけると、愛は涙を一杯に溜めた目でうなずき、必死に救いを求めるような視線を投げてくる。
 たまらなく哀れだと感じる一方で、しかし澪は、男の命令に従わなくてはならないと、熱に浮かされたように思い続けていた。
 肉欲の疼きは激しくなる一方であり、それを鎮めるためならば何でもしようという、尋常ではない心理状態に追い詰められていたのだ。



 「お、お願いです。助けてください・・・」
 澪が愛の口からガムテープを剥がしてやると、少女はかすれた泣き声で哀訴をし始めた。
 「その男の人に、無理やり乱暴されて・・・どうか手錠を外してください・・・」
 両の目の涙が大きく盛り上がり、ポロポロと頬をこぼれ落ちる。
 あまりの気の毒さに、思わず本当に手錠を外してやりたくなったが、カギを持っていない澪にはどうすることも出来ない。それに何より、男の命令を実行することが、今の澪にとってはやはり最優先事項であった。


 
 「良く聞いて、愛さん」
 相手を落ち着かせようと、優しく頭を撫でながら、澪はささやくように言った。
 「怖いのは良く分かるわ。だけど今、私たちがこの男の人に逆らってもムダだと思うの。刃物でケガをさせられたりするのはイヤでしょう?だから素直に、言うことを聞いた方が良いと思うの」
 「で、でも・・・」
 「大人しくしていれば、この人も乱暴はしないって言ってるから。ね?私の言う通りにしてちょうだい」
 「・・・・・・」
 どうして良いのか戸惑う愛の頭を優しく抱き、澪は静かに唇を重ねていく。
 「むッ!・・・」
 同性からの口づけという思いもよらない行為に、愛は一瞬ギョッとなり、強く拒むように頭を振ろうとする。
 しかし背徳の甘美な味が脳髄を痺れさせるにつれ、少女の身体からは急速に力が抜け落ち、同時にジワジワと淫らな熱を帯びてくるのだった。
 「う・・ン・・・」
 やがて澪の舌が這い込んでくると、愛はおずおずとながら自ら舌を絡ませ、健気に行為に応えようとし始めた。



 「イイ娘ね。何も怖くないから、お姉さんに任せてね・・・」
 情熱的なキスを繰り返し、その合間にささやくように話しかけながら、澪は愛のブラのストラップを肩から引き下ろし、その胸元を顕わにしていく。
 さほど大きくはないが、形良く並んだ双乳が、プリプリと弾けそうな若さを誇示するように現れた。
 「ステキ、可愛いわ・・・」
 澪はその乳首をソッと口に含み、クリクリとこね回すように、舌で淫靡な刺激を与えていく。
 レズビアンの経験は全くなかったが、同じ女性同士、性感の急所は知り尽くしている。澪は次第に夢中になりながら、うぶな愛の官能を、巧みに、容赦なく掘り起こしていった。
 「ああ・・・」
 やがて少女の口元から切なげな吐息が漏れ、肌には一面に汗が浮き始める。若い肉体に、本格的な情欲の炎が灯されたのだ。


 「イヤ・・・こんな・・・・」
 自らの肉体に生じた思いもよらない感覚に怯え、狼狽えた声を上げる愛を、澪はさらに強く抱きすくめ、熱くなった身体を重ねてゆく。
 「あう・・・」
 固く勃起した乳首同士がコリコリと擦れ合うと、愛は泣きながらも強い反応を示し出し、その腰もモジモジと淫らに揺れ始めた。
 「ウフフ、気持ちが良くなってきたでしょう?」
 「ああッ!」
 澪の手が下半身に降りてきたのを感じ、愛は身体をギョッと硬直させるが、腕を上方で束ねられたままの格好では抵抗の仕様もない。
 何とか腰を引いてかわそうとするうちに、澪の指は、ふっくらと盛り上がった愛の土手を、下着の上からジンワリと押さえ付けるように触れてきた。
 「あら、もうパンツを濡らしてるのね。すっかりシミになってるわ」
 「そんな・・・恥ずかしい!ごめんなさいッ!」
 身の置き場もないような羞恥に堪えかね、固く目を閉じて震える愛に、澪は上気しきった顔を寄せて、
 「謝るなんておかしいわ。ココが濡れるのは、あなたの身体が健康で、赤ちゃんを産む準備をキチンとしているという証拠なの。何も恥ずかしがることはないのよ」
 「・・・・・」
 「女なら誰でもそう。気持ちが良ければココがビショビショになるの。さあ、もうパンツは脱いでしまいましょうね」
 澪は愛の両脚を繋ぎ止めていた木刀から解き、ジットリと湿りを含んだ下着を抜き取った。
 「あ、イヤあッ!」
 金切り声を上げ、必死に閉じ合わせようとする少女の脚を、澪は再びグイとMの字に押し開く。
 薄く頼りなげに生え揃った恥毛・・・それに縁取られた、熟し切っていない固い女性器が、ヒクヒクと震えながらそこに息づいていた。



 「見ないでください!お願いッ!」
 死にたくなるほどの恥ずかしさで、愛が悲愴な泣き声を上げる。
 その秘部の周囲には、つい先刻、男の陵辱で流れ出したものらしい処女の血が、赤黒いシミとなってこびり付いていた。
 「可哀想・・・こんなにされて・・・・」
 つぶやくように言うと、澪はその部分にためらわず顔を寄せ、尖らせた舌先を使って淫らな愛撫を開始する。
 「イヤっ!そんなことしないでッ!・・・」
 激しく頭を振って拒絶しながら、しかし愛の下半身は、押し寄せる官能の大波によって瞬く間に翻弄され始めた。
 「む・・あ・・・」
 まるで全身の神経がその部分に集中されたかのように、澪の舌がヒダヒダをこそげ舐めていくのがハッキリと知覚できる。
 何とか冷静を保とうと歯を食いしばっても、ゾクゾクする切なさが脊髄を駈けのぼるたび、耳の奥がジンと痺れ、甘くトロけた喘ぎが漏れるのを防ぐすべもない。



 「イイ調子だな。コイツも使ってみなよ」
 絡み合う女体同士をニヤニヤと眺めていた男は、脱いだ服のポケットから何かの小瓶を取り出し、澪の手元へポイと投げてよこした。
 ラベルを見てみると、どうやら催淫性のあるローションの類らしい。
 秘部に直接塗布するようにと書いてあるので、澪はそのヌルヌルした内容物を適当に手のひらへ受け、愛の女芯へ念入りに塗り込める。と、それはすぐさま、驚くほどの効果を発揮し始めた!
 「う・・・」
 最初はヒンヤリとしたローションの感覚だけがあり、直後にそれが、燃え上がるような激しい性感へと変わる。
 澪のクンニだけでは決して得られなかった強烈な味に、愛は眉根を寄せ、信じられないという表情になって、必死に抗おうと試みる。しかし下腹をズンズンと突き上げてくる甘いうずきに堪えかね、閉じ合わせようとしていた脚がジワジワと煽られるように開いていくのをどうしようもなかった。
 「イヤ、イヤぁあ・・・」
 自分の肉体が全くコントロール出来なくなったことに対する怯え、そして屈辱のため、愛はとうとう身を揉むようにして激しく泣きじゃくり始めた。
 「泣かないで。今すぐに素晴らしいことが起こるから」
 澪はそう諭すように言うと、愛の秘部をひときわ大きくくつろげ、固くしこったクリットを包皮から引きずり出すようにつまみ上げる。
 「ひイッ!」
 愛の背が弓なりにギュッときつく反った。
 食いしばった歯をカチカチと鳴らしながら、少女はそのままの姿勢で何とか最後の理性にすがりつこうとするが、その儚い抵抗を嘲笑うかのように、今度は澪の舌が濡れたクリットに巻き付き、クチュクチュと吸い上げるように刺激し始める。もう、限界であった。



 「ああああーッ!!」
 頭の中で一面に火花が爆ぜたのを自覚した途端、愛の口からは我知らずに激しい叫喚がほとばしり、腰が大きく跳ね躍る。メガネの奥でまん丸に見開かれた目から、涙の粒のパッと舞い散る様子が、まるで処刑をされた者の断末魔を思わせて哀れであった。
 少しすると、その硬直した裸身から急速に力が抜け落ち始め、やがて全てに絶望しきったかのようにグニャリと弛緩する。純朴そのものだったこの少女が、性の魔力によって完全に打ちのめされ、敗北を認めたことの証であった。



 「イッちゃったのね?」
 汗にまみれた愛の頬を撫でながら、澪が愛おしげに言った。
 「わ、私・・・・」
 生まれて初めて味わったオルガに狼狽え、まるで罪でも犯したかのように身体をすくませる愛を、澪は再び優しく愛撫し始める。
 「言ったでしょ?怖がったり、恥ずかしがったりしなくてもイイの。とっても気持ちが良かったでしょう?」
 「わ、分かりません、でも・・・あッ、もう許して下さいッ!・・・」
 Vの字に広げた澪の指先に再び秘部を割り開かれ、激しい官能が新たに湧き起こってくることに驚いて、愛は泣き声を上げる。
 しかしその口がまたキスで塞がれ、澪の指戯がピッチを上げてゆくと、哀れな少女はもう何ら為すすべなく、淫らに腰をよじり、あえかな声を上げていくのであった。



 「フン、そろそろ頃合いかな?」
 男はニンマリ笑って立ち上がり、愛の手首をカーテンレールに繋いでいたロープを解いた。
 ずっと上へ吊られていた腕を降ろせて楽にはなったが、手錠はハメられたままなので、逃げ出せるほど自由になったわけではない。それに肉体的にも精神的にも疲弊の極みにある今の愛に、この場から逃れ出ようなどという気力が残っている道理もなかった。



 「ここからがクライマックスってヤツだぜ」
 グッタリと壁にもたれている愛の身体を、男は床の中央まで引きずってきて仰向けに寝かせ、それと向かい合うように澪を上に乗せると、重なり合った女2人の腰をまとめて抱え込む。
 「あ・・・」
 不穏な気配に愛が身じろぎをした瞬間、すっかり熱く濡れそぼった彼女の女芯に、いきり立った男のシンボルが深々と打ち込まれてきた!
 「イぁはァアアアア!!」
 絶叫して身をよじる少女にはお構いなしに、男の腰は勢いよくピストン運動を開始する。



 ジュパッ!ジュパッ!ジュパッ!ジュパッ!
 「あッ、あッ、あッ、あーッ!・・・」
 肉の打ち付けられるリズミカルな音に、まるで合いの手のように愛の悲鳴が入り交じる。
 澪との行為によって、膣はすっかり柔らかく径を拡げていたが、つい先ほど処女を貫通されたばかりの少女にとっては、やはりまだ辛さが勝っているらしい。
 さらに、初の交合時よりも男の動きに容赦がないため、子宮口にブチ当たるように竿先が突入してくるたび、愛は内臓を押し破られそうな恐怖に駆られ、泣きじゃくって放免を乞うのであった。
 「く、苦ひ・・・許し・・許ひて下さい・・・・」
 「フン・・・おい澪、お嬢ちゃんが辛がってるぜ。お前が手を抜いたんで、まだおシメリが足りないんじゃねェのか?」
 今やすっかり情夫気取りの口調で、男が澪をなじるように言うと、
 「は、ハイ、すみません・・・」
 澪は慌てて愛の頭を抱きかかえ、キスでネットリと口を塞ぎ、情熱的な愛撫を再開する。
 するとそのことへのご苦労賃ででもあるかのように、男は愛の身体から一旦イチモツを引き抜き、今度は澪の胎内へとそれを押し込んだ!
 「ああッ!」
 心底待ち焦がれていた突入に、澪は悲鳴にも似た喜悦の声を上げ、自ら男の身体を深くたぐり込もうとするように、艶めかしく腰を蠢かす。



 「へッ、よっぽど欲しかったんだな。さっきまでの勿体ぶりとは打って変わって、ノリノリでケツ振ってやがる」
 「そ、そんな・・・・」
 「アソコの方も大喜びみたいだぜ。こうキチキチに喰い締められちゃあ、竿ごと全部搾り取られちまいそうだ」
 「ど、どうかもう、何も仰らないで下さい・・・あうッ、イイっ!」
 恋人とは経験したことのないバックスタイルでの交合は、澪に更なる倒錯的な悦びをもたらし、男に揶揄されるまでもなく、子宮全体が大きく収縮しているような奇妙な実感がある。
 髪を振り乱し、汗びっしょりの裸身をくねらせて快楽を貪るその様子からは、怜悧なインテリ車掌という彼女本来の姿を、今や想像も出来なかった。



 「よし、これならどうだ?」
 澪が気を遣りそうになる寸前のタイミングで、男はツイと身体を外し、今度は愛と澪2人の肉体へ交互に挿入をし始めた。
 「ひあッ!」
 「むうッ!」
 いわゆる二輪車状態で犯されることにより、2人の心理状態や性感には再び大きな変化が起こり、それぞれにあえかな声をほとばしらせる。
 澪は、欲しくてたまらない男のモノが、愛と交互にしか与えられないという「ジラされ感」によって、逆に官能をいや増され、狂ったように身をよじりながらオネダリの言葉を叫ぶ。
 愛は愛で、恐怖の象徴である男のシンボルを、いつ体内に打ち込まれるかもしれないと怯える心が、やがて妖しい興奮を呼び、肉体がセックスに慣れてきたこともあって、次第次第に「女の声」を上げてヨガり始めていた。


 「お、おかひくなります!私、ヘンになっひャいますゥ!」
 「ああお願い!早く、早く下さいッ!」
 2人の嬌声が獣じみたメスの叫びに変わってゆくのにつれ、個室の中一杯に、甘く淫らな汗の匂いが満ちあふれていった・・・・


嫂覆

嫐瓩

媾餮吠夢曚離肇奪廚