第六章・悲しみの大地グラ
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「ああ・・・だめ・・・広げないでぇ・・」
両膝の裏側に当てられた女性の手が外側へ広げられていく。
何とか抵抗しようとするものの、下半身に全く力が入らずなすがままにされてしまう。
極度を超える羞恥と恐怖によって腰が抜けたシーマは今、下半身丸出しの格好でベットに上がっていた。
シーダが背後から手を回してシーマの両足を大きく広げている。
今やシーマの秘唇もアナルも完全に晒されていた。
その恥かしい姿をラングはいやらしい眼光で視姦している。
ラングも既に全裸になり、その股間にはリンダが顔を埋めている。
浅黒いラングの男根を丹念にしゃぶり続けている。
「いや・・・そんなトコ触らないで・・・」
シーダの指が秘裂へと伸びた。
陰毛を掻き分け、ピンク色の肉裂に指を這わす。
シーダと同じく愛液を溢れ返させた秘所は肉棒を求めて蠢いている。
愛液によって艶やかに輝く淫靡な秘唇に我慢できなくなったラングは、リンダの奉仕を止めさせると、そのままシーマに近づいた。
(ああ・・あれが私の中に入るのか・・・)
目の前にあるラングの肉棒は非常に大きかった。
今までシーマが体験してきたどの男のものよりも何倍も太かった。
その巨大なペニスに犯されることへの恐怖感と早く身体の疼きを昇華させたい焦燥感の狭間でシーマは揺れていた。
「俺のチンポをまじまじと見つめて、そんなに入れて欲しいのか?」
「え・・・いえ・・・そんなんことは・・・」
シーマは頬を真っ赤に染めて顔を背ける。
その横を向いたシーマの唇にシーダの唇が重ねられた。
上着の上から豊満な乳房を揉みまわし、口内で舌を絡み合わせる。
「ああ・・・だめぇ・・入れないで・・・」
ラングはシーマの両足を持ち股間を大きく開くと腰を入れてくる。
固く勃起した男根が肉裂を摩る度にシーマの腰が切なく震える。
ラングは亀頭を愛液に充分馴染ませ、先端を少し埋めたかと思うと、一気に根元まで打ち込んだ。
「ああっ!・・大きい・・・裂けちゃうぅ・・・」
シーマの秘壷に埋め込まれたラングの肉棒は思っていた以上に大きかった。
しかし、いきり立った肉棒の挿入にシーマの肉襞は絡みついていく。
勢いよく膣内を貫く男根の動きにシーマの甘い吐息が漏れる。
「はぁ・・熱くて・・気持ちいぃ・・・・・」
初めはゆっくり、そして次第に早く強く繰り出される腰のストロークにシーマの心はメロメロに蕩けてく。
大きな乳房を上下にたっぷんたっぷんと揺らしながら、ラングの動きに合わせて腰を動かす。
今までに経験した温室育ちの貴族との性交では得られない力強いセックスはシーマの心と身体を全身隈なく陵辱していく。
顔を上げればシーダとリンダがディープキスをしながら肉欲に溺れるシーマの姿を眺めている。
二人の視線がまるで自分を嘲っているようにシーマは感じ、その屈辱感と羞恥心が更に性感を高めていく。
「あっ・・ああっ・・・イイっ・・・はぁっ・・・ああん!」
共に絶頂を迎えるべく腰を振り合ってた二人であったがその動きが急に止まった。
いや、正確にはラングの腰の動きが停止していた。
「いやぁん・・・止めないで・・・もっと突いて・・・」
もはや王女のプライドなど捨てて肉欲を求める一匹の雌犬は根元まで埋まった肉棒から少しでも快楽を得ようと腰を擦り付ける。
ラングは、その動きを腰に当てた両手に力を入れて制するとシーマの耳元で何かを囁いた。
ラングの言葉を聞き取ったシーマの顔を既に赤くなっていた顔を更に朱に染める。
「なんだ?俺が今言った姿を妄想して感じたのか?このマゾ王女め。マンコから愛液が溢れてきたぜ」
シーマは相変わらず頬を染めたまま俯いていたが、小さくコクッと顎を動かすと両手をラングの首へと回してきた。
「ヘヘ、こりゃ明日が楽しみだな・・。じゃあ約束どおりイかしてやるよ」
陰部だけではなく身体全体を密着させた二人の情事がまた再開された。
今まで以上に強く激しく腰を動かすラングにシーマはもはや抱きついているのがやっとであった。
「ああ・・・もっとぉ・・・もっと強く突いて・・・シーマのオマンコを突き回してぇ・・・」
秘唇を蹂躙するラングの肉棒についにシーマの理性はついに弾け飛んだ。
まだ使用回数が少ない桃色の肉襞は悲鳴をあげ、限界へ向けて痙攣し始める。
そして百戦錬磨のラングの肉棒も、一発目の発射へ備えて準備も万端に整った。
「よし、出すぞ・・」
「出して・・・そのまま中に出して・・・」
シーマの膣内でラングの子種が爆発した。
瞬く間に子宮全体に広がると快楽と一緒にシーマの身体に染み込んでいく。
シーマは少しでもこの快楽を逃すまいと、力強くラングにしがみ付いた。
愛し合う二人のようにディープキスを重ね僅かばかり残った余韻を愉しむと、精魂尽き果てたシーマはゆっくりと気を失っていった。
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