エピローグ


 「みなさ〜〜〜ん!これからも頑張ってくださいね!!!」
 慰問のために立ち寄った軍基地でのコンサートを終えたミーアは自分に声援を送ってくれる兵士達に大きく手を振って励ましの言葉を投げかける。その言葉に感動したのか、兵士たちはさらなる歓声をもって答える。もちろん兵士達がミーアに送る声援はミーアの名前ではない。ラクス=クラインの名前であった。
 それでもミーアは表情一つ崩さず、手を振りながら舞台袖に下がってゆく。忙しそうに舞台袖を駆け回るスタッフの間をすり抜けるようにミーアは控え室へと戻ってゆく。控え室に戻ったミーアはドアの鍵を閉め、大きな溜息を漏らす
 「良かったぞ、ミーア。みんな、大いに喜んでいた!」
 「本当ですか、ご主人様??」
 「ああ、みんなお前のことを本物のラクス様と思い込んでいたぞ!」
 「ありがとうございます・・・・じゃあ、ご褒美を・・・」
 控え室に入ると男が腕組みをしてミーアを待ち構えていた。男は手を叩いてミーアを迎え入れる。そんな男の出迎えにミーアは最上の笑みを漏らして答える。男に誉められる、それが今のミーアにとって最高の誉め言葉であった。
 事実ミーアの出来は男の予想を遥かに越えていた。ラクスの替え玉として舞台に立ち始めてからというもの、誰もミーアを偽者とは思っていないようだった。最初こそ芸風の違いからばれるかもしれないとも思ったが、以外にもこの芸風は民衆に受け入れられていた。今では完全にラクス=ミーアとなっている。
 「で、アスラン=ザラの方はどうなっている??」
 「かなりの堅物みたいで・・・」
 「そうか・・・まあ、そっちはあまり重要ではないからな。お前のことを口走らなければそれでいい」
 ミーアにはあのアスラン=ザラをこちら側に引き込むという任務も与えられていた。しかしミーアの色香にもアスランがなびくことはなく、ミーアは少し残念そうな顔をしていた。もっともアスランを自分たちの側に引き込む、
 その役割は十分に果たしていると言っていい。ならばこれ以上のことをしてやぶをつつく必要性は感じられなかった。あとはこのままラクス=クラインを演じ続け、プラントの総意を議長の意見に向けられるようにしてゆけばいい。
 「よしよし、いい子だ。今ご褒美をやろう!!」
 「ふあああぁぁっっ!!ご主人様のぶっといのを!ぶっといのを〜〜!!」
 「全く、コンサート中までこんなものくわえ込みやがって・・・」
 ミーアの両手を壁にある大きな鏡につかせると、男はスカートをたくし上げ、ミーアの下着をこじ開けてヴァギナを露にする。すでにぐっしょりと濡れそぼったヴァギナにはすでに大振りのバイブがはめ込まれ、ぐりぐりとミーアの膣内をかき回していた。これに膣内をかき回されたままコンサートを終えたミーアのうち腿はびっしょりとぬれていた。
 「良くこれでファンの連中にばれなかったな?」
 「みなさん、汗と勘違いしていたみたいで・・・」
 「ふふんっ、こんな一部だけぬれる汗があるんだな?」
 「んんっ、でもご主人様のものほど気持ちよくないです〜〜だ・か・ら・・・」
 「くくっ、すごい格好だな?そんなに俺のが欲しいのか?ならくれてやろう!!」
 ビショビショにぬれた穴を見せ付けながらミーアは腰をくねれらせる。艶かしく揺れるヴァギナの様子に男は鼻を鳴らして喜ぶ。そんな男をさらに誘うように、ミーアは自分からヴァギナを押し広げ、そこに収まった大振りのバイブを膣圧だけで外に押し出してしまう。押し出されたバイブは愛液の糸を引きながらごとりと床に落ちる。
 戒めを失ったピンク色の粘膜がひくひくと戦慄いて男を誘惑する。その誘惑を男は抗おうとすらしなかった。ミーアの腰を掴むと、そのまま熱くたぎった己の肉棒をミーアの膣内に捻じ込んでゆく。色っぽい衣装を着て、極太のバイブを膣に納めたまま、男を挑発するようなポーズで踊って歌ってきたミーアの股間はすでに十分に濡れそぼり、男の肉棒をすんなりと受け入れる。 熱い肉の塊が膣壁を押し広げて無理矢理侵入してくる感触に歓喜の悲鳴を上げる。歓喜の声を上げながら膣を締め上げ、更なる快感を求めて男のペニスを絞り上げる。その感覚を味わいながら男は遠慮なしに腰を振り始める。がしがしとミーアの大きなお尻に腰を叩きつけるような感覚で腰を動かし、ミーアの膣内をかき回す。
 「あっ、あっ、あっ!!」
 「いいか、これからも・・・」
 「はひ、全てはご主人様たちのために・・・ああああああんんんっっ!!」
 男の言葉にミーアは激しく何度も頷く。そんなミーアのお尻をがっしりとつかんだ男は己の肉棒を激しく何度も抽送し、ミーアの膣内をかき回し、その中を味わいつくす。肉棒の先端はこれでもかといわんばかりにミーアの子宮口をこじ開け、入り口から一番奥までを何度も犯しつくす。
 時には激しく早く子宮口を突き上げ、時にはゆっくりとした動き出入り口まで肉棒の先端を引き抜き、そのまま最奥にまでそれを一気に押し入れる。そんな強弱をとり交えた腰の動きでミーアの膣を子宮を何度も何度も刺激する。そんな激しい腰の動きにミーアは酔いしれ、何度も歓喜の悲鳴を上げる。
 「このおっぱいもかなり仕込が出来てきたな?」
 「あ、ありがとうございます」
 「あとで白乳ローションでのパイ擦り、たのむぞ?」
 「はひ!誠心誠意、奉仕させていただきます!!」
 男は突く度に大きく揺れるおっぱいに手を回すと、その先端で痛いほど勃起させた乳首を指先で摘み、コリコリと刺激する。刺激するたびに先端からは白色の乳液が搾り出され、男の指を濡らす。ミーアの改造が済んだ胸を弄びながら男はそこを使ったご奉仕を命じると、ミーアは嬉しそうに何度も頷いてそれを了承する。
 そんなミーアの姿がいじらしく、可愛らしくて男はさらに激しく腰を動かし、ミーアの膣壁をかき回してゆく。肉棒に膣内をかき回され、空気を含んだ愛液がどろどろと太股を伝って滴り落ちるが、ミーアは気にすることなく歓喜の声を上げる。
 「しゅごい、しゅごいれす〜〜〜」
 「ふふん。こんなにケツの穴、パクパク口を開かせやがって・・・そんなにチンコは気持ちいいか?」
 「はい、気持ちいいです。最高です〜〜〜!!」
 肉棒で付くたびにパクパクと口を開ける菊門を見つけた男はそこに指を押し込んでかき回し始める。ヴァギナとアナル。同時に刺激されたミーアはダラダラとだらしなく涎をたらしながら大きな声を上げてよがりまくる。こんな姿を見られたら致命的なことになりかねないが、ミーアはそれを止めようとはしなかった。
 男もまたミーアの体をしゃぶりつくすように味わい、かき回し、犯しつくす。そんな2匹の獣の嬌声は止まることなくいつまでも響き渡っていた。この関係はいつまでも続くと、新たな世界が開かれても続くと・・・それはもう誰にも止められない、たとえ本物のラクス=クラインが姿を現したとしても。男はそう信じていた。世界は理想の世界に向けて加速し始めたのだと・・・


 しかし、男は知らなかった。
 ラクス=クラインという女性がどれほどの器を持った女であるかを。
 彼女の持つ『自由』と『正義』という名の剣の力を。
 その力強き剣が議長の、男たちの望む世界を打ち滅ぼすほど強いことを・・・・
 それを知らず、男はミーアの体を味わいつくす。
 事が成就した暁にも飼い続ける気でいる子の哀れな牝を・・・
 堕ちたアイドルはもう戻らない。
 ただただ闇の中を漂うだけだった・・・・



            終わり


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