其の参 シスターの試練(2)

外はもう嵐になっていた。闇と嵐が聖ポーリア学園を包んでいた。













「シスター。神に仕える身の方が何をやっているんですか。」

痩せ型は座り込んだまま自慰をする聖良に近づき、その両手首をそれぞれ掴み上げる。

「あっ・・・・・・・。」

両手首を上に引っ張り上げられ、聖良はぶら下がるように膝立ちになる。

体に力が入らないため、自分で立つことは出来ない。

「あぁ・・・・・・い・・・や・・・・・・・・・・。」

行為を止めさせられた聖良のそこは刺激を求めて、疼いている。

腰は彼女の意思に反し淫らに動き、太ももが刺激を求めるかのように擦りあわされる。

「んんぅぅ・・・・。はぁ・・・・・。」

行為を止めたことにより、聖良の意識は逆にそこに集中し始め、また意識することにより、そこはさらに熱くなっていく。聖良の口からは抑えようとしても抑えられないため息が次々と出る。

(はぁ・・・・ど・・どうして・・・・。いけませんわ・・・。私・・・。どうしてしまったの・・・・。)

我慢できないかのように、腰を振る聖良。

「シスター、私たちの懺悔を聞いてくださるのではなかったのですか?」

(そ・・・そうだわ・・・・。この三人の子羊のために私は・・・・そして芽美ちゃんを助けなければ・・・・。でも・・・・・・なんなのかしら・・・この・・・・はぁ!・・・・うぅぅぅ・・・・。)

股間を擦りあわせると、彼女の女芯は彼女の腿肉で刺激され、軽い電気が走り抜ける。

(はぁ・・・・。あそこに・・・・あそこに触れたい・・・・。)

腰を動かしながら聖良は思った。両手首を痩せ型に掴まれているため、手の自由がきかない。手が自由に聞けば・・・そんな思いが強く聖良の中で浮かんでくる。そしてそこまで思った瞬間、聖良は自分が物凄く淫らなことを考えていることに気付いて、ハッとする。

(えぇ?!・・・・私は、な・・何を考えているの!?・・・いやですわ・・・そんな・・・。)

聖良のそんな心の中の逡巡を見透かしているかのように、男たちは聖良のそんな様子を楽しんでいた。痩せ型が聖良に訊ねる。

「シスター、私のモノを咥えているうちに今度はシスターの体が火照ってしまったようですね。シスターも清楚な顔をしてこういうことが好きだったのですか。」

「そ・・・そんなことは・・・・。私は・・・・あ・・・あぁ・・・。」

聖良は反論したかった。自分の人格が否定されたように思った。しかし現実の体の火照りが彼女の言葉の自由さえ奪いつつあった。

「シスター。私のものを静めてくれたお礼に、今度は私がシスターの火照りを静めてさし上げましょう。」

痩せ型がここぞとばかり、聖良に悪魔の囁きをする。

「え・・・・・そ・・そんなこと・・・・あっ・・・・いや!」

痩せ型は掴んでいた両手首を後ろに倒し、そのまま聖良を床の上に押し倒す。

「あっ・・・いや・・・・やめてください・・・・。」

聖良に抵抗する力はなかった。万歳の格好のまま仰向けに押し倒され、動くことも出来ない。か細い声が出るだけである。

痩せ型はのしかかったまま聖良の顔を覗き込む。

「あ!はう!!!」

痩せ型の右手が聖良のスカートを捲り上げ、下着の上からくぼみにそって触る。

「ああ!は!はぁ!あ!あああああああああ!」

聖良がたまらず声を上げる。

そこを見計らったかのように痩せ型の唇が聖良の唇をふさぐ。

「ん!んんん!」

聖良の目が見開かれる。

舌が聖良の口中に侵入する。聖良の舌にからんでくる。

(いや!やめて・・・・。男の人にキスをされている・・・・。ああ・・・・いや・・・・。)

そして、男の手が下着の中に入ってくる。

秘裂をなぞり秘芯に触れる。

「ん!んんんんんん!」

ふさがれた口の中で聖良は悲鳴をあげる。体中に激しい電気が走り、ビクンビクンと体が跳ねる。

痩せ型は、存分に聖良の唇を蹂躙した後、すっと口を離す。

聖良は半分放心状態で、荒い息をついている。

「いきなり手じゃつらかったかな?」

痩せ型は放心状態の彼女から一回離れ、今度はスカートを捲り上げる。

清楚な、そして年相応にかわいらしいデザインの白い下着が丸見えになる。

鈴代少年が、早速そこのアップをビデオに撮り出す。

聖良の下着は薬と度重なる刺激で、大きなしみが出来ていた。

痩せ型はその下着を脱がしていく。

聖良の大事な部分を隠すものは完全になくなった。

そこはまだヘヤーも薄く、少女らしい清楚さがあった。しかし、度重なる刺激で、入り口は少し開き、鮮やかなピンク色をした内側が少し顔をのぞかせていた。

そして、そこは彼女の蜜できらきらと光っていた。

「ほう!さすがシスター。なにやら神々しいですな。」

痩せ型が聖良の身体を褒めるが、聖良は放心状態であり無反応であった。

鈴代少年も珍しくそこに見とれていた。

痩せ型は彼女の腿を開き、そこに顔を近づける。

痩せ型の舌が聖良の秘唇を割って入る。

「あぁ!・・・・・えええ!・・・ひ!」

聖良の意識がその刺激により戻ってくる。

「ああ!いや!やめて・・・・・・やめてくださ・・・・・はあ!!」

舌が秘芯に触れる。

(やだ・・・・。そんなとこを舐めるなんて・・・・。)

新たな蜜が聖良の奥から湧き出し始めていた。

(いや・・・・でも・・・・はあ・・・・や・・やめないで・・・・・。えっ・・・私何を考えているの・・・・いやよ・・・・いや・・・・。)

聖良の頭の中は羞恥心と快感とがせめぎ合い、何もわからなくなってきていた。

やがて、男の指が聖良の秘唇を左右に押し広げる。

中からジュクジュクと蜜が湧き出す。

(あぁ・・・見られている・・・・見ないで・・・・でも触って・・・・違うわ・・・・やめて・・・・。)

男の舌は聖良の蜜を丹念に吸い始める。

「はぁ!・・・・・ふう・・・・あっあっあっ・・・はあああああああああああ!」

今度は秘芯に攻撃を移す。

「あ!ひい!・・・い!いいいいいいいいいい!!!」

男は舌による攻撃を止め、聖良に話しかける。

「どうですシスター。気持ちいいですか?」

「はあ・・・・はあ・・・・・はあ・・・・・」

息が上がって聖良は返事が出来ない。

男は指を一本、聖良の秘唇に軽く差し込む。

「はぁ・・・あ・・・・はあぁぁぁぁぁぁ・・・。」

聖良が気持ち良さげなため息をはく。

(ああ・・・そこ・・・・もっと触ってほしい・・・・ああ・・だめ・・・私はなんてことを考えているの・・・・。主よ・・・お許しを・・・・あ!でも・・でもでも!そこ!ああ!いいの!)

「シスター。気持ち良いのでしょう?」

「そ・・・そんなこと・・・・・わかりません・・・・・。はう!あ・・・・あぁぁぁ。」

聖良のわずかに残った理性は、この快感を認めることをまだ許せなかった。それを認めてしまったら、自分の神の従僕としての全てが崩壊すると感じていた。

「ここが良いのではないですか?」

痩せ型は聖良の中をかき回す。

「はあ!いやあ!ああ!いい!ああ!お・・お願い・・・・・。」

「どうしてほしいのですかな?」

「い・・・いや・・・やめて・・・・やめてください・・・・。」

「やめていいんですね?」

痩せ型はあっさり指を引き抜いた。

「え?」

指が引き抜けれてしまうと、今度は体の中が何か充たされないもどかしさでいっぱいになってくるのを聖良は感じてきた。

自分で触りたくなるが、その動きを読んでいた痩せ型の左手で両手を抑えられる。

聖良の腰が痩せ型の下でもどかしげにもぞもぞと動く。

「あぁ・・・・お願い・・です・・。」

「シスターの言う通りやめてさし上げましたよ。」

痩せ型が言う。

「そ・・・・そうではなくて・・・・。」

聖良はそこから湧き出すもどかしさに耐えられない。

「なんですか?」

「お・・・・お願い・・・・します・・・・・。」

「何をです?」

痩せ型はわざと冷たく突き放す。

聖 良は口が裂けても「続けてほしい」とは言えなかった。こんな淫乱な行為を自ら進んで望むなど、神の教えに背くことと信じていたからである。決してしてはいけないこと・・・・しかし、火のついてしまった彼女の体はそんな彼女の信仰心、これまでの彼女の全てであった信仰心さえ、打ち崩しつつあった。

「はぁぁ・・・だめ・・・です・・・・・。お・・・・願いです・・・・。」

「ちゃんといってくれないとわからないですよ、シスター。」

「・・・はああ・・・ですから・・・・私を・・・・。」

「何です?」

「・・・私の・・・私の・・・・・あ・・・・あそこを・・・・・・。」

「どこです?」

「・・・・あ・・・あそこを・・・・・・・・。」

「ここですか?」

痩せ型が朦朧としている聖良にやっと助け舟を出してやる。痩せ型の指が聖良の秘唇の入口を撫でる。

「はああ!・・・そう・・・・・・そこ・・・・そこの中を・・・・!」

「そこを?」

「そ・・・そこを・・・中を・・・・中に・・・中に入れて・・・・もっと・・・・もっと・・・・・・・はあ!・・・滅茶苦茶にかき回して下さい!!!」

聖良は遂に屈辱のセリフを吐いてしまった。













聖華市に激しい雷鳴が響き渡る。

嵐を運んだ厚い暗雲は、いまや晴れわたる天上界と地獄と化した地上とを遮る壁のようであった。













「お望みとあれば。シスター。」

痩せ型はズボンを脱ぎ始める。その股間のものは猛々しく復活している。

男のものが聖良の秘唇にあてられる。

「え!?」

聖良は期待していたものと違う、熱く大きなものがそこにあてられていることに気付く。

痩せ型は聖良の体の上にのしかかり挿入をはじめる。

「え!あ!う!ああああ!いい!い・・いたい!」

苦痛に聖良の顔がゆがむ。

痩せ型はそのままゆっくりと自分のものを聖良の中に押し込んでいく。

「はああああ!いや!いたい!いたい!やめ!やめてええええええええ!」

先ほどまでの快感は完全に吹き飛んでいた。ただ股間を二つに裂かれるような痛みしか聖良は感じていなかった。

「さすがに・・・きついぜ・・・。男を寄せ付けないシスターだけのことはあるか・・・。」

痩せ型はぐっと腰を押し付ける。ぶちっという音が聞こえたような気がする。

「ぎいいい!あああああああああああああああああああああ・・・・・・・・。」

聖良の断末魔の悲鳴が上がる。

股間から処女の証が流れ出す。

(これが・・・・これが失うこと・・・・・・。)

聖良の目から涙がこぼれ落ちる。

 
「どうですか、シスター?望みどおりこれから滅茶苦茶にかき回してさしあげますよ。」

男は腰を動かし始める。

「あ!・・・・いや!・・・いた!・・いや!・・・やめて!・・・はう!」

男のモノが自分の中で暴れまわるのが聖良にははっきりと感じられた。

自分の中に男のモノがある・・・・。この感覚に聖良は気が狂いそうであった。

(主よ・・・・。これも試練なのですか・・・・。それとも悪魔の快楽に身を任せてしまった罰なのですか・・・・。あ・・・・・あああ・・あぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・。)

痛みの中に先ほどのどうしようもない程の快感が甦って来た。

(何・・・・。これ・・・。あ!あ!あああああああ!いや・・・。体がまた・・・。)

痩せ型は腰をグラインドさせる。そして首筋に舌を這わせる。

「はう!ああぁぁぁ・・・・・。ひい!はあああああああぁぁぁぁぁ・・・・。」

聖良の悲鳴が鼻にかかったような声になっていく。

(ああ!だめ!熱い!体が熱いわ!いや!またおかしくなってしまうわ・・・!)

体の奥から蜜が溢れんばかりに出てくるのが、聖良にもわかった。

「なんだ、シスターはやっぱり好きものだね。こんなに声を出して。」

「そんな・・・・。あ!でも!あ!そこ!あ・・・ああああああああ・・・・。」

「シスターは実は迷える子羊の下の世話までしてたんじゃないのか!」

痩せ型が口でも聖良を嬲り始める。

「そんな・・そんなこと・・・して・・・していませ・・・ん・・・・・・んんんん!はあ!」

「みんなにシスターの痴態をみせてやろうか!みんなシスターに帰依するんじゃないか!?」

「はあ!だめです!・・・そんなこと・・・はう!・・・だめ・・・そこは・・・・あああ!いい!そこ!」

男のものが聖良の奥深く、Gスポットと呼ばれるところを突く。

今までと違う激しい快楽の電流が聖良の中を駆け巡った。

聖良の頭の中は真っ白になる。

「ひいい!・・あう。ああん・・・・はぁ・・・。だ・・・だめ・・・おかしくなる・・・・・。はひいい!」

聖良はもう何もわからず、快感の波に翻弄され、乱れ狂っていた。

「はあ・・・あっあっ!ひいいいいい!はひはひ!はああああああああああああああああああ!」

聖良の声は悲鳴から快楽の混じった声に変化して行っていた。













「なあ、俺にも参加させてくれよ・・・。口が空いているしさ・・・。」

聖良の乱れた様子を見ていて我慢できなくなってきた小太りが、痩せ型に聞く。小太りの男はパンパンに膨れ上がっていた。

「おまえはさっきセイント・テールを犯ったろう!鈴代はまだ誰ともしてないんだぞ。」

聖良を犯しながら痩せ型が言う。

「いや、深森は別にいいですよ。僕は羽丘が気付いたらさせてもらうから。それに口よりあっちの方がいいしさ。」

少年はビデオ撮りの方が今は楽しいらしく、聖良への行為の権利を小太りに譲る。

「鈴代がいいんなら、まあいいか。」

痩せ型は聖良を抱き起こし、今度は四つん這いにさせる。

「?」

聖良は何が起こっているのかわからない。

と、目の前に隆々とそそり立った男のものが現れる。

「シスター、俺の昂ぶりも静めてくれよ!」

言うか言わないかのうちに小太りは、聖良のかわいらしい小さな口にその巨大なモノを押し込む。

「んぐううう!」

息苦しさに聖良はうめく。

と同時に、痩せ型は攻撃を強めていく。

体位が変わったこともあり、聖良の奥にこれまで以上に強く男のモノがあたる。

(はあ!だめ!あ!ああああああああああ!そこ!そこなの!はあああ!)

突かれるたびに、得体の知れないとろけるような快感が聖良を襲っていく。

しかし、快楽の声を外に出したくとも、聖良の口中では小太りの巨大なモノが荒れ狂っている。聖良は舌を使い小太りのものを口中から押し出そうとする。

その舌の動きが偶然であるが巧みに小太りのものに絡む結果となる。

「はあ・・・。いいぜシスター。最高だぜ・・・。」

小太りがつぶやく。

清楚なシスターが自分のものをしっかり咥え、舐めまわしているというシチュエーションに小太りも酔ってきた。次第に小太りの腰の動きも早くなってくる。

「んぐ!んぐぐぐぐぐぐぐぐぐ!!!!」

息苦しさに聖良はうめく。

「そろそろこっちは行くぜ、シスター!」

痩せ型の腰の動きが激しいピストン運動になる。

「んぐ!あう!んああ!うううううう!」

聖良が苦痛だか快感だかわからない声でうめき続ける。

「いくぞ!」

痩せ型が吼える。



ドピュ!!



聖良は、熱い奔流が自分の奥深くにたたきつけられるのを感じとった。

痩せ型のものがどくんどくんと聖良の中でまだ脈を打っている。

そのたびに熱い液体が聖良の中に注ぎ込まれていく。

(あ・・・・・・ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・。)

「こっちもいくぞ!」

小太りの動きがさらに早くなる。



ドピュピュ!!



小太りも聖良の口の中ではじけた。

喉の奥底に熱いそれが注ぎ込まれる。

「しっかり飲めよ!」

その言葉に聖良はごくりとそれを飲み込む。二度目ではあったが、それはやはり気持ち悪かった。

聖良は何も考えることも、いや、もう体に力を入れることさえ出来なかった。

男たちが離れると、そのまま床にうつぶせに崩れ落ちていく。

口からは白い精液がよだれのように流れていた。

そして聖良の白い清楚なシスター服の下半身は、赤い血の混じった精液で汚れていた。













続く


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