「……ふん」
 空中でのたうち回るキャスリンを後目に、レディアンはトロワ大きくまたぎ、その下半身に討ち跨った。
 大きく息を吸うと自分の潤んだヴァギナを指で広げる。それをトロワのペニスにあてがい、グビグビと飲み込ませはじめた。あきらかに肉の温度が「熱い」のがわかった。ドクドクと脈打つ血流の激しさも感じられた。脈打つペニスをすっかりヴァギナに収めてしまうと、トロワのペニスが、吊るされたキャスリンの「のたうち」に反応しているのが、ヴァギナの粘膜を通してはっきりとレディアンにはわかった。
ビクビク!
 電流になぶられるキャスリンの乳房が大きくうねると、トロワのペニスはひときわ大きく脈動する。
ギュ! ギュウ〜!
 ナイフとチューブで惨たらしく犯されるヴァギナと肛門が収縮し、2本の異物を喰い絞めるたびに、トロワのペニスは角度を鋭く突き上げる。
「このっ! このチンポはっ!」
 激情に駆られたレディアンがダイアルを一気に回すと、キャスリンの乳房に大電流が流れ込む。
「ぷぎいいいいいいいいいいっ!」
 キャスリンには左右の乳房が破裂し、それに誘爆して丸く膨らんだ腹も内側から破裂したように感じられた。その衝撃に耐えきれず、キャスリンの肛門は見る見るうちに「決壊」した。
ブリブリブリブリッ! ブリーッ! ブパーッ!!
 嘴管とチューブがキャスリンの肛門から弾け飛ぶ。そして、めくれ返った肛門から、すさまじい奔流となって茶色くドロドロとした汚物が、トロワの顔面に雪崩落ちる。
バシャバシャ!
 固まりになって落ちてくるキャスリンの汚物を、トロワは顔面で受けた。
ビクンビクン!! ビックン!!
 レディアンは、トロワのペニスが、自分の中で脈打つのを感じる。キャスリンの汚物を受け止め、この少年は興奮しているのだ。
「あぐぉーっ!」
 キャスリンのヴァギナが、深々と挿入された重いナイフを保持できなくなっていた。柔らかい襞をこすりながら、金属の柄が抜け落ちていく。キャスリンは必死にヴァギナに力を込めるが、いまだに、ヒクヒクとえずきながら内容物をビシャビシャと吐き出し続ける肛門のために括約筋には、まったく力が入らない。
「びっ! びぃやーっ」
ジュるン!
 ついに、キャスリンの痙攣するヴァギナから、ナイフが宙へと抜け落ちた。鋭い刃先を下にして、トロワの頭部めがけて落下していく。
「しまった!」
 瞬間、レディアンの背中に冷たいものが走る。しかし……。
カチリ!
トロワの歯が、ナイフの刃先を受け止めていた。
「くっ!」
 その瞬間mはじめてトロワが、小さく声を漏らした。
 レディアンのヴァギナの中で、ネットリと淫肉にまとわりつかれたトロワのペニスの奥底から、灼熱の固まりが急速に上昇してくる。
ビュッ! ビュ!!
 トロワのペニスの先端から、白いマグマが噴火するようにほどばしった。レディアンの最奥に熱い精液が次々と叩きつけられている。トロワが激しく射精しているのだ。レディアンの下腹にジワジワと濡れた灼熱が広がっていく。
「そんなところまで、このチンポはっ!!」
 腹の中に注がれたものをすべてブチまけ、吊り下げられたままで、ぐったりと気絶してしるキャスリンと、その汚物にまみれているトロワを、レディアンは見つめた。いまやレディアンはトロワの命を完全に握っているのだ。単なる人質以上に、この女は使えるだろう。しかし、トロワを射精させたのはレディアンのなかの「女」ではなかった……。
「……お前じゃ、イケない」
 レディアンの心を見透かしたようにトロワは、ポツリと呟いた。
「……生意気な! 生意気なあーっ!」
 レディアンは自ら上半身の服をビリビリと破き捨てると、汚物にまみれたトロワに、むしゃぶりつくように、尻をふりたて挑みかかっていく。
「と、……特佐っ!? どうしたんですかっ!」
 いつにも増して激しいレディアンの猛り狂いぶりに、部下はおののいた。
「生意気な、このチンポがっ! 私にも! 私にも熱いものをよこせっ! よこさないかっ! うおおうっ!!」
 すさまじい欲情に支配された一匹の「牝」が、一匹の「牡」を求め、吼えていた。


おしまい。


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