3、奴隷
サユラーナ・カラム・ジ・アリストルは公爵家の長女として生まれ、この
歳まで何不自由のない人生を過ごしてきた。
いつもは厳しいがしっかりと娘の意見を聞いてくれ本当は優しい父、サユ
ナに愛おしげに微笑み、髪を撫でてくれる包容力のある母。そんな両親の愛
情を、サユナは一身に注がれて成長をしてきたのである。
またアリストル公爵家は、近隣に大国として名高いミルツーク王国の中で
も一、二を争う名門として知られ、王国内に広大な領地を持ち、代々政権の
中枢を担ってきた。現在も父、カドラル・ジ・アリストルはミルツーク国王
クヴァンの下、宰相の重責を担っていた。
そんな家柄をサユナも誇りに思い、いずれは有力な貴族から花婿を貰い、
公爵家の跡取りを産むことになると、そしてそれが公爵家の一人娘である自
分にとっての義務だと感じていた。
サユナは幼少時、母と共に王都から二日の距離にある、公爵領内の邸宅で
主に育てられ、幼い頃からとても可愛らしい容姿をした優しく利発な子供で
あったため、家臣や領民達から大層敬愛され、両親の自慢の種となっていた
。
そしてつい一年前、母に背も追いついた頃、サユナは王都へと住まいを移
し、貴族の社交界へ足を踏み入れることとなった。
このサユナの登場は、少なからぬ衝撃をもって若い貴族達に迎え入れられ
た。殆どの貴族達は彼女ほどの女性は見たことがないと噂しあい、一躍舞踏
会などで注目の的となる程であった。純白の清楚なドレス姿から覗く、類い
希な容姿と内から滲み出る教養と気品とが男女を問わず惹きつけ、サユナを
すぐに社交界の花へと進ませた。
サユナ本人は、人前に出るのがあまり得意ではなく、パーティーに出席す
るときは緊張することしきりであったが、その初々しさがまた男性陣をして
サユナに想いを向かわせ、彼女との談笑を望む人が後を断たなかった。
そんな順調な生活を送っていたある日のこと、舞踏会への用意の為に新し
い髪飾りや宝石等の装飾品を選んでいたときに、悲劇は起こった。
サユナの燦々と光が射し込んでいた人生は、ここで大きく暗転する事にな
る。
壁に掛けられたランプの明かりが仄かに灯る地下の一室、汗でぬめる白く
透き通った裸体が、明かりを受けて薄暗い部屋の中に妖しく光っていた。
鼻に衝くほど女の匂いが充満してきた部屋。そこで手足を床につき四つん
這いの格好で足を大きく開き、羞恥の心を忘れ程良い肉付きのお尻を高く上
げる少女。もちろん足を開いているため、窄まりきれなく開閉を繰り返す生
々しい後ろの蕾と、恥毛を濡れそぼらせ、中に大量の粘液を溜め込んでいる
であろう形の崩れていない処女の割れ目を見事に晒し出している。
その姿だけを見れば露出好きの少女が、後ろに立つ気の強そうな顔をした
もう一人の少女へ淫らな状態の下半身を見せつけているとさえ思え、周囲に
倒錯した淫靡な雰囲気を醸し出させていた。
しかも少女二人は大層美しく、特にお尻を高く突き出した少女は、当代一
といっても良さそうな秀麗な容姿を備えていて、その美少女が痴態を見せて
いることで、地下の空間に一層の妖しさをもたらしていた。
だが恥部を晒け出す格好をとる破廉恥な少女には不釣り合いの、気品のあ
る、まるで新雪のように薄闇に朧に輝く可憐な容貌は、乱れた黒髪が幾本も
貼り付き、眼を閉じて紅い唇を噛みしめて苦渋の表情を作っており、その形
相がこの現状が少女、サユナの望んだものではなく、強制されたものである
ことを示していた。
少女は噛み締めた両唇の間から。耐えきれず断続してうめき声をあげてい
る。普段ならば人に心地よい響きを与えるはずの明朗な声が、ソアラの責め
によって妖しさを帯び苦しげに喉元から発せられた。
「さあ、奴隷として仕える気になって?」
ソアラのゆったりとした余裕のある声が頭上から聞こえてきた。
「うっ、くぅっ・・・」
すでにサユナの身体は完全に精神から分離され、崩壊への道を足早に進ん
でいた。もはや快楽と排泄の欲望だけが頭にこびりつき始め、肉体が精神を
凌駕し、少女の口は今にも禁忌の言葉を吐き出してしまいそうだった。
ただ心の片隅に残る理性がその言葉を口から漏らすことを瀬戸際で押し止
め、強く唇を噛みしめ屈辱に耐えていた。
「オナニーしたくないの?ウンチもしたいんでしょ?我慢しないで。身体が
したい、したいって泣いてるわ・・・」
子供をあやすように囁くソアラ。
ソアラにしてみれば、サユナが遅かれ早かれ限界に達することは火を見る
より明らかであった。そうなるまでソアラは、大貴族の令嬢を屈服させるこ
とに加虐心を刺激され、時間をかけて必死に身体の変調と闘うサユナを嬲る
つもりだった。
太股を薄く撫でながらサユナの両足の隙間に右手を入れて、秘所の愛液を
拭う。そしてそれを尻の割れ目から覗く小さな蕾まで、股のところにてのひ
らを密着させてつぅとさすり上げた。二穴の間がこれまで以上にべとつき、
羞恥の橋をかけた。
「あっ、うっ・・・くぅぅ。」
(が、我慢しなくては、思い通りにはっ!あっ、あっ。)
しかし心とは裏腹にあそこからはまた愛液を垂れ流し、双臀を淫らに旋回
させてソアラの言葉に反応してしまうサユナ。自らの痴態に頬をかあっと赤
くして嗚咽を漏らしながら、裏切る身体を呪うしかなかった。
「一言、言うだけでいいのよ。それだけで楽になれるの。ほら、言ってごら
ん、『奴隷にして下さい』って。」
指で顎を持ち上げられ、横に立つソアラの方を向かせられる。
サユナは目蓋を開け、涙に滲んだ黒い瞳でソアラを見据えた。その瞳は恥
辱を浴びても光を失わず、まだ責めに屈していないことを示していた。
「あなたはこの首輪で、私の身体を自由にすることはできるかもしれません
。が、心はまた別です。」
口の端から涎を垂らし、腹痛と自分の熱い息を感じながらもサユナは毅然
と言い切った。これで楽にはなれないという思いが一瞬脳裏をよぎったが、
サユナは後悔はしていなかった。越えてはならぬ一線がある、そうサユナは
察したからだった。
「んっ!」
突然、サユナは唇を柔らかいもので塞がれた。
それはソアラがキスをしてきたのだと、すぐにはわからなかった。
「んっ、んぅ」
驚きで顔を強ばらせたが、いきなりだったので口を閉じる間もなく、唾液
で溢れた口の中をざらついた舌で嬲られる。歯を舐められ舌を絡まされ、く
ちゅくちゅと恥ずかしい音が部屋に響く。
理解が追いついていない状態にサユナがいる間、存分に口内を舐め回した
あと、サユナが気付いて歯を閉じようとした瞬間にソアラは唇を離した。熱
い吐息とともに二人の少女の唾液が曲線を描き、とろりと床に垂れ落ちる。
(私のファーストキス・・・)
同姓に奪われ舌まで入れられた・・・。また一つサユナの大事にしていた
ものが崩れ、心に痕をつける。サユナにとってやるせないのは、それを嫌悪
感よりも気持ちいいと感じてしまったことだった。ソアラと舌を絡み合い、
唾液を含まされると甘い感覚が頭に、そして全身に広がっていくのを止めよ
うがなかった。
「いい娘ね、きちんと育てられてきたのがわかるわ。こんな状態でもそんな
口がきけるのだから。そんなご令嬢には、次の段階へ進んでもらいましょう
か。」
口元を拭いもせずソアラは妖艶に微笑んだ。その様子がサユナには悪魔が
手招いているみたいに見え、四つん這いの身体を嘆かせ、また一歩地獄へ近
づいていくのを痛感した。
「もっと腰を振りなさいサユナ。犬が喜んで尻尾を振っているみたいに。そ
うそう上手よ・・・そうねちょっと犬の鳴き声を出してみましょうか?ほら
お鳴き。」
「きゃん、きゃうん。・・・うぅ。」
「あははっ。血統書付の牝犬の出来上がりね。毛づやもいいし高く売れそう
。」
四つん這いのまま奥の部屋へと進まされる間、サユナは犬の真似事を強制
された。くびれた腰を振る度に腹部に鈍痛が走り恥ずかしい体液があそこか
ら飛び散った。ぼんやりと靄がかかる頭の中で、どこまで侮辱を浴びせれば
気が済むのかと激しい怒りを覚えたが、その反面サユナにはこの屈辱が私の
心が折れるまで続けるつもりなのだろうと薄々わかっていた。
奥のドアを開けると中はがらんどうで、さっきいた部屋よりも一段と暗く
部屋の向こう側までは光がいきとどいていなかった。ねずみ色の石壁が無骨
に四方を固め、また床にも石が敷き詰めてあり、あたりからは何かが腐った
ような嫌な臭いがした。
ただ部屋の端に容れ物みたいなものが置いてあるのだけが、サユナにわか
った。
部屋に入りきるとソアラは牝犬と化している少女に告げた。
「それではサユナ。あそこに置いてあるボールの中に入ってあるエサをお食
べなさい。ただしゆっくりと時間をかけて近づくのよ。これがあんたの奴隷
への道になるんだから。」
サユナはソアラに言われ、意に反して部屋の端に置いてあるボールの所へ
と、石の冷たい感触を感じながらお尻を左右に振り、乳房を揺らしてゆっく
りと這っていった。
(何が入っているの、何を私に食べさせようというの?)
どうせろくなものではないと思い、先ほどまではあれほど溜まっていた口
の中に乾きを覚えながらサユナはボールの中が見える位置まで、身体の変調
に耐えながら到達した。もう細い両腕で上半身を支えるのも苦痛になってき
ていた。
そしてサユナは恐る恐る怯える美貌を金属のボールに向け、中を覗き込ん
だ。
「・・・私にこれをどうしろと?」
世界が重力を失ってしまったかの如く平衡感覚が崩れ、眩暈を感じながら
唇がわななき白く整った歯をがちがちと鳴らし、痛む腹の奥から絞るように
悲壮な声をサユナはだした。
「いったでしょう。サユナは食べるの。ボールの中に入ったものをおいしそ
うにパクパクと食べるのよ。ほらそろそろ口を近づけなさい。」
サユラは全身を必死に自分の意志の元に取り返そうと足掻いたが、すこし
ペースが落ちただけでサユラの小さな形の良い唇は徐々にボールに近づいて
いく。
ボールの中身は異臭を放ち僅かに蠢いているかのように見えた。
「あらあら、そんなに腰を振りたてちゃって。よほど中身が気に入ったのね
。用意した甲斐があったわ。」
(な、何を考えているの?おかしいわ、絶対!・・・そんな、そんな!)
「やめさせて!!お願いっ、こんなもの口にできません!ゆ、許してこんな
ことぉ!!」
これまでの経験で、首輪に抗えぬと知っているサユナの絶叫を心地よさげ
に聞きながら、
「心の底からあたしの奴隷として一生仕えると言うのなら、許してあげても
いいわよ。サユナあなたに選ばせてあげる。」
サユナにとって絶望的な宣告を楽しげに云い、気品ある少女の汚辱の食事
を眺めるため、ソアラはサユナの斜め横の場所に陣取った。
「嫌、嫌、ああぁ〜!」
泣きそうになりながら、ソアラはボールの中身から極力顔を逸らした。
「じゃあ、そのまま食べるのね。ほら見てごらん。少し前のだから蛆虫が湧
いているわ、もぞもぞ動いてる。うふふ、こんな可憐な公爵令嬢が裸のまま
で、他人のウンチを食べるなんてねえ。さあ可愛いサユナ、口をお開け。」
「う、うう。ひやっ、ひやぁ〜!」
サユラは巨人の手でこじ開けられるかの如く強い力で口を大きく開けさせ
られ、ついに後一押しで汚物に口がつく所まで、顔を運んでしまった。
身体の疼きは極限にまでサユナを苛み、そよぐ空気でさえ彼女を敏感に反
応させ、正常な思考を妨げる。四つん這いで腰を振る肉体は背を反らし乳房
を張らせ、あそこは物欲しげにひくつき、白濁に変わり始めたいやらしい液
体を吐き出した。
また腹部の痛みは少女の忍耐を押し破ろうとし、肛門からの排泄を要求す
る。だが排泄の瞬間に肛門は窄み、外に放出することを許さずサユナを悲痛
に嘆かせる。その繰り返しだった。
汚物に水滴がぽとりと落ち、サユナは悔し涙を流し始めた。
(こんなもの死んでも食べられない。も、もう限界です。た、たとえこの人
の・・・・・ああ、アリストル家としての自分は、自分は殺してしまうしか
ない。ううぅ、私どうすれば。)
「これでもだめだったら、今度は繁華街か貴族の居住区にでも連れて行って
色々な醜態を晒させてあげる予定になっているけれど。どう?露出狂の変態
さんだからそっちの方がいいかしら。」
そのソアラの声が最後の引き金になった。
こんな姿をこれ以上大勢の人に見られるのは避けたかった。そしてなによ
り凌辱に際限がないことがわかり、サユナの心を哀しみで締め付けた。
「なゃひまふ。ひゃひまふはぁ〜!」
屈辱に声を震わせながら、必死にサユナは奈落へと這い進むしかなかった
。
「あら、何か言いたいみたいね。いいわちょっとの間動きを止めてあげる。
サユナそこで止まりなさい。」
「さあてなんなのかしら?」
ソアラは言いながら、サユナの隣に座り、サユナの柔らかそうだがまだ幼
い芯の残る形の良い乳房をいやらしい手つきで揉み始める。
(あぁ、言ってしまう・・・やっぱり駄目、言いたくない)
サユナは汚物の腐った臭いを眼前で嗅きながら、悔し涙を流しつつ恥辱を
終わらす為にわななく唇を開き、乳房から快楽の痺れを感じながら後戻りが
出来ない誓いをするしかなかった。
(今だけ、そうよ、一時的にこの人を欺くために言うの。うぅ、本心から屈
服するわけじゃない、演技なのよ。)
「わ、私はソアラ様のど、奴隷として一生お仕えします。」
それでも堕ちてしまった、その想いがサユナの深淵にこだました。
しかも躰の方は言い終わったとたん激しく痙攣し、サユナの奥底に幾重に
も隷従の悦びを伝えてしまった。
(これでは本当の変態だ、どうして、どうしてこんな・・・)
「そのままじゃない。もっと奴隷として相応しい台詞を考えなさい。ほらあ
んたのお食事がいい臭いをさせているわよ。」
ソアラは決死の思いで言ったサユナにそう言うと、乳首を強くつねった。
「痛いっ!も、申し訳ありません。」
もうどうにでもなれとサユナは艶やかな唇を開き、顔をくしゃくしゃにし
て言った。
「私、サユラーナ・カラリム・ジ・アリストルは、ソアラ御主人様の奴隷と
して、一生お仕え致します。どのようなご命令でも心から喜んでお受け致し
ます。サユナをお好きなように使役なさって下さい!」
泣きながら宣言するサユナ。
「まだまだ。挨拶のときを思い出しなさい。」
胸を揉みながら、今度はサユナのなめらかな背筋に手を這わしてソアラは
言った。
愛撫を受けるサユナに、漆黒に燃えさかる背徳の炎が渦巻き始める。
「あっ、うぅん、私サユラーナ・カラリム・ジ・アリストルは、ソアラ御
主人様の淫乱なへ、変態奴隷として一生お仕え致します。どのようなご命令
も心から悦んでお受け致します。サユナのすぐに乳首が勃ってしまうおっぱ
いも愛液で濡れてしまうオマンコも、サユナの全身をいやらしく調教してく
ださい!」
「ここもでしょ?」
ソアラはそう言って、サユナの後ろの穴を半分中に潜り込ませるようにして
人差し指でつついた。
「くぅ、は、はい、お尻の穴もちょ、調教してください。」
「まあまあね。まあいいでしょう、石は取り外してあげるわ。でももし逆ら
ったりしたらまた、わかっているわね。」
サユナは<拒絶>の石を外されると、ボールから身体を離して絶望の闇に
心が閉ざされていくのを感じ俯いた。本意ではないとはいえ、自ら奴隷にな
ると誓ってしまったのである。熱く躍動する身体とは違い、心は冷たく固ま
ってゆく気分だった。
逆にソアラはその様子を見、この被虐心を燻らせる類い希なる黒髪の美少
女の全てを支配できる歓びに、いつになく酔っていた。
「サユナ、奴隷になった証拠として手始めに、自分の意志であたしにあそこ
を拡げて見せてみなさい。」
柔らかい口調であったが、今のサユナには強い強制力が感じられた。
(悔やしいけれどここは従順なふりをしておこう、いま逆らったらどうなる
か。逃げる隙はきっとあるはず、石の力がなければいつかは。)
サユナは血反吐を吐く思いでそう考えつつ、もそもそと三角座りの格好を
とり、そして徐々に足を拡げていった。
(やっぱりすごく恥ずかしい。でも、するしかない・・・するしかないの。
お父様やお母様の元へ帰る為に。)
まだ男も知らぬ少女が自分の意志で秘所を晒そうと言うのだ、年若いサユ
ナには心臓が張り裂けんばかりの屈辱的な行為だった。しかも秘所はぐじゅ
ぐじゅに濡れそぼっているとなれば、なおさらであった。
「ほら、もっと拡げて。」
限界ちかくまで足を開いたサユナは、頭を俯かせ黒髪で顔を少し隠しなが
ら両手を秘所に持ってゆき、僅かに内部を覗かす濡れた割れ目に手を掛けた
。薄い恥毛が手を擦り、涙に濡れた顔は哀願に近い表情をとりながら、サユ
ナは肉壁をゆっくりと左右にくつろげる。まだ処女である美しいピンク色の
秘奥をソアラに見せるために。
「ソアラ様、サユナのオマンコを奥までどうぞご覧下さい。」
とサユナは卑猥な一言を恥ずかしそうに伝える。油断させる為にも奴隷と
して言わなければならないと思ったからだった。
白い下半身の奥に息づく割れ目の上方に、黒い恥毛が申し訳程度に生えて
いて、それが膣口の綺麗なピンクとともに、清楚な少女の裸身に淫猥なコン
トラストを織りなしていた。
そんなサユナの痴態を満足そうに眺めてから、ソアラは顔をサユナの秘所
に近づけて、丹念に観察しだした。
(我慢しなくては。)
唇を噛み締めながらサユナは秘所を菱形に開き、指に自分が分泌した粘つ
く体液を絡みつかせながら、白い滑らかな肌を徐々に火照らせていく。顔が
どうしても悔しさで歪んでしまい、それがまた劣情を誘った。
「膣は狭そうね、こりゃあ拡張が必要かも。クリちゃんはと、」
そう言うとソアラはクリトリスを覆う包皮をぐいとむいてしまった。
「ひっ!」
サユナが閉じようとした両足をソアラは戻しながら、じっと恥芽を観た。
「勃ってもまだまだ可愛いものね。恥垢もついてる・・・あとでお風呂で洗
い落としておきなさい。わかった?」
「あ、あひぃ!」
ピンとクリトリスを弾かれ、雷に打たれたかのようにサユナは秘所をさら
け出した肢体を波打たせ、ろくに返事もできず悲鳴をあげた。口が自然と開
き、舌が空を彷徨った。
「敏感なのね、これからが楽しみだわ。それじゃあもう少ししたらトイレに
連れて行ってあげる。それからお風呂よ。」
軽くイッてしまったらしい少女を、新しいお気に入りの玩具をみる目でサ
ユナの主人となった少女は見た。
まだ躰をびくびくと震わせながら、サユナは己の運命を嘆き、瞳から透明
な雫を流し、その水滴は首輪のある首筋まで伝っていった。それは悲しみを
内包しつつも美しくそして艶めかしい可憐な乙女の姿だった。
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