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			 【6話】獄宴、そして・・・気高き心に縛りつく鎖 
			 
			 
			(2) 
			 
			いつしか体位が入れ替わった。 
			背後からアナルを貫かれたまま、仰向けに倒されると、再び口には怒張が突きいれられ、ズボズボと挿入を繰り返される。 
			 
			「ムッ・・・ウグゥ・・・ウムグゥ・・・」 
			 
			光沢のある黒髪に指を絡めるようにして、両手で頭をガッシリ掴まれた。そして激しいスロートをさせられる。優希の美唇から、唾液でグチャグチャに濡れ光る肉棒が出し入れされるたびにライトの光で淫らに光った。 
			赤い指の跡が無残にも残る双乳を荒々しく捏ねくりまわされ、肛門を激しく突き上げられると、優希の鼻先からはすすり泣きが止まらなくなった。 
			更には、腹部に誰かが跨ったかと思うと、双乳の間に熱い肉棒を挟みこみ、パイズリのように扱き出す。 
			そして、別の男によって、優希の両首をガッシリと掴まれ、スラリとした彼女の飛脚が左右に押し広げられ、秘肉の割れ目に押し当てられた熱い肉棒の感触を感じると、優希は狼狽した。 
			 
			(こ、これ以上は・・・おかしくなっちゃう・・・) 
			 
			「んンッ!・・・うぐぅぅッ・・・」 
			 
			必死にやめてと訴えようとするが、口に怒張を押し込まれていては、呻き声にしかならない。 
			熱い塊がクレパスに押し込まれ、粘膜を掻き分け入ってくると、優希の頭の中が真っ白になるほどの衝撃が襲った。 
			 
			「ンっぐぅぅぅぅッ!!」 
			 
			(壊れる・・・壊れちゃうぅぅ!!) 
			 
			膣内と肛腔に太くて熱い肉の塊がパンパンに押し込まれ、出し入れされるたびに、粘膜を隔てて擦れ合う。そのたびに、凄まじい衝撃が電流のように全身を駆け巡り、刺激で脳が焼き切れそうであった。 
			 
			「ヒッツ、ヒギッツ、ヒッグゥゥゥゥゥ!!」 
			 
			くごもった悲鳴のような喘ぎ声を上げ、優希の身体が狂ったように撥ねる。 
			 
			「ぐぎィ! ヒッ! ウグゥッ!!」 
			 
			そして、スラリとした美脚がピンッと伸びきり、悦楽を貪るように指が反りかえり、プルプルと痙攣した。 
			 
			「むぐぅ!? ぐむむっ! イギュッ! イギュッ! イギュゥゥゥゥッ!!」 
			 
			だが、そんな優希にお構いなく、男たちは穴という穴を犯し続ける。 
			 
			(いやッ!、だめッ!・・・またッ・・・またきちゃうッ!!) 
			 
			「ンっグゥッ!・・・ウググぅぅぅぅッ!!」 
			 
			肢体の痙攣が止まらなくなる。すでに優希には自分の身体がどうなっているかも認識する余裕はなかった。 
			 
			「ヒッ! ウグゥゥゥ! ンッギュゥゥゥゥ!」 
			 
			優希の身体の震えが徐々に大きくなり、腰がガクガクを暴れだす。そして、それが最高潮に達した途端、彼女の股間からは盛大な潮を噴出した。 
			 
			「うっへぇ、潮を噴きやがった!」 
			「おらおら、遠慮せずにもっと噴くッス」 
			「もっと、もっと気持ちよくしてあげるわよ!」 
			 
			男たちは興奮を更に高ぶらせ、益々、荒々しく責め立てる。 
			優希は、濁流のように押し寄せる肉悦によって、脳内は真っ白に焼かれ、男たちが怒張を出し入れするたびに全身を電流のような衝撃が流れ、そのたびにビクビクと痙攣する肉塊と化していった。 
			 
			「へっ、イキっぱなしだなぁ。だが、まだまだ、こんなもんじゃねぇぞ」 
			「脳の神経が焼き切れるまで犯してやるわよ」 
			「ヒヒヒッ、胃も膣内も腸内もザーメンで嫌ってほど満タンにしてあげるッスよ」 
			 
			穴という穴から体液を垂れ流し、痙攣する肉玩具と化した優希の悲鳴をBGMに、男たちは入れ代わり立ち代わり、彼女の穴という穴を犯し続けるのであった。 
			
			 
			 
 
			 
			 
			水沢は、休憩の為に寝室を出た。 
			背後では3人の男たちに犯され続ける優希のくごもった悲鳴が鳴り響く。 
			それを心地よく感じながらリビングに戻ると、そこには拘束具姿の千里が立っていた。 
			 
			「目が覚めたようだね」 
			「はい、ご主人さま」 
			 
			水沢が1人掛けのソファに座ると、千里はその足元に跪き、愛しそうに水沢の股間へと手を伸ばした。 
			 
			「ご奉仕しても、よろしいですか?」 
			「愛しのお姉さまのアナルに、今まで入ってたモノですよ? いいのかい?」 
			「・・・はい」 
			 
			興奮に目を潤ませ、舌を伸ばし優希の腸液でヌラヌラと濡れ光る男根を舐め始める。 
			その動きには優希のようなぎごちなさはなく、的確に水沢のツボを刺激していく。そうして剛棒がその硬さを取り戻すと、口に咥え苦もなく根元まで飲み込んでいく。 
			 
			「ウグッ・・・ウフッ・・・ムフッ・・・」 
			 
			その頭を水沢が優しく撫でてやると、千里は嬉しそうに声を鼻先から鳴らす。 
			 
			「お陰で上手くいきました。千里の願いどおり、卒業しても大好きなお姉さまと一緒にいられるようにしてあげますよ」 
			「ウフッ・・・うれしいです」 
			「大好きな人を、僕に調教して欲しいなんて、千里は変わってますね」 
			 
			水沢は千里の奉仕を心地よさそうにしながら、苦笑い浮かべる。 
			手で奉仕しながら、そんな水沢を見上げ千里は妖艶に微笑む。 
			 
			「強くて・・・凛々しくって・・・憧れの優希お姉さまが、私と同じマゾ牝奴隷の身に堕ちる。考えただけでゾクゾクしちゃいますわ」 
			「それにしても、千里も名演技でしたね。彼らの登場の時など、迫真の演技でしたよ」 
			「あンッ、それは・・・その・・・先月に実際に出てきた時の事を思いだして・・・」 
			 
			複雑そうな表情を一瞬浮かべるが、それを誤魔化すように、一心不乱に奉仕を行う。 
			 
			「それでも、彼ら相手の4Pにも慣れてきたでしょうに・・・まさか、本当に失神するとは思いませんでしたよ。愛しのお姉さまとのレズプレイに感極まったかい?」 
			「・・・・・・はい」 
			 
			恥ずかしそうに俯き、返事をする千里。そんな彼女の頬に手を添えて、面を上げさせると、水沢は千里の目を見つめ、ニッコリと微笑んだ。 
			 
			「それでは、先輩奴隷の千里には学校に行っている間の優希の調教をお願いしますね。優希には例の貞操帯を装着してもらうつもりなので、リモコン操作などで、しっかり躾けをお願いしますよ」 
			「はいっ!」 
			 
			その光景を想像したのだろう、千里はゾクゾクと身を震われると、むしゃぶりつくように剛棒を咥える。 
			 
			「だたし、優希は千里を救う為に調教を受けているんですからね。だから、千里はしょうがなく調教している様に演じてくださいよ?」 
			「ふぁい」 
			 
			口から離すのももどかしく、咥えたまま返事をする千里の姿に、水沢は笑った。 
			そんな機嫌良さそうに笑う水沢の姿を見ると、千里は怒張から口を離し、モジモジと何か言いたそうにした。 
			 
			「ん? どうしましたか?・・・・・・ははん、実は千里も、今すぐベッドルームに行って、優希を虐めたいのですね?」 
			「・・・はい」 
			 
			千里は照れくさそうに頬を染めて頷いた。 
			 
			「しょうがないですねぇ・・・門限に間に合うように松林に車で送らせますから、ギリギリまで楽しんでらっしゃい」 
			「はい、ありがとうございます。でも・・・出来れば一緒に泊まりたいのですが・・・」 
			「ダメですよ。約束したでしょう? 『ご両親に心配されるような状況は避けること』、『勉強の順位は下げず僕と同じ国立大に入ること』・・・この2つのルールを、ちゃんと守ると約束しましたよね?」 
			「・・・はい」 
			 
			予想はしてたが、やはり残念でしかたないのだろう。千里は途端に元気がなくなった。 
			そんな千里に水沢は提案をした。 
			 
			「ホント、しょうがないですねぇ・・・優希には、このまま月曜日の朝まで調教を受けてもらう予定ですから、明後日の土曜日は優希の家にお泊りって事でご両親に外出許可を貰ってきなさい」 
			 
			水沢の提案に、千里はパッと顔を輝かせる。そして、「ありがとうございます、ご主人さま」と水沢にキスをすると、嬉々として寝室へと駈けていった。 
			 
			「やれやれ・・・」 
			 
			そんな千里の後ろ姿を、水沢は苦笑いを浮かべ見送るのであった・・・ 
			
			
  
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