■犯される唇>異形の怒張


 「ううっぐっ! うう〜っ!!」
 きつく何重にも腕や脚に絡みついたDG細胞の触手が、キリキリとレイン・ミカムラの四肢を四方へと引き絞る。もう、ほんの少しの力が加えられれば、腕や脚の関節が抜けてしまいそうだった。まるで中世の「梯子」の拷問である。
「はぁうっ、ふうっぐ〜っ! もう、もうやめてぇ〜っ!」
 その間も、レインの豊かな乳房と、まろやかな処女の性器に取り付いた催淫バーサーカー機器群は妖しく悪魔のように蠢き、レインの身体に、これでもかと「快感」を注ぎ込み続けている。
 乳房に覆い被さるように取り付いた丸い半球形のカップの内面では、絶え間なく与えられる電撃パルスが、レインの柔らかくほぐされきった乳肉を責め苛み、小刻みに真空の指先で摘み上げられる乳首がプクプクと膨張と収縮のリズムを繰り返している。乳房全体の感覚は、まるで猫の舌のような感触の大きな掌で乳房を包まれ、執拗に揉み立てられているようだった。
 ひと揉み、ふた揉み……、揉みしだかれるたびに、乳首の真下に生まれ乳房全体へと拡がりはじめた熱い「しこり」がどんどんと膨れ上がっていく。
 その感覚はまるで……。
「やめて、やめて! オッパイが出ちゃうっ! これ以上されたら、オッパイが出ちゃいそうなの〜っ!!」
 レインを見下ろして、機器のリモコンを操作するアキノ曹長はニッコリと笑う。
「アラ、レインさん、かまわないのヨ。母乳を出すのは快感につながる生理現象だから、きっと一層、気持ち良くなれるワ」
 そんなことは有り得ないと知りつつも、アキノ曹長はうそぶいた。しかしデビルガンダム細胞の侵食が、レインの乳腺を作り替えてしまえば、乳牛のように母乳を吹き出す身体に調整してしまうことも可能だ。アキノ曹長は手元のリモコンを操作し、レインの乳首吸引を、さらにパワーアップする。
シュコ、シュコ! シュシュシュ〜ッ!!
「あっ、きゅうっ! す、吸わないでぇっ!」
 強烈な吸引力に、チューブ内に乳輪ごと吸い出されていた乳首が、さらに長々と引き延ばされていく。真空の中でブルブルと震えるレインの乳首は、カチカチに固く膨らみきって真っ赤な色に変色していった。
「ねえ、アキノさん。まだ犯ったらダメなの?」
 それまで、レインの股間に顔を埋めていたアレンビーが顔を上げ、アキノ曹長にたずねる。
「レインのココ。もう、ビショビショで熱々だよ。コレで犯っても良いでしょ?」
 アレンビーは自分の腰に巻き付いたデビルガンダム細胞製のペニスバンドを、グイと突き出して誇示した。アレンビーの股間に密着した鉛色の「ソレ」はグニグニと鎌首をもたげる蛇のような蠢きをみせる。
「アレンビーさん、あせっちゃダメ。……どんな具合? 見せてちょうだい」
 アキノ曹長は、レインの引き延ばされた両脚の間に回る。アレンビーがクンニ責めを続けていたレインの股間は、アレンビーの言うようにあふれ出した愛液と、アレンビーの唾液とでビショビショの状態だった。その潤みと体温で湯気が立っている。
 その女陰の頂点で金属製のリングとワイヤーコードで締め付けられたクリトリスがカチカチにしこり、勃起しきってピクピクと震えている。静脈流を止められ、膨らむだけ膨らみきっているのだ。
「ひくっ!」
 今にも破裂しそうなレインのクリトリスは、アキノ曹長が、そっと指を添えただけで、そのクリトリス自体がアキノ曹長の指から逃れようとヒクリと動いた。
「ふふふ、カワイイ」
 アキノ曹長はレインのクリトリスの腹を、そっと押した。
「ひいっく! ひいいいっく!! さ、さわらないで……」
 大きな声を出すと、クリトリス自体が、パチンと弾けてしまいそうな感覚に、レインは震える小声で泣き声を上げる。
 思わず尿道と肛門に深々と潜り込んだコイル状の淫具を、レインの括約筋がキュウッと締め付ける。その締め付けが、大小の螺旋を描く淫具表面の凹凸を敏感な粘膜に、さらに喰い込ませた。
「!」
 レインは、とっさに呼吸を止め、粘膜からジンジンと伝わる刺激に耐える。
「ガンバっても無駄ヨ」
 アキノ曹長は、アレンビーがクリニングスしている間、停止していたレインの股間へ通電を再開した。
ビ、ビビビ、ビッ! ビビッ!!
「きゃあっ! きゃああ〜っ! や、やめてぇ〜っ!! お願いっ! それはっ、バーサーカーはやめてぇ〜っ!!」
 その「刺激」が自分の身体を、どれだけ狂わせてしまうのかを、身を持って思い知らされていたレインは脅えきってアキノ曹長に嘆願する。そのレインの脅えと嘆願は、レインにとっての逆効果しかもたらさなかった。そのレインの怯え方にアキノ曹長は嬉々として催淫バーサーカーの出力を上げていく。膀胱と直腸に満ちた淫具は、淫らな電流を放ちながら、蛇のようにのたうった。すると四肢をデビルガンダム触手に引き伸ばされているにも関わらず、レインの身体も同じようにのたうちまわり、大きく弓のようにしなった。
「ウフフ、いっぱい感じてネ」
 敏感な神経の集中する股間を、ありとあらゆる感覚の暴風が吹き荒れていた。レインは自分の股間がドロドロと溶けだして沸騰しているかのような感覚にのたうちまわった。
「オオう〜っ! オアああっ!」
 大きく目を見開き、呼吸もままならないレインの股間に、アキノ曹長の指が触れる。
「もっと、もおっと、感じてちょうだいネ。レインさん」
 浅く深く、縦横にと、アキノ曹長の白魚のような指は、紅く潤んだレインの女陰をもてあそんだ。
 熱い「ぬめり」をすくい取り、クレヴァスの谷底を、何度もさすり上げ、膣内の襞のひとつひとつを、見逃すことなく検分していく。
「はうっく! はっくっ!」
 カチカチと、レインの歯が鳴っていた。気絶しそうな感覚の奔流に意識が遠ざかるが、寄せては返す波のような快感のリズムが、レインに気絶することを許さないのだ。
「アレンビーさん。レインさんが舌を噛んじゃわないようにお口をお願いネ」
 その言葉に、不服そうな様子を見せたアレンビーだったが、アキノ曹長の全身から発せられるオーラは、アレンビーに抗議の言葉を飲み込ませる。
「この娘のバージンは、私がいただくワ」
 アレンビーと同様に、アキノ曹長も腰に巻いたデビルガンダム細胞のペニスバンドを屹立させていた。アレンビーのソレよりも太く長いアキノ曹長のペニスバンドはグビグビとのたうち回り、大きさと硬度を増していった。急成長を遂げるデビルガンダム細胞が恐ろしげなトゲや、逆さに生えたウロコを見え隠れさせながら膨れ上がっていく。
「あ、アキノさん。レインって処女だから、お手柔らかにね」
 のけぞり白い喉をさらしたレインの唇を、デビルガンダム細胞のペニスバンドでこじ開けながらも、アレンビーはアキノ曹長に言う。まるで暴れ回る鉛色のカメレオンかトカゲのように見えるアキノ曹長のデビルガンダムペニスは、場末の特殊な性欲に応える娼婦ですら受け入れられそうにない凶暴な代物だったのだ。
 一瞬、怯えの感情にかられたアレンビーだったが、レインの唇と体温を、己のデビルガンダムペニスに感じて、その挿入の快感へと没入していった。紅くふっくらとしたレインの唇を、鉛色のデビルガンダムペニスの亀頭部が押し広げて、大きく「O」の字に拡げてしまう。
「うぐっ! もふっ、うもおふっ!!」
 唇を割って侵入してきたアレンビーのデビルガンダムペニスを口の中いっぱいに頬張らされ、レインはうめき声を上げる。上顎の内側にぶつかり、舌をこすり立て、喉の奥へと突き入られているデビルガンダムペニスからは、血のような鉄臭い味がしていた。大きく開かされた顎が痛い。
「もおっふ! ふっぐう〜んっ!」
 レインは意を決してデビルガンダムペニスを喰い千切ろうと、力をこめて歯を立てるが、おそろしく柔軟かつ強固な細胞で構成された疑似男根は、レインの口中で、さらに膨れ上がっただけだった。
「いくよ、レイン。いくよおぉ〜っ!」
 アレンビーは、レインの両頬を両手で挟み込むと、自分のデビルガンダムペニスをくわえさせられたレインの唇に、口中の舌に、そして喉の最奥へとピストンを開始した。
ジュボッ! ジュボッ!!
「モォガッ! モッ、モガァ〜ッ!!」
 口の中いっぱいのソレを頬張るレインの頬を、内側からデビルガンダムペニスが突き上げて膨らませる。
「レイン、レインは口でも気持ち良いよ。私、イキそうだぁ〜!」
 眉間に深いシワを寄せ、感極まったアレンビーはピストンのピッチを上げた。アレンビーの胎内にも根を張り、神経に潜り込んだデビルガンダム細胞のペニスは、アレンビー自身にも玉悦至極の快感をもたらしているのだ。
「ンングゥ〜っ! ングっ! ング〜っ!!」
 レインの、のけぞった白い喉は、アレンビーのデビルガンダムペニスを嚥下し、喉の奥で締め付けていた。いまや胸を被う半球カップを弾き飛ばすように乳房全体が怒張し、はち切れそうなほどだった。乳首への吸引と乳肉に深く食い込む固定ベルトで、かろうじて半球カップは、レインの乳房に取り付いているだけなのだ。
プクンプクン! ボイーン!! ボイーン!!
 アレンビーとアキノ曹長の目の前で、実際にレインの乳房はまた一回り膨れ上がり、半球のカップを上へ上へとズリ上げていく。
「オンゴぉ〜っ!」
 アレンビーは、レインの乳房を犯す半球カップをむんずと掴むと、その頭頂部で真空チューブに吸い出されたレインの左右の乳首を摘み、クニクニとチューブ越しに揉み立てる。吸い出され長々と引き延ばされたレインの乳首が、さらにアレンビーの指先で潰され、チューブの中へ無理矢理に引きずり出される。
「ほォンゴぉ〜っ!!」
 アレンビーは、チューブの中に満ちたレインの乳首を責め苛みながら、乳房を覆う半球カップをリズミカルに揺さぶり立てた。「O」の字にすぼめられた唇を出入りするデビルガンダムペニスの動きに合わせ、押し込み揺さぶり、カップからはみ出しはじめた乳肉を揉みたてる。
ジュボっ、ジュボっ! モミぃ、モミぃ! ジュボっ、モミぃ!!
「ほほほォン、おっゴぉ〜ンっ!!」
 アレンビーによって、こね回される双つの肉球から、なだらかに続くレインの白く広い腹が、激しく上下してうねる。その内部に秘められたしなやかな腹筋が、その存在を主張し、まるで「ふいご」のように喘ぎ、熱い汗を周囲に飛沫かせる。吹き出した汗の湖を湛えた腹の中央では、かわいらしいヘソが、縦横無尽に踊り狂っていた。
「ホォフンっ! ホオオッフウウっ、ウンっ!」
 アキノ曹長は、乱れきったレインの姿に唇でだけ笑うと、……ゆっくりと唇を開いた。
「……じゃあ、レインさん。コレでキメましょうネ!」
 コードやチューブにまとわりつかれ、紅く濡れそぼったレインの股間。
 その頂上部で、酷たらしく「絞殺」されているクリトリスを吊るケーブルに指をかけ、アキノ曹長はグイと、小さい肉芽を「首吊り」にする。
ビキっ! ビクビク! ビキンっ!!
「おっ、オッギィーンっ!!」
 あまりの衝撃に、レインは口中に含まされた、アレンビーのデビルガンダムペニスに力の限り歯を立てる。
 赤を通り越し、紫色に染まりはじめていたレインのクリトリスを、引き千切らんばかりにアキノ曹長は、上へ上へと引き延ばした。
ピン! ピン! ピィーン!!
「おっ、オギっ! オギっ! ほォギオギオギーっ!!」
 無惨に引き延ばされ、形を変えるレインのクレヴァス。その中心である処女の孔へと、アキノ曹長はデビルガンダムペニスの先端をあてがった。
「フィングゥ〜っ!」
 怯えきるレインを、レインの両脚の間から見下ろしながら、アキノ曹長は、レインの処女孔の周囲を、デビルガンダムペニスの亀頭部で小突く。
トン! トントン! トン!! トトトン!!
「ヒイッグ! ヒイッグ!! ヒグヒイッグ!!」
 レインの張り詰めた、抜けるように白い大腿がビクビクと震えた。
「……いくわヨ」
 ゆっくりと、アキノ曹長のデビルガンダムペニスの亀頭部が、レインの身体の中へ沈みはじめる。レインの眼から、ひときわ大粒の涙がポロポロとこぼれた。
ミシ! ミリミリっ! ミチっ!!
 レインの身体の底で、匂い立つほど濡れた柔肉の輪がジワジワと押し広げられていく……。
(壊れるっ! 私、壊れちゃうのぉっ!)。
 処女とはいえ、デビルガンダムレディたちにより、淫らになぶられつくされ、ほぐされきったかに思えた女陰の入り口だったが、その巨根は亀頭部の先端を、ほんの少し沈めただけで引っかかってしまう。
「やっぱり、最初はキツイわネ♪」
 今、レインは圧倒的な絶望感に、その全身全霊を打ちのめされていた。大きく四肢を引き延ばされ、汗と涙と愛液に濡れそぼったレインの腰を、のしかかったアキノ曹長の手がガッチリとつかむ。
ゴクリ!
 レインの口を陵辱しながら、ソコを見つめていたアレンビーの喉が大きく鳴った。
「フフフ、じゃあ、……イクわヨ」
 アキノ曹長は自分の腰を大きく引き、次の動作のために力を溜めた……。

つづく


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