絵里人「昌祐子ちゃん、やめて。」
昌祐子「うふふふ。」
絵里人の性器に牙をさしてかみつき、血を流させては舌でなめ続ける昌祐子は恐ろしいへび少女だったのである。絵里人の目からは、昌祐子のポニー・テールの長い黒髪がはげしく揺れている姿だけが入ってきてより絵里人は興奮してくるのであった。そのため、精液もとびだして下半身もべとべとになり、下着や寝間着、またふとんなども濡れ放題であった。親に助けを求めようにも恥ずかしくてできない状態で、自分が怒られるかもしれないと思った絵里人は、昌祐子の責めに抵抗することもできず、小声を出すのがせいいっぱいであった。
絵里人「昌祐子ちゃん、痛いからほんとうに。お母さんに見つかったら、昌祐子ちゃんだって早く寝なければ怒られるでしょう。」
昌祐子「お母さんは起きてこないわ。ぐっすり眠っているから。」
自分がどうなっても、昌祐子のことを守ろうという気持ちを見せても通じないようであった。
絵里人「ねえ、ぼくが昌祐子ちゃんの小さい時に何をしたっていうの。」
昌祐子「ふふふふ、あした教えてあげるわ。」
一日考えて思い出しなさいということでも言いたいのかと思った絵里人だが、もう抵抗する気力もなくなってそのうちに眠ってしまった。

翌朝、絵里人が目をさますと昌祐子の姿はなかった。しかも、ふとんがしっかりかけられているので、自分が眠っているうちに母親が探しに来たのではないかと絵里人は思い、もしも昌祐子の母親、というより自分の母にもなったわけであるが、昌祐子との行為が知られていたら大変なことにもなるとも思った。
かけぶとんをあげてみると、多少乾いているものの、下半身はやはりべとべとしていると感じた絵里人は昨夜のことは夢ではなかったと悟らずにいられなかった。
絵里人は下着をかえようと風呂場に行き、シャワーを浴びて身体の汚れを落していた。
着替えて風呂場を出ると、すでに和服に着替えて髪もまとめていた母親とも廊下で出会った。
絵里人「あ、お母さん、おはようございます。」
昌祐子の母「あら、おはよう、あなたは朝早いのね。まだ、昌祐子はぐっすり眠っているから。」
絵里人「あの…。」
昌祐子の母「なにかしら。」
絵里人「ゆうべ、お母さんはぼくの寝ている時にこっちへ来ませんでしたか?」
昌祐子の母「いいえ、あなたの部屋なんか入ったりしないわ。」
絵里人「そうですか。」
もし、母親の言葉が本当なら、昌祐子がふとんをかけ直していたことも考えられると絵里人は思った。
朝食も絵里人の父も加わって四人が一緒に席についた。昌祐子も昨夜と同じポニー・テールで表情も昨夜とは一転した明るさになっており、とても自分の部屋に襲いに来ていたとは言える状況ではなかった。
学校は夏休み中で、絵里人は特に外出する予定もなかったが、宿題だけは先にやっておこうと自分の部屋に戻っていた。絵里人の父親はもちろん会社に行かなければならない平日であった。駅まで母親と昌祐子が見送りに行ってその後昼食をつくるため買い物をするというので、絵里人もその間なら昌祐子のことに悩まされないですむと思った。

昼食の後、絵里人は図書館に行ってみることにした。昌祐子の母親のほうも、昌子は相変わらず恥ずかしがって絵里人には近づきたがらないと思っていたが、絵里人も忙しそうだから無理に仲良くさせようとしなくてもそのうち慣れてくるだろうと思っていた。
いっぽう、絵里人はどうして昌祐子に昨夜襲われなければならなかったのかということも気がかりになっていたが、しばらく忘れて勉強に集中しようと思った。やっぱり昨夜のことは夢だと思うようにした。
夕方、帰りがけになって絵里人は途中の道で反対方向から同じ学校のクラスにいる女子たちの姿が来るところを見かけた。そのなかには、絵里人が片思いの美加もいて他の女の子たちと楽しそうに語り合っていたので、どうやら、彼女たちは人気の男性アイドルグループのコンサートに行ってきたらしいようだった。それなら声かけてあいさつだけでもしてくれたらいいなと思い、近づいていったのである。学校ではいつも腰まである長い髪をツインテールにしている美加が、耳もとに黄色のリボンをつけて三つ編みにしている姿も初めて見たのでそのこともほめてあげたら喜ぶかもしれないなどと考えたのである。
美加たちとすれちがいそうになって、彼女たちも絵里人の姿に気づきはしたが、ところが思わぬことが起こった。とつぜんみんな表情をこわばらせたのである。
や、やだー、きもーい!
美加を含め、少女たちは声を揃えてあげ、絵里人の姿を見て反対方向に逃げていったのである。特に美加は自分の三つ編みの髪をはげしく揺らせながら。
絵里人「ど、どうして、ぼくのことをみんな、しかもあの子にまで…。」
美加たちが絵里人を見て驚いたのは、絵里人の背中に昌祐子がへび少女の姿でいつのまにか抱きついていたのである。そのまま気づかずに絵里人は帰宅したのであった。
絵里人は、美加に対しても実は話しかけたことがなく、ただ長い髪の毛を見ていいなあと思っているだけで、どちらかといえば性的願望が強いようで髪形を変えていた姿に興奮していたのであったが、そこをへび少女である昌祐子につけこまれたのである。

家にあがると、昌祐子の母親が出てきた。
昌祐子の母「あら、お帰りなさい、まあ…。」
絵里人「ど、どうしたんですか?」
昌祐子の母「あなたの背中、すごく濡れているわ。」
絵里人「ええっ?」
また洗面所に行って鏡を見たり、着ていた上着をぬいでいたりするとたしかに母親の言うように服が濡れていることがわかった。そこにまた昌祐子の母が来たのであった。
昌祐子の母「ちょうどよかった。その服、洗濯しておくから、代わりにこれを着てみて。バーゲンがあって買ったの。」
絵里人「えっ、それはどうもありがとうございます。」
昌祐子の母「そんなにかしこまらなくても、もうほんとうのお母さんなんだから。」
絵里人「はい。」
すぐにその服を着て絵里人は代わりに洗面所を出たのであった。昌祐子がへび少女なら、昌祐子の母親もへび女なのだろうか、そんなことはない、あんなに優しいお母さんが…、絵里人は母親に対してはそう思うようになっていた。

父親のほうも帰ってきて、四人が一緒に食事をしていた。たがいにしゃべることのほとんどないいつもと変わりないようすであった。だが、夜が深まるにつれて絵里人の心のなかには恐怖心がよぎってくるのであった。
食事が終わった後、ふたりの親がいろいろ話し合っている様子を絵里人は壁のそばで聞いていたのであった。
昌祐子の母「まだ、昌祐子は絵里人くんとはあまりうちとけないみたいですから、なんかいい機会をつくってあげられないかしら。勉強が忙しそうなのはわかるけど。」
絵里人の父「そうだな、明日は私も仕事が休みだから、揃って遊園地にでも行くことにしようか。絵里人にも息抜きが必要だと思うし。」
絵里人は特に気にもとめないでいた。
お風呂がわいていつも通り昌祐子と母親がいっしょに最初に入っていた。その次に父親が入り、最後に絵里人が勉強が終わったらいつでも入れるようにしていた。
昌祐子の母「じゃあ、わたしたちは明日に備えて早く寝かせていただきますわ。」
絵里人の父「うん、おやすみなさい。」
昌祐子「明日って、早いの?」
昌祐子の母「明日はみんなで遊園地に行こうって。」
昌祐子「わー。」
昌祐子が喜んでいる声は勉強中の絵里人にも聞こえたのであった。そして、その後風呂から出た絵里人の父親から絵里人にも遊園地に行くことが正式に伝えられた。
絵里人の父「おまえも熱心なのはわかるけど、あんまり無理はするな。」
絵里人「わかってる。べつに行かないとは言ってないから。」
多少不機嫌気味の絵里人であった。

ほかの者がみんな寝たようで、絵里人はひとり静かに入浴していた。風呂から上がった後、寝間着を着ていたが、自分の部屋のふとんに入ろうという気が起こらず、テレビのある居間に出てきたのであった。そして、1人用のソファーにすわったのであるが、前の夜の昌祐子のことをどうしても思い出さずにいられなかった。
絵里人「どうしたら、昌祐子ちゃんのことを忘れられるんだろう、そうだ、テレビでもつけておこう。」
みんな寝ているので、絵里人はボリュームを消して画面だけ見ようとテレビをつけたのであった。
テレビでは、ドラマをやっていたようでそこには絵里人と同じ年ぐらいと見られる女の子が出演して映っていた。しかも、絵里人好みの長い黒髪で腰まである女の子の後ろ姿で、その髪の毛をブラッシングしている場面だった。そして、その髪の毛を半分自身でつかんだかと思うと後ろ姿を見せたまま三つ編みを結いはじめた。絵里人はまたそういう場面を見るとヌード写真よりも興奮してしまうため、性器がまた勃起していたのであった。
そして、編んでいる最中にその女の子を映しているカメラの角度が変わり、顔が見えてきて最初はかわいらしいと思ったその顔が、だんだん不気味な笑みを浮かべていた。かたほうの髪に黒いヘアゴムをゆわえて前に垂らし、もう半分の髪の毛もまとめて同じように三つ編みを結いはじめたあたりで女の子の目がつりあがり、口をあけるとなかから長い舌ときばが現われ、顔にもまだら模様のうろこが映し出されたのである。
絵里人「うわっ。」
驚いてしまった絵里人だが、すぐにすわっていたソファーからうろこだらけの腕が突き破られて左右から出てきたのであった。そして、絵里人のはいていたパジャマに片手をつっこんで勃起していた性器をまさぐりだしたのである。ソファーのなかに昌祐子が隠れていたのだ。
昌祐子「うふふふ、おにいちゃんって長い髪の毛の女の子を見るといやらしくなるのね。さっきもそういう子を見てたっていたでしょ。」
やはり、さきほど美加たちが自分のことを見て逃げ、また着ていた服の背中が濡れたのは昌祐子が抱きついていたから…しかも、後ろを振り向くとポニー・テールをほどいて両肩にひろげた昌祐子の姿も初めて見たためにまた性器がぴくっとなるのであった。もちろん、昌祐子もお風呂で髪を洗っていたからそのままにしてあったのであるが。
絵里人「昌祐子ちゃん、おねがいだからやめてってば。」
昌祐子「くくくく、小さい時のこと、教えてあげようか。」
絵里人「小さい時って。」
昌祐子「わたしにへびを投げていたでしょう。」
はっ、そういえばたしかに自分も幼稚園で年長組の時、へびをくさむらでつかまえてたまたま近くにやってきた年少組の女の子たちにいたずらしようとしたことがあり、へびを見せてみんな驚いたので女の子たちがばらばらになって逃げていったのであった。そのなかでやはりそのときにいちばん髪の毛を長くしてツイン・テールの三つ編み姿だった女の子がいたが、その時の子が昌祐子だったのである。ふだん、年長組と年少組とでは接する機会もないので見覚えのない者ばかりであったが、逃げていった女の子たちのなかでも昌祐子ひとりだけに目がいってしまっていた絵里人は昌祐子だけを追っかけていた。そして他の女の子も見えなくなったところでくさむらに昌祐子が入ってころんだところで、絵里人が昌祐子の胴体にまたがってつかまえていたへびを昌祐子の顔におしつけたのである。
昌祐子「やだー、きもちわるい、やめて。」
絵里人「ほらほら、へびだよ。」

その時のまだらのへびは特別毒を持っているわけではなかったのでかみつかれる恐れはなかったが、昌祐子の顔を舌でなめはじめると、とつぜん絵里人の手から離れ出して昌祐子の首に巻きつき始めたのである。へびが昌祐子の身体をおいしいと感じてしまったのである。
昌祐子「きゃあー、いや!」
絵里人「いひひひ。」
こうして、昌祐子がいやがる姿によけいおもしろがって見ていた絵里人は、そのまま昌祐子からへびを離そうとする気もなかった。ところが、そのうちに驚くことがおこったのである。
絵里人「はっ。」
昌祐子「うっ、うぐぐぐ。」
昌祐子の首に巻きついていたへびがまた顔のほうにはってきて、悲鳴をあげている昌祐子の口のなかにもぐり始めたのである。
絵里人「うわっ、この子のなかにへびが…。」
そして、昌祐子も驚いてそのへびを飲みこんでしまったようで、その場に気絶して倒れ、絵里人は自分のせいになったら怒られるのが怖いと思い始めて、そのままにして走っていったのであった。
昌祐子は次の日から幼稚園に姿を見せることなくやめていたので、絵里人と顔を合わせることもなかった。もちろん親が再婚してここに連れてくるまでは。また、年少組のほかの女の子たちも思い出すと気持ち悪くなるというので、絵里人に会ったことも一切せず、幼稚園のなかでも顔を合わせなかったので絵里人が昌祐子を病気にした犯人であることも周囲では全く気づかれずに時が過ぎていたのである。そして、絵里人は引っ越してほかの園児ともみな違う小学校に進学したので、当時の女の子たちとも再会していない。だが、昌祐子は母親につれられてきていたのである。
つまり、昌祐子の身体に入ってしまったへびによって昌祐子はへび女になっていた、そしてその時の絵里人のいたずらに対して復讐するという、そう思うとどんなにおわびしても許してはもらえない、もうこうして復讐を昌祐子の気がすむまで受け続けているしかないと絵里人は思うしかなかった。
昌祐子「くくくく。」
また絵里人のパジャマや下着をずりおろして昌祐子は絵里人の性器にかみついていたのであった。肩から背中に広がっている長い黒髪に絵里人が興奮してまた精液が出かかってくるのであった。


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