〜007編〜


我輩の名はグレート・ブリテン!

その名の通り、かつてはロンドン・アカデミーの舞台で脚光を浴びた偉大なる名優であ〜る!

そして、またの名を、“サイボーグ007”、英吉利より愛を込めて・・・。なんつって・・・・、独白でやると馬鹿みてえだな・・・。

“事実は小説よりも奇なり”と言うが、我輩の人生も、誰もが想像も出来ないような変転の中にある。謎の組織“黒い幽霊団”に、誘拐・改造され、サイボーグという兵器にさせられてしまう。が、8人の仲間とともに、大活劇の上、そこを逃げ出し、今は日本に身を寄せている。しかし、悪の組織“黒い幽霊団”は、裏切り者(になるのかな〜、やっぱり・・・)である我輩らを許さず、刺客を送り込んでくる!閃光の暗殺者0010、鋼鉄の悪魔0011!!我輩らは、その圧倒的な力を持つ刺客たちにチームワークで臨み、そして何とか彼らを倒した・・・。

な〜んて、な。まあ、戯曲にでもしたら、大作が出来そうなことを、今我輩らは命がけで経験しているのだな。そして、この戯曲の結末は、未だ誰も知らない・・・。そして、その主演男優は、このグレート・ブリテンこと、サイボーグ007!!・・・になるのかなぁ・・・。攻撃力のあるヒーロータイプだと、009、004、002ってとこになってしまうがな・・・。まあいい、主演女優は決まっている、003だ。

今、彼女は我輩の斜め向かいで飯を食っている。

一寸生意気な仏蘭西娘だが、容姿としてはなかなかの美少女だ!倫敦の舞台にもこれだけの美形はなかなかいない。もっとも、我輩としては、もっと大人の色気を感じるマダムタイプの方が好みではあるんだがな。まあ、本当の年を言えば・・・・、おっとこれは禁句だった!

タイプはともかく、こう女っ気のないところで、こんな美女がいるんだから、我輩の理性も、(他の奴らもそうか?)おかしくなろうってもんだ!何せ、これまで女のいない生活なんて、我輩の人生の中ではあまりなかったしな・・・。ソフィーほどの女もいなかったが・・・。ソフィー・・・・あいつ、どうしているかな・・・。おっと、感傷に浸ってるところじゃねえな、思わずスプーンを落としちゃったじゃねえか!

我輩はスプーンを拾うために机の下を覗き込む。斜め向かいに座る003のすらっとしたおみ足が見える。う〜ん、いい足をしている。その付け根には・・・・。我輩が覗き込むと、そのスカートの中身が一寸だけ見える。ブルーの清楚な感じの下着だ!

おっと、いけねえ!あそこが起き上がり始めちまった。もう一寸待てよ、な!この夕食が終わるまでだ。な。003をモノにするにしても、みんなに気が付かれないようにしないと、チームワークにもひびが入ってしまうからな。わかってるよな、グレート。リハーサルした通りに演じなくては、だめだ!

俺は、スプーンを取り、食卓についた。何事もなかったかのように。大体003は、透視能力を持っているんだから、他の女よりも慎重に、気付かれないようにしないといかん、うん。

まあ、そのためにもまずちゃんと食って、精力つけておかんといかんな。

我輩は、目の前の怪しげな(006の作るものは美味いんだけど、材料は変なものが多いからな・・・。)唐揚げを口に入れた。

「うわあああああああああああああああ!!!」

突然、隣に座っていた009が大声を上げやがった!ふう!何だってんだ、こいつ!驚かせるんじゃないぞ。ああ、どきどきする・・・。なあ、落ち着け、グレート。この後、しっかり演じなければならないだろう!

「あっ、いや〜。なんでもないよ。ああ、この唐揚げ美味しいね、006。」

009がとぼけている。

まあ、気にすることないだろう。とりあえず、この目の前の食い物を平らげてっと!

食事の時間が終われば、いよいよ!我輩の出番だ!

飯の時間が終わると、我輩らはみんな風呂に入る。一番手は003だ。まあ、ここには彼女以外女ってもんがいない。他の男たちとかち合わないため、大体いつも彼女から入ることが普通だ。他の連中は居間で落ち着いたり、自分の部屋に戻ったり自由にしている。006は調理場で皿洗いか?まあ、とにかくこの時間がチャンスというわけだ。

003がバスルームに向かったようだな。

我輩はすかさず、他の連中たちと別れて、臍のボタンを!

チュ−!!

ネズミ、この辺が無難なところかな?

早速、003のいるバスルームに向かう。途中、他の仲間たちに会わないように注意しながら・・・。まあ、いくらネズミの姿だっていった所で、見つからないに越したことはないからな。

よし、脱衣所に入ったぞ。

シャー・・・。

シャワーの音が中から聞こえてくる。バスルームのドアの曇りガラスに、シャワーを浴びる003の影が映っている。

う〜ん、いい身体をしてる・・・。ギルモア博士、あんた、科学者でなくて芸術家の方が似合っていたかも知れないねえ・・・。こんなに美しい肢体を作り上げたんだからな・・・。

おっと、危ない危ない・・・。思わず003の美しいシルエットに引き込まれて、中に入りそうになってしまうとこだった・・・。そんなことをしたら、元の木阿弥だ・・・。

我輩は、彼女が脱いだ服の方に近づいた。探すものは彼女の下着下着っと・・・、そうパンツだ!

おっと、我輩は下着泥なんかじゃないぞ!そんな、品のないことを我輩がするわけはない!

おお、あったぞ。ブルーの、先程一寸垣間見た、清楚な感じのパンツだ。003らしいって感じの下着だな。あまり経験も多くはなさそうだしな。これが黒の下着とかいったら、結構たまげるんだが、まあ、こんなものか。で、においは・・・て、そんなことをやってる場合ではないぞ。これを・・・ではなくて、そう、着替えの方・・・・おっ、あったあった、こちらは白か。レース状のフリルが結構多いな。こっちも003らしいな。

よし、こいつを見つからないように隠してっと・・・。それから我輩は再度変身!

ブルルルルっと!

変身終了!003の着替えのパンツになったぞ!後は003がシャワーからあがってきたら・・・、おっ、出てきた出てきた。ここからが勝負だぞ。怪しまれないように、おとなしく・・・・。

ん・・・・、おお!003、すげ〜!!やっぱり、いい身体をしてるぞ。想像通りの大きな胸・・・、きゅっと締まった腰・・・、そして・・・金色の茂みに隠れたそこ・・・・。やばい、身体が反応しちまう!ばれないように、そうそう、落ち着いて・・・・うん、よし・・・。そう、003の手が俺を掴んで・・・、よしよし、履くぞ・・・・おお!あそこが、あそこが近づいてくる!!!おおおお!!凄いぞ!だめだ、興奮を抑えなくては!まだだぞ、まだだぞ、グレート!!

よし、ぴったりくっついたぞ。う〜ん、柔らかないい感触!いいにおいもするぞ!たまらんな、これは!だが、まだ我慢だ。もう少し、彼女がちゃんと服を着るまでは。

う〜ん、ブラをつけるぞ。いいな〜、あの胸が納まっていく様子・・・。おっ、着替えはTシャツか?とすると、下は・・・、ああ、ジーンズか!わっわっ!密着するうう!息が・・・!!

な〜んて、サイボーグだからな。息が苦しくなることなんてのはない。

ふ〜・・・。着替えは終わったな。003は全く気が付いていないようだ。よしよし、あとは、いつ行動を起こすかだな。下手に動いて、脱がれたらおしまいだからな。もう少し我慢だ。・・・しかし、頬に当たる003の柔肉・・・。かすかに中からにおいも・・・。いい感じだなあ・・・・。

003が歩くたびに、我輩の身体に密着している彼女の柔肉が擦れる・・・う〜ん、こんな倒錯した、これ以上の快感はありえないだろう!!

さて、後はタイミングだが・・・・どうするか・・・ん?

「あら、009!」

009がいるのか?

「003。シャワーはすんだのかい?」

うむ。009の声だ。

「ええ、お先にいただいたわ。とっても気持ちよかったわよ。」

「そう。あ・・・、今004達と食後の紅茶を飲んでいるんだけど、003もどう?」

009め、ここぞとばかり誘ってるな。やっぱり、こいつは003に気がありそうだな。

「え・・・ええ。いただこうかしら!」

こころなしか003の声が弾んでいるな・・・。ん・・・?003も009のことを・・・ってか!まあ、いいや・・・。ん・・・?待てよ・・・?へへへ、これは面白いかもしれないな!よし!これで行こう!第二幕の幕開け〜!!

よし、よし、003は居間に入ってったな。声からして・・・一緒にいるのは・・・009に004・・・008といったところか?お!おおおおおおおお!!・・・・・。ふ〜。003はソファーに座った・・・・。どうも、パンツになっていると、こういう動きをされたとき、ちょっと怖いなあ・・・・。

003の持つティーカップの音がする。会話も盛り上がってきたな。・・・じゃあ、そろそろかな・・・。

我輩はパンツの内側に我輩の舌を実体化させる。そして、彼女の襞を優しく舐め上げる!

「・・・・・!!」

003が声にならない小さな悲鳴を上げる。身体がビクッと硬くなる!いいぞ!いい反応だ!

「どうした、003。」

004がいぶかしんでいる。

「・・え・・・。ううん・・・。なんでもないわ・・・。」

003が誤魔化している。きっとみんなの目が彼女に集中しているんだろうな。003のことだ、男どもの前で、それも好意を持ち始めている009の前で、変な醜態は見せたくないだろうからな。

我輩は、さらに彼女のそこを舐めていく。彼女の頭の中が真っ白くなるまで、立て続けにいかないとな・・・、彼女の透視能力を使う隙を与えてはいかんからな。

「・・・・ひ・・・・・・。」

003は小さい、ため息のような悲鳴を上げている。・・・ん?腿に力が入ってきたぞ。あそこを閉じて、耐えようとしているんだな・・・。けど、そんなことをしても無駄なんだがな。

我輩は舌で襞を分け入ってその内側も愛撫していく。

「・・・・・ん!んん・・・・!!」

003は、低く呻き声を漏らす。周りの男たちに気付かれないように必死に耐えているんだろうな。でも、中は少し熱っぽくなってきてるかな?

我輩は襞の内側を舐め上げる。

「・・・・・!・・・・・!!!」

003の太腿に凄く力が入る。筋肉が浮き出しそうな程である。これはいいぞ。かなり強い刺激が彼女の中を走りまわっているはずだ。

よし、じゃあ激しくいくぞ!

我輩は指を何本か実体化させ、彼女の襞をその指で押し開く。

「・・・!」

そして奥の方まで舌を舐めいれる。

カチャカチャ!

ティーカップとティーソーサーが激しく擦れ合う音が聞こえた。

強い刺激に耐えかねた彼女の手が震えて、右手に持つカップと左手に持つソーサーが激しく触れ合ったのだろう。

ん・・・?

ははあ〜ん!

これだけの刺激になると、やっぱり耐え難いのだな?ティーソーサーを腿に押し付けてるな?腕にも力が入っているんだな。手で股間を抑えたいのを我慢するために、そして周りにいる009たちに自分の痴態を気付かれたくないため平静の振りをしたいのだな〜!

フフフ!いつまで、そうしていられるかな〜、003!

我輩は奥の方まで舌を押し入れていく。中は・・・、う〜ん、やっぱり湿っている!いい味だ!

我輩は舌を中で動かしていく。

「・・・!・・はあ!・・・・・・ひい・・・・!」

003の口から熱い息が漏れているのが聞こえる。ホントはもっと声を出したいのだろう、003?この耐えているところが、興奮させてくるなあ!ほれ、まだまだ行くぞ!

我輩は舌を彼女のスリットに沿って動かしていく。

「・・・ん!・・・・・・・んんん!!」

003が歯を食いしばって耐えているのが手にとるようにわかる。いししし!いいぞ、いいぞ!もっと頑張れ、003!

我輩は、彼女のスリットの先の方にある小さな芽を、軽く舌でつついてやる。

「・・・はああ!・・・・ひいいいいいいい・・・・・・。」

カチャン!!

わ!さすがに一寸刺激が強かったか!003め、紅茶をこぼしたな・・・。あ〜あ、腿のあたりが濡れてきた・・・。

「003!大丈夫か!」

他の話に夢中だった009たちが、今の彼女の小さな悲鳴と様子のおかしさに気付き、彼女の方に振り返ったようだ。

「・・・・あ・・・ごめんなさい・・・・。一寸疲れているみたいで・・・・。心配しないで・・・・。一寸休めば・・・・大丈夫・・・。」

003の声が心なしか艶っぽい。でも、誰がそれに気付くかな?009や008は無理だろうな。004ぐらいはわかるかもな・・・、ふふ〜ん、どうだ?

といいつつも、我輩は003への攻撃は止めていない。彼女は刺激に耐えながら、一生懸命受け答えをしているんだろうな!きっと、顔も紅潮して!目もうるうるしているんだろうな!

「でも、本当に大丈夫かい。顔も紅いし・・・・、熱でも・・・。」

009が心配そうな声を出している。ビンゴ!やっぱり真っ赤な顔をしてるぞ!

「部屋で休んだほうがいいんじゃないか?」

004だな。

「・・・ううん・・・・。だ・・・大丈夫・・・よ・・・。少しこ・・・・ここで、休ま・・・させて・・・。」

熱い息を吐き出しながら003が答えている。

ホントは部屋に戻りたいよな、003!みんなの前で、変な声を上げて悶えまくりたくないものな!でも、この様子じゃ、こんなに濡らしていたら、力が入らなくて立ち上がれないんだよな。

我輩はもうぐしょぐしょになっている003の襞の内側に舌を這わしていく。

「・・・・ん!・・・・はあ!!!」

003が耐えているのが良くわかる。

「・・・ごめんなさい・・・・。大丈夫・・・だから・・・・。」

「ああ、わかった。でも、無理するなよ。」

004の言葉で、みんなはまた別の話をし始めたようだ。

0011の後に来るであろう、新たな刺客0012に対してどう戦うか、ナンテことを008が話しているみたいだな。009、しばらくそっちの会話に集中しててくれよ。その間に我輩は・・・と。

・・・ん?

003がほっとしてきたな?009達の注意が自分からそれたんだもんな。筋肉が緩むのがよくわかる。体の緊張がとけたみたいだな。

よしよし、ちょうどいい!

次に行くぞ!我輩のあそこは、(実体化させていないが・・・)もう、びんびんで我慢できなくなってきているんだ!久しく女なんて抱いていないし・・・、それに想像してみたまえ!我輩の体は彼女から湧き出した愛液にまみれてるんだぜ!体全体がこの濃厚な女の匂いのする液体にまみれてるんだから、これで我慢の出来る男がいたら会ってみたいぜ!

さてと、003のそこはもう指で広げなくても充分開いているな。

我輩はその入口のあたりをしっかり狙い、我輩のモノの先を実体化させていく。

「・・・・!・・・・あ!!」

003は熱いモノがそこに当たっているのに気付いたらしい。

体を必死によじり始めた。かすかな抵抗だ。そんなことをしたって、無駄なのにな!

我輩は少しづつ自分のモノ実体化させ、彼女の中に入れていく。

「・・・・・あ!・・・・・ああ!」

003の口から、熱い息とともにかすかな声が漏れ聞こえる。それは、歓喜か、絶望か!我輩の興奮も否応もなく高まっていく!

003の中はとても熱く潤んでおり、我輩自身、思わず歓喜の声を上げそうなくらいだ。こんな女はなかなかいないぞ!我輩の経験の中で、やはり1・2位を争う名器だ!まるで真綿のように、それでいて、(経験が少ないのか?)きゅっと強く締め上げてくる!

我輩は奥の方まで、ゆっくり挿し入れていく。

「・・・・・んん!・・・・はあ・・・ん!!!」

003が側にいる009達に気付かれないように声を殺しているのが良くわかる。体の内圧は、もう激しい快楽の刺激に包まれているだろうに!その証拠に、彼女の身体は全身、もの凄く痙攣し始めている!

よし、奥まで行くぞ!

我輩はグイッと自分のモノを彼女の奥深く、子宮の入り口まで挿し込んだ。

「んんん!!!・・・・・・んんんんんん・・・・・・・!」

003の身体がぴくぴくっと激しい痙攣をする!

「・・・・・はああああ・・・・・・・。」

そして、体の力が抜け、弛緩していく。どうやら、我輩のモノが到達しただけで、いってしまったようだ。無理もない。あれだけ耐えれば、逆に否応なく性感はとてつもなく高まってしまうだろうからな!

「003!!」

009の驚いた声が聞こえる。

「大丈夫かい。やっぱり、変だよ。休んだ方がいいんじゃないか!」

009は何かは理解できないものの、彼女の様子に異常なことが起こっていると感じているようだった。

「・・・・はあ・・・・ええ・・・・あああ・・・・・。や・・・やっぱり、そうね・・・・・。」

003が熱い息を吐きながら、声にならない声で、応えようとしている。彼女は体の力が抜けてしまい、ソファーにだらしなく倒れかけている。顔も上気し、目もきっと虚ろなことだろう。

「003、立てるか?」

004が聞く。

003は言葉で応えず、首を振っているようだった。

そうだろうな。この状態で立って歩くことなんか出来ないだろうな。しかも、まだ我輩の大きくそそり立ったモノが中にしっかり入ってもいるんだ。

「009、手を貸してくれ。」

004と009が彼女を両脇から抱え上げたようだ。

「009、お前、彼女を部屋まで連れていけよ。」

004が言う。こいつも、009と003の関係を考えているのか?004、お前はいい奴だよ、本当。

「え・・・ああ。わかったよ。」

009が応える。何か、こいつ煮え切らないんだよな。こういうときは。

009は003の腕を自分の肩にかけさせ、彼女の腰を抱いて、彼女の体を支える。

「・・・ああ・・・ご・・・ごめんなさい・・・009・・・。」

003が熱い吐息を吐きながら、言う。う〜、色っぽい声になってるぜ。009もおかしな気持ちになってくるんじゃねえか?

「003、無理するんじゃないぞ。今後も何が起こるかわからないんだから。」

008が、優しい声で彼女の背中に声をかける。こいつは普段あまり多くしゃべらないくせに、ここぞとばかり、003に取り入ろうって感じか?

まあ、いいや。とりあえず我輩らは廊下に出た。

ん?何か、003のあそこがさっき以上に濡れてきたぞ!我輩の刺激のせいか・・・?いや、違うな。009か!009に腰を抱かれ、密着して歩いていることが、彼女を知らず知らずのうちに興奮させているんだ。この〜!憎いね!009!でも、今彼女の中に入って蠢いているのは我輩のモノなんだけどな。

よ〜し、もう少し強く動くか!

我輩は再度強く彼女を突き上げ始めた。

「んん!・・・・ひ・・・・んんんん!!」

003が歯を食いしばり、声が出ないように抑えているのが良くわかる。腕に力が入り、009にもたれるように強くしがみついていく。

「・・・003?」

009が困惑しながら彼女を支える。

「・・・・はあ・・・あああ・・・。ご・・ごめんなさい・・・009・・・・でも・・・あ!・・ああ・・・・ちょっと・・・こう・・させて・・・・。あ・・・はあ・・・!」

003は009にしがみつきながら、体の奥底から湧き上がってくる快感に必死に耐えている。

「003、本当に大丈夫かい?」

009は彼女の身に何が起こっているか、理解できていないようだ。彼女を気遣いながら、ゆっくりと歩かせていく。ああ、いい感じだぜ!こっちもどんどん興奮してきた!

ん?どうやら003の部屋についたようだな。009が彼女をベッドの上に座らせたようだ。003はもう息も絶え絶え、右手をベッドの上について体を支えているのがやっとのようだ。頭も朦朧としていることだろう。

「003、本当に大丈夫かい?」

彼女をベッドに座らせると、009が念を押すかのように再度聞いている。

「・・・・え・・・ええ・・・。ちょ・・・っと休めば・・・・はあ・・・きっと元に・・・戻るわ・・・。」

003が上気した艶のある声で答えている。009は、さぞ色っぽい声、と思って聞いているのだろう!その声を出させているのが我輩ということも知らずに!

「・・・じゃあ・・・。ゆっくり休んで。」

009は部屋から出るタイミングもつかめなかったようだが、そう言ってこの居心地の悪い部屋から出て行こうとしたようだ。

「009・・・・・ごめんなさい・・・・・。ありがとう・・・。」

003が、出て行こうとする009に、これ以上ないような色っぽい声で、声をかけた!くううううー!!この009!色男め!どうせ、我輩になんか彼女はこんな声かけてくれねえさ!

我輩は嫉妬も混じり、009が出て行くと激しく彼女の中をかき回し始めた!

「あ!はあああ!ひいいいいい!いやああ!あ!だめええ!あああああ!はあああああ!変!!変になっちゃううううう!!!!」

003は周りに誰もいなくなったことにより、今まで抑えていた箍が一気に外れたようだ!激しく声を上げ、身をよじり始める。

それはそうだ!ここまで性感が高まっていたのを、必死で抑えていたのだからな!

彼女の手が、ジーンズの上から俺の身体に触れる。

ジーンズのボタンが外れる音が聞こえた。

ジー!

ジーンズのチャックが開いた!おお、これでやっと外が見える!003の様子はと・・・?

おお!凄い乱れ様だ!予想はしていたが!!

彼女の一方の手はTシャツを首の辺りまで捲り上げ、ブラジャーも上にずらし、そしてその中にある量感のある胸をギュッと掴んでいた。いやいや、掴んでいるだけではないぞ!巧みに指を動かし、揉み解しているのだ!ふ〜!いい眺めだ!こっちもどんどん興奮してくる!!

で、もう一方の手は、ジーンズの中に侵入し、我輩の身体、つまりパンツだな、を上からさすっている。いやいや正確に言うと、彼女の中に入っている我輩のモノをもっと奥に入れようとパンツのそこの部分を指でギュッと押しているのだ!

彼女にこんなことをさせているんだ!これはちゃんと期待に応えなくてはならんな!

我輩は自分の一物のサイズを一回り大きくした!(へへ!便利な身体!!)そして、彼女の一番奥のザラッとした部分を激しく突いた!

「ひゃあああああああ!ひいいいいいい!!いいい!あああああああ!だめええええええええ!そこ!!強すぎいいいい!ひいいいいいいいいい!!!」

003が海老反りながら、快楽の悲鳴を上げる。体中が痙攣している!

勿論003の襞も、ぎゅーっと我輩を締め付ける。う!うう!我輩ももうもたなくなってきた・・・!が、まだだ!!

我輩は再び舌を・・・いや今度は舌だけでなく口全体を実体化させ、開ききった彼女の襞の上部にあるかわいらしい芽にキスをした。

「ああああ!はあああ!!!」

そして、舌先でその皮をむき、転がしてやる。

「ひいいい!はああああ!!」

003が絶叫する。体中がびくびくっと強く痙攣している。

どうだ、003?激しく突き上げながら、クリニングもするなんて技、我輩以外に出来るものはないだろう!?いいだろう?そのまま、いっちゃいな!

「はああああ!だめえええ!もう!ああ!変!変よおおお!!あああ!来るの!だめええ!怖いいいい!はあああ!ひいいいいいいいいい!!!」

003の中はもう洪水状態だ!その上、締め上げももの凄く強くなってきた!

彼女の手にも信じられないくらい力が入っている!我輩のモノをさらに押し込もうとするかのようにさらに強く押していく。

ああ・・・我輩もいいかげん限界が近いぞ!

 
我輩はとどめに彼女の芽を軽く噛んでやった。

「ひゃ!!!ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」

003が激しく痙攣した!

ぎゅうううううっとあそこも締まる!

その強い刺激に我輩も我慢できず、欲望のたけを彼女の中に放出する。

「あああああ!はあああああああああああ・・・・・・・。」

彼女はさらに我輩を締め上げ、一滴残らず搾り取ろうとする。

うううう・・・・・ふう・・・・。

「はあ・・・・はあ・・・・・はあ・・・・・・・・・・・・・・。」

荒い息とともに003がベッドに倒れこむ。

放心状態のようだった。が、彼女の中はまだ、ピクッピクッと蠢いていた。

我輩は萎えた自分のモノを引き抜くと、愛液まみれの身体を起こし、変身した。

チュ−!

ここで人間の姿に戻らないところがミソだ。

003は透視能力を使用する暇もなかったはずだから、何が起こったのか良くわかっていないはず。でも、ここで万が一にも見つかったら、おじゃんだ!もう出来なくなる・・・・・じゃなくてだな、我輩らのチームワークが乱れてしまう!!何せ、我輩らは“黒い幽霊団”から追われる身であってだな・・・・まあ、ということだ。

とは言っても、ま、最後にお顔ぐらい拝してもバチは当たらんじゃろ。

おお!いいね〜!完全に放心状態だな〜。青い澄んだ目は虚ろに開いて涙が流れ、口からは軽く涎も垂れ、身体は弛緩している・・・・。う〜ん、そそられてしまう!もう一発!・・・いや、やっぱりやめときますか。男たるもの引き際が肝心!な〜んてな!

かくして、ネズミの我輩はこうして003の部屋から去っていくの〜であった〜!チャンチャン!!













て、まあ。こうなる予定なのよね。

シナリオばっちり、配役ばっちり、リハーサル(?)もばっちり!!後は本番のみってとこだ。この食事が終われば・・・・ククク。

ん?

「ま、俺としては美味くて精がつくものなら何でもいいがね。」

おお!004何を言う!!!お前もかブルータス!!009や002はともかく、004までも003を狙っていたとは・・・!う〜ん、やっぱり今夜が勝負か!よ〜し、食うぞ!004じゃないが、食って精力つけるぞ!!

我輩は目の前の唐揚げを口の中に放り込んだ!

「ああ!思い出した!“田鶏”って、カエルのことだよね!006!」

ぶー!!!

「カ!カエルゥゥゥ!!!」

何だああ?蛙だあああ!!この唐揚げは!!!

009の言葉に思わず反応して、我輩は大声を上げてしまった!

「そうねえ!黒い幽霊団、まだ来るアルね!そのためにも、みんなに精力しっかりつけてもらって、と思うてわざわざ横浜まで買いに行ってきたね!」

006が解説している。

しかし・・・・、蛙とはなあ・・・・・。一気に食欲が落ちてしまったなあ・・・・。はあ・・・・。

003も、気持ち悪がってるな。まあ、当然だな。

「006が私たちのことを思って作ってくれたのは良くわかるんだけど・・・・カエルなんでしょ?」

と、003.

「だ〜から言ったんだ。ど〜せ006の作るものはゲテモノが多いからして。」

我輩も、003に同調するね。大体東洋人ってのは何食うかわからんところがあるよな・・・。

「何言うアルね!007。」

006が何か言っているが、もう、いいよ・・・。

我輩はこの辺で箸を休めて、食後に備えてっと・・・・。はあああ・・・・ん?

何か眠くなってきたな?

まずいぞ。これから頑張らなきゃならないのに!はあ・・・・あれ?

疲れたのかな?今日のペンキ塗りで?006と喧嘩して、008に追っかけられたり、ドタバタあったからなあ・・・・。はああああああ・・・・、いかんいかん!

よし、じゃあ、早めに席を立って、003がシャワーに行くまで部屋で横になるか・・・。しょうがない・・・・。

じゃあ、そのように・・・・・。

はあああ・・・・・・・・・・・。

ふう・・・・・・・・・・・。

くう・・・・・・・。

・・・・・・・。

・・・。

・・・。

・・・。

ん?

あれ?

外が明るいな?

ああ!

もう朝じゃないか!

あちゃー!あのまま、寝入っちまったのか!

はあ、我が夢よ、遠くに去りき・・・・か・・・。

しょうがない、また機会を見つけなきゃな・・・・。

ふう・・・・・・・まいったな・・・。

我輩は大きく伸びた後、階下に下りていった。













しかしこの日、我輩は003なんかよりも好みの妖艶なマダム、0012と出会うのであった。が、その話はまた別の機会に・・・。













続く


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