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「あああああーーーーーーー!!」
人の来るはずの無い、樹海の奥深くに少女の悲痛な叫び声が響き渡った。
トッドの侵入により、生まれてから一度も体験した事の無いほどの強烈な痛みにシーラは意識を取り戻した。
「なんだァ?トッド、もう始めちまったのか?せっかちなヤツだな。」
アレンは苦痛に歪むシーラの顔を楽しそうに眺めている。
「お止めなさい!痛・・・」
トッドの身体を押し返す為に腕を伸ばそうとするが手首に繋がれた金属がガチャガチャとその動きを阻み、擦れた手首に赤い筋を残す。
「何を・・・するのですか、離れなさい!」
シーラはこのような状況でも毅然とした態度を崩そうとはしなかったが今のトッドには何の言葉も届かないようだ。
抜く事も、それ以上進む事も出来ないほどきつく締められたシーラの秘肉を押し広げるようにトッドは腰を振っている。
トッドが動くたびに結合部からシーラの血が溢れ出してくる。その血は愛液の代わりとなり、トッドの動きを容易なものにしはじめていた。
「いや・・・痛い!お止め・・・止めてぇ!!」
真紅の瞳から大量の涙を流しながら懇願するシーラ、もはや彼女に凛々しい王女としての面影は残っていない、今の彼女は男に犯され、泣き叫ぶ事しか出来ない哀れな少女でしかないのだ。
トッドは覚めはじめた意識の中で自分の中に大量のオーラ力が流れ込んでくるのを実感として感じていた。そのオーラの奔流はすさまじく、トッドの全身に鳥肌が立つほどだった。
「勝てる!これならヤツに勝てるぜ!!」
トッドは狂喜しながら更なるオーラ力を搾り出そうとシーラを犯し続けた。
「くぅ・・・止め・・・止めてぇ・・・」
シーラは生まれて初めての情事に少しずつその身体を解きほぐされてきたようだ。
ぐちゃぐちゃと卑猥な音のする結合部は僅かながら血以外の液体が混じっているようにも見える。
「さて、トッドばかり楽しまれても癪だからな。」
シーラの腕を縛めている金属の鎖を外してやる。白くか細い腕に残った赤い腫れが痛々しい。
アレンは自分のペニスを取り出すとシーラの顔に撫でつける。
「う・・そのような物・・・」
今まで考えた事も無い、男のモノが自分の顔を這い回る感触にシーラは恐ろしくなり、吐き気さえもよおした。
アレンは雪のように真っ白なシーラの乳房を優しくこねるように揉み、乳首をつまみ、引っ張ったりを繰り返した。まだコリコリとした芯が残っているかのようなシーラの乳房の感触を楽しむようにアレンは執拗にシーラの胸を責めた。
「く、ふぅ・・・」
自身の意思に関係なく快楽を引き出されたシーラの薄い唇から熱い吐息が漏れる。
トッドの肉棒には血に混じってシーラの愛液が絡みついていた。動きに合わせてくちゅくちゅと淫靡な音を立てながらシーラの白い腿にピンク色の筋となって流れ出している。
「う、おォ・・・」
背伸びするようにブルブルっと震えたトッドはシーラを貫いたまま果てた。
ビクビクと肉棒が脈打ち、中に溜まった大量の欲望をシーラの中に吐き出していく。
「はァ・・・熱い・・・熱いィ・・・」
トッドの吐き出したモノはシーラの膣内を満たし、シーラに焼け付くような熱い感覚を与えている。
肩で息をしながらゆっくりとシーラから離れたトッドは自分の体内を駆け巡る膨大なオーラ力に酔いしれ、しばし天を仰いでいた。
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