第三章 〜NEVEREND〜



 風呂へと入り、部屋に戻ったアルヴィーナは膝を抱えベット
にうずくまっていた。風呂場での自らの痴態を恥じ、また信じ
られないでもいた。必死になって自分自身にあれは自ら進んで
やったことではないと言い聞かす。
突然ノックがされ、ランファが入って来た。また何かされるの
ではないか?と警戒し、身構える。
「何の用ですか?」
「食事を持ってきたわ。」
そう言われてからアルヴィーナは自分が空腹だということを感
じた。誘拐されてからすでに一日以上経過している。無理もな
いだろう。
「ここに置いておくわ。」
テーブルにトレイを置くとさっさと部屋を出て行く。残された
アルヴィーナはテーブルへと近づいていった。トレイの上には
パンが二切れにクリームシチュー、あとハーブティーがのって
いる。どれもできたてらしく湯気が立ち上っている。
「いただきます。」
手を合わせると早速食べ始める。香ばしいパンの香りやシチュ
ーの良い匂いが食欲をさらに刺激する。黙々と食べ続け、疲れ
た体が芯から温まっていく。
食べ終わるとベッドへと座り、考え事を始めた。
「お父様達心配しているかしら・・・私、あんなことをされて
しまって・・・」
また先ほどの出来事を思い出してしまう。するとアルヴィーナ
の股間が濡れ始めてきた。少しずつ変な気分になってしまう。
「な、何で・・・?」
無意識のうちに秘所へ手を伸ばす。初めてのオナニーに戸惑い
ながらもたどたどしい手つきでやり続ける。
「くうっ、だ、ダメっ・・・んんっ、嫌だったはずなのに・・
・手が・・・手が止まらない・・・」
アルヴィーナは知らないが先ほどの食事には大量の妙薬が混ぜ
られていた。効果が出るのはもう少し後だったのだが、先ほど
のことを思い出した刺激ではやまったのだった。
「んはっ、うぅん、あっ、きもち、い・・・」
イクザにやられたように自分自身で秘所を弄る。クリトリス剥
いて擦り、くちゅくちゅと音を立て入り口付近を撫で上げる。
「こ、ここ・・・いい・・・」

シーツに大量の愛液を染み込ませ、オナニーを続ける。次第に
手つきも上手くなり、やがて絶頂を迎える。
「ああっ、くるっ!!イっちゃうっ・・・・・・・・・!!」
そのとき、弄っていた手が急に止まった。
「えっ・・・・?」
寸前で止められたアルヴィーナは物足りなさそうにするが手は
動かない。完全に波が引いたところでまた手は弄り始めた。
「あっ、またっ・・・いいっ、そこっ・・・・んっ・・」
しかし、また絶頂を迎えそうになると手は止まってしまう。
「嫌ぁ、なんで・・・・」
「不満そうだな。」
いきなりドアが開き、イクザが入ってくる。
「きゃあっ!!」
慌てて手を放すとシーツを剥ぎ取り前を隠す。
「俺のことは気にしないで続けろ。」
「そんなことできませんっ・・・」
イクザから視線をそらし、シーツを握り締め我慢する。だが、
火照った体は収まらずについ手を股間へと伸ばす。
「見ないでぇ・・・」
「お前がやめればすむことだろう?俺は強制はしていない。」
イクザに背を向けてオナニーに耽る。背中に感じる視線で顔は
恥ずかしさで真っ赤だ。他人にやられるより自ら進んでやる所
を見られる方が恥ずかしい。
「んっ、ああっ、またイクっ、くぅんっっっ!!!」
だが、手はまた止まってしまう。
「はあっ、はあっ、はあっ・・・・・・」
「無駄だよ。お前が絶頂を感じようとするとそれを妨害するよ
うになっているのさ。」
「そんなっ・・・」
「だけどお前が処女を差し出すというんなら思う存分イかせて
やろう。」
「そんなの嫌ですっ!!」
「ならオナニーを我慢することだな。そしたら欲求不満は感じ
ない。」
そういって背をむけ部屋を出ようとする。
「ま、我慢できたらな。」
後に残されたアルヴィーナは、最初のうちは我慢していたが、
妙薬に逆らえずにまたオナニーを始めてしまう。
「嫌ッ、ダメッ、助けてェェェェ!!!!」
終わることのない、終わることのできない淫らな遊びがまた始
まった。


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