(5)



意識がハッキリとしてきて山本の方を向くと「こんなハシタナイ奴には罰を与えなきゃな。」
と言ってくる。
「おいっ!この水槽がなんだかわかるか?」
山本が地下室の中に置かれている大きな透明の水槽を指差す。
(何なんだろう、この水槽は?)
「まあ、そのうちにわかるぜ。」
そう言うとともに二人の男が水槽を私のところへ移動させてくる。
水槽には水が一杯に入れられていた。
山本があるビンをてにしていた。
ビンを開けて何か粘土状のものを指で掬い取り私の股間に近づける。
山本が指を私の大陰唇の中へ入れてきてそれを擦り付ける。
「あっいやっ!」
思わず身体をよじる。
二人の男達が天井からロープで吊るされていた私を抱き上げてその間に私の下に山本が水槽を移動させる。
二人の男が私のことを離した。
ドボン!と水槽の中に落とされた。ちょうど腰のところまで水につかった。
いや、水というより生温いお湯だった。
二人の男が洗面器を持ってくる。
山本が「この洗面器に何が入っているかわかるか?」
洗面器を私の顔に近づけて見せる。
中には10匹以上のウナギが所狭しと泳いでいた。
「ま、まさか・・・」
「そうさ、このウナギをこの水槽に入れるとどうなるか。ウナギにとってこの水温は熱いから穴に入っていく。しかもその穴にはさっき、俺がウナギの餌を塗っておいたからな。お前はウナギの女になるのさ。」
「いやーーーーーーっ!そ、そんなこと嫌、あなた人間じゃないわっ!けだものよっ!」
「じゃ、俺たちのこと売った人間のことをしゃべるか?」
私は顔を黙って横に背けた。
山本は薄笑いを浮かべて「そうじゃなくては面白くないからな。」
「どこまで我慢できるか楽しみだぜ!」
そういうと洗面器をひっくり返して水槽の中に鰻を入れた。
鰻は水温が熱いからなのだろうか。暴れまわる。
そのうちに餌につられた鰻が私の股間に集まってきた。
「いやっ!来ないで」
その思いと裏腹に鰻は集まってくる。そのうちの一匹が私の花芯に入ってきた。
(あっ!入ってくる)
入ってきた鰻は暴れまわってくる。

「ああああ、駄目っ!」
身体をよじらせる。
山本が「亜矢、ウナギがお前のアソコに入って暴れてるぜ!気持ち良くて死にそうだろう!」
と笑いながら言う。
「やだやだ、こんな姿、見ないでーーーーーっ!」
「ああっ・・・あああぁぁん、死ぬーーーーっ!」
鰻の泥濘の感覚が秘部の襞を通して伝わってくる。
今まで感じたことのない感覚が立て続けに襲ってくる。
「も、もう・・駄目っ!」
イクのを我慢しようとしてももう、どうしようもなくなっていた。
「あっ!イク」
それと同時に身体が激しく痙攣し、イッた。
ロープが引っ張られて身体が宙に浮かぶ。
まだ私の花芯にはウナギが突き刺さっていてピクピクと暴れていた。
水槽が再び元の場所へ移動されると、私の身体からウナギを抜く。
抜くときまた私の敏感なところが刺激されて「あっ!」と声を出してしまう。
「もう一度聞く。情報を売ったのは誰だ?」
再び山本が聞いた。
「絶対に言わないわ!」
(何をされようと絶対に言わない)
「もう、我慢するのはよせ。情報を売った奴の名前を教えろ!」
「し、知らないわっ!知っていても絶対に言わない!」
「なら仕方が無いな。お前の処刑する。」
(しょ、処刑・・・・・こう、なったからには覚悟していたけど・・・)
「情報を売った奴の名前を言えば助けてやってもいいんだぜ。」
「あなたなんかに絶対に言わないわっ!さあ早く殺して!」
「ふん、威勢だけは最期までいいな。おいっ!ここに椅子を二つ並べろ!」
椅子が二つ用意された。
私は天井から吊るされたロープで首に縄をかけられた。
後ろ手を組まされてロープで縛られる。
そして二つの椅子に片足ずつ乗せられた。
椅子と椅子の間隔は80センチくらいある。また股を開かされてしまった。
もしこの状態で椅子が取られたら私は首吊りの状態になってしまう。
「亜矢、これからお前の膣と肛門にバイブを入れて責める。お前がイッたときにこの椅子を蹴る。つまりお前は女としての歓びを感じながらあの世へ行けるんだ。うれしいだろう。」
そう山本が宣告すると二つのバイブレーターを膣と肛門に入れてきた。
「いやーーーーあーーーん」
(こんなの嫌だ。)
こいつらに絶頂の瞬間を見られながら死んでいくなんて女として一番恥かしい死に方だ。
覚悟していたけどこの状況になってやっぱり死ぬのは嫌だった。
何とかして山本に復讐したい。
ほとんど望みが無いけど、もしかしたら誰か助けにきてくれるかもしれない。
そう、思ったらなんとか少しでも耐えようと思った。
下半身から這い登ってくる快感に必死に抵抗する。
(我慢しなきゃ・・)
だが今までで一番、熱い快感が襲ってくる。
バイブレーターの振動が全身を緊張させ、爪先を突っ張らせた。
私のそんな必死の努力を嘲笑うように、バイブレーターは自由奔放に身体の中で暴れまわる。
凄まじい快感が下半身を中心に身体に吹き荒れていた。
バイブが振動するたびに、理性さもが削られていった。
(亜矢、しっかりしなさい。イッたらこいつらに恥かしい姿を晒しながら殺されるのよ!)
そう、自分に言い聞かせる。
だけど必死に耐えようとしても暴れまわっているバイブレーターが女の一番弱いところを突いてきて身体の奥からどうしようもない快感が次から次へと堰を切ったように襲ってくる。
(も、もう駄目、イッてしまう。)
熱い感覚が身体中から襲ってくる。身体に炎のように熱く燃えている。
腰を動かしたくなくても自分ではコントロール出来ない。
お尻が勝手に動いてしまう。
「おい、見ろよ。ケツ振ってるぜ!。」
「腰振りダンスを踊ってて気持ちいいか?麻薬捜査官さんよーーー」
男たちの嘲笑が部屋の中に響く。
(いやーーーーっ!こんな姿を見ないで)
悔しかった。こんな男達の前でこんな痴態を晒してしまうなんて。
(あっ!ダメもう、耐えられない)

「お願い!知っていることを喋ります。だから、も、もう許して!」
とうとう、私は憎い山本に対して屈服の一言を吐いてしまった。
山本は「よし、わかった。それとこれから俺の奴隷になり、俺の女になるか?」
私はもう何も考えられずに「な、なります。」と口走ってしまった。
「ご褒美にこのまま快楽を極めさせてやるぜ!それから俺の子供も産めよ。」と山本が言う。
私は我慢できなくなっていた。山本の奴隷になってもかまわないような気がした。
(あっ!イク・・・・・・・・)
突然、どうにもならなくなった身体が激しく痙攣した。


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