絵里人「はい、お父さん、なに?」
絵里人の父「ああ、実は再婚することになってな。おまえにも相談せずに決めて悪いと思ったが。」
絵里人「ええっ?再婚って、もしかして新しいお母さんが来るの?」
絵里人の父「そうなんだよ。おたがい、片親なのはやっぱり不憫だろうからな。」
絵里人「もしかして、そのお母さんも子どもがいるの?だったら兄弟ができるんだね。」
絵里人の父「それが女の子らしいようで。おまえより年は下と聞いているから、妹になるわけだな。」
絵里人「いいよ。家のなかがにぎやかになるかもしれないし。」

昌祐子の母「こんばんは、はじめまして、絵里人くんというのね。よろしく。」
絵里人「こんばんは。」
どことなく、古風で髪もアップにした着物の姿である昌祐子の母親、というよりも自分にとっても新しく母親となる女の姿に、多少戸惑いを感じているようであったが、性格的には優しそうであった。髪もおろせばだいぶ長いようである。
昌祐子の母「それから、こちらがわたしの娘で昌祐子というの。」
絵里人「昌祐子ちゃんね、よろしく、あっ。」
握手をさしだそうとした絵里人が近づこうとすると、その昌祐子という少女はすぐに母親の背中に隠れていた。髪の毛をポニーテールにしていたが、その隠れる瞬間に髪の毛先がはねて見えたので長さはだいぶありそうだと絵里人は思った。
絵里人の父「まだ、だいぶはずかしそうだね。」
昌祐子の母「そうですわね。まあ、じきに慣れると思いますから。」
絵里人の父「そこで、さっそくあちらの部屋があいてるから、あまり広くないけど、おふたりいっしょにそこで寝てもらいましょうか。もう、いまお風呂もわいてきてますし。」
昌祐子「まあ、絵里人くんは遅くてよろしいの?」
絵里人「あ、お先にどうぞ。ぼくは受験勉強もしていますし。」

初対面が終わり、絵里人も最後に入浴をすませて寝床に入ろうとしていた。
絵里人「みんな、寝ちゃったみたいだな。特にお休みのあいさつもしなくていいか。」
寝間着に着替えて部屋の電気を消そうとすると、部屋の扉を開いてきた者がいた。妹となる昌祐子だった。ポニーテールにネグリジェの姿で現われていた。
昌祐子「うふふふ。」
絵里人「どうしたの?昌祐子ちゃん、もう寝ないと。」
昌祐子「おにいちゃんのところで寝たいの。」
絵里人「ええっ?ちょっと待ってよ。ぼくは中学生なんだし、女の子と寝るなんて。」
昌祐子「でも、あたしはあなたの妹よ。妹だったらいっしょに寝てもいいでしょ。」
絵里人「その、本当の妹だってもう小学校卒業したらいっしょに寝ないと思うけど。」
昌祐子「うふふ、本当はあたしと寝たいくせに。」
絵里人「たとえ思っても、実際にやることはできないよ。」
昌祐子「ほらね。ここがたってるじゃない。」
絵里人「あ、ちょっと。へんなことやめてってば。」
昌祐子は、さっそく勃起していた絵里人の性器に手を伸ばしてきた。絵里人はもともと長い髪の毛の女の子が好みでそういう子を見るとよく勃起していた。
昌祐子「うふふふ。さっきも、あたしのこと見てここがだんだん立ってたの、わかったわよ。あたしがお母さんの背中に隠れた時ね。」
絵里人「ねえ、こんなことしたらぼくもおこられるから、早くお母さんのところに戻って寝て。あっ。」
絵里人は静かな口調で昌祐子を説得しようと思ったが、昌祐子は手をゆるめず、ついに絵里人のはいていたパジャマを下着ごとぬがせて露骨な性器をあらわにしてしまった。
昌祐子「わあ、すごおい。あたしのこと見てこんなになっちゃうんだ。ふふふふ。」
昌祐子はまたすぐに絵里人の勃起している性器に口をしゃぶり始めたのであった。もちろん、いわゆるフェラチオである。
絵里人「あの…、どうして、そんなことするの?」
昌祐子「ちゅばっ、ちゅばっ、うふふ。あたし、うまれた時にもうお父さんがいなくなってたし、男の身体がどうなってるか、実際に見たことがないのよ。おにいちゃんが初めてよ。」
絵里人「だからといって、ぼくじゃなくて、あっ。」
絵里人は、昌祐子が自分に背中を向けながらフェラチオを続けていたために昌祐子のしている長い黒髪のポニー・テールが目の前ではげしく揺れるのを見てより興奮したため、ついに精液を出してしまった。
どくどくっ、じゅるじゅるじゅるー!
昌祐子がなお絵里人の精液を飲みほそうと性器をしゃぶり続けるため、絵里人は昌祐子の行動をやめさせようと自分の手を昌祐子の肩にかけたが、その瞬間、昌祐子の髪をまとめている背中に見えているうなじのところがだんだんようすが変わっていくのが絵里人に見えた。それも、まるでへびの身体にある模様のようである。
絵里人「あっ。」
絵里人は、精液でべとべと感じながら濡れた自分の性器に痛みも感じた。
昌祐子「くくくく、おにいちゃんっていやらしいわね。このことみんなにわかったらどうするのかしら?」
絵里人「どうして、ぼくがこんなことされなければ、はっ。」
昌祐子「あたし、おにいちゃんに恨みがあるから復しゅうするの。」
絵里人「そんな、恨みなんて初めて会ったはずなのに。」
昌祐子「ふふふふ、あたしのこと忘れていたの?小さい時のことよ。」
そんな昔のことなど記憶にないと思ったが、絵里人はもしかするとこの昌祐子に会ったことがあったかと思ったが、その瞬間に昌祐子の首がポニー・テールの髪といっしょに不気味に動いた。その振り向いた顔は恐ろしいうろこだらけの顔と、つりあがった目に長い舌や牙も口から出かかっており、口のまわりには血もついていた。
絵里人「うわあーっ!」
昌祐子「くくくく、おにいちゃんをへびにしてやる。」
昌祐子の正体はへび少女だったのである。絵里人の性器にかみついて血も吸っていたのであった。
昌祐子が告げている、過去の復しゅうという理由の謎とはいったい…。


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