其の弐 シスターの試練(1)
聖良の顔は真っ青になっていた。
親友が目の前で処女を奪われ、貫かれ、助けを求め泣き叫んでいたのである。その地獄図から目をそむけることも耳もふさぐことも許されず、ただそれを見させられていたのである。
(芽美ちゃん・・・・・・・。なんてこと・・・・。どうしたらいいの・・・・。芽美ちゃん・・・芽美ちゃん・・・・・・・。誰か・・・誰か芽美ちゃんを助けてあげてください・・・。主よ・・・・主よ・・・・・。)
聖良は必死で祈り続けた。しかし彼女のそんな必死の祈りもむなしく、助けは遂に現れなかった。
(芽美ちゃん・・・・。何で・・・何で・・・こんな・・・・・・・。)
「シスター。かわいそうな子羊に、シスターの有難いお声でもかけてやってくれませんかねえ。」
聖良のその様子を楽しそうに見ていた痩せ型が彼女の猿轡をようやくはずす。
「芽美ちゃん!芽美ちゃん!」
聖良は我を忘れて、必死に親友の名を呼ぶ。しかし、芽美は完全に放心状態であり、その虚ろな瞳は何も反応しなかった。
「あなたたち、なんてひどいことをなさるのですか・・・・。主はこんな行為を許しはしませんわ!芽美ちゃんの縄を解いて自由にしてあげてください!そして今すぐ悔い改めてください。」
聖良は気丈にも痩せ型男にきっぱり言いきった。神に仕えるものとして、必ず正しいものに神のご加護があると聖良は信じていた。だが、半分パニックになっている聖良の頭は、なぜ正しいものである芽美に神のご加護がなかったということには気付いていなかった。
痩
せ型は一寸驚いたかのように聖良の顔を覗き込む。そして、聖良のその必死の顔を見る。しかし聖良を抱きとめるように立っている痩せ型には、その気丈な言葉とは裏腹に、聖良の膝が恐怖のためガクガク震えている様子が良く伝わってきていた。痩せ型は、一瞬ニヤッと笑うが、すぐに真面目な顔になり、そしてゆっくりと話し出した。
「確かに・・・。シスターのおっしゃるとおりだ・・・。我々は確かにセイント・テールに恨みがあったわけですが、それにしてもこんないたいけな少女にとんでもないことをしてしまった・・・・。悔い改めなければならないのでしょう・・・。」
痩せ型が沈痛な声で話し出す。
聖良の顔が明るくなる。自分の必死の説得がこの男の良心に届いたのだと思った。
「でもシスター・・・。理性ではわかっても体はいうことをなかなか聞かないものなのですよ・・・。」
痩せ型は聖良の頭をグイッと自分の下半身に引き寄せた。聖良の目の前に、ズボンの前がはちきれんばかりに膨れた男の下半身が現れる。
「あ!」
「シスターはご存知ないかもしれませんが、男の生理というものは一回こういう風になってしまうと、いかに理性が働いても静まってくれないのですよ。私たちは、それ自体が間違っていたのでしょうが、セイント・テールに復讐をしたくてここに来ました。そして、先ほどの彼女の痴態を見て体はこのようになってしまいました。こうなってしまうと、このものが静まってくれないかぎり懺悔することも出来ません。」
おかしな理屈であった。しかし、男性を知らない聖良には、しかもこの状況の中でパニック状態になっている聖良にはそのおかしさがわからなかった。
(そ・・・・そんな・・・・・。)
「シスターの言うことには従いたくても従えないのです・・・。まさか、神に仕えるシスターにここを静めていただくわけには行きませんし・・・・。」
まさしく、悪魔の囁きであった。シスター見習いといっても聖良もただの女の子である。芽美の次に自分に男たちの毒牙がかかってきたら、ということを心の中ではひどく恐れていた。神に使える身として、男性と深く交わってはいけないと聖良は考えていた。ましてや男性に抱かれるなんて、あってはならない事であった。
痩せ型の言葉は、芽美を犠牲にすれば自分には手を触れない・・・・と聖良には聞こえた。
聖良の瞳に躊躇の色が現れる。
痩せ型はそんな聖良の様子を楽しそうに見ていた。
男性と性的に接触する・・・。それは聖良にとって想像を絶する恐怖であった。
でも、と聖良は考える。
(これは私への試練なのですわ、きっと。ここで自分のために芽美ちゃんを見捨てるようでは、神に仕えるものとして失格ですわ。主はきっとこの悪魔の囁きに耳を傾けなければ、きっと私たちに助けの手を差し伸べてくれるはず・・・。この三人もきっと主の前で悔い改めてくれるはずですわ。)
「・・・・・・かり・・・・・した。」
聖良がやっとの思いで話し始める。
「ん?」
聖良の言葉に痩せ型が聞き返す。
「わ・・・・わかりました・・・。私があなたの・・・・・体を・・・・し・・・静めて・・・さ・・さし上げます。」
「そんな!シスターにそんなことをしてもらうわけにはいきませんよ。」
痩せ型が嘯く。しかしその言葉が逆に聖良の決心を強いものに変える。
「いいえ。それであなた方が主の前で悔い改められるというのなら・・・・します・・・。何を・・・・何をすればよいのですか。」
「シスター・・・・。シスターは私たちのためにそんなことまで・・・・。」
痩せ型が殊勝な声でつぶやく。
「シスター・・・。まさか神に仕えるシスターとSEXをするわけにもいきませんから・・・・・・、そうですね・・・・口でしていただけませんか?」
「く・・・口ですか?」
聖良にはその意味がわからなかった。
「口で、私のものを咥え、静めてください。」
聖良はその行為を想像し、恐怖した。男のモノを、排泄器も兼ねている男のそれを口に入れるなんて・・・、聖良には考えられない行為であった。
痩せ型は聖良のそんな逡巡を見逃さなかった。そして、追い討ちをかけるように言う。
「いくら本当のSEXでないからといって、やはりシスターにそんなことをしてもらうわけには・・・・。」
その言葉に聖良は反応する。
(ダメ、逃げてはいけないわ、芽美ちゃんを、そしてこの三人の魂を救うためにも・・・。)
「わかりました。その代わり、必ず悔い改めてくださいね。それから、今すぐ芽美ちゃんを自由にしてあげてください。それから、そんな汚らわしいビデオもはやく止めてください。」
「わかっています、シスター。鈴代!はやくビデオを置け!それからコブ!おまえが痛めつけたんだから、セイント・テールに薬でも塗ってやれ!」
二人は痩せ型の指示に従い、のろのろと動き出した。
聖良は他の二人はともかく、リーダー格のこの痩せ型の男の人には良心が残っていると確信した。私が、この汚らわしい行為を無事終わらせることが出来れば、きっと主の前に跪いてくれると信じた。そしてそれが、神のご加護だと信じた。
しかし、聖良は気付いていなかった。鈴代少年が置いたビデオカメラのレンズが聖良のいる方向を向いていたこと、聖良の視線のないところで痩せ型がニヤニヤと下碑た笑いを浮かべていたことを・・・・。
痩せ型は聖良を縛っていたロープを解くと教壇の机の上に座った。そして、ズボンの前を開き自分のものを取り出した。聖良の立っている目の前にちょうどいい高さでそれが現れる。
「!」
男のそれは隆々とそそり立ち聖良の目の前にあった。
(こ・・・これが男の人の・・・・・。)
先ほど芽美が犯されるときにはあまり見えなかったので良くはわからなかったが、いざこうして目の前で見させられると、その巨大さ、醜悪さに気持ち悪くなってきた。
(こんな大きなものを・・・・。ん!)
聖良の鼻にツンときついにおいが感じられた。
(い・・・いや・・・・。き・・・気持ち悪い・・・・。)
いざモノを前にして躊躇する聖良に男が声だけは殊勝に話しかける。
「ではシスター。お願い致します。」
聖良は恐れる気持ちを抑え、その不気味なものに手を添える。
(恐れてはダメ・・・。芽美ちゃんを救えるのは私だけなのですから・・・。)
聖良は恐る恐る口を開き、そそり立つそのものの先に触れてみた。
(気持ち悪い・・・。でも・・・。)
聖良はやっと意を決してその先の部分を咥え込む。聖良にとってそれは大きすぎて、とても奥まで咥えられるものではなかった。しかし咥えた後どうしていいか聖良にはわからない。
「ああ・・・。シスター。いいですよ。そのまま舌を使ってください。」
痩せ型が指示を出す。
聖良は気持ち悪さと恐怖と嫌悪感と戦いながら、言われた通りに舌先で舐め始める。
その間に小太りが聖良の背後に近寄り、彼女のスカートを捲り上げていくのを、必死にその行為をしている聖良は気付いていなかった。
「ひい!」
冷たい感触が聖良の女性自身に触れる。思わず口の中に入れていた痩せ型のものを吐き出し聖良は悲鳴をあげる。小太りがいきなり彼女の下着の中の一番大事な所に手を突っ込んだのである。
「シスターにも薬を塗ってあげるよ。」
「いや!やめて!やめてください!」
聖良は両手足を激しく動かし、小太りの手から逃げる。その聖良の目から涙が流れていた。
これまで誰にも触られたことのない、また触らせることなど考えたことのない一番恥ずかしい部分を、いきなり男に触られたのである。聖良にとっては並大抵ではないショックであった。体の震えが止まらなかった。
「おい、シスターに向かって、なんて事をするんだ!」
痩せ型が小太りをなじる。
「いや〜。セイント・テールの手当てに使った薬が余ったんで、シスターにも・・って思ったんだけどさ。」
ショックと恥辱のあまり、聖良は口も聞けなかった。両手で胸を抑え、体を小さくし涙を流しながら震えていた。
「馬鹿なこといっていないで、おまえは鈴代とセイント・テールの介抱をしていろ!・・・・・シスター、申し訳ございません、あいつが変なことをしまして。まあしかし、気を取り直して続きをお願いします。」
聖良はまだショックから立ち直っていなかった。震えが止まらない。性的なものを遠ざけてきた聖良にとって、男のものを咥えることも、自分の大切なところを触られることも大変なことであった。一大決心して始めたフェラチオ行為も、今の小太りの行為で受けたショックにより一気に気持ちが萎えてしまった。“気を取り直して”と言われても出来るものではなかった。
「やはり、シスターにお願いするのは無理なのですね・・・・・・・。我々には懺悔する機会も与えられず・・・悪魔の所業に身を堕としていくしかないのですね・・・・。」
その言葉で聖良の震えが止まる。
(いけない。私が挫けてしまっては芽美ちゃんだけでなく、この三人の迷える仔羊も地獄に堕ちてしまいます。私さえ・・・・私さえしっかりすれば・・・。)
「すみません・・・・。続けますわ・・・・。」
聖良は再び痩せ型のそこに顔を近づけ、口にそれを含む。
聖良は今自分が何をしているのか、もう何も考えまいとした。鼻につく匂いも、気持ち悪さも全て頭から追い出し、必死でその行為を行なった。しかし男のものを口に咥えるなどという行為を全く知らなかった聖良のそれは、その小さな口で先の方だけを咥え、舌でその先を一寸舐めるといった稚拙なもので、とても男をいかせられるというものではなかった。
しばらくたってから、痩せ型は聖良の頭を掴み、自分のものから引き離した。
「?」
聖良はこのおぞましい時間が終わったのだと思った。これで、芽美ちゃんもみんな救われる・・・。そう思った。しかし、痩せ型から発せられたセリフは全く違うものであった。
「やめましょう、シスター。男性経験のないシスターに、所詮男を喜ばせることなんて出来るわけなかったんだ・・・。まあ、我々には悔い改める機会はやはりなかったというわけですかな。こうなったら、やはりセイント・テールを道連れに地獄まで堕ちるしかなさそうです。」
聖良は顔面蒼白になっていた。自分が身を切る思いでしてきたことは何の役にも立たなかったのだ。頭の中が真っ白になる。聖良は痩せ型にすがりつく。
「ま・・・・待ってください!芽美ちゃんを・・・・芽美ちゃんをこれ以上ひどい目にあわせないで下さい。私、なんでもしますわ・・・。これを・・・これをどうしたらよいのか、教えてください。私しっかり言われた通りにします!」
聖良は自ら痩せ型の一物を掴み、叫ぶ。
「シスターには無理ですよ。もう、いいですよ。」
痩せ型は冷たく突き放す。
「いいえ!いいえ!」
聖良は自ら進んで男のものを咥え込む。そして、両手をその根元の部分に這わす。
痩せ型はニヤリと笑う。思う壺であった。
「そうですか。ではシスター、私の言う通りにやってください。まず咥えなくていいです。持ち上げて、裏の部分に舌を這わせてください。・・・・そうそう・・・そのまま根元の方まで・・・それから戻る・・・・ん〜〜いいですよ。そうしたらカリの部分を・・・・・そう、そこがカリ、いいですいいです・・・うまくなってきた。」
痩せ型の指示に必死で舌を動かす聖良。
いつの間にか近づいてきた鈴代少年は、その様子をしっかりビデオカメラに収めていた。
「いいですよ・・・シスター。じゃあ今度は咥えてください。いやいや・・・もっと奥まで、ほらこうするんですよ!」
痩せ型は聖良に自分のものを咥えさせると、頭を抑えこみ、奥までぐっと押し込んだ。
「うぐっ!!」
聖良が苦しさのあまりむせ返す。
「シスター、咥えるっていうのはこのくらい奥まで入れなくっちゃダメなんですよ。で、次は舌を絡めるんですよ。・・・・ダメダメ!もっと激しく!そんなことじゃいつまで経ってもダメですよ!ほら口も動かして!」
痩せ型は聖良の頭を抑えながら、軽く腰を使い始めていた。
「ぐっぐううううううううううう・・・。」
嗚咽と吐き気をこらえ、聖良は奉仕を続ける。目には大粒の涙がこぼれ始めていた。
行為を続けるうちに聖良は、自分の体の変調に気付き始めた。おなかの辺りがなんとなく熱くなってきているのである。最初は大したことなかったのであるが、だんだんもどかしいような、切ないような何かを感じ始めていた。
(な・・何か・・・・体が変ですわ・・・・。お・・・かしいわ・・・。)
聖良は思わず、自分の内股と内股をすり合わせる。聖良の大事なところが下着の中で少しすり合わさる。軽い電気が聖良の体を走る。
「ん・・・・んんんんんん・・・・・。」
思わず声が漏れる。
「ほら、シスター!もっと気持ちを込めてやらないと、全然いけませんよ!」
痩せ型は聖良の頭を強く掴み、彼女の喉の奥まで自分のものを押し込む。
「んぐっ・・・・・んんんんんん・・・・・うっんん・・・・・・・・・・。」
聖良が頭につけているシスターの証である布が、男の手の中で乱れ、彼女の綺麗なショートヘヤーが顔を覗かせてくる。
「いいぞ・・・シスター。その調子ですよ。」
痩せ型の腰の動きが少しずつ強くなっていく。
「うぐっ・・・・うっ・・・ん・・んん・・・・・ぐっ・・・・・・・。」
聖良は喉の奥まで突かれる苦しさにただ耐えていた。
意識はもう朦朧としていた。
その朦朧とした意識の片隅で、聖良は、体の中心が心地よいような、切ないような、よくわからない感覚で体が熱くなるのを感じてもいた。
聖良の意識は苦しさに耐えるだけで精一杯であったが、体は全く別の反応をしていたのだ。
いつの間にか、聖良の右手は、男のモノから離れ、自分の股間に伸びていた。
聖良はそのことに全く気付いていない。
「シスター、そうそう、舌をうまく・・・・そうですそうですそこから下の方を・・・。」
痩せ型が聖良の意識を巧みに奉仕の方に誘導する。
痩せ型は聖良に薬が効いてきたことに気付いていた。そして、聖良が奉仕に夢中で(というより、この屈辱的行為により頭が麻痺しているため)、そのことに全く気付いていないことも知っていた。
痩せ型は、鈴代少年にあごで指示を出し、聖良の聖良自身で進んでやっているこの痴態をビデオに撮らせた。
聖良の手がスカートの中に侵入し始めていた。パンツの上から自分のクレバスの上を撫でまわしている。快感が聖良の体を走り抜けている。
「ん・・んんんぅぅぅぅ・・・んんんぅんぅぅぅ・・・・・・・・。」
咥えさせられている口からもれる声の感じが変わってきていた。
顔が紅潮している。
聖良の右手が知らず知らずのうちに下着の中に入っていた。
くちゃくちゃと音をたてていた。
「ん・・・・・はぁぁぁぁ・・・・んぐっ・・・んんんんぅぅぅ・・・・・。」
痩せ型はだんだん興奮してきた。
痩せ型が指示を出しているといっても、聖良は男性経験が全くない、しかも男性との関係を避けているシスターである。その行為自体は、稚拙で、男をいかせられるようなものではない。
しかし、可憐な少女に、しかも神に仕えるシスターに、(薬によるものであるが)少し感じた声を出させながら自分のものを咥えさせているのである。
そのシチュエーションに痩せ型のモノは反応していた。
聖良の口の中でそれは、よりいっそう太く、そして硬くなっていった。
(んんん!?・・・なあに!!!これ!!!!???)
聖良は頬張るだけで精一杯になってきた。目が見開かれる。
「シスター!いいぞ!いくぞ!!!」
痩せ型は聖良のショートヘヤーをしっかりと両手で抑え込み、激しく腰を使い始める。
「んんんぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・!!!!!・・・んうぅぅ!!!!!」
聖良が苦しさに悶える。しかし男にがっしりと頭を抑えられているから、逃げることは出来ない。
「いくぞ!全部飲むんだぞ!!」
(えっ・・・・な・・・なに・・・?!)
聖良が思ったと同時に聖良の喉元深くに熱い奔流がはじけた。
ドピュ!
熱い液体は聖良の口中でどんどん広がっていった。
(うっ・・・・いやぁぁぁ・・・・)
濃厚な熱いスープのようなものが、聖良の口中に広がっていく。
「ほら!飲まないと終わらないぞ!」
痩せ型が聖良に言う。
聖良はその気持ち悪い液体を吐き出したかった。
(でも・・・・吐き出したら・・・芽美ちゃんは・・・・・。今まで私がやってきたことも全部だめになってしまいますわ・・・。)
聖良は必死で口の中の、お湯のように生暖かい、スープか重油のような液体を、ごくり、と飲み干した。
とたんに吐き気が聖良を襲う。
小さくなった男のものを吐き出し、ゴホッゴホッと下をむいて咳き込む。
口の中から、白い液体が唾液とともに垂れる。
(これが・・・・これが・・・赤ちゃんのもと・・・・・・・・・・。)
聖良は小さな子供、とりわけ赤ん坊が好きだった。教会に来る子供たちと遊んだり、赤ん坊の世話をしたりするのが大好きであった。小さな子供たち、特に赤ん坊は天使だと思っていた。
男性に疎い聖良とて、当然のようにこの白いものが女性の中に入って、赤ん坊になることは知っているわけだが、天使のような赤ん坊とこの無理やり飲まされた気持ち悪い白い液体とのギャップが激しかった。ショックで気が遠くなっていた。
「シスター。良かったですぜ。献身的なシスターの行為で俺のものもどうにか静まってくれたようですぜ。」
痩せ型はズボンをはきながら、前のように口調を変えることなく元の粗野な口調で、聖良に話しかける。
「では、懺悔の準備でもはじめていただきましょうかな・・・・・・・・・・おや、シスター何をやっているのですか?」
「え?」
言われて、聖良ははじめて自分の姿を見やった。
頭の布は完全に取れ、綺麗な黒髪のショートヘヤー姿になっている。
服装は少し乱れ気味で、スカートの裾は太ももの辺りまでまくれたまま、ぺたんと座り込んでいる。
そして、右手はスカートの裾から股間に伸びて、聖良の大事な部分を擦っている。
左手はまだあまり膨らんでいない可憐な胸を掴んでいる。
もどかしいような、切ないような、かつて聖良が感じたことのない快感の波が下腹部から体全体に流れていた。
(わ・・・・私は何を・・・・・。)
今まで、なんとなく体の奥の方から来る微熱のような熱さを感じていたが、自分でこんな行為をしていることには全然気付いていなかった。
(や・・・・・いやですわ・・・・。やめなくては・・・・あっはぁ!)
神に仕えるものとしての自覚と羞恥心から聖良はその行為をやめようとするが、知らないうちにほてってしまった体はいうことを聞いてくれない。
「あはぁ・・・・だめですわ・・・・・こんなことしては・・・・・・あっ・・・・・はあっ!」
右手の指はもう聖良の中に入り込んでいた。その指の動きを止められない。
(どうして・・・・。こ・・・こんなことを・・・。いけませんわ・・私は神に仕える身なのに・・・・。)
そんな聖良の動揺を、3人の男たちは楽しそうに見ていた。
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