第10話  孤独少女、散華


「・・・・・・」
 本州での最後の目的地、広島に降り立った豚尻は辺りの風景を見回し絶句する。今回の目標である七瀬優がたちよりそうな場所を調べあげた上でここまできたのだが、まさかこんなに田舎だとは思わなかったからだった。駅は無人で、周囲にもほとんど人影が見受けられない。周囲は都会の喧騒とは無縁で、星を見るには絶好の場所ということだった。ここに優は時折立ち寄るという。
「これだけ人気がなければ、好き放題犯せるけどな」
 豚尻はそんなことを言いながら空を見上げる。空は灰色の雲が立ち込め始めていて、星を見るには余りよくない天気であった。もちろん豚尻が気に掛けているのはその天気だった。天気が悪くなれば星が見えない。それは非常に困ることだった。
「星が見れないと、彼女が来ないじゃないか
 豚尻にとって空が曇って星が見れないのが困るわけではなかった。彼にとって困るのは星が見えなくて、標的の少女がここに来ないことだった。せっかく準備をしてきたのに、標的が来なくては何の意味もない。骨折り損のくたびれもうけ、という奴である。
「優ちゃんが来るまでは曇るなよ!
 空を睨みつけながら豚尻は身勝手なことを口走ると、そそくさと目的地へと向かい準備を始める。幸いにも天気は崩れる事はなく、夜には空一面の星がみれる天気でいてくれた。満天の星空を見上げながら豚尻は満足そうな笑みを漏らす。この星空ならば獲物は必ずここに来る、そう確信する。その豚尻の思いに答えるように、麓の方から誰かがここに上がってくる気配がする。豚尻は下準備をしたものの影に隠れて様子を伺うことにする。やがて麓の方から現れたのは短く切りそろえられたどこか不思議な雰囲気を漂わせる少女だった。
「ふっ、いい天気になってよかった
 少女は額に手を当てながら、頭上を見上げる。そして満天の星空を嬉しそうに見つめている。その姿を少しはなれたところから豚尻はニヤニヤと笑いながら伺っていた。標的が目論見どおり姿を現してくれたことが嬉しくてたまらなかった。ここは人気が少ないのが利点である。ここに来た以上、どんなに悲鳴を上げられても助けが来る確率は低い。あとは標的を自分の領域に引きずり込むだけだ。
「さてと・・・」
 機会を伺う豚尻は一度優から視線をはずす。忘れ物はないかもう一度確認をする。
「キミも、星を見に来たのかい?
 優に背を向け、背負ってきた荷物を解き、中身を確認していると、いつ自分に気がついたのか、優が背後から声を掛けてくる。心臓が飛び出しそうなほど驚いたが、豚尻は必死にそれを押さえ込んで、動揺を押し殺してゆっくりと優の方に振り返る。
「あ、ああ。ここの星はキレイだって噂を聞いてね」
「フッ、そうか。本当にここはキレイだよ」
 少しうわずった声で返答をすると、優はそんなこと気にも留めないで笑顔で答えてくる。その笑顔が豚尻をさらに動揺させる。自分のことなど微塵も警戒していない、そう思わせる笑顔であった。しかしどこか警戒心を持っているように見えて仕方がない。
(くそ!計画が台無しじゃないか!)
 豚尻は表面上、笑顔を絶やさなかったが、内心計画をぶち壊しに去れたことに腹を立てていた。自分の存在を見つけられ、警戒されていては襲うことは難しい。せっかくここまで来たというのに、計画を台無しにされたことが腹立たしくてしょうがなかった。
(どうする、どうする?)
 ここで退くのもひとつの手ではあった。しかし今日という日を楽しみにして禁欲生活をしてきた影響で下半身がこれ以上ないほど熱く、痛くなっている。コレをこのまま放置するのは体によくない。しかし焦って失敗するのはもっとよくない。いくら考えをめぐらせてみても、いい結論は浮かばない。
「フッ、今日は一際綺麗に見えるな」
 優は焦る豚尻を他所に空を見上げている。まるで彼のことなど気にも留めていない様子だった。その様子を見た豚尻は少しだけ落ち着くことが出来た。優はまだ自分を警戒したわけではない。少なくとも隙はあるはずである。それならばどうするか考えた豚尻は持ってきた荷物の中に手を入れる。
(こいつが役に立つなんてな)
 豚尻はそう思いながら、手に取った魔法瓶の口を開ける。中身を注ぐと、紅茶のいい香りが鼻につく。豚尻はちらりと優の様子を伺う。自分のしていることに興味はないらしく、空を見上げたまま動かない。この隙に豚尻は紅茶の中に持ってきた睡眠薬を溶かし込む。コレまでにも何度も使ってきた手段だが、一番確実で手堅い手段である。あとはコレを優に飲ませればいい。豚尻はうっすらと不気味な笑みを浮べると、その笑みを押し殺して優の方に振り返る。
「あの、紅茶飲みませんか?温まりますよ?」
「ああ。ありがとう」
 愛想笑いを浮べた豚尻は睡眠薬を溶かした紅茶を優に勧める。警戒しているように見えたのは間違いだったのか、優は無防備にそれを受け取ると、少しずつこちに含み、飲み干してゆく。上手くいったと内心ほくそえむ豚尻は、睡眠薬の効果が表れるまでの間十分ほど、大人しく空を見上げていた。やがて薬が効いた優はくたりと全身から力が抜け、安らかな寝息を立てて眠りにつく。薬が完全に効いたかどうか確かめ、豚尻は下卑た笑みを浮べる。
「まったく、予定変更なんて手間負けさせやがって!」
 少し腹立たしげに悪態をつくが、いつまでもそんなことを気にして入られない。優が目を覚ます前に抵抗できないようにしなければならない。豚尻は急いで優を担ぎ上げると、前もって準備してあったテントに彼女を連れ込む。そして両手をロープで縛り上げて抵抗できないようにすると、今度は優の衣服に手を掛ける。
「まったく、男っ気がないというか、色気に欠けるというか・・・」
 豚尻は優の身につけている衣服を見下ろして嘆息する。山に星を見に来たのだから、おしゃれをしてくるはずはないが、少しは色気というものがあってもいいはずである。しかしそれが微塵も感じられない。コレまで犯してきた少女たちは女のにおいを感じさせずにはいなかった。だからこそあれだけ激しくレイプしてきたのだ。しかし今目の前で眠る優にはそれが感じられない。だがそれが空けって興奮する要素でもあった。
「ちっ、こっちもかよ!」
 上着にズボンを引き剥がした豚尻は優の身につけている下着を見てニヤニヤ笑いながら悪態をつく。白に無地の質素な下着。色気の欠片も感じさせない下着であった。だが優自身は美少女である。こんな色気と無縁の少女が自分色に染まっていくことを想像すると、徐々に股間が熱くなってくる。
「よし、これで!」
 下着まで剥ぎ取り、全裸にすると、豚尻は優の腕に持ってきた薬を注射する。下準備は出来上がったが、優はまだ目を覚ましそうにない。効き目はそう長くないはずだが、クスリが抜けきるまでにはまだ時間が掛かる様子だった。やむなく豚尻は優が目を覚ますまで、挿入する下準備に取り掛かる。
「へぇ、それなりにはあるんだ」
 優のそれなりに盛り上がった胸を両手で弄りながら豚尻は、優の表情をうかがう。胸をもまれても優の表情に変化は見られなかった。変化がないことがつまらなく感じた豚尻は今度はコリコリと胸の突起を指で弄る。意識はなくても体は反応するのか、そこはすでに硬さを帯てきていた。その硬さを確かめるように豚尻は、指先で摘み、転がし、押し付ける。ピクピクと震え、豚尻の指に反応を示すと、優の表情にも変化が見られる。眉を顰め、体に襲いかかってくる快感にもがいているように見える。
「ぶひひっ、目が覚めるまでに」
 優の様子に喜びながら豚尻は彼女の下腹部を弄り、ヴァギナに手を伸ばしてゆく。うっすらとした恥毛の中に隠れた優の大切な場所をゆっくりと指で掻き分けて侵入してゆく。まだまだ潤っているとはいえない膣内は指を侵入させるのも苦しい。
「ちっ、まだ、濡れていないのか」
 指がなかなか中にはいってかないことに苛立ち、豚尻は一度指を引き抜くと、口に含んで唾液をたっぷりと付けてゆく。その唾液まみれの指を再度ヴァギナの中に差し込んでゆく。今度は唾液が潤滑油代わりになって指を奥へ奥へと導いてくれる。
「ぶひぃぃっ」
 第二関節辺りまで指を差し込んだ豚尻は、うっすらと赤みを帯びてきた優の胸元をなめながら傷をつけないように気遣いながら、指を弄り始める。クニクニと指先はヒクヒクと戦慄く膣壁を撫で回すと、膣内は激しく収縮して指を締め付けてくる。それと同時に奥のほうから蜜が溢れてきて、弄る指に絡みついてくる。ジュルジュルと音を立てて硬さを帯びてきた乳首を口に含み、嘗め回しながら、豚尻は指の動きを加速させてゆく。
「ぶひひ、後は・・・・・」
 指に纏わりついた愛液を見つめながら豚尻は満足そうに頷く。そしてまだ昏倒している優を見下ろす。優の眉根はピクピクと動き、眠りから覚めるときが近いことを示していた。豚尻は最後の準備と、下半身を露出させると、すでにビンビンに準備完了しているペニスを、抱え込んだ優のヴァギナに擦り付ける。いつでも挿入できるという誇示であった。
「んっ、んんっ・・・・」
 ようやく優が眠りから覚める。まだ頭が呆けているのか、目の焦点が定めっていない。が、自分が自由に動けないこと、そして自分が裸であること、そして自分を下卑た笑みを浮べた男が見下ろしていることにすぐに気づく。
「きみは・・・・」
「ぶひひっ、ようやく起きてくれたんだ、七瀬優さん」
「なにをしているんだい?」
「何、君をおいしく頂こうかと思って・・・・ね!
 豚尻は優が目を覚ますのと同時にいきり立った肉棒を優の入り口に宛がう。そして優が抵抗したり、もがいたりする前にスイっと腰を前に出して肉棒を優の肉ツボの入り口に挿入する。
「うっ、きつ!」
 肉棒をはじめて受け入れる優の入り口はそれを拒むように収縮する。そのきつさに豚尻は顔を顰める。しかしそれで我慢できるほど豚尻は出来た人間ではなかった。無理矢理こじ開けて、奥へ奥へと肉棒を捻じ込んでゆく。
「うくっ!」
 処女膜を切り裂かれ、優は苦悶の表情を浮べる。美少女が苦しむ姿を見る事は豚尻にとって、至高の快楽の1つだった。そして純潔を奪われたことを教え込み、心を破壊してゆく。その過程がたまらなく心地いい。豚尻は愉悦を浮べたまま、ゆっくりと、しかし力強く腰を動かし、叩きつけてゆく。
「泣け、泣け、泣け!!!」
 優が苦しみ悶える姿を想像して豚尻は動きを加速させてゆく。だが、その動きが急に止まる。
(なんだ、何かがおかしい?)
 じっと自分を見下ろす。いきり立った肉棒は確実に優の処女を貫通している。その証である純潔は肉棒を赤く染め、それに間違いないことを教えてくれる。だが、何か違和感を覚えて仕方がない。その正体を求めて豚尻はもう一度自分の周りを見回す。そしてすぐにその正体に気づく。
(なんだ、こいつは?)
 豚尻に違和感を覚えさせたものの正体、それは優本人だった。処女を無理矢理奪い去り、今も汚し続けている。この現実は間違いない。しかし優はその現実を目の前にしても、今も犯し続けているにもかかわらず、泣き叫びもせず、哀れみを込めた眼差しで豚尻を見つめ返してきていた。その眼差しが非常に不快で、豚尻に激しい違和感を覚えさせていたのだ。
(何でそんな目をする・処女を奪われたことが悔しくないのか、悲しくないのか?)
 これまで出会ってきた少女たちは皆、処女を奪われ、汚されるたびに泣き叫び、許しを懇願してきた。それが豚尻にとって何ものにも勝る快感であった。それなのにこの少女はどれだけ犯されようと、泣き叫ぼうともしない。どれだへ激しく苛め抜こうとも、声1つあげようとしない。そんな優の態度が豚尻を激しく困惑させる。
(くそ、くそ、くそ!)
 ヴァギナの濡れ具合を見る限り、優の体は快楽に反応を示している。それなのに、声1つあげない優に豚尻は激しい怒りを覚えていた。せっかくの楽しみもこれで台無しにさせた気がしてならない。どうにか優を屈服させる手立てはないかと思案する。
(暴力で・・・いや、そんなことをしてもこいつは堕ちない。ほかになにか・・・)
 優が許しを請うまで徹底的に殴り倒してやろうかとも考えたが、おそらく優はそんなことでは屈しないだろう。そうなると他の手立てを考えなければならない。何かを人質にとってとも考えたが、それらしいものを優は持ち歩いてはいない。おそらく例の少年のことをネタに脅して見ても、屈服はしないだろう。
(くそ、くそ!レイプしているのに気分が悪い!〉
 せっかくレイプして女を屈服させる喜びが得られると思っていたのに、これでは楽しみも半減,いや、それ以下である。何とかして優を屈服させて、苦しませて、号泣させたかったが、先ほどまでの優の姿を見る限り、力で押さえ込んだり、恫喝では優の心を砕くことは難しいだろう。かといって時間を掛けて屈服させることはできない。時間が経てば、ここに人が来てしまうかもしれないし、監禁して調教するとなると、世間がうるさい。下手をすればこれまでの苦労が水泡に帰すかもしれない。それだけはごめん被りたい。
(なにか、なにか・・・・!そういえば・・・)
 必死に手立てを考える豚尻は、ふとあるものを思い出す。無反応の優に目もくれず腰を振りながら、自分の荷物の中を弄る。目的のものは以外に簡単に見つけることができた。小瓶に入った薄紫色の怪しげな水。それを不敵に笑いながら手にした豚尻は、それの口を開ける。
(こいつの力を借りなくちゃならないのは業腹だが・・・背に腹はかえられないか)
 豚尻は鼻で自分の不甲斐なさを笑うと、無造作に優の頬を掴み彼女の口を無理矢理こじ開ける。何か危険を察知した優は無言のまま必死に抵抗するが、巨漢に上から圧し掛かられ、力でも勝てない豚尻の前ではその抵抗もささやかなものでしかなかった。豚尻は優の口をこじ開けると、先ほど口をあけた薄紫色を下怪しげな水を口の中に流し込んでゆく。そして口と鼻を同時に押さえ込み、呼吸ができないようにして押さえ込む。
「ふぐっ!うううっっ!」
 口と鼻を押さえ込まれた優は呼吸困難になりながらも、口の中に入れられた怪しげなものを飲み込むまいと必死に抵抗を続ける。しかし息苦しさには耐え切れず、やがて抵抗も空しく口の中にあるそれを喉を鳴らして飲み下す。それを確認した豚尻は薄ら笑いを浮べて両手を優から離す。
「何を飲ませたんだ?」
「気持ちよくなるお薬だよ」
 今だに毅然と自分を睨みつけてくる優の視線を、鼻歌交じりに受け流しながら豚尻は平然と言ってのける。その言葉を裏付けるように、優の体の奥底にカッと火が灯る。一度付いてしまった火はあっという間に炎となって体中を駆け巡る。それは快感という波となって優の体を支配する。
「こ、これは・・・・・・」
「最近出回り始めた薬でね。快感を求めるバカどもの間ではやっているんだよ」
「快感?
「そう、これを飲むと人間の感度は数倍に跳ね上がる。こんな風にね」
 自分の体の異変に怯える優に、豚尻はそっと彼女の乳首を指先で弾いてみせる。先ほどまでなら何と言うこともない行為が、今は激しい快感となって優の体を駆け巡る。全身をビクビクと震わせながら悶絶する優の姿に、豚尻はさらに下卑た表情を浮べる。
「分かったかい?でもこの薬には困った性質もあってね」
「困った、性質?
「常習性が高すぎるんだよ。一度でも使ったら、先ずやめる事は出来ない」
 豚尻の冷酷な言葉に優は愕然とする。豚尻の言葉の意味をイヤでも理解してしまった。常習性が高いということはやめることが困難ということ。どんなクスリかは知らないが、優にはそれを入手する術はない。するには目の前の下衆に頼らなければらないのだ。それを理解して、優はゆっくりと頭を振る。
「その程度のことで、言うことを聞かせられるとでも思っているのかい?なら愚かなことだよ」
「いいね、その顔。いつまでそれが耐えられるかな?」
 毅然とした態度を崩さない優に豚尻は欠片も動揺しない。平然とした顔で言い放つと、優の腰をガッチリと掴んで再び腰を動かし始める。ただし、慌てたように、飢えた獣のように激しく腰を振るのではなく、ゆっくりと、優の体に何かを刻み込むように力強く腰を振る。いきり立った肉棒で優の子宮を嬲るようにゆっくりと叩き、刺激を与えてゆく。そんな豚尻の嬲るような腰使いに、優は一言も発しないで、そっぽを向いて唇を噛み締める。
(気持ちよくなんかない、気持ちよくなんか・・・)
 頭の中で何度も呪文のように唱えて、体から沸き起こる感覚を押さえ込む。事実優の体は快感よりも、処女を引き裂かれた激痛の方が上回っていた。その痛みに感覚を任せ、徐々にわきあがってくる快感というおぞましい感覚を懸命に追いやろうとする。そんなときだった。
「!」
「ぶひひ、始まったみたいだね?」
「うっ!あああっっ!」
 優は両目をカッと見開き、全身に玉のような汗を浮べてブルブルと震えだす。体の芯からまるで燃え上がるような熱を帯び、それがあっという間に全身に行き渡り、優の体を支配してしまう。そしてその感覚は、豚尻が腰を動かすたびに大きくなり、さらに体を支配してゆく。
「うくっ!」
 押し寄せる快感という津波に優は必死に足掻いて抗おうとする。しかし強烈な勢いで押し寄せてきた快感という津波は、あっという間に優の思考を飲み込んでしまう。優雅精神力で抗おうとしても、体を支配した快感を追いやる事は不可能であった。そんな優の体に快感というものがどういうものかを教え込むように、豚尻は腰を動かして優の体を凌辱してゆく。
「ひぐっ!あああっ!」
「ぶひひひっ、いい感じに締まってきた」
 悶え苦しむ優の体は激しく反応し、豚尻の肉棒が子宮をノックするたびに、膣道が反応を示して、肉棒を包み込む穴をヒクヒクと震わせて絡み付いてくる。そのなんともいえない気持ちよさに、豚尻は子宮の奥にまで肉棒を押し込み、さらなる快感を呼び起こそうとする。
「おらおら!もっと気持ち良さそうに鳴いてみせろ!」
 声を懸命に押し殺して悶える優の体をひっくり返してうつ伏せにすると、豚尻は彼女のお尻を掴んで腰を降り始める。まるで豚尻に屈服するような格好に優は激しい嫌悪感を抱く。そんな優をさらに嬲るように、豚尻は人差し指に唾液を付けると、ヒクヒクと戦慄く優のアナルに指を挿入してゆく。
「ひっ!」
「狭いな。今日は我慢するしかないか、こっちの処女は?
 異物の侵入に優は驚き、震え上がる。その反応に喜びながら、豚尻は指を動かして菊門の奥を探る。アナルはヒクヒクと異物の侵入を拒み、激しく脈動する。その感触を楽しみながら豚尻はさらに奥に指を挿入しようとする。だが、優のアナルは激しくそれを拒絶する。その反応に豚尻はさらに邪悪な笑みを漏らす。
「やめた。こっちの処女も開通だ!!」
 優を押さえつけたまま、豚尻は優の愛液で濡れそぼった肉棒を引き抜くと、間髪おかずに優のアナルにそれを捻じ込んでゆく。小さく、異物の侵入を拒む優のアナルはさらにすぼまって豚尻の侵入を拒もうとする。しかし豚尻は肉棒に付着した愛液を潤滑油代わりにして、優の中に無理矢理それを捻じ込んでゆく。
「ひぐっ!ああああっっ!」
 小さな穴を無理矢理にこじ開けられて、優は双眸に大粒の涙を湛えて絶叫する。その姿にはもう、先ほどまでの凛とした気高さは残されていなかった。体を支配した快楽と、自分の理性を打ち壊す暴力。それに完全に飲み込まれ、叩きのめされ、屈服していた。
(まだまだ、目が死んでいない)
 優のヴァギナを、アナルを引き裂き、真紅の血で染め上げながら、ふたつの穴を交互に犯し、抉り、自分のモノに慣らしてゆく。込み上げてくる快感にこの上もない喜びを感じながらも、豚尻はまだ完全に満足していなかった。それはまだ優の目の中に、何かが残されているのを感じたからだった。それを完全に破壊するまで豚尻は満足できなかった。
「ひぐっ!ひああああっっ!ふぐっ、ううううっっ!!!」
「ぶひぃぃ、それが壊れるまで、何度だって飲ませてやる。何度だってイかせてやる。何度だって、何度だって」
 豚尻は優の最奥で果てる。子宮口をこじ開け、その中で溜まった精液を解き放つ。お腹の中がいっぱいになるほどの量に優は全身を強張らせて震え上がる。優の膣内で射精しながら、豚尻は二本目の薬の封を切り、悲鳴を上げる優の口に流し込んでゆく。懸命に抵抗する優だったが、後から口元を抑え込むようにされては、抵抗しきれない。再び気が狂いそうな快感が優の体を支配する。
「あっ、はがっ、ああああっ!」
「ぶひひひっ、待っていな、すぐに気持ちよくさせてやるよ。すぐにな!」
 苦しそうに悶える優を下卑た目で見下ろしていた豚尻は、そのいまだ硬く張り詰めた肉棒を再び優の膣内に捻じ込んでゆく。逃れることのできない無限地獄、その他だ中で優は最後に残された理性をかき集めてもがいていた。
(ごめん、もうキミには・・・)
 真っ暗に染まってゆく双眸の向こう側にはあのときの少年の笑顔がくっきりと浮かび上がっていた。その少年の顔もやがて闇に飲み込まれる。それが優の最後の理性が闇に完全に飲み干された瞬間だった。
 そして優を完全に闇が包み込む。欲望という名の闇が・・・

   続く


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