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「出来たよ、君の為に調合した薬だ。少し強めにしたけど大丈夫、君だったらこれぐらいでないとダメだろうからね。」
ドナトスはノインの返事も待たずに自ら調合した薬を注射器に仕込んだ。
針を使用しない浸透圧注射器をノインの首筋にあてがい、薬を注入する。
「うん、3分ってところかな。」
間もなくノインは自らの体に異変を感じていた。
体が熱くなり、汗が吹き出る。口は乾き下腹部に疼きのようなものを感じる。そう・・・セックスの時のあの感覚だ。
「なんなのだ、一体・・・」
ノインの搾り出すような声を聞き、机に向かっていたドナトスが枕もとに立った。
「ちょっと早すぎるな、薬が強すぎたかな?」
ドナトスはノインの顔を覗き込むようにする。確かめるようにノインの顔を見ている。
そのままノインの制服のボタンを外し、肌を露わにする。
「くっ、何をするつもりだ。」
ノインの答えにドナトスは困ったように答えた。
「言ったろう、働いてもらうって、少し僕の研究に付き合ってくれよ。上の連中が早く薬作れって五月蝿いんだ。」
ノインの胸の膨らみを覆い隠すようにレースの布地が体に張り付いている。
ドナトスは邪魔な布地を上に摺りあげる。
ドナトスは現れた乳房の感触を確かめるように揉みしだく。
ノインは声が出そうになるのを必死で堪えていた。
ドナトスは大きく口を開け、ノインの乳房を咥えるようにする。
「うん、いいね。思ったとおり柔らかくて美味しいオッパイだ。」
先端を舌で転がすように愛撫するとそこはすぐに固くなった。
「感度もいいみたいだ、素晴らしいね、君の体は。」
ドナトスはノインのロングパンツを脱がすとパンティの湿りを確かめるように覗き込んだ。
ノインは抵抗しようとするのだが体に力が入らない。先ほどの薬のせいだろうか。
「う〜ん、思ったほど濡れてないなぁ?僕の薬、失敗かな?」
彼女の秘部はわずかに湿り気を帯び、少しだけ下着を濡らしていた。
髪と同じ黒色のアンダーヘアがレース越しに覗える。
布越しにノインの秘裂を指で擦る。
「く・・・くぅ。」
歯を食いしばり声を押さえようとするノイン、しかし彼女の体は確実に反応を示していた。
ドナトスの心配は杞憂だったようだ。彼がノインの秘部に軽く触れただけで彼女の秘部からは快楽を示す液体が溢れ出した。
「でもこれじゃ不公平だよね、君だってもっと気持ち良くならないと。」
ドナトスは机の引出しから太いバイブレーターを取り出した。
「これなら大丈夫だよね。」
ノインのパンティを脱がすとドナトスは彼女の秘部を味見した。
「ああ、こんな美味しいオ〇ンコは久しぶりだ。喜ぶだろうな、みんな」
ノインの蜜は少し白っぽくしょっぱいような味がした。男の脳髄まで痺れさせるような味、男を狂わせる味だ。
ドナトスは先ほどのバイブレーターを右手に持ち、左手の親指と人差し指でノインの秘裂を左右いっぱいに広げた。
「じゃあ入れてあげるよ。」
ノインの秘部はかなりきつかったが何とか巨大な異物を受け入れた。
「う・・・うは・・・ぁ・・・」
ノインは相手に屈服せまいと必死で抵抗していた。異物の侵入はノインに容赦なく快楽を与えるが未だ彼女は心を預けてはいない。
ドナトスはバイブレーターのスイッチを入れた。低い作動音と共にノインの中の異物が蠢きだした。
「ううぅ・・・あああぁん・・・」
膣内をかき回される感触にノインはついに屈服してしまった。ハスキーだが甘いうめき声が広いテントに響く。
「喜んでもらえたみたいだね、良かった。」
ドナトスはノインを犯す異物を前後に動かした。すでに洪水のようになっている秘部からくちゃくちゃと音がして少し白く濁った愛液が溢れ出す。
「あ、あ、あああぁ・・・」
もうノインに先ほどまでの理性は残っていない。あるのは貪欲な性に対する欲望だけだ。
その時、テントに昼間の男が入ってきた。
「おい、ドナトス!何やってるんだ。」
「やあ、ゲイル、何の用だい?」
ゲイルは怒り心頭といった様子だがドナトスは気にする風でもない。
「お前、何を自分だけ楽しんでんだよ、俺が一番だって言ったろう。」
「これは仕事だよ。侯爵に頼まれた例の薬の実験さ。でももう終わったよ。後は君の好きにしたらいい。」
ゲイルはもうどうでも良いといった様子でドナトスに一瞥くれるとベッドに目をやった。
ベッドの上ではノインが朦朧とした意識の中でさらなる快楽を求めて腰をくねらせている。
ゲイルはノインに快楽を与えている異物を乱暴に引き抜いた。
「まったく、こんなモン突っ込んだら俺たちが使う前にガバガバになっちまうだろうがよ。」
ぶつぶつと文句を言いながらゲイルはバイブを床に投げ捨て服を脱いだ。全裸になり、ノインの顔の上に跨った。
「それじゃとりあえず咥えてくれよ。」
ノインは無言のまま目の前に出されたモノを咥えた。
「おお、3ヶ月ぶりの人間の女だぜ、やっぱ最高だよな。」
呟いたゲイルは後ろに手を伸ばしノインの胸を鷲掴みにする。
「むうぅ、むううううぅ・・・」
薬によって限界まで感覚が鋭敏になっているノインはゲイルの手の動きに面白いほどに反応した。ペニスを舐める口の端からはよだれが垂れて顎を伝っている。
腕を拘束されているためほとんど動けないノインの頭を掴み前後に動かすとペニスに絡みついたノインの舌がカリ首に引っかかり裏筋を刺激する。
「やべえ、こんな事してたらすぐ出ちまうぜ。」
ゲイルはノインの口からペニスを引き出すと一度立ち上がりノインの胸に両手を伸ばした。
「はぁん・・・くぅん・・・」
柔らかな胸を手で包み込むように揉むとノインは過敏なまでに反応する。
「しかしいい感触だよなぁ。あ、そうだ。」
ゲイルは今度はノインの胸の辺りに跨って胸の谷間にペニスをあてがった。
両側からノインの胸を挟むように押さえ、柔肉でペニスを包み込む。
自分のペニスを包み込んだままノインの胸の突起を親指と人差し指で摘み、コリコリとした感触を味わう。
「ん、んはぁ・・・くああああぁ・・」
自らの胸に与えられる刺激にノインは酔いしれていた。その表情はいつもの彼女にあるような凛々しさは無く、ひたすら快楽に溺れる牝の目をしていた。
「うあ、やべっ。」
ゲイルはそのままノインの上に射精してしまった。迸る白濁液がノインの顔に飛び散り端正な顔、長く伸びた前髪を汚していく。
「やべえな、一人一発づつって約束なのに・・・まあ、でも中で出した訳じゃねえから今のはノーカウントだな。」
一人で勝手に納得するとゲイルはノインの下半身に顔を埋めた。
ドナトスは先ほどと同じ薬を調合し、カプセルに詰めると部屋を出た。
「じゃ、僕はこの薬届けてくるから、後はヨロシクね。みんなの為にしっかり働くんだよ。」
ドナトスを乗せたSSTPは暗い夜の空をブレーメンへと向けて飛び去った。
「あん・・ああああぁ・・・」
残されたゲイルがノインの秘豆に舌を伸ばすと彼女は切なげな声を上げた。低めの俗に言うハスキーボイスだがどこかセクシーさを感じさせるいい鳴き声だ。
舌を器用に動かしクリトリスの包皮をめくるとピンク色の肉芽は艶々としたいやらしい光を湛えていた。舌で転がす度にノインは悩ましげな吐息を漏らす。
ノインの秘部からあふれ出る愛液はわずかに磯のような匂いがして舐めると少ししょっぱいような味だった。3ヶ月ぶりに味わう牝の味に男は我を忘れてノインの秘部を舐った。
やがてゲイルは再び肥大化した自分のペニスをノインの中へゆっくりと内部を探るように侵入させていった。
彼女が男を受け入れるのは二人目だった。一人目はもちろんゼクス・マーキス。二人目はこの名も知らぬ敵兵だ。しかし今の彼女には相手が誰かなどどうでもいい事だ。
ただ快楽を与えてくれる相手に対して素直にそれを受け入れるのみだった。
「ああああぁ・・・・」
下腹部から伝わる快楽の信号はノインを溺れさせるのに充分だった。
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