第三章・プリンセスミネルバ

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 円をつくる兵士達の中央でミネルバは全裸のまま倒れていた。
 広間を照らす明かりによって身体中に附着した精液が艶かしく光っている。
 この場に居合わせた兵士全員の精を子宮に注がれ、腰が抜けるほど何度も絶頂に達していた。
 力が入らない股間はだらしなく開かれ、白濁液が溢れ出ている秘唇はまだ物足りないと言うかのように妖しく蠢いて男達を誘っている。
 「おい!こっちに連れて来い!」
 ミネルバを取り囲む陵辱者の一人が広間の奥に向かって何か叫んでいた。
 朦朧とした意識の中でミネルバはこの陵辱劇が早く終わることを願う以外何も考えられないでいた。
 不意に兵士達の輪が途切れるとそこから首輪を繋がれた全裸の女性が現れた。
 「あぁ・・・マリアっ・・」
 「ミネルバお姉さま・・・」
 お互いが最も会いたがっていた相手への再会であったが、それはとても残酷なものであった。
 向き合う二人の美姉妹は各々が強いられている屈辱的な姿を見て、ただ名前を呼び合うことくらいしか出来ないでいた。
 しかしその再会も兵士達の欲望によって新たな陵辱劇へと様変わりしていくのであった。

 「ああ・・・やめて・・・マリアの前では嫌よっ・・・あああっ!」
 「だめぇ・・お姉さまに酷いことしないでぇ・・・」
 ミネルバを後ろから抱かかえた男は膝の裏に手を回して脚を大きくM字型に開いた形で犯していた。
 その目の前には四つん這いの格好を強いられたマリアの姿がある。
 目を閉じたら殺すと脅されたマリアは敬愛する姉の秘裂に挿入する肉棒を嫌々ながらも凝視しなければならなかった。
 「はぁん・・だめっ・・・マリアっ・・見ないでぇ・・そんなに見つめないでっ・・・」
 愛する妹に自分の恥かしい姿を見られまいと叫び声を上げた。
 それくらいにミネルバの身体は限界が近づいていたのである。

 「はぁん・・ああ・・あああん・・」
 男が腰を動かすたびにミネルバの唇から艶かしい吐息が漏れる。
 固くしこった乳首を捏ねられ、太く勃起した男根で子宮を突かれる毎に性のボルテージが上昇し爆発する瞬間がすぐ目の前まで迫ってきた。
 「ああ・・いっちゃう・・・だめぇ・・・・・・えっ、まだ・・」
 絶頂寸前まで達していたミネルバの秘所から突然男根が引き抜かれた。
 このまま最後まで昇りつめるものだと思っていただけに突然の中断にミネルバは思わず不満の声を上げてしまった。
 その肉欲に溺れている自分の姿を見て兵士達はにやつき、マリアは信じられないものを見たかのような眼差しでミネルバを見ている。
 「違うの、マリア・・・私は別に・・・」
 「何が違うんだ?男のペニスが欲しいんだろ」
 薄ら笑いを浮かべながらミネルバの耳元で男が囁くとまた挿入を開始した。
 「ああ・・・だめぇ・・いっちゃう・・」
 先程の言葉とは裏腹に性交が再開されるとミネルバはまた喘ぎ声を上げ始めた。
 肉棒を包み込む秘唇は精液と愛液でぐしょぐしょに濡れ、ミネルバからも腰を動かして快楽を求め始めた。
 そして今度こそ絶頂に達せられるかと思った瞬間、また無情にも男根は引き抜かれてしまった。
 「あああ・・また・・・」
 失望の声を漏らすミネルバにはもうマリアの視線を気にする余裕はなくなっていた。
 そこにはただ快楽を求めるだけの一匹の牝がいるだけだった。
 「お願いします・・・最後までいかせて下さい・・・」
 気丈なミネルバの信じられない言葉を聞いて兵士達は優越感に浸っていた。
 しかしこのままミネルバにすぐ慈悲を与えるつもりは毛頭なかった。
 男はミネルバの愛剣を手渡すと耳元で何かを囁いた。
 一瞬驚いたような顔をしたが肉欲の虜となったミネルバは小さく頷くと愛剣を手にマリアに近づいた。
 「お姉さま・・何?」
 ミネルバが犯されている間、マリアも同じように身体を弄られていた。
 姉よりも大きく発達した柔らかい胸には男の手が埋まり強く揉み回している。
 大きく開かれた股間には何も挿入されていないが体内から滲み出す愛液によって何時でも迎える準備は整っていた。
 「あっ・・・やめて、お姉さま・・・」
 ミネルバは四つん這いになって秘唇にキスをするとマリアの身体に軽い快感が走った。
 犬のような格好で秘裂もアナルも晒したまま妹の秘唇に何度か口付けをした後、手に握られた剣の柄を愛液で湿った秘所に宛がった。
 「えっ・・・だめぇ・・・やめてっ!」
 これから行われる行為を察してマリアは悲鳴を上げる。
 しかしその時には既に剣の柄は肉襞の中に埋め込まれていた。
 「ああっ・・痛いっ・・・・・」
 マリアの顔が苦痛で引きつり、喉の奥から呻き声が漏れる。
 「えっ・・まさか・・マリア・・・」
 「ヘヘ、どうだ。妹の大切な処女をぶち破った気分は」
 自分がされた淫らな行為と全裸で連れてこられた姿を見てマリアは既に兵士達に犯されているものだと思っていた。
 しかし目の前のマリアの秘所からは処女の証である赤い血が流れ出ていた。

 「そんな・・・マリア・・ごめんなさい・・・」
 自分の手で妹の大切なものを奪ってしまった事はミネルバの自我を完全に崩壊させていた。
 「処女喪失の儀式も終わったみてえだし、これから女の喜びを教えてやるぜ」
 男達はマリアの処女を奪った剣を秘所から引き抜くと替わりに自分の肉の剣を人跡未踏の秘唇に埋め込んだ。
 「ああ・・・いたい・・・あああ・・・」
 「あああ・・・いい・・はぁん・・・イクぅ・・」
 まだ快楽より痛みが勝るマリアの横でミネルバは再開された陵辱に歓喜の声を上げていた。
 自分から腰を振り両手でペニスをしごく姿からはもはやあの凛々しい竜騎士ミネルバを連想することは難しかった。

 性奴と化したマケドニア王女のミネルバとマリアはこの後も兵士達に犯され続けた。
 しかし毎夜続いた狂宴は突然終わりを告げた。
 アリティア軍が攻めてきたのである。
 志を失い腑抜けのようになっていたマケドニア兵では太刀打ちできずディール要塞はあっけなく陥落した。
 しかしディール要塞の内部を隈なく捜してもマケドニア王女の姿は跡形も無く消え去っていた。


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