3・夫婦でお散歩




外に出た榊さんは、恥かしさに顔を真っ赤にしながら俯いていた。
「ほら、ちゃんと顔を上げないといけませんよ」
ちよちゃんはそんな榊さんを軽く注意するが、さすがの彼女もこの状態でそれほど大胆には振舞えなかった。
(こっこんな所を誰かに見られたら・・・・・・)
そう考えただけで恐ろしくなってしまった榊さんは、なぜ自分はこんな事をしてしまっているのかと少し後悔しつつ、出来れば誰にも合わずに散歩を終えたいと思ったが、どうやら神様はそれを承知してくれなかったようである。
「あれ?ちよちゃんなにしてるん?」
不意に耳に飛び込んできた聞き覚えのある声に、榊さんは心臓が止まりそうになってしまった。
「あ!大阪さんこんにちわ、今忠吉さんと散歩してるんですよ」
そう、ちよちゃんに声を掛けてきたのは、友達の大阪であった。
「へ〜そうなんか〜、ところでなんで榊ちゃん裸やの?」
大阪の当然と言えば当然の疑問に、榊さんはその身を強張らせた。
「なんと榊さんは、今日から定吉さんのお嫁さんになったんです」
なぜか平然とちよちゃんが言い、それに対して大阪がどう答えるのか、榊さんはビクビクしていたが、その答えは意外な物であった。
「ふ〜ん、そう言えば榊ちゃん前から定吉さんの事気に入ってたみたいやし、いわゆる相思相愛のカップルやね〜、いや〜うらやましいな〜」
どうも大阪はこの状況を見ても、特に何も異常は感じていないようであった。
「よかったな、榊ちゃん。立派なメス犬になるんやで」
大阪は嬉しそうにそう言うと、榊さんの頭を撫でた。
そして大阪にメス犬と認識され、榊さんは自分が完全に人間では無い事を感じると、背筋をなんとも言い知れぬ快感が貫いた。
「なぁちよちゃん、メス犬の榊ちゃんはなんか芸とか出来るん?」
「出来ますよ〜、だって榊さんは天才メス犬ですから」
エヘンと誇らしげに胸を張るちよちゃんに、大阪は感心した様にうんうんと頷いた。
「榊ちゃん、私が言っても芸してくれるかな?」
「もちろんですよ!」
「それじゃやってみよ、榊ちゃんお座り!」
榊さんは大阪の命令に素直に従うと、その場でお座りのポーズをした。
もちろん裸なので、大阪の目の前に興奮で濡れた輝く性器を晒す事になるが、彼女は榊さんの事を完全にメス犬として認識しているので、当然何も言わない。
「おお、ちゃんとお座りしてくれたで、賢いな〜榊ちゃんは」
大阪は感心したように誉めると、再び榊さんの頭を撫でてくれた。
その後、お手・お代わり・チンチンなどと言った大阪の命令を忠実にこなしながら、榊さんは自らを辱める自虐的な喜びに打ち震えるのであった。
こうして榊さんで充分楽しんだ大阪は、用事があるのを思い出したと言い、ちよちゃんに別れを告げてその場から立ち去っていった。
「さぁ、散歩をつづけましょう」
ハーネスを引かれ再び犬の格好で歩き始めた榊さんは、もう先程のように顔を俯かせたりしていなかった。
むしろ今の自分の姿をもっと人前に晒したいと思うようになっていた。





二人と一匹、いや正確には一人と二匹となった一行は、やがて電信柱へと辿りついた。
そして定吉さんは電信柱に近づくと犬の習性、すなわちおしっこをし始めた。
「榊さんもおしっこしたくないですか?」
こう聞かれて榊さんは覚悟を決めると、定吉さんの後に続いて片足を上げて、電信柱に放尿をし始めた。
シャァァァァァァァァァァァ・・・・・・・・・
小気味良い音を立てながら榊さんのアソコから放たれた黄色い液体は、見事な放物線を描きながら電信柱にぶつかり、黄金色の飛沫をあたりに撒き散らした。
普通メス犬が用を足す時には、オス犬とは違いしゃがむものなのだが、榊さんはあえてより一層恥かしいオス犬のポーズを選んでいた。

「うわ〜、榊さん一杯でますね〜」
ちよちゃんの驚きの声が、榊さんの羞恥に拍車を掛けた。
もっと恥かしい事をしたい!そう強く思った榊さんは、放尿し終えると、今度はお座りのポーズをしながら下半身に力を込めた。
「おっと、次は大きい方ですね」
感の良いちよちゃんは、それだけで全てを悟ると、榊さんの尻の下に長い棒が付いたネットを差し出した。
これはペットの糞を取る為に使う物である。
最近ではペットの糞をそこらに放置したまま知らん顔をするバカ飼い主が多くなってしまったが、まじめなちよちゃんは当然それは許せない行為であり、散歩に行く時は常にこれを携帯するようにしているのである。
と少し脱線してしまったので話を元に戻すが、榊さんはこの場で脱糞すべく、顔を真っ赤にしながら悪戦苦闘していた。
ブリ!
すると大きな爆裂音を立てて、茶色い排泄物が榊さんの肛門から顔を出した。
ムリュ、ムリュムリュ・・・・・・・
榊さんが出した太くて長い排泄物は、途中で切れるとベチャと音を立ててネットに落ちた。
だが脱糞はそれで終わりでは無く、まだまだ続く。
やがて大量に出たそれは、ネットの上に小高い山を築いていた。
「もう終わりですか?」
榊さんがコクリと無言で頷くと、ちよちゃんは器用にそれを持参していたスーパーの袋に入れた。
そのまま口を縛って封をする物だとばかり思っていたのだが、ちよちゃんは袋に入った榊さんの排泄物を、繁々と観察し始める。
「うわ〜、すごい匂いですね〜、でも色艶も良いし健康なウンチですよ」
なにを基準にそんな事を言っているのか榊さんにはさっぱり分らなかったが、ちよちゃんが言っているのだから間違いは無いのだろうと妙に納得してしまうのであった。





やがて散歩を続ける一行は、その最終目的地である公園へと辿りついた。
いまやすっかり夕暮れ時となった公園には、誰もいないだろうと思われたが、まだ数人の子供達が残って遊んでいた。
その子供達は、ちよちゃんの姿を見るとワッと周りに集まり始めた。
「うわ〜、忠吉さんだ〜」
どうやら公園にいる子供達には忠吉さんはお馴染みであり、しかも大した人気者のようであった。
「ねぇ、こっちの裸のお姉ちゃんは?」
子供達が榊さんを指差すと、ちよちゃんは大阪にしたのと同じく、忠吉のお嫁さんだと告げた。
「ふ〜ん、このお姉ちゃん人間みたいだけど、本当はメス犬なんだね」
これを聞き榊さんのアソコは、またもや愛液を垂らし始めた。
そしてその匂いを鋭い嗅覚で察知した忠吉さんは、こちらもまたもや興奮して来たのか、ちよちゃんに向って一言クウ〜ンと鳴くのであった。
「そうですね〜、これ以上おあずけも可愛そうですからね〜」
ちよちゃんは一言そう言うと、子供達の方に向き直った。
「ねぇみんな、犬の交尾って見たくないですか?」
「見たい、見た〜い!」
ちよちゃんの呼びかけに子供達は声を揃えて返事をした。
その答えにちよちゃんは満足そうに頷くと、忠吉さんに向ってこう命令した。
「と言う訳で忠吉さん、榊さんと思いっきりまぐわって下さい」
この言葉に素早く立ち上がった忠吉さんは、待ってましたと言わんばかりに榊さんの尻に前足を乗せると、そのペニスを榊さんのアソコに一気に挿入した。
「うぐ!」
急にアソコに押し入ってきた忠吉さんのペニスの太さに、榊さんは一瞬短いうめき声を上げたが、既に愛液で塗れていた榊さんのアソコは、嬉々としてそれを受け入れた。
「あっ、あん、あっあ〜、いい〜」
やがてうめき声が甘美な喘ぎ声に変わると、あたりに淫靡な空気が漂い始めた。
パンパンパンパンパンパンパン・・・・・・・・・・
忠吉さんが榊さんの尻に腰をぶつける規則正しい音を聞きながら、子供達はその結合部分を食い入るように見つめていた。
(ああ、みんなが、みんなが私を見ている・・・・・)
榊さんはメス犬としての自分に酔いしれながら、首輪を付ける時に感じた自分の予感が正しかったのだと思った。
もう一生普通の人間の生活には戻れないが、榊さんは決してその事に付いて後悔などしてなかった。
むしろこの状態こそ自分の本当の姿であると確信していた。
その内榊さんと忠吉さんの交尾に触発されたのか、子供達も股間のあたりに手を当ててモゾモゾし始める。
そんな子供の一人の後ろにちよちゃんは音も無く忍び寄ると、その股間に自分の手を当てて刺激し始めた。
「ああ、お姉ちゃん」
「忠吉さんの交尾を見てアソコが腫れちゃったんですね、それじゃ私達も楽しみましょう」
そう言いながら自分のスカートを捲ると、なんとちよちゃんは下着を身に付けておらず、割れ目が丸見えの状態であった。
これは余談だが、ちよちゃんのスカートのポケットには穴が空いており、いつでもアソコを弄れる様になっていた。
そしてちよちゃんは、榊さんの痴態を平然とした顔で見ながらも、激しくオナニーしていたのである。
ここに来るまでの間、ちよちゃんは何度か絶頂に達していたので、榊さんと同じく、ちよちゃんの割れ目もベタベタに塗れていた。
「お姉ちゃん、ボクもう・・・・」
辛抱溜まらなくなったのか、その場にいた子供達の内、四人の男の子達がちよちゃんの前にペニスを差し出した。
「うわ〜、みんな立派に大きくなってますね〜」
ちよちゃんは嬉しそうに微笑むと、その場にしゃがんで男の子達の物を次々と口に含み始めた。
後の残りの数名の男の子達は、同じく興奮してアソコを弄っている数名の女の子達に抱きついた。
こうしてこの公園は、犬とまぐわう榊さんを中心として、一大乱交パーティーの会場へと姿を代えるのであった。
ちよちゃんの口撃に男の子達は絶頂に達しながら、白濁とした液をその顔にぶっ掛ける。
だがちよちゃんもそれで満足した訳ではなく、一人の男の子をその場に寝かせ、まだいきり立っているその子のペニスを自分の中に挿入した。
そしてもう一人の男の子に尻に挿入するよう命令し、後の残り二人は前に回らせるとそのペニスを口一杯にほうばった。
他の子供達も似たような状況である。
そんな最中、忠吉さんは絶頂に達しようとしていた。
ワオ〜ン
忠吉さんは一声吼えると、自分の精液をドクドクと榊さんの中に注ぎ込む。
忠吉さんと同じく絶頂に達した榊さんは、子宮奥深くへと流れて行く精液の心地よさを感じていた。
だが忠吉さんは、絶頂に達してもペニスを抜こうとせず、器用にその場で体の位置を代えた。
ちょうど尻と尻が迎えあわせになる状態となった忠吉さんは、榊さんと結合したまま、前へと進み始めた。
「あっ、ちょっちょっと・・・・」
いきなり後ろに引っ張られた榊さんのアソコには、忠吉さんのペニスがガッチリはまり込んでおり、榊さんはなす術が無かった。
犬は一回の性交でメス犬を確実に孕ませる為、大量の精液を全て注ぎ込む習性を持つ。
その為、射精時にはペニスの根本が膨らみ、精液を全て出し終えるまでしぼまない様に出来ているのだ。
みっともない姿で後ろに引き摺られながら、精液をこれでもかと注ぎ込まれ、榊さんは何度も絶頂に達してしまった。
数分後、精液を全て出し終えてやっと元の大きさに収まった忠吉さんのペニスはズルリと抜けて、榊さんはそのまま前のめりに倒れ込んだ。
その頃には回りの乱交パーティーも収まっており、全員満足そうな顔で暫くその場を動かなかったのであった。


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