最終話  「新世界」


 エリウスと12人の巫女姫、7体の神竜が姿を消して10年の月日が流れた・・・・



 「ステラ陛下、ばんざ〜〜い!!」
 「ストラヴァイス統一皇国、ばんざ〜〜い!!」
 人々の歓喜の声が響き渡る。通りを埋め尽くした人々が一目でいいからこの生まれ変わった国を治めいる少女の姿を見ようと身を乗り出し、歓喜に満ちた歓声を上げていた。その歓声の中、大通りを馬車が進む。その中から民衆の歓声に答え手を振る少女の姿があった。ステラ=ヴァン=ストラヴァイド、わずか15歳にしてホルネイストに誕生した新生国家の主となった少女であった。端から見折れば、周りを固めるものの傀儡にもなりうると思われた少女であったが、この少女の人を引き付ける力は並外れていた。彼女の周りを固めるものは宰相をはじめ全て彼女に絶対の忠誠を誓っている。ゆえに彼女が決めることこそがこの国の意思であった。
 「姫様、いや陛下。どうかなさいましたか?」
 「いえ、何でもありません・・・」
 「なんでもないというお顔には見えませんが・・・」
 「レオナ姉様とアリス姉様のことを思い出していたのです・・・」
 民衆に手を振りながら少し沈んだ顔をした少女の変化にいち早く気付いたのは彼女の目の前に座っていた老人、エステモーンであった。10年前の大戦を生き延びた彼はステラの後見人のひとりとなり、宰相としてその才能を振っている。その彼の目にステラがその沈んだ表情から何かを気にしているのがよくわかった。そのことを尋ねると、ステラは最初首を横に振るだけだったが、やがて10年前の大戦時に姿を消した2人の姉の名前を呟く。それを聞いたエステモーンも少し沈んだ顔をする。本来ならばこの国は年若いステラではなく二人の姉のどちらかが継いでいたはずである。
 「そのようなお顔をされてはレオナ様もアリス様も天上でご心配なさりますぞ」
 「・・・そうですね・・・お姉様たちの分まで私がこの国を・・・」
 「そうです。ステラ様は今やヴェイスからストラヴァイドに連なる大国の王。そのような方が沈んだ顔をしていては国民にまで心配が伝わってしまいますぞ!」
 エステモーンがそうステラを諭すように語り掛けると、ステラはもう一度小さく頷く。いなくなった姉達はおそらくエリウスと一緒のはずである。そしてエリウスがこの世界の神に昇華したことは2人の養母が教えてくれた。いつか会えるときも来るだろう。そのときを楽しみにしておけとも言われていた。そのことを思い出したステラは気を取り直し、笑みを浮べて群衆に手を降り始める。自分を鼓舞するように民衆の声援にこたえるのだった。
 「そうですぞ、陛下・・・今宵は建国記念日。ヒルデ様とエレナ様もお祝いに駆けつけてくださるそうです」
 「お養母様たちが??久方ぶりにお会いできるのですね!」
 自分をこの歳まで育ててくれた養母2人、元ヴェイス皇国皇后ヒルデとエレナと会うのは実に一年以上ぶりであった。自分が忙しかったこともあるが、魔族の女王である二人が人目につくところに出てくることは滅多にない。そのためステラが彼女たちに会う機会は殆どなくなってしまっていたのだ。自分をこの上もなく可愛がってくれ、大切に育ててくれ、様々な教養を教え込んでくれたこの2人の母親のことがステラは何者よりも愛していた。だから二人に会える事はステラにとって無上の喜びであった。
 「他のみなも元気でしょうか・・・」
 ヒルデとエレナの元で育てられている間、自分に色々なことを教えてくれた人々、その人たちが皆今どうしているのかとステラは思いをはせるのだった。



 「ガン!もう少ししっかり背筋を伸ばして行進しろ!」
 「うるせぇ!!」
 ステラの馬車の横に並び、彼女を守護する二頭の馬。それに跨るのは近衛騎士団長ミルドと副団長のガンであった。ヴェイス軍を離れた二人はステラを守る任を与えられ、この国にやってきた。その圧倒的な武力と統率力を持ってステラの近衛騎士団長と副団長に任ぜられ、多くの部下を鍛え上げながらその任務を遂行していた。
 「まったくベッドの上ではもう少しおとなしいのに・・・」
 「ほう。では今宵はお前が音を上げるほど虐めてやろうか?」
 夫婦の契りは交わしていないが、夫婦以上の絆で結ばれた二人であったが、今もミルドの尻に敷かれているガンであった。



 「反乱軍のこれだけですか、オリビア殿・・・」
 「ええ、そうよ。ご苦労様」
 地面に倒れこみ、うめき声を上げる戦士たちを見下ろしながらゼロは自分のそばに降り立った蝙蝠の羽を持った女性に尋ねる。その問いにオリビアは妖艶な笑みを浮べて頷く。オリビアは今も各国に配下を派遣し、反乱を企てるものはいないか、平和を壊そうとしているものはいないか、目を光らせていた。そしてゼロはそのオリビアからもたらされた情報を元に反乱を企てるもの、戦を望むものを狩る役を務めていた。
 「今回はここまで・・・早くドクターの元に戻った方がいいわよ?」
 「そうですね・・・最近体の軋みも大きくなってきましたから・・・」
 オリビアの勧めにゼロは自分の手を見つめながら頷く。最近特に体の軋みが大きくなってきている。それが自分の寿命が近付いてきていることはゼロ自身がいちばんよくわかっていた。自分から得られたデータは大きい。それによってこれから産まれてくるであろう弟達の寿命もかなり延ばすことができるはずである。だからもう戦うことなくおとなしくしていればそれだけ長く生きることができるはずであった。しかし、それでもゼロは戦い続けることを選んだ。戦うことで自分が生きていることを実感できたから。
 ゼロは戦い続けることを選んだ。その命が尽きる、その日まで・・・



 「ふぎゃぁぁぁぁぁっっッッ!!!」
 「ああ、シン、いい子ね・・・」
 火のついたような泣き方をする四男をリンは一生懸命にあやす。これで6人目の子供だけあってオシメの交換のはお手の物である。手際よく交換を済ませると、赤ん坊の背中をとんとんと軽く叩いて宥める。やがて泣いていた息子も徐々におとなしくなり、いつしか泣き止み眠りについてしまう。
 「お姉ちゃんも手際よくなったね・・・」
 ルンは感心しきった口調で姉の手際のよさを褒め称える。ここはダンの家。これまでの孤児に加えてダンとリンの間に生まれた6人の子供を加えた大家族から笑いの泣き声が耐えたことはない。
 「でもお姉ちゃん。たくさん生んだよね・・・」
 「ダンと相性がよかったのよ」
 10年で6人も出産したのだから相当なものである。皆銀毛をたたえ、絶滅寸前とまで言われた銀狼族はその繁栄を取り戻しつつあった。その父親であるダンは今も城に勤め、リンやルン、子供達のために働いている。いつかルンが、子供達が巣立つその日まで父親として銀色の狼は懸命に働き続けるだろう。




 「モグラ男が脱走???」
 「まだ始末していなかったのですか、あの欠陥品!」
 ドクターの元に呼び出された”五天衆”はドクターの口からもたらされた報告に驚きを隠せなかった。あの戦争時最悪の兵器として有名になったあのモグラ男がまだ生きていて、ドクターの元から逃げ出したといわれては当たり前の話であった。もっとも当のドクターはそのことを気にしている様子はない。
 「うむ。この”次界の門”をくぐって向こう側の世界に逃げ出したらしい」
 「”次界の門”!!?」
 「そうじゃ。ブシン殿の生まれ故郷といえばわかりやすいか?そこに繋がる門じゃよ」
 エリザベートの疑問にドクターはさらりと答える。はっきり言ってとんでもないものなのだが、当の本人はそれほどすごいことをした意識がないらしく澄ました顔をしている。
 「しかしあの変態が別世界に逃げたってことはさぁ・・・」
 「どうかしたの、アンナちゃん?」
 「・・・この世界の恥を輸出したってことか?」
 アンナの一言に皆思わず押し黙ってしまう。このままではまずい、早く何とかしないとこの世界の住人は変態ばかりであると思われかねない。それを何とかするには逃げた変態を何とかしなければならない。それがみなの統一した意見であった。
 「で、ドクター私たちを呼んだってことは何かして欲しいからなんだよね?」
 「うむ!お前達の誰か一人にこの”次界の門”をくぐってアイツを連れ戻して欲しいのじゃ!」
 「自分で行け、クソジジィ!」
 とてもお願いしているとは思えないふんぞり返った態度でドクターがモグラ男の回収を要請すると、セツナが満面の笑みを湛えたまま履き捨てるように言い放つ。そのセツナの言葉に誰も突っ込み入れず、逆に頷いて肯定している。とはいえ誰かがモグラ男を追いかけていかなければならないのは事実であった。
 「仕方がない、我が行こう・・・」
 「セツナお姉ちゃん??」
 大きな溜息をつくとセツナは片手を挙げて志願する。それを見たリューノが悲鳴にも似た声を上げる。ようやく閉ざされた心は長い時を掛けてようやく回復し、セツナと顔をあわせたばかりのリューノにはこの優しい姉との別れは哀しすぎるものであった。それはリューナも同様であった。
 「そうだよ、セツナ姉さんが行く必要性なんてないのに・・・」
 「仕方ない。父上の世界の知識を持っているのは我だけ?」
 あくまで反対するリューナであったが、セツナの言葉に納得せざるを得なかった。自分たちが代わりにブシンのいた世界に行ったとしても右も左もわからないままモグラ男を捜す羽目に合う。それではどんな被害が巻き起こるかわかったものではない。ならば行く世界の知識を持ち合わせているセツナに頼むのが一番手っ取り早かった。
 「でもでも。せっかく会えたセツナお姉ちゃんとまたお別れするなんて・・・」
 「安ずるな、リューノ。すぐに終わらせて帰って来る!」
 哀しそうに表情を曇らせるリューノをあやすようにセツナは優しくそう語り掛ける。まだ少し納得していなかったリューノであったが、セツナにそこまで言われては納得せざるを得ず、しぶしぶ頷くのだった。
 「では行ってくる!」
 セツナはリューナとリューノをそっと抱きしめると、それだけ言い残して”次界の門”をくぐってゆく。ややあって強烈な光が辺りを染め上げる。光に視界を奪われたリューナたちが顔を上げたときにはすでにセツナの姿はなかった。
 「お姉ちゃん、どうか無事で・・・」
 1人異界へと向かったセツナの無事を祈るリューナ、そんな彼女たちも暇ではない。今の彼女たちはこの城を守る大事な役目が残っているのだ。その役目を果たしながらも、姉の無事を祈らずにはいられないリューナとリューノであった。




 「あ〜〜あ、暇だ・・・」
 玉座に座ったクリフトは大きなあくびとともにそんな言葉を呟く。この玉座の本来の主はすでになく、代理を任されたのがクリフトであったが、代理と言っても今の世は平和そのもの、戦いに身を置くクリフトができる内政などあるはずがない。あるのは判子を押すくらいのものである。
 「兄上、またそのようなあくびをして!!」
 両手いっぱいに書類を抱えたフィラデラがそんなあくびをする兄を見て思わず言い咎める。もちろん、クリフトが暇をもてあましているのはわかっている。しかし、それでも今のクリフトはこの城の主であり、ヴェイスに集結した魔族、モンスターを束ねる役を仰せつかっている。それをおろそかにする事は許されなかった。
 「兄上はどうかしております!今の兄上はバーグライド様、ストナケイト様に代わってこの国を治める者なの・・・」 
 「そこだ!俺にそんな役ができるわけないだろう???」
 フィラデラの小言にクリフトは思わず反論をする。エリウスが天界に戻って以後、バーグライドはヒルデ、エレナを伴って魔界に引っ込んでしまった。王位継承者となったストナケイトであったが、彼もある日アルデラとともに『修行をしてくる』という置手紙を残して、魔界に戻ってしまっている。驚いたのは残されたクリフトたちである。誰がこの国をまとめ上げるかを残された八将軍で話し合うこととなった。話し合いと言っても答えはすぐに出た。ゾフィス、オリビアはさっさと逃げ出して棄権、シグルド、ファーガントも辞退してしまった。残ったのはクリフトかフィラデラであったが、フィラデラがクリフトを押したため、いやが上にもクリフトがこの国をまとめる役を勤めなければならなくなったのだ。
 「ったく、おれもさっさと逃げ出していればよかったぜ・・・」
 自分にこんな退屈な役を押し付けて逃げ出した連中を恨みながらクリフトは思わずそんなことを口走る。この国を実質的に動かしているのはフィラデラであったが、クリフトがいなくてもいいわけではなく、結局自由を奪われたまま過ごさなければならなかった。そんな日々がクリフトには苦痛でしかなかった。
 「そんなに暇なのでしたら明日ヒルデ様たちがいらっしゃいます。そのときに交代をお願いすればよろしいでしょう」
 「ヒルデ様たちが??あ、そうか。ステラに会いにか・・・」
 魔界に戻ったはずのヒルデとエレナがどうして人間界の戻ってくるのかと考えたクリフトだったが、すぐにステラの元に行くためだと思い出す。最も二人が来たからと言って自分がこの地位から解放されるとは思えない。逆にお説教を喰らうだけ無駄な時間を費やす可能性のほうが高い。そう思うとまた溜息が漏れる。
 「まったく、シグルドのとつぁんもファーガントも気楽でいいなぁ・・・」
 思わず自分に全てを押し付けて城を出た二人に恨みがましい言葉が漏れてしまう。シグルドもファーガントも城を出て自分の部落に戻りそこで島の守護に当たっている。あの二人を抜かなければこの城にまでたどり着けないのだから、自分の出番がいつになるかわかったものではない。もっともヴェイスにまで乗り込んでくる気骨のある輩は今のところ皆無であった。
 「何か面白いこと、起こらねえかな・・・」
 クリフトはまた溜息を漏らしながらそんなことをぼやく。新たな時代に移った今、戦いは起こっていない。各地で今の魔族と共存する御世を覆そうとする輩はいるが、そのことごとくがオリビアによって探し出され、討伐されている。おそらく大きな戦が起こるとすれば相当先の話だろう。そうなると面白いことなど起こる可能性は低いとしか思えなかった。そう考えるとまた溜息が漏れてしまう。そんなクリフトは知らなかった、遥か遠くの地に騒動の種が舞い降りて来た事を・・・




 「ここがアルセイラママの故郷、アルセルムかぁ・・・」
 小高い丘の上、小さな少年がそこから広がる光景に目を奪われていた。彼には今見えている光景も、空を漂う雲も全てが物珍しかった。キョロキョロと辺りの風景を見回す少年の後ろでは三人の少女が今にも取っ組み合いを始めそうな勢いで言い争いをしている。
 「だから!シュウトの護りはあたいの仕事だって!!」
 真っ赤な髪を短く切りそろえた少女が拳を握り締めて絶叫する。
 「何かってなこと言っているのよ!シュウトは私と一緒に旅をするんです!!」
 腰まである金色の髪を掻き揚げながら少女がそう宣言する。
 「シュウトはあたしんだ!勝手なこと言うな!!」
 三人の中で最も背の低い褐色の肌の少女が他の2人を威圧する。
 三人が三人とも一歩も退こうとはしない。そんな三人の側で何とか三人を宥めようとする青く長い髪をポニーテイルにした少女の姿があった。
 「三人とも・・・喧嘩しちゃダメだよ・・・」
 必死になって三人を宥めようとしているが、いっこうに喧嘩が収まる気配はない。青い髪の少女も必死になって納めようとしてはいるが、三人の方がその少女の言葉に耳を傾けようとはしていなかった。オロオロとするばかりの少女の目にはいつしか涙が滲んできていた。
 「エンちゃん、ライちゃん、チイちゃん。スイちゃんが泣いちゃうわよ〜〜」
 優しく諭すような語り口調で最後の一人がようやく喧嘩の仲裁に入る。その言葉にようやく回りを見回す余裕を持った三人は自分たちのそばで目をウルウルとさせているスイの姿に気付く。泣かしたらまずいと思った三人は必死になってスイを宥め始める。その光景を丘の上から少年とともに見下ろす緑の髪をツインテールにした美少女の姿があった。
 「シュウト様は誰と一緒に旅をしたいですか〜〜??」
 「誰とって、皆付いてきちゃったんだからみんな一緒だろう、ラン?」
 ランはシュウトにもたれかかる様な格好で誰と一緒に旅をしたいかを尋ねてくる。その大きく豊満に育った胸をシュウトの頭に乗せながら。自分の頭の上にある果実を鬱陶しそうにみあげながらもシュウトは正直に答える。ここまで来て今更帰れといって帰るエンたちであるはずがない。ならば一緒に旅をするのが最良の策だろう。シュウトの答えにランは少し不満そうな顔をする。それにシュウトが気づくことはなかった。
 「そうですか。ではこれからどうしますか?」
 「案内役が来てからの話だ・・・んっ?来たみたいだ・・・」
 そう言うとシュウトは自分の足元を見下ろす。シュウトの陰が揺らぎ、そこから女性が顔をのぞかせる。
 ”シュウト様、エリウス様たちはこちらに来ることを知っておいでで?”
 「パパもママたちも知らないよ。勝手に出てきた!」
 影から声がする。シュウトの存在を察したゾフィスがどうしたのかを確かめにきたのである。ゾフィスのことはすでによく知っていたシュウトは驚きもしないで家出してきたことを正直に答える。
 ”よろしいのですか、そのようなことをなさって??”
 「いいんだよ。それよりはやく道案内をしてくれないかな?アンたちに見つかると・・・ね?」
 ゾフィスが心配そうに尋ねるとシュウトは平然と答える。それよりも早く移動を開始しないと自分たちが天界から出てきたことに気付いたアンとヒョウに見つかる可能性が高い。捕まったら異界に連れ戻されて母親達みんなを含めたお説教は間違いない。そんなの御免被りたい。そう考えたシュウトはゾフィスに道案内を頼み込む。最初躊躇したゾフィスであった、シュウトの頼みを断りきれず、影から彼を助けながら道案内をすることを承諾する。
 「よし、じゃあ行こうか、ラン!!」
 「はい、シュウト様!」
 身の丈ほどもある剣を背負うとシュウトは自分の後ろに立つランに手を伸ばす。その手を握り締めたランは嬉しそうににっこりと笑うと一緒になって歩き出す。その後を置いて行かれそうになったエンたちが追いかけてくる。シュウトは好奇心に満ち溢れた表情で旅に出る。
 父が、母が、その仲間達が歩んだこの世界を見て廻るために。次代の神シュウト=デュ=ファルケンと五色の神竜たちの冒険は今まさに始まったのである。この混沌の中に光が差し込んだ世界を旅する冒険が・・・・




      TheEnd


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