夢魔『サキュバス』


『魔獣博士メルト・バルガ』著 アルセリア生態研究録 
 夢魔『サキュバス』に関する記述より抜粋

 形状:蝙蝠の羽をもった女性
 生息地:不明
 特徴:以下参照
 サキュバスは下級の悪魔である。力や魔力は通常の悪魔と比べると弱い、そこそこの冒険者でも普通の戦闘なら負けることは無いだろう。
 だが、サキュバスには夢に潜る力を持っている。むろんただ夢に潜るのではなく、夢から直接その人物の精神を攻撃する。しかもそれは至高の快楽を伴い強靭な精神の持ち主でも抗うことは出来ない。そのさいに大量の精液とともに生命力を奪ういさるがそれでも死に至りはしない。これは魔族が七つ有する特性の一つである『色欲』のためであり快楽を貪り尽くすためである。この特性は魔族の属性をあらわしていることが近年になって判明しており、次の七つである。怒りに任せて全てを破壊しようとする性質『憤怒』何もせず怠けだらける性質『怠惰』他者を羨み憎しむ性質『嫉妬』全てを欲し手に入れようとする『貪欲』全ての他者を見下す『傲慢』ありとあらゆるモノを食べ尽くす『大食』色に溺れ欲望のままに性を楽しむ『色欲』これのどの特性が強いかで魔族の行動は決まるといっても過言ではない。
 サキュバスの同位にはインキュバスと呼ばれる男性型の同種の魔物が存在し互いにサキュバスは女をインキュバスは男を襲う、またナイトメアと呼ばれる馬型の悪魔が存在するがこれは『貪欲』の性質をもち憑依者を苦しめ続け憑依者の苦しむさまを貪欲に楽しむために敵対関係になることがあるらしい。



 賢者
 深い知識をもち冒険者とは無縁の存在に思われがちだが若い賢者は書物だけでは満足できず自らの足で遺跡を巡り知識を吸収するものもいる。また、その知識は様々な場面で重宝される貴重な存在である。中には魔法を修得したものや剣を修めた者もいる。
 もっとも冒険にでるものはほんの一握りだが…



 ニコロ・ベルトットは机に向かい資料の整理に夜遅くまで励んでいた。ニコロは冒険に出るような性格ではなく、典型的な学者である。そのため色は白く体つきは同年代の男と比べれば貧弱で背もあまり高くないために幼い顔立ちと相まって子供と間違われることすらある。もっとも男の子に間違われるならまだしも時には女の子にも間違われてしまうのが本人の最大の悩みである。以前、男に告白されたり襲われそうになったりとそれらがトラウマになっているため人付き合いはまったくといっていいほどない。
「さて、そろそろ寝よう」
 限のいい所まで仕事を終えベッドに入ろうとしたときバタンと窓が開き冷たい夜風が部屋に流れ込んだ。
「あれ?鍵をかけて無かったかな?」
 いぶかしげに窓をしめ施錠し振り返ると…
「うわっ」
 思わず声を上げてしまった。なぜならそこには…
「うるさいわね…夜は静かにするものよ。坊や」
 漆黒の豪華なドレスを身に纏った美しい少女が優雅に浮いていたのである。よくみると、少女の背には蝙蝠の翼が生えておりそれをもちいて浮いていた。
「サキュバス…」
「博識な坊やね。正解よ。私はサキュバスのフレアよ。それじゃ〜いいことしましょ。『夢の呪縛のかのものを誘わん』」
 フレアと名乗る少女が呪文を唱えるとニコロは抗う暇も無く術中へと堕ちていった……
 ニコロが気がついたところは夢とも現実も取れる不思議な雰囲気の世界だった。むせ返るような蜂蜜のようが匂いが立ち込め。地面はマシュマロのように白くやわらかく、空はあめ色をしていた。
「ようこそ、私の世界へ。ここは夢でもあり、現(うつつ)でもあるのよ」
 若い賢者は、地面にしりもちをつきどうしていいのかオロオロしていると一匹の蛇が現れ後ろ手に縛り上げると鎖と姿を変えた。少女はゆっくりと近づくとズボンはあたかも意志があるかのように蠢きニコロの足からするりと抜け出しその逸物をあらわにした。
「あら、結構立派ねっ!」
「ひぎぃ」
 少女は無造作にニコロの立派な男根を素足で踏みつけ青年はその美しい顔を苦悶にゆがめた。
「くす。なに感じてるの?おちんちんびくびく動いて大きくなってるわよ」
 白い柔らかい足をゆっくりとニコロのそれを這わせたかと思うとこんどはカリの部分を指の間に挟みしごきそのまま指を動かしながらニコロが射精しそうになると足の動きを止めそれを何度も繰り返した。その愛撫は乱暴なものでしかなかったが知らず知らずのうちに高められた感度に体は正直に反応し青年の体を稲妻な衝撃が襲い耐え切れずに射精し少女の足や地面に大量のザーメンをぶちまけた。
「ちょっとなにかってに出してるのよ。これはお仕置きね」
 パチンと指を弾くと再び蛇が現れ今度は勃起したチンポの根元に巻きつき着つく締め上げ指輪へと姿を変えた、さらに今度は衣服が液体に代わりそれは別物へと姿を変えた。
「よく似合ってるわよ。坊や」
 フレアは楽しそうに、白いフリルなどの装飾がされた豪華なドレスを身に纏った青年を見下ろした。もっともドレスのスカートの中央にはスリットが入っており締め付けられ勃起したままの男根は割れ目から猛々しくいきり立っていた。
「さてと、こんどは坊やのこれを犬のように舐めなさい。さもないとあなたのおチンチン引きちぎるわよ」
 どこからともなく椅子が現れると少女は腰掛け足を組むとザーメンで汚れた足をニコロの口へと近づけた。
 青年は躊躇しながらもゆっくりと少女の足を舐め始めゆっくりと丁寧にそれでも遅すぎず少女の指をなめ足の裏をなめザーメンが飛び散ったありとあらゆる場所をなめ口内を青臭いザーメンでいっぱいにするとフレアは身をかがめキスをすると口内のザーメンを吸い込み舌を絡めあった。ニコロはそのとき今まで味わったことの無いとろけるような甘露を味わいその味を何度も味わいたい衝動に駆られた。
「あなたのザーメンこくて素敵よ。ぷちぷちしてうっとりしちゃうわ。これはそのご褒美」
 少女はいきり立つ男根を一撫でするたびに大きくなっていき見る見るうちに青年の口が亀頭につきそなほどまで大きくなった。
「すっごく立派になったわ。それじゃー一緒に舐めましょ?また、蜜が欲しいのでしょ?」
 フレアはそういともはや大木のようにまでに大きくなったチンポに舌を這わせ始めた。最初は戸惑っていたニコロだが蜜への衝動は抑えることできず自信の逸物をフレアの舌に絡ませながら愛撫を始めた。背徳的な行為ではあるがフレアの巧みな絶技の前に性への経験が乏しいニコロが抗えるはずも無くまた抗う意志すら失いただひたすらに快楽に身を任せた。青年はなんども射精しそうになるも根元を封じるリングのために射精できないがその苦痛ですからもはや快楽へとかわりつつありその表情には理知的な光は無く恍惚の表情を浮かべていた。
「出したいのね?そうね…じゃーこういうのはどうかしら?」
 少女の瞳が怪しく光ると青年の体に変化が起きた。ドレスの胸の部分が破けどんどん女性の乳房のように膨らみ始めたのである。その大きさは巨大化したちんぽを包むには十分すぎる大きさだった。
「くすくす。大きな胸。それでおちんぽをシコシコしなさい。それで母乳がでるようにしてあるからこの瓶いっぱいになったら出さしてあげる。」
 そういうとチューブを乳首にかぶせ5リットルはある容器へと繋いだ。ニコロは必死にちんぽを胸で挟み自身の胸でパイずりを始めた。むろんなれてはいなかったが胸の感度は女性のクリトリスの数十倍もの感度を有しており一擦りするたびに母乳が漏れ脳を焼き切らんばかりの刺激が体を襲い射精への衝動を一層強めさらに動きは激しさを増した。胸に食い込む指の刺激に母乳を漏らし射精できない鬱憤を晴らすの如く母乳の勢いは衰えることなく双丘の谷間から見え隠れする亀頭を進んで咥え母乳で瓶を満たそうと必死になった。
「激しいわね。すごいわ。こんな短時間で瓶をいっぱいにしちゃうなんて変態の素質があったのね。くすくす」
 罵声を浴びるももはやそれすらニコロにとっては愛撫と何ら代わらないえもいえぬ刺激的な快楽になっていた。
「それじゃー中に貰うわね」
 もはや人のそれともかけ離れ、巨大な丸太としかいえないそれにニコロの母乳をかけ少女の淫液で濡れたクレパスをあてるとやすやすと呑みこんだ。もっともあまりに巨大なために半分ほどにもおよばない位置で少女の体は固定されなんとか爪先立ちで地面に足がつくほどであった。
「こ、これはかなりきついわね…」
 フレアはそういうと地面を軽く蹴り体をながらその振動で膣内を占領したニコロの分身を刺激し始めた。
「ふん、ふん、あ、ああ、すごいわ。もう、たまらない。もう出さしてあげるわ」
 そう言うと同時に戒めは解き放たれ、いままで封じられていた熱いものが一気に放たれ少女の中をマグマのように煮えたぎったザーメンが満たした。
「ひぎぃぃぃあぢゅぃぃしゅごいわ。坊やの童貞くしゃいザーメンがわたひのなかを…ひぐぅぅぅぅぅ」
 少女はあまりの快感にのた打ち回りその刺激で再び射精しさらに青年の乳房からは射精を助長するかのように母乳を火山が噴火するかのごとく噴出した。
「ふふふふ、すごいわよ坊やこんなに出したのにまだ大きいなんて」
 男根の大きさは半分程度まで縮んではいた。だが衰えを知らずに少女の小刻みな刺激ですら射精をしており青年の表情は恍惚としており犬のように舌をだらしなくたじはぁはぁと息を乱していた。
「抜いたらどうなるのかしらね?」
 クレパスが男根を離すとぽっかりと大きな穴をあけそして大量のザーメンがクレパスから漏れ出した。
「もったいないわ。ほら、ザーメンを集めて」
 ニコロは犬のようにザーメンを舐めまわし口内にそれでみたすしチンチンの姿勢をとった。
「いい子ね。」
 少女は口内のザーメンを吸い取るとにこりと微笑み
「今日はここまでよ。また、着てあげるわ。それまでいい子にしてるのよ」
 青年の意識は闇へと落ちていった………



 翌朝、ニコロは気がつくと一糸纏わぬ状態でベッドに横たわっていた。よくみると乳房がスイカのように膨れ上がっており母乳が垂れていた。それは昨日の出来事が夢で無い証拠であり、部屋中も淫らな匂いで満たされていた。青年は起き上がるとタオルで豊満なバストで締め上げると揺ったり目の大きなローブを身に纏い外へとでた。まず、ニコロが向かったのは洋服店で女性用の服を数着買いその一着に袖を通し店を出た。元来、女顔でありまた声も女性のものに近いニコロに不信感を抱く店員はいなかった。その姿で次に向かったのはランジェリーショップ。こんどは女性用の下着を買い自宅へと帰った。青年は買ってきたドレスの中央にスリットを入れるとオナニーを始め、ザーメンは瓶へとためていった。
 それから一週間後の深夜。
「久しぶりね。くすくす、こんなにためていい子ね。それじゃー今夜もたっぷり楽しみましょ?」
 蠱惑的な誘惑にもはや抗うことを忘れ青年はただひたすらに快楽を貪った。
「いい悪夢(ゆめ)をあなたに…」


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