盗賊妖魔 ゴブリン
〜蛇足〜繁殖編
クリムゾン・ムーンがアザラ村を襲ったゴブリンを一掃したかに思えたがそれはほんの一部だった。ゴブリンか集団で行動するが襲撃のさいは安全を期すためにいくつかのグループに分かれて行動する。つまりクリムゾンが倒したのはほんの一部でしかなかったのである。当然、気の緩んだ村人がその襲撃に耐え切れるわけも無く、また同胞を失ったゴブリンの怒りもすさまじくこの日地図から一つの村が密かに消えることになった。そして、村から離れるゴブリンの操る馬車の中、生き残った村人達は恐怖に震えていた。
ゴブリン達の建築技術は非常に乏しく洞穴を掘って雨風をしのいでいる。ゴブリンの集落につれて来られたのは女と子供ばかり年寄りと男たちは一部分だけもってこられている。食料として・・・・・・
子供達は頑丈な馬車に乗せられワンワンと泣いている。しかし、それにゴブリンはきにかけることなく。数名の見張りを残すだけだった。
「ウマソウナがき。スコシ喰ッテモワカラナイヨナ?」
「デモ、バレタラ俺タチガ、喰ワレルゾ」
「ソレハ、イヤダ」
「明日ニハ人間ノ商人ガ来ルマデノシンボウダ」
「ナラ明日ハゴチソウダナ」
「ダナ」
ゴブリンが子供だけを隔離した理由。それは闇商人と取引するためである。モンスターの襲撃をうけた村から人が消えても誰も気には止めない。このようにモンスターと取引する商人がいる。実に恐ろしきはモンスターよりも人間なのかもしれない。
★ ★ ★
女達は洞窟の奥へと牛を繋ぐ革のベルトで手を縛られ裸のまま連れこまれた。洞窟内は女達にとって嗅ぎ慣れた匂い―家畜小屋―が漂っていた。そして、それ自分達がゴブリンの家畜へと成り果てたことを自覚させるには十分だった。奥は、薄暗く地面に近い場所に木の棒が固定されており、四つん這いになった女達が繋がれていた。それを見た瞬間、だれかが「ヒッ」と短い悲鳴をあげたが、ゴブリンは気にすることなく女達を同じように繋ぎ始めた。
この日から地獄が始まった。ゴブリンは早漏でほんの2、3度腰を動かしただけで射精するが、それでも衰えることは無く腰を動かしつづけその行為は約半日は続く。
ゴブリンの繁殖率はすさまじく妊娠率は90%をこえる上に一度の妊娠で最低でも5匹は妊娠しする。さらに一般には知られていないことだが、おそろいしいことにゴブリンの精液には麻薬的な性質をもち幻覚、思考の停止、苦痛の軽減、習慣性を秘めている。そのため一度でもゴブリンと性交渉をもった女性は絶望的なほどにすくいわない。
「「あぁぁもっほもっほおかひてぇぇ」」
女達は全裸のままゴブリンの性器にしゃぶりつきその精を進んで受け入れていた。
「ソレジャサッソクダ」
ゴブリンにゼンギという観念はない。ただ乱暴に犯しつづけた。女達は泣け叫んだがゴブリンが意に返すわけもなく。あっというまに射精した。
そして、そんな中もっとも悲惨であったのがつい数日前に初潮を迎えたばかりのハンナだった。ハンナは気立てがよく村でも人気の美少女で未発達ではあるがふくらみのあるバスト、引き締まったウェストと太ももである。
「ゲヘヘヘヘ、コノオンナ、シマリガイイゾ」
「トットトカワレ。コッチノハユルユルダ」
「いや、やめて・・・おねがい・・・・・・おねがいだから・・・痛いぃぃひぎぃぃおねがい・・・痛いの・・・・・・」
「モットナキサケベ、ヘヘヘヘ」
ハンナは泣き喚いたが、それはゴブリンの被虐心を煽りその腰の動きは激しさをました。そして、その行為にハンナの体はむりやりにも感じさせられ口からは自然と甘い声をもらし腰を本能のままに動かしていた。その行為にまだ幼い精神のハンナが耐えられるわけも抗う意志を失った。抗う意志を失えればただただ快楽という闇にのまれていった。
同じ村で育った2人の少女。その運命はほんのささいなことで大きくことになったものとなった・・・・・・
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