〜002編〜


俺の名はジェット・リンク。

またの名は002だ。

あんまり番号で呼ばれるのは好きじゃねえがしょうがねえ!

黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)とかいう奴らにサイボーグとかいうもんに改造されちまったんだ。この名で呼ばれることも多少は慣れねえとな。

俺らはここにいる8人の仲間とその黒い幽霊団と戦っている。というか、追手から逃げているだけだが、まあ、しょうがねえ。やつらは手ごわい。004の言う通り、俺一人が熱くなっても勝てる相手ではねえからな。まあ、こいつらとうまくやっていくしかねえしな。

しかし、こいつらみんな変っているよな。

まあ、民族もお国柄も違うからしょうがねえけど、仲間を持つことをしなかった俺様としては、一寸やりにくいところはある。

005なんかは、今日のペンキ塗りで、俺の大作を真っ白に塗りつぶしやがったし!全く感性がわからねえよ!

まあ、005のことはどうでもいい!俺が気になるのは009だ!

奴は俺たちの中で最後に改造されたから性能がいいのはわかるが、とんでもねえ甘ちゃんだ!そんな奴にあの003が最近近寄っていっているのが、気に食わねえ!

003、俺らの中での唯一の女だ。これが、なかなかいけていやがる。胸なんかも俺好みで、結構豊満である。一寸気が強ええところなんかも俺好みだ。

こういういい女をひいひい言わせてみたくなる。

俺の勘では、こいつはまだ処女だ。経験はなさそうだ。

初めての奴は面倒くせえから、俺的にはあんまり好きじゃねえが、こんだけのいい体の女なら、まあ面白そうだ。俺様のテクニックで、初めてのくせに激しくいかせてやろうじゃねえか!

俺は隣に座ってメシを食っている003の横顔を盗み見る。

う〜ん、確かにいい女だぜ!

こちとら40年女を抱いていねえんだ!

こっちもずいぶん溜まってきているしな、いっちょこいつを連れ込んで、やるか!

最初は嫌がるかも知れねえが、まあ、女なんて奴あ、一回やっちまえば、後は尻尾を振ってついてくるってもんだ。問題ねえ!

問題なのは、周りの連中の方だ。

こいつらも、003を狙っているかもしれない!

となると、抜け駆けした事がわかったりしたとき、このチームワークが乱れるかもしれねえ!

この間の0010や0011の襲撃も、9人のチームワークで乗り切れたんだ。今後来るであろう刺客のことを考えると、9人の和が乱れるのは俺としても嬉しくない。

う〜ん・・・。

まあ、やっているところが他の連中からわからなければ、問題ねえか!

じゃあ、どうするか・・・。

003をかっさらうか?

いやこいつだ。009だ。

こいつの加速装置は、俺のより優れている。

それに、こいつも003を狙っているはずだ。0010の一件以来、こいつらは急に親密になりやがった。まあ、あん時は009様々だったからしょうがねえが・・・。







「うわあああああああああああああああ!!!!!」







お!なんだ!

009が叫びやがった!

俺の考えを読みやがったか!

おいおい、何だよ!







「あっ・・・・。いや・・・・そのう・・・・、ああ、この唐揚げ美味しいね!006!」







何だよ、脅かすんじゃねえよ、009。

美味さの表現か?今のは。まったく東洋人ってのはよくわかんねえなあ!

そうだよ、問題はこいつなんだよな。こいつを出し抜ける場所は・・・・。

そうか!空中か!

空中なら俺様について来れる奴あいねえ!

空中ファック!

結構刺激的かも知れねえ!

よし、メシが終わったら、さっそく加速装置で003をかっさらうか!

俺はもう一度、横にいる003の顔を見る。

003、じっくり楽しませてやるぜ!

「あら、002。なに?」

003が気付きやがった!

「あ・・・いや・・・何でもねえよ。」

俺は、いつも通り一寸無愛想にごまかした。

003がニコニコしながら、俺の方をみていやがる。

あ・・・なんかいい匂いがする・・・・女の匂いだ。

くそー!今まで気にしていなかったのに、急に気になりだしやがった!

ギルモア博士め、何でサイボーグなのに003から生々しい女の匂いがするんだよ!

俺は思わず彼女の下半身を盗み見してしまう。

座っている彼女のスカートから形の良い太腿が二本伸びている。

う〜!たまらねえ!

ここでやっちゃうか?!

それはやべえ!

でも、我慢できねえ!

となると・・・。

加速装置!!!

俺は加速装置のスイッチを入れると、すぐ行動に移った。

急がねえと、009が気付きやがったら、追いつかれる!

003を小脇に抱え、窓まで走る。

そして、ジェット噴射!

俺は一気にコズミ家の上空まで003を抱え飛び上がった。

ここまで来れば、誰も追いついて来れねえ!

加速装置をとく。

「え!?ここは!」

003が俺の腕の中で驚きの声を上げる。そりゃそうだ、彼女にしてみればほんの0.1秒前まであそこでメシ食ってたんだからな。

「よう、003。食後の空の散歩ってのはどうだ?」

003は自分が俺の腕の中に抱かれていることに気付いた。

「ちょっ・・・ちょっと、002!なによ、これ。離してよ!」

003が恥ずかしさのためか、顔を赤らめながら、俺の腕の中から逃げようともがきだす。

ふ、いくらサイボーグといっても、女のか弱い力で俺の腕からは逃れられねえよ!

「おっと、003、下見ろよ。落ちちまうぜ!」

「え?!あ・・・きゃあー!!」

003が今度は俺にしがみつく。ふふふ、いい感じだぜ!柔らかい胸の感触がまたいいぜ!

俺は片手で003の体をしっかり支え、もう一方の手で尻のあたりを撫で始める。

「あ・・!?・・・ちょっちょっと、002、やめてよ!」

003が再び俺の腕の中でもがきだす。顔が羞恥で赤らみながらも、俺のことを睨んでいる。いいぜ、こういう気の強いところは俺好みだ!

「おっと、しっかり捕まっていないと落ちるぜ。」

と言いつつ、俺は手をスカートの中に侵入させる。

「ちょちょっと!いや!002、何するの!やめて!」

003は俺の愛撫を嫌がり腰を逃がす。と、バランスが崩れ、俺の手の中から落ちそうになる。

「・・・ああ!きゃあああ!!!」

彼女は落ちる怖さに再び俺にしがみつく。

そんな彼女の様子は、俺にとって楽しかった。

俺は彼女の顔を上げさせると、その唇を奪った。

「んん!んんんんんん!!!!!」

003が俺の唇の下で声を上げる。003の唇が俺の下で蠢く。柔らかい、いい感触だった!

「な・・・・なにするの・・・・!」

唇を離すと、003が目に涙を浮かべながら、俺を睨む。でもその語気は少し弱くなっている。少なからず今のキスにショックを受けているようだ。舌も入れない軽いキスなのにな!やっぱりこいつは初めてだな!

「いいじゃねえかよ!003があんまり綺麗で魅力的だから思わずしたくなったのさ!」

俺は軽く言い放ち、スカートの中の手で、003のあそこを優しく愛撫する。

「あ!いや!そんなところ!あはああ。だめ!」

003が弱々しく俺の中で身をよじる。

今度はその微妙な谷間を軽く押してやる。

「ああ!ひいいいいいいい!!」

003が悲鳴をあげる。感じているわけではなさそうだが、ショックが強いようだ。結構敏感じゃねえか!これなら中に入れたら・・・・おっとやべえ、俺のモノがいきり立ってきちまいやがった。

だめだ!40年もやってねえと、ここも我慢が出来なくなっちまったようだ!

ちょっと早いが、突っ込むか。

俺は003の下着を脱がしにかかった。

「あ!いや!002、やめて!」

俺はそういう003の言葉を無視し、彼女の片足を抱え込み、その秘芯に俺のいきり立つモノを当てる。

「いや!だめ!あ!それだけはいや!」

俺はまだ濡れきっていない003のそこに自分のモノを一気に突き立てた。

「は!!い!いやああああああああああ!」

夜空に003の絶叫がこだまする。

003のそこはとてもきつく、俺のモノを締め付けていた。しかし、ただきついだけではなく、柔らかく包み込むようなところもあり、俺のモノに激しい快感を与えていた。

これは、いいぜ・・・。ここも上等だ!

中に入れているだけで気持ちがいいぜ!

ああ、でも我慢できねえ!

俺はすぐ我慢できなくなり腰を使い始めた。

「あ!ひい!だめ!痛い!ああ!動かさないで!ひいい!!」

003が俺の腕の中で悶える。しかも墜落の恐怖もあるためか、しっかり俺に抱きついている。

豊満な胸が、俺の胸の下でつぶれている。その感触もたまらない。

俺は、しばらくピストン運動をした後、今度はリズミカルにグラインドをはじめる。

「あ!はあ!いや!だめええ!!ああああ!」

003の声が変化し始める。ちょっと鼻にかかった色っぽい声だ。

あそこの滑りも良くなってきている。

へへへ。俺様にかかれば、処女だろうとこんなもんさ!もっといかしてやる!

俺は再びピストン運動をはじめる。しかも、強弱をつけて!

「はああああ!だめ!あ!いやあ!お・・おかしくなっちゃう!ああ!だめえええ!!はああひいいいいいい!!」

003が俺の腕の中で悶え狂う。ふ!軽いもんさ!もうすぐこいつはいっちまうぜ!

おっと、締め付けもきつくなってきたぜ!そろそろいくぜ!

「003!いくぜ!」

「あ!あ!はあああ!はひいいいいいいいいいいいいい!!!!」

003が絶叫とともに俺のモノをきつく締め上げる。

と、俺のモノが003の中で爆発する。

俺の40年溜めた精が003の中に注がれていく。

ふ〜、いいぜ!まだ出るぜ!

「はああ・・・・ぁぁぁぁぁ・・・・。」

003が俺の腕の中で脱力していく。どうやら、いっちまったようだ。

ふ〜。良かったぜ。003。お前は最高だぜ!

俺は003の顔を覗き込む。

虚ろな目をしている。

へ、結構かわいいぜ。

「003、どうだ?良かっただろう?」

俺は003に声をかける。

その言葉で003が正気になる。目の色が元の色に戻ってくる。

しかしその瞳から読み取れる感情は、愛情でなく・・・・・怒りだ!え?何で?良くなかったのか?

003は目に涙を浮かべ怒りに震えながら、俺の手を振り解き、俺に平手打ちを食らわす。

へ?

俺は何が起きたか良くわからなかった。大体女って奴は気持ち良くさせてやれば、後は尻尾を振ってついてくるはず・・・・。「ああ・・・002・・・素敵!」って抱きついてくるはず・・・。

思わず呆然として、彼女を抱きしめている腕の力を抜いてしまった。

え!?

003に体が離れていく。そうだ、ここは空中・・・手を放せば落ちていく・・・。

ああ!やべええ!!!

だめだああああああ!!!まてえええええ!!!!







おっと・・・。危ねえ、危ねえ!思わず叫びそうになっちまった!

妄想にのめりこみすぎちまったぜ。

俺は、周りを見回す。みんな普通にメシを食ってる。

隣の003も、俺が妄想にふけっていたことには気付いていない。

良かった、誰も気付かなかったか。

そうだよな。こいつは結構硬そうだし、一回やったからなびくって感じではなさそうだな。

まあ、じっくりと攻めるしかねえか。

ん・・・?待てよ!

そうか、さっきの009の絶叫!そうか!そういうことか!

真面目な顔して009の奴もおんなじようなこと考えていたな!このむっつりめ!

やはりこいつがライバルか。

0010の一件で差をつけたつもりだろうが、そうは問屋がおろさねえ!

見てろよ009!

俺は決意も新たに、目の前のよくわからねえ唐揚げを口に放り込んだ。









続く


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