(1)



私の名前は西条 亜矢。あれは私が私立高校に通う高校一年の16歳のとき
だった。
私は水泳部に所属していた。
自分で言うのも変かもしれないけど私は責任感が強かった方だったと思う。
まだそのときは遅れてる方だったので他の友人のようには異性に興味は無かった。
ある土曜日のこと、その日は部員全員で水泳フォームについてのビデオを部室で見て
それについてミーティングをしてそれから下校することになった。
部員たちが帰った後、一年でその日、掃除当番だった私はビデオを片付けていた。
部室にはデッキが二台あり、ミーティングでは使わなかったもう一台の方を片付けよ
うとしたとき、何かのテープが入っていることに気付いた。
(こっちの方は使わなかったはずなのに)
不思議に思い、再生ボタンを押すと、モニターにはアダルトビデオ、それもSMの映像が
映しだされた。それまでこういうビデオを見るのは勿論、友達とエッチな話をしたこと
もなかったので、かなりのショックだった。
(誰がこんなものを学校に?)
(いやらしい)
と思うけど、どうしても画面から目が離せなくなった。自分の体が熱くなっていく。
心臓の鼓動が高まり、落ちつかない。
まだ、オナニーというものがどんなことなのか、どうやってやるのか知らずにいたので、
机の角にあそこを擦ることしかできなかった。
ショーツが机の角にあたると私は思わずピクンピクンとお尻を振ってしまう。
(ああ、、、、、恥かしい)
それでもどうしようもなく感じてくる。
いつのまにかスカートまで濡れてきて、「あぁ、んん」と声を出していた。
もう腰の動きは止められなくなった。身体全体が炎のように熱くなる。
こんな感覚は生まれて初めて・・・・。
いつ、部員の誰かが戻ってくるかもしれない。
しかも鍵を閉めていないのでそのまま、中へ入ることが出来る状態になっているのに・・・・。
もし、戻ってきて私のこんな恥かしい姿を見られたら私はもう、生きていられない。
なのに湧き上がってくるこの熱いものを止めることはできなかった。
(きもち...いい..)
(こんなの...はじめて...)
そしてとうとう、身体全体が瞬間的に硬直したかと思うとピクンピクンと痙攣してイッってしまった。
生まれて初めて知った絶頂の感覚だった。

その瞬間、思わずピュッとオシッコも噴出してショーツはおろか、スカートやそれどころか机も少し濡らしてしまった。
(な、なんで・・・・)
しばらく、茫然自失で頭の中が真っ白だったけど我に返ると、
(何てはしたない行為をしてしまったんだろう・・・)と恥かしくてたまらない気持ちになってきた。
それから机の上を雑巾で拭いたけど、スカートが少し濡れていてこのままでは家に帰るとスカートが濡れているのが分かってしまう。
それで制服のスカートを脱いでついでにショーツも脱いで一緒に乾かすことにした。
スカートとショーツを脱ぐと下半身は生まれたままの姿になってしまった。
(もしかしたら、誰か戻ってくるかもしれない・・)
少し心配になったので中から鍵を閉めるとまたさっきのビデオのことが気になり再びビデオの再生スイッチを押す。
すると、また身体の奥から熱いモノが湧いてくる。
私、思い切ってブレザーを脱ぎ、ホワイトのセーター、ベージュのネクタイ、白のブラウス、そしてブラジャー、白のソックス、靴を脱いでいった。
部室から出るとそこは温水プールになっている。
私は無人の温水プールの飛び込み台に全裸で立った。
そのまま飛び込んだ。誰もいないプールで生まれたままの姿になって泳ぐなんて・・・・

そんなことを考えてると凄く恥かしくなってきた。
向こうのプールサイドまでクロールで泳ぎきってプールの底に付いて立った。
恐る恐る,右手の指を自分の一番感じる花芯へ持っていった。
(凄く気持ちいい・・・こんなの,初めて・・・・)
いつのまにか両手を激しく動かしていた。
「あ、ああーーーーん」
プールに私の恥かしい喘ぎ声がプールに反響する。
思わず首を仰け反らせてしまう。
そして絶頂がやってきた。
「いっ、イクーーーーーっ!」
身体が激しく痙攣した。


→進む

→西条 亜矢のトップへ