第3章 文学少女淫読


 「んぐっ・・・んんっっ・・・ぷはっ・・・」
 艶かしい水音を立てながら椅子に座った男のペニスを舐めまわす少女。その股間からはどろどろと精液があふれ出し、セックスがつい先ほど終わったばかりであることを示していた。つい先日まで処女で膣内射精を頑なに拒絶していただ彼女だったが、男の執拗な攻めについに陥落していた。
 「くくっ、沙希もおしゃぶりがうまくなってきたな・・・」
 「ぷはっ、ありがとうございます、ご主人様・・・」
 昼夜を問わない遊馬の攻めに虹野沙希の精神は完全に破壊され、いまや遊馬に従順なメス奴隷と化していた。その沙希に今しがたまで沙希の膣を攻めていたペニスを綺麗にさせながら、遊馬は沙希の頬を撫でる。すると沙希はペニスから口を離すと嬉しそうな顔をする。今の先にとって遊馬はいなくてはならない人と化していた。
 「詩織ちゃんもそろそろ素直にならないかい?」
 「わたしはあなたたちの言いなりになんかなりません!人を暴力と陵辱で屈服させるなんて・・・」
 壊れた沙希を涙目で見つめていた詩織に秀馬が話しかけると、詩織は毅然とした態度で秀馬を睨みつける。ここに連れて来られた日以後、処女のまま精液を膣内に注ぎ込まれ、貞操帯で押さえつけられ放置される日々に耐え抜きながら、詩織はどうにか正気を保っていた。そしていつか助かる日に望みを託して、懸命にこの双子に抗っていた。そんな未だに毅然とした態度を取る詩織に秀馬は手を出してくることはしなかった。ただじっと時が来るのを待ち構えている、そんな風に詩織には見えた。
 「まあ、いいさ。そのうちに・・・ね。だけどオレも性欲処理の奴隷が一人欲しくなってきたな・・・」
 毅然と自分を睨みつけてくる詩織の視線を往なしながら秀馬は肩を竦めてみせる。とはいえ、詩織がいつ屈服するか、わからない以上自分も沙希のような奴隷が欲しくなって来ていた。しかし、沙希は完全に遊馬の奴隷と化し、遊馬にべったりとして離れない。そこで秀馬は自分専用の奴隷を欲するようになってきていた。
 「さてと・・・どのこにしようかな・・・っと!!」
 いつものようにダーツを手に取ると、それを無造作に放り投げる。勢いよく壁に突き刺さったダーツの先には一枚の写真があった。そこにはメガネを書けた少女が本を読みふける姿が写っていた。
 「如月・・・未緒か・・・」
 新たな獲物が決まったことに秀馬はその醜悪な本性を垣間見せる。その笑みは邪悪な笑み、そのものであった。


 放課後。人も疎らな図書室。その片隅で如月未緒は本を読みふけっていた。静かな図書室で読書を楽しむ。それが彼女の楽しみであった。じっくりと本に集中し、時間を忘れて本を読む。そんな彼女の耳にチャイムの音が聞こえてくる。ようやく現実に戻った未緒は自分の時計に目を落とす。
 「あっ。もうこんな時間だ・・・」
 読書に集中するあまり下校時刻を過ぎていることに気付かなかった未緒は慌てて鞄に本をしまうと、図書室を後にする。その未緒に視線を送る者がいたことに気付きもしないで・・・
 「もうこんなに真っ暗・・・最近行方不明の人たちがいるって言うし・・・早く帰らないと・・・」
 未緒はそんなことを言いながら表情を曇らせる。消えたのが自分の友人達であったからである。彼女たちが無事であるといいと思いながら早足で家路につく。人気のない暗がりを歩くと妙に後ろが気になってくる。誰かにつけられているのではないか、次は自分が狙われるのではないかと不安に駆られる。必然的に後ろを気にしながら早足で歩くことになる。
 「んっ・・・誰もいない・・・よね・・・」
 後ろを気にしながら歩く未緒は前を歩く誰かにぶつかってしまう。勢いよくぶつかったため未緒は姿勢を支えきれずに尻餅をついてしまう。ぶつかられた相手の方も体勢を崩しそうになりながらも何とか持ちこたえる。
 「ててっ、誰だ・・・って、如月さん?」
 「えっ?あ・・・岬君・・・」
 声をかけられてようやく未緒はぶつかった相手が同級生であることに気付いた。そして安堵感を覚えホッとする。そんな未緒に秀馬はスッと右手を差し伸べる。立ち上がるように差し出されたその手を未緒は何の疑いもなく握り締める。一瞬痛みのようなものを覚えたが、それが何なのかはわからなかった。しかしすぐに未緒の眼の前が暗転する。足元もおぼつかなくなり、秀馬の胸の中に倒れこみ、そのまま意識を失ってしまうのだった。
 「油断大敵だよ、未緒ちゃん・・・」
 未緒を抱きしめながら秀馬は面白おかしそうに笑い、右手に嵌めた指輪を外す。秀馬はそれを布で包みポケットにしまうと、未緒を抱え上げ闇の中に消えてゆくのだった。


 「ふああああっ!!いいよぉぉっっっ!!」
 激しい歓喜の声が未緒の意識を覚醒させる。まだ朦朧とする頭を擦りながら身を起こした未緒はそこに信じられない光景を見る。椅子に座った全裸の少年、その少年の膝の上に座って膝を立てて激しく腰を動かす全裸の少女。いわゆる淫行、セックスという奴である。先ほど自分の目を覚ました声はこの少女の上げたものだったのである。
 「何でこんなところに・・・あっ!!」
 自分がどこに連れて来られたのかわからない美緒は不安そうな顔で辺りを見回す。すると壁際に首輪と鎖で繋ぎとめられた少女の姿を認める。そしてその少女に未緒は見覚えがあった。最近行方不明になった級友、藤崎詩織であった。驚く未緒の耳にまた先ほどの少女の歓喜の声が聞こえてくる。詩織の姿を認めた未緒はその声にも聞き覚えがあることに気付き、先ほどの少女の方を恐る恐る見つめる。少年のペニスを気持ち良さそうに受け止め、腰を振る少女、虹野沙希の顔も未緒はよく見知っていた。いや、知らないはずがなかった、大の親友の顔を。
 「なに・・・何がどうなって・・・」
 「如月さん・・・逃げて・・・」
 壁に繋がれた詩織が必死の表情で訴えかけてくる。一体何がどうなっているのかまるでわからず、未緒はおろおろとするばかりであった。そんな未緒に詩織はただ早く逃げるように勧めてくる。するとその詩織の声を遮るように一人の少年が未緒の視界に入ってくる。
 「え・・・岬君・・・どうして・・・」
 何故彼がここにいるのか、何をしているのか、未緒にはまるで理解できなかった。ただ呆然と彼を見つめることしかできなかった。が、ここにいたって未緒はようやくあることに気付く。虹野沙希を抱きかかえ、セックスをしている相手の顔が今自分の目の前にいる少年と同じであることに・・・何がなんだかまるでわからず、混乱しきった未緒は青くなりながら自分に歩み寄ってくる秀馬に問いかける。
 「何をしているの・・・ここはどこなの・・・どうしてそんなこと・・・」
 「どうしてもなにもないよ。君をここに連れてきたのは僕なんだから・・・」
 ニヤニヤと笑いながら未緒を見つめる秀馬。その目を見た未緒は思わず身震いする。冗談なのいわない、獲物を狩る獣の目をしていたからだ。そしてその目が自分を射抜き狙っているのがわかる。それがわかるからこそ未緒は後退し、逃げようと試みる。しかし震える体には力が入らず、後ろに下がることすらままならない。
 「さてと・・・虹野さんの次の獲物はキミだよ、如月未緒君・・・」
 そういいながら秀馬は唇を舐めながら未緒の足首を掴む。カタカタと震える未緒は抵抗も出来ず、ただ秀馬を見つめるだけだった。そんな未緒の足首を掴んだ秀馬はそのまま彼女を一気にひっくり返す。体に力の入らない未緒は抵抗すら出来ずにベッドに倒されてしまう。スカートが捲れ上がり、白い下着が露になる。
 「やっ・・・見ないで・・・」
 下着が露になったことに気付き、未緒は慌てて手でそこを覆い隠そうとする。しかしそれよりも早く秀馬の手がその未緒の手を押さえ込み、露になった下着に顔を近づけてくる。未緒は必死になって抵抗しようとするが、両とぉ塞がれていてはどうすることもできない。弱々しい抵抗しか出来ない未緒に見せ付けるかのように秀馬は彼女の下着の匂いを嗅ぐ。
 「臭いな・・・小便臭い・・・まだトイレに行って間もないみたいだな・・・」
 「ひっ!!いやぁっっ!!匂いなんて嗅がないで下さい!!」
 秀馬が自分の下着の匂いを嗅いでいることに気付いた未緒は必死になって抵抗するが、体に力が入らない以上まともな抵抗など出来るはずがなかった。その弱々しい抵抗はかえって秀馬を喜ばせるだけで、何の意味も持たなかった。秀馬は下着の匂いを嗅ぎながらニタリと未緒に笑って見せる。
 「味の方はどうなっているのかな?」
 「えっ???・・・・ひっ!!何を・・・いやぁぁぁっっっ!!」
 秀馬がなにを言っているのかわからなかった未緒の抵抗が一瞬止まる。その瞬間、秀馬は下着の上から未緒の処女マンコを舐め上げる。そのおぞましい感触に未緒は目を見開き悲鳴を上げる。しかし、それでやめる秀馬ではない。嬉しがって何度も何度も未緒の股間を舐めてくる。
 「しょっぱいな・・・小便の味か・・・ん?他の味もしてきたぞ?」
 「やだっ、やだぁっ!!やめてください!!」
 「なんだ、如月さん。こんな状況で濡らしているんだ・・・」
 未緒の股間を舐めていた秀馬はそう言うと顔を離す。涙目で主馬を見つめていた未緒は秀馬の言葉の意味が理解できなかった。自分のどこが濡れているのかまるでわからない。するとそれを教えるかのように秀馬は彼女の股間に指を押し付けてくる。そして下着の上からヴァギナを擦り始める。
 「ほら、下着にこんなシミが出来るくらい濡れてきた・・・」
 「いやっ・・・そんなところ、触らないで下さい!!」
 いやいやと頭を振る未緒だったが、秀馬がその言葉を聞き入れることはなかった。何度もこすりつけ擦りあげてくる。次第に下着は濡れ、小さなシミを作ってゆく。そのシミをさらに広げるように秀馬は未緒の股間に指を強く、早くこすりつけてゆく。それに答えるように未緒の股間のシミも大きくなってゆく。
 「あ〜あ、もうビショビショだ。脱がさないと風邪ひいちゃうね」
 「だめっ!だめです!!」
 ニヤリと笑った秀馬は未緒のパンティに手をかける。危険を察した未緒は慌ててパンティに手を掛け、それを阻止する。しばらくも見合っていたが、やがて秀馬のほうから手を離してくれる。諦めたのかと未緒が思った瞬間、秀馬は勢いよく反対の手で未緒のパンティを毟り取る。
 「あっ!いやぁぁっっ!!」
 小気味いい絹を引き裂く音と共に未緒のパンティは引きちぎられる。あまりに一瞬のことだったため未緒は対応が遅れ、その秘部を秀馬の眼前に晒してしまう。秀馬の視線が自分のそこに集中しているのがいたいほどわかる。だから慌てて手で覆い隠そうとするがそれも秀馬に阻止されてしまう。
 「色素も薄いけど、毛も薄いな・・・ほとんどパイパンに近いじゃないか・・・」
 「ひっぐ・・・見ないで下さい・・・」
 じっと見つめられる秘部を隠せない未緒は顔をそらして耐えようとする。その未緒の秘部をじっくりと観察しながら秀馬は指先で秘部の外郭を撫で回す。その感触に未緒は震え上がりながら秀馬にやめるように訴えかける。しかしその訴えをあざ笑うかのように秀馬は濡れた大陰唇に指を差し込んでゆく。
 「ほら、こんなに濡れちゃって・・・糸引いているよ・・・」
 「ひぐっ・・・そんなこと・・・言わないで下さい・・・」
 膣からあふれ出した蜜を指に絡めつけると秀馬はヴァギナから指を離す。指に絡みついた蜜は名残惜しそうにヴァギナと指の間に糸を引く。自分のヴァギナがそんな風になっているのが信じられない未緒は頭を振って嫌がるが、秀馬は濡れて糸引く愛液を未緒の眼前にまで持ってきて見せ付ける。
 「こんなに濡れていたら、膣内はもっとビショビショだろうな・・・」
 指先の濡れ具合を確認した秀馬はおもむろにその指を膣内に差し込んでゆく。ヌプヌプと入ってゆく異物の感触に未緒は悲鳴を上げる。その悲鳴を聞きながら秀馬は処女膜を傷付けないように気をつけながら、指先で膣壁を撫で回し、未緒を刺激する。やがて空気を含んだ愛液がクチュクチュと音を立ててくる。
 「濡れ方がすごいからここの音もすごいや」
 「ひぐっ!!いやぁ・・・かき回さないで・・・ああっ!!」
 クチュクチュと膣内をかき回される感触に未緒は激しく頭を振る。同時に体の奥底からふつふつと沸いてくる熱さをも追いやろうとする行為だった。しかし、いくら頭を振ってもその感覚から逃れることはできない。むしろどんどん体中に広がってゆき、体がその感覚に従って声を上げているように未緒には思えた。
 「んっ?如月さんはここがお好みみたいだね?」
 「ひあっ!!そこだめ!!」
 未緒の声が一際高くなる箇所を秀馬は重点的に攻め立ててくる。その攻めに未緒は体が痺れるような感覚に見舞われる。絶え間なく襲ってくる快感に翻弄されながら未緒はその快感に懸命に抗い、逃れようと体をよじらせる。しかし、秀馬はそうはさせまいと指先で未緒の喜ぶ箇所を徹底的に攻めてくる。
 「やっ・・・もう・・・なにか・・・来る・・・」
 「イきそうなの?いいよ、イっても。いや、派手にイけ、如月未緒!!」
 「ひゃあぁぁっっ!!いやぁぁっっ!!」
 体の奥底からこみ上げてくる絶頂に未緒は激しく頭を振る。その行為に未緒の絶頂が近いと察した秀馬は顔をのぞかせたクリトリスをつまみあげ、激しく指を動かして未緒を絶頂へと導いてゆく。絶頂へと登りつめてゆく感覚に未緒は恐怖し、悲鳴を上げる。それでも秀馬は手を離さずさらに激しく指を動かしてくる。
 「ひぐっっっっ!!もう・・・らめ・・・」
 秀馬の指が赤く肥大した未緒のクリトリスを弾いた瞬間、未緒の体が大きく仰け反る。そして小刻みに震え、ヴァギナから半透明の液体を迸る。未緒が絶頂に達したことを確認すると秀馬は彼女から手を離し、自分の手に付いた彼女の愛液をじっと見つめる。手首の辺りまで滴り落ちてくる愛液がキラキラときらめいているように見えた。
 「これだけ濡れていれば十分だな・・・」
 秀馬はそういいながら手に浮いた愛液をぺろりと舐める。そして絶頂に達し呆然としている未緒の眼の前でズボンのジッパーを下ろし前を開放する。ズボンから開放されたペニスが勢いよく飛び出してくる。しばし、それを呆然と見つめていた未緒だったが、醜悪に脈打つそれが彼女の意識をはっきりとさせてくれる。
 「え・・・あ・・・いや・・・」
 これから秀馬が何をする気なのか、未緒にも容易に理解できた。だから慌てて体を隠すようにして後退する。その未緒に肥大し、脈打つペニスを見せ付けるようにしながら秀馬は彼女ににじり寄る。恐怖に体が震え思うように動けない未緒はあっという間に秀馬に足首を掴まれてしまう。
 「やめて・・・お願いだから、やめてください・・・」
 「・・・そんなにやめて欲しいの?」
 「はい・・・お願いします・・なんでもしますから・・・それだけは・・・」
 大粒の涙をぼろぼろとこぼして未緒は秀馬に懇願する。それを見た秀馬の動きが止まる。必死になって懇願する未緒に同情したのか、しばし考え込んでしまう。
 「そんなにイヤなら仕方がないか・・・じゃあ、こうしよう」
 「え?」
 「この本を声を出して読んでみて。その本の通りにするんだ。そうすればいいよ」
 そう言って秀馬が未緒に手渡したのは一冊の本であった。カバーを見た未緒は安堵する。それは先ほどまで未緒が読んでいた純愛小説であった。キスシーンはあったが、性交まではない。キスシーンも唇ではなく頬にするものだ。これならばあの人を裏切ったことにはならない。そう思った未緒は秀馬の申し出を受け入れる。
 「ちゃんと書いてある通りにするんだよ、いいね?」
 「はい。わかりました・・・」
 「じゃあ、しおりの挟んであるところから読んで・・・」
 秀馬の指示通り、未緒はしおりが挟まれた箇所を広げる。文を読もうと目をやり、そこに書かれた分を見て硬直してしまう。そこに書かれていたのは純愛小説とは程遠い濃厚なセックスが描写されていた。本の表紙を確認した未緒はそこでようやく自分が秀馬にだまされたことに気付く。
 「あっ・・・ああっ・・・」
 「どうした?早く読めよ?」
 「こんなの読めません・・・」
 文に目を通した未緒は恥ずかしさに首を横に振る。その瞬間だった。物凄い勢いで秀馬の右手が未緒の頬を殴打する。メガネが吹き飛ばされそうになりながら未緒は何とか持ちこたえる。その未緒の頬を秀馬は掴むと無理矢理自分の方を向かせると、顔を近づけてくる。
 「突っ込まれるのはいや。この本を読むのもいや。いい加減にしろよ?」
 「でも・・・」
 「ああ、いいよ。こっちも我慢できないんだ。できないならこのままぶち込んでやる!!」
 未緒の言葉に秀馬は切れたかのように怒鳴り散らすと、未緒の足首を掴みまた彼女をひっくり返す。そして濡れ、口を開いたヴァギナにいきり立ったペニスを宛がうと、そのまま奥に押し込むとする。そこまでされた未緒は悲鳴を上げて謝ってくる。
 「御免なさい・・・読みます、読みますから・・・それだけは・・・」
 「今度こそちゃんと読めよ?そして書かれていたことを忠実に再現するんだ。いいな??!!」
 涙ながらに懇願してくる未緒に秀馬はようやくペニスを放してくれる。そして大声で怒鳴りつけ脅迫してくる。その秀馬の態度に恐怖し未緒は何度も、何度も頷いてくる。カタカタと震える手で本を開きなおすと、涙の溜まった目で文を追い、読み上げてゆく。
 「『男は少女の顔にペニスを押し付けてくる。恐怖に震える少女はその熱くたぎったペニスをゆっくりと舐め上げてゆく。裏筋から袋、そして亀頭と丹念に舐め上げてゆく』」
 そこまで未緒が読むと秀馬はその熱くたぎったペニスを未緒の顔に押し付けてくる。今読んだ箇所を再現しろというのだ。もちろん拒否など許されないだろう。覚悟を決め未緒は恐る恐る秀馬のペニスを舐め上げてゆく。舌先で触れるだけで熱さが伝わってくる。ペロペロと丹念に舐めあげると、さらに脈打ち、大きさを増してきたように未緒には思えた。
 「しっかり舐めないといつまで経ってもイかせられないぞ?」
 秀馬はそう言うと未緒の髪を鷲掴みにしてくる。いま読んだ分の先には確かに男が絶頂を向かえ、少女の顔を精液で汚すところが描かれていた。そんなことを言われてもフェラチオどころか、男性の性器を初めて見る未緒にとってどうすればいいのかさえわからなかった。オロオロとしていると、焦れた秀馬が彼女の髪を掴み無理矢理口の中にペニスを押し込んでくる。その熱さと大きさ、匂いにむせ返り、未緒は咳き込みながらペニスをくわえ込む。
 「んぐっ・・・んんんっ・・・ふぐぅぅぅっっっ!!」
 まともに呼吸ができない未緒は何度もむせ返りペニスから逃れようとする。しかし、秀馬は彼女の頭を押さえ込み、それを許さない。苦しさに何度も何度も咳き込む未緒の口内を秀馬のペニスが我が物顔で蹂躙する。いきり立ったものを頬肉や下にこすり付け、喉の奥にまで押し込んでくる。その度に未緒は顔をしかめ苦しそうな声を上げる。それでも秀馬は彼女の頭を押さえ込んで無理矢理口内を犯す。

 「その先がどうなっているか、読めるかい?」
 秀馬の言葉に未緒はちらりと本のほうに目をやる。そこには口内を犯され苦しむ自分と同じ少女の光景が綴られていた。そしてその先には口内に、顔の射精される少女の様子が描かれていた。そしてそれがこの先に自分に待ち受けている現実であることを未緒は理解した。その証拠に秀馬の未緒の口内を犯す速度が増してきている。それは限界が近いことを示していた。激しくのどの奥までペニスを押し込み、秀馬は極みを目指す。そんな秀馬のなすがままになりながら未緒は体の心から火照る感覚を抑えきれないでいた。
 「よし、イくぞ!!しっかり受け止めろよ!!」
 そう叫んだ秀馬はペニスを力いっぱいのどの奥に押し込んでくる。勢いよく迸った精液が未緒の喉に絡みつく。喉の奥に発射した秀馬はそのまま奥に何度も射精する。喉の奥に絡みつく粘液に未緒はむせ返り、何度も咳き込む。それでも秀馬は手を離さず、射精が終わるまで未緒を押さえつけていた。
 「うし、これで口の中は終わり。ちゃんと飲み込めよ?」 
 「がはっ、げほっ、げほっ!!」
 激しくむせ返り、喉の奥に放たれた精液を吐き出す未緒を見ながら秀馬はその彼女の眼前で射精を終えても勢いを失わないペニスを自分の手で擦りあげる。イったばかりのペニスはすぐに反応を示す。そして今度は喉に絡みつく精液にむせ返る未緒の顔面目掛けて白濁の粘液を勢いよく射精する。未緒の顔を、メガネを白い粘液が染め上げる。その白い粘液が顔から垂れ下がり、視界を白く染める。その粘液の熱さが未緒の体の奥底に染み渡ってくる。
 「ふうっ・・・なかなかよかったぞ・・・」
 「げふっ、げふっ・・・こ、これでもう許してもらえますか・・・」
 「何言ってるんだ?まだ先が残っているだろう?早く読め!!」
 顔を精液と涙と涎にぬらした未緒はもう終わりにして欲しいと懇願する。しかし、秀馬はそれをあっさりと拒絶する。絶望に打ちひしがれながら未緒はもう一度本に目を落とす。精液に濡れためがねでは文を読めないのでそれを拭い取る。ニチャっとした感触が気持ち悪かったが、我慢してそれを拭い落とす。そしてメガネをかけなおすと先ほどの続きを読んでゆく。
 「『男のペニスを嘗め回した少女の体は我慢の限界に達していた。体の奥底から男を欲し、早く貫いて欲しい、早く自分を満たして欲しい男に懇願する・・・』・・・え?うそ・・・」
 「そうかい、そんなに俺のものが欲しいんだ・・・なら、いまくれてやるよ!!」
 「ひっ!!いやぁぁぁっっ!!」
 文を読んでいた未緒は青ざめる。その先に書かれていたのは性交、セックスシーンであった。そしてそれを聞いた秀馬は嬉しそうに笑うと、未緒の両足首を掴んで大きく左右に押し開いてくる大全開になった未緒の股間に勢いを取り戻し、激しく脈打つペニスの先端を押し付けてくる。
 「いやっ!それだけはしないって約束したのに・・・」
 「してくれって望んだのは君のほうだろう?俺は自分から君の処女を奪おうとはしていないぜ?」
 「そんなの詭弁です!いや!!入れないで!助けて、お父さん、お母さん・・・○×くん・・・」
 「へぇ、如月さんも○×のことが好きなんだ・・・」
 思わず口を突いて出た言葉を秀馬は聞き逃さなかった。未緒は肯定しなかったが、顔を背け赤く染めていてはそれを否定しているようには思えない。その未緒を徹底的に苦しめ、貶めたい。そんな思いがふつふつと秀馬の心の中にわいてくる。そして秀馬は実行に移す。
 「ほら見てごらん、如月さん・・・」
 秀馬はそう言って大型モニターの方に未緒を押し出す。大型モニターに画面が映り、○×の姿が画面いっぱいに映し出される。それは先日沙希の処女を奪うときに見せた映像だった。使いまわしだが、未緒はそんなことを知らない。ただ、画面に映る好きな男の子の視線が自分の方を向くたびに恥ずかしそうに体を縮こませる。
 「さて、大好きな王子様の眼の前で如月さんの処女喪失イベントの開幕だ!!」
 「そんな・・・やめて・・・」
 「助けて欲しければ眼の前の王子様に助けを求めるんだね・・・」
 蹲る未緒の片足を捕らえると、秀馬は熱く勃起したペニスを未緒のヴァギナに押し付けてくる。熱い肉棒が自分の中に入ってくるのを感じて未緒は号泣して許しを請う。しかし、秀馬はそっけなくそれだけ言うと、さらに腰を押し進めてくる。未緒は激しく頭を振って助けを求める。
 「助けて・・・助けて、○×君・・・」
 しかしその未緒の助けを求める声は画面の向こう側の○×に届くことはなかった。画面上の○×の視線が未緒のほうに向いた瞬間、肉棒が未緒の中に入ってくる。異物の侵入を拒む膣壁を無理矢理押し開き、奥へ奥へと押し進む。膣壁をし広げられる激痛に未緒は声にならない悲鳴を上げる。
 「あっ・・・かはぁっ・・・」
 「これで未緒は俺のものだ。羨ましいか、○×・・・」
 「ひっ、いたっっっ!!!いやぁぁぁっっっ!!!」
 画面上の少年にそう言うと秀馬は勢いよく腰を押し込んでくる。未緒の最後の牙城が突き破られ、未緒が激しい痛みに悲鳴を上げる。ブチブチと処女膜を突き破り、秀馬のペニスが未緒の子宮口まで到達する。奥までペニスを押し込んだ秀馬は痛がる未緒に遠慮することなく、抽送運動を開始する。激しく腰を叩きつけ、膣壁を雁首で擦りあげ、亀頭で子宮口をこじ開ける。秀馬が動くたびに激痛が未緒の体を襲い、その度に未緒は震え上がり激しく頭を振る。
 「もう・・・ああっ、ゆ・・・るして・・・」
 「何言っているんだい?まだ始まったばかりじゃないか・・・」
 「いや・・・助けて・・・」
 「○×なんて助けに来てはくれない。これから君は僕と遊馬の相手をするんだ、ここがいっぱいになるまでね・・・」
 ニヤニヤ笑い、激しく腰を未緒に叩きつけながら秀馬は未緒の下腹部を擦る。それが膣内射精をすると宣告していることを未緒は理解し、悲鳴を上げる。
 「いやぁぁっっ!!それだけは、いやぁぁっっ!!」
 「無駄な足掻きだよ。君は逃げられない。永遠にね・・・」
 「いやぁぁぁぁぁっっっ!!!」
 死刑宣告にも似た秀馬の言葉に未緒は声の限り絶叫する。その瞬間、秀馬は未緒の膣内に熱い液体をぶちまける。膣の中を満たしてゆく液体を感じながら未緒はそれがなんであるかを理解し絶叫する。未緒にとって地獄の宴、それはまだ始まったばかりであった。


          文学少女淫読  了


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